NNNドキュメント「メイドカフェ火災の死角~検証・見過ごされた“違法”ビル~」
2016年1月10日(日) 24時55分~25時25分 の放送内容
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番組詳細説明(表題)
メイドカフェ火災の死角
〜検証・見過ごされた”違法”ビル〜
番組詳細説明(内容)
【見どころ】
去年10月中四国一の繁華街・広島市流川の雑居ビルで火災が発生し、メイドカフェの客ら6人が死傷した。火災が起きた木造の建物は消防法や建築基準法に違反していることが明らかになった。このような違反建物は広島市内でも9割に上る。建築時に適法でも法改正によって違法となる「既存不適格」建物。行政側も把握できていない状況だ。火災から見えてきた繁華街の危険を探る。
【内容】
広島市中区流川町は夜になるとネオンが光り、飲食店が軒をつらねる。中四国一の繁華街だ。10月8日、この流川の雑居ビルで火災が起きた。ビルは70年近く前に建てられた古い木造の2階建てでメイドカフェや居酒屋が入っていた。
6人の死傷者を生む結果となった火災では消防法や建築基準法の違反が明らかになった。
しかし、これは氷山の一角にすぎなかった。この火事をきっかけに広島市は調査を始めた。
広島市内にある145件の木造建築物のうち9割近い125件で消防法か建築基準法に違反していることが分かった。行政側も、テナント側からの申請がなければ現状を把握できないという。また建築時には適法であっても、消防法の改正などで不適格な部分が生じる「既存不適格」とよばれる建物も存在する。メイドカフェ火災を通して見えてきた繁華街の危険を探る。
・繁華街で起きたメイドカフェ火災
雑居ビルで起きた火災は出火から20分足らずのうちに建物全体を煙が覆った。初期消火に当たった時もすでに2階にまで炎が立ち込めており、消火器では消火することが出来なかったという。中には49人がいたとみられ、そのうちの3人が死亡。3人が重軽傷を負った。
一階の物置と見られている火元には直接出火につながるようなものはなかった。放火と失火での両面での捜査が続けられている。
・内部の構造
その後の捜査で明らかになったのは内部の複雑な構造だった。メイドカフェの2階の中にはマッサージなどが受けられる「エステルーム」と呼ばれる部屋があった。10室ほどの狭い部屋に分かれており、外の様子は分かりにくい構造だったという。加えて、廊下の幅が規定より狭いことや内装に燃えやすい合板が使われていたことも分かった。建築基準法違反の疑いが出ている。
・繁華街の現状
消防は4年に一度のペースで建物の立ち入り検査を行っている。しかし昨年調べた1万8千件のうち、7千件で消防法違反が確認されている。4割近い数字だ。
また火災を受けて木造の建築物の調査を行った結果、9割近くが消防法や建築基準法に違反していることが分かった。行政とテナントとの溝は一向に埋まっていない。
・既存不適格建物
建築時には適法であっても、消防法の改正によって違法になるそれが「既存不適格」建物だ。
2001年の新宿歌舞伎町火災や、2012年に起きた福山ホテル火災でも消防法が見直されてきた。しかし改築などを行わず、そのままの既存不適格建物が残っているのが現状だ。
行政は消防の立ち入り検査の際に建築課と連携して効果的な指導をしていく方針を明らかにした。建物が密集する繁華街で起こった火災は流川に波紋を呼び、人々の不安を広げた。
飲食店や行政が防災の意識を持って徹底させていくことが急務である。
3か月前広島市中区のメイドカフェで6人が死傷する火災が発生した。火元の雑居ビルは“既存不適格”。無届で増改築していた疑いもある。歓楽街に潜む危険性を検証する。
出演者
- ナレーター
- 高川裕也
番組内容
3か月前、広島市中区の歓楽街にあるメイドカフェで6人が死傷する火災が発生した。古い木造の雑居ビルは建築基準法ができる前に建てられ、その後放置されていた“既存不適格”建物だった。行政に届け出もなく違法に増改築を繰り返していた疑いもある。同じような“違反”建物は広島市内で9割にも上り、行政はその数を把握していなかった。火災から見えてきた歓楽街の危険性を探る。
制作
広島テレビ
その他
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- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 ニュース/報道 - 特集・ドキュメント