(場内拍手)
(信濃)いや〜天気ええな。
(早苗)そうね。
(信濃)ここここ。
ここやここ。
ええっ?なかなかええ感じのとこやな。
(早苗)うんほんまやね。
(啓之)天気もええしさご飯の前に外湯でも行かへん?
(直子)あっそれいいわね!
(啓之)なあ行こう行こう。
(信濃)おなかすいてるし先ご飯食べようや。
(啓之)先お風呂やろそんなん。
(信濃)先ご飯食べようって。
(啓之)いやお風呂やろ。
(信濃)いやご飯やって。
(啓之)お風呂やないか!
(信濃)ご飯行こうや!
(早苗)もう〜ちょっと!二人ともケンカはやめてよ。
あっじゃあこういうのはどう?お風呂に行く人とご飯に行く人ふた手に分かれて行くっていうのは。
ねっ岳夫君。
(信濃)まあまあまあ…それやったらええけど。
じゃあご飯に行く人とお風呂に行く人分かれて行きましょっか。
(啓之)そやな行こう。
楽しみや。
(信濃)いや俺一人やないかおい!バン!
(信濃)いや「バン!」やない!ちょっとみんな戻ってきて!何してんの!?ちょっと。
俺急に一人ぼっちになってるやないか。
(早苗)えっ?だって私もお風呂行きたいもん。
(信濃)「お風呂行きたいもん」ちゃうやんか。
(啓之)まあまあまあ…信濃まあええやんか。
それやったら信濃もさ一緒にお風呂行こうや。
なっ?なっ?
(信濃)分かったわ…。
(啓之)何を言うてんねんお前は。
バン!待ておい!おい!待ておい。
やめろ俺を一人ぼっちにすんの。
(啓之)急におなかすいたんや。
(信濃)うそつけお前はもう!
(啓之)冗談やんけほんまになっ。
(直子)まあまあ…みんなね仲よく四人で行動しましょ。
(早苗)そうよ。
じゃあチェックインしましょっか。
(信濃)分かった。
呼んでみるわな。
すみませんすみませ〜ん!・
(けんじ)は〜い。
(けんじ)はいはい。
あっどうもお客様いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
(信濃)予約してた信濃です。
(けんじ)信濃様お待ちしてました私番頭の清水と申します。
どうぞこちらお掛けください。
ではお手数ではございますがこちらにご記帳いただけますか?
(信濃)ああ〜分かりました。
(島田)おじゃましますぅ〜。
(あき恵)やめてもう〜。
(けんじ)もう〜旦那さんけったいな挨拶やめてください。
(島田)ああ〜すまんすまん。
あっお客様いらっしゃいませ。
当旅館の主人でございます。
(あき恵)女将でございます。
ごゆっくりお過ごしくださいませ。
(信濃)あっそうや一つ聞いていいですか?来る前にネットで調べたんですけどこの旅館っていうのはほらあのアイドルのNGK48の福本愛菜ちゃんの実家ってこれほんまですか?
(2人)ああ…まあ。
(信濃)ええ〜そうなんや!
(早苗)じゃあ愛菜ちゃんのお父さんとお母さんっていうことですか?
(2人)はい…。
(信濃)ええ〜!やった〜。
(直子)あっでも愛菜ちゃんのポスターとかロビーに貼ったりしてないんですね。
(あき恵)まあもちろん娘の応援はしてるんですよ。
でもね娘の仕事と旅館は別っていうかやっぱりちゃんとけじめはつけとかないとと思いましてね。
(島田)ええそうなんですよ。
であの〜うちはですねほかにもアピールすることがたくさんございましてですね。
まあうちの温泉は美肌効果がありましてですね女性に喜んでいただいてるんです。
(信濃)へえ〜。
早苗ちゃん美肌効果やって。
お肌ツルツルになるんちゃう?
(早苗)ええ〜?大丈夫かな?頭までツルツルになったりして。
ははははっ。
いや私もね温泉に入り過ぎて頭がツルツルになりまして。
ははははっ。
なんでやねん!
(信濃)怖いなおい。
(あき恵)やめなさいびっくりするじゃない。
ノリつっこみっていうやつです。
そうでございます。
そうでございます。
あっどうも。
(信濃)これ書きました。
(けんじ)ありがとうございます。
すみませんこちらお部屋の鍵となってますのでね。
ごゆっくりどうぞ。
(信濃)ほな行こうか。
(早苗)うん。
楽しみ〜。
私生まれて初めて温泉に入る〜。
(直子)うん私も楽しみ!生まれて初めてお風呂入る〜。
(啓之)汚いなおい!えっまじで?ちょっと…。
(けんじ)さすがにうそでしょ今のは。
(あき恵)冗談に決まってるじゃない。
(けんじ)びっくりしたもう〜。
(島田)しかしなまあ今うちの状況を考えたらなお客さんが来てくれるだけでも感謝しとかないとな。
(けんじ・あき恵)そうですよね。
3年前に駅前に大きなホテルが建ってからというものうちの売り上げどんどん落ちてきてますもんね。
(島田)まあな。
今月から従業員を減らしてやなアルバイトで回すってことを決めたんやからな。
それで人件費を減らしてまあしのいでたらなんとか景気も上向いてくるやろ。
絶対大丈夫です。
(あき恵)そうなったらいいけど。
(島田)ああ〜そやそれでアルバイトの面接やって言うてたな。
(あき恵)ええ。
昨日電話でね2時に来るようにって伝えてあるんですけどね。
(島田)ああそうかそうか。
(あき恵)あらそろそろ2時だわ。
(島田)ああそうか。
じゃあ清水君よ。
君あの〜アルバイトの面接任すから。
あっ分かりました。
よろしく頼むぞ。
わしちょっと奥で仕事してるから。
頼むな。
(けんじ)はい。
いや〜真面目な人が来てくれたらいいんですけどね。
そうね。
う〜ん。
(場内笑い)
(小)すみませ〜んアルバイトの面接に来た者ですけども。
(けんじ)えっ!?これアルバイトの面接!?おいおいなんで風もないのに横に揺れてんねん?おい!ちょっと揺れんのやめてくれる?気持ち悪いから。
アルバイトの面接に来たんですけども。
けったいなん来ましたよこれ。
よろしくお願いしま〜す。
ああ…。
あの〜これ履歴書で〜す。
お願いしま〜す。
(けんじ)ど…どうぞ。
(あき恵)番頭さん頼むわよ。
(けんじ)大丈夫ですか?この人ほんま。
ほなちょっと見さしてもらいますね。
え〜っと小千豊さん。
は〜い。
ええ〜32歳?は〜い。
ちょっとどうでもええけどそれ髪の毛長いな。
いやあの…髪の毛長いなって。
えっ僕のことですか?あんたしかおれへんがな!すみません。
初めて言われたので。
ほんまかいそれ!僕家族の中でいちばん髪の毛短いんですよ。
どんな家族やねんそれは。
ひっひっひっひっ…。
(けんじ)笑うな気持ち悪いおい。
引き笑い気持ち悪いど。
ありがとうございま〜す。
(けんじ)なんにも褒めてない。
ちょっとそれ切ってな。
いやあの…切ってなって。
えっ僕のことですか?
(けんじ)あんたしかおらん…。
すみません。
初めて言われたので。
うそつくなもう。
っていうか僕さっき散髪行ってきたところなんですよ。
どこを切ったん?これで。
ひっひっひっひっ…。
(けんじ)やめろその引き笑い!とんでもない。
(けんじ)何がやねん!?ほんまにもう〜。
で小さんは旅館で働いた経験とかはあんのかな?あっないんです。
ああそう。
ちょっと今回ね経験者が欲しかったんよね。
ああ〜。
いやあの〜旅館で働いたことはないんですが温泉旅館やったらあるんですよ。
(けんじ)あるやないかほな!なんや?この人。
ちょっと会話になりませんよ。
ちょっと申し訳ないですけどねあなた雇えないんでちょっと諦めてください今回は。
いやちょっと待ってください。
なんでなんですか。
僕どうしてもここで働きたいんですよ。
この花月旅館でほんとに働きたいと思ってるんです。
というのもですねこの花月旅館はNGK48の福本愛菜ちゃんの実家だということやからなんです。
僕福本愛菜ちゃんの大ファンでもうオタというかCDもDVDも全部持ってますしコンサートも全部行きました。
部屋中にポスターめっちゃ貼ってますし握手会僕1番で行ってるんです。
(けんじ)ようしゃべるなこの人!俺しゃべられへんやないか。
僕しゃべってる途中なんで黙っとってもらってもいいですか。
お前が黙れよ!もうとにかく無理やからちょっと早く帰って…。
(あき恵)番頭さんもうここまで言うてるんやから雇ってあげたら?
(けんじ)ええっ!?
(あき恵)愛菜のファンだって言ってくれてるし。
いいですか?ありがとうございます一生懸命応援します。
(けんじ)働けよ?お前。
応援は働いたあとや。
働きながら…「愛菜〜!」。
(けんじ)怖い怖い怖い!お客さんビクッてなるからやめろよそんな声援急に。
お願いします。
うれしいです。
あの〜こちらで働くにあたって一つ聞きたいんですけどもだいたい時給っていうのはだいたい何百50円ぐらいでしょう?
(けんじ)なんで50円の部分決まっとんねん!
(あき恵)時給は800円ですよ。
昨日電話で伝えたでしょ?えっ電話?いや僕電話してませんけど。
(あき恵・けんじ)えっ?
(けんじ)電話してないの?はい。
飛び込みでアルバイトの面接に来たんです。
(けんじ)えっそうなん?はい。
とにかくお願いしま〜す。
やった〜。
(けんじ)ええっ?
(すっちー)こんにちは。
(けんじ)なんかちっちゃい同じようなん来ましたよこれ。
(けんじ)お前縦に揺れんのかいほんで。
おい…ちょっととりあえず揺れんのはやめて。
(すっちー)あの〜アルバイトの面接に…。
上げ過ぎや上げ過ぎや。
えっアルバイトの面接?ええ。
申し訳ないですけどアルバイトだったらもう決まったんですよ。
なんでなんですか?ちょっと待ってください。
僕が電話したら2時に来いって言われたから来たのに。
(あき恵)あっこの人!
(けんじ)この人が電話の…。
あっ小さんあの…ちょっと電話の方来られたんでさっきの話なかったということで。
ちょっと待ってくださいよ。
先に電話したのはこっちかも分かりません。
でも先に雇われたのは僕の方ですやん。
(けんじ)ああ…そらそうか。
ちょっとすんませんけどね手違いがありましたんで今回は諦めていただいていいですかね?待ってくれよ〜。
僕はどうしてもこの旅館で働きたいんですよ。
アイドルのNGK48の福本愛菜ちゃんの実家であるこの旅館で。
(けんじ)ちょっとちょっとあんたもそれが理由ですか?
(すっちー)ん?
(けんじ)あの人と一緒ですよ。
お前もファン?ファン?
(けんじ)ちょっとなんの握手?なんや!?それ。
おいおい!髪の毛こすり合わせて…。
何をしとんねん?おい。
戻すんかいな。
ええっ!?
(けんじ)初対面でめっちゃ息合うてますやんこれ。
いやまあほな来たしせっかくやから質問するけどお名前は?須知裕雅です。
32歳です。
(けんじ)年まで一緒やんか。
で旅館で働いた経験は?ございません。
温泉旅館で働いたことあるとか言うんちゃうやろね?どうして分かるんだよ?
(けんじ)やっぱりかいなおい!それもその人と一緒やん。
一緒やな。
(けんじ)だからもうええからちょっとそれやめろってもう。
それなんの動きや?それおい!何が楽しいねんそれ。
髪の毛落ちるからやめてくれる?もうなんやねんそれ!戻して…「決め」いらんねん!
(けんじ)なんで2回目は変わってんねんこれ。
ファンの中ではやってることなんで。
(けんじ)知らんけど。
ちょっとやめてやそれ。
とにかく僕はここで働きます。
僕もここで働きます。
(けんじ)いやそう言われてもな。
じゃあ二人とも雇ってください。
(けんじ)いやあの〜ちょっと申し訳ないけど今回募集1人だけやねん。
えっ?1人の募集に対して2人が来ている。
えっ?こういうときどうしたらええねん。
俺は譲りたくないしこいつも働きたいはず。
うう〜ああ〜。
(けんじ)どないしたんや。
ううぅ〜〜!お前が辞めろ。
(けんじ)おかしいやろそれは!俺は絶対辞めへんよ今まで働いてきてんねやから。
もう君ら二人を雇わん言うて…。
(すっちー)一度しか言わない。
辞めろ。
(けんじ)お前何様じゃこら腹立つのう!もうええわ。
うまいことやっていかれへんからもう出てってください。
(あき恵)もうここまで言うてるんやから二人とも雇ってあげましょうよ。
(けんじ)これですよ!これ。
(あき恵)なんか楽しくなりそうじゃないの。
ありがとうございます。
(けんじ)ああ〜じゃあちょっと旦那様に確認しましょう。
聞きましょうよこんなん。
おお〜アルバイトの人か?
(あき恵)あっあなたちょうどいいところに来てくれたわ。
あのね二人ちょっと手違いがあってアルバイト一緒に来たのよ。
だから二人とも雇ってあげてほしいのよ。
(島田)えっ二人とも?えっ?髪の毛長っ!なんやわしに当てつけかいなこれ。
君ら見てたら「金八先生」の武田鉄也やないか。
(島田)おいこらこらこらこら。
おい何をこけてんねん。
いやすっごいおもしろい例えですね。
髪の毛長い人見て「金八先生みたいやがな」。
すごい才能やと思います。
(島田)そない褒められてもなぁ。
よろしくお願いしますね。
(島田)おお〜そうか。
いや〜二人とも採用。
ありがとうございま〜す。
(島田)うんうん。
じゃあわしはなここの主人で島田一の介っていいます。
(あき恵)妻のあき恵です。
よろしくお願いします。
(けんじ)番頭の清水です。
(2人)ちっ!
(けんじ)なんや?今のおい!舌打ちしたな?二人で。
いやちっちゃいくしゃみが出ただけで。
「くしゅん」っていう。
ちっくしょう。
(けんじ)「ちっくしょう」言うたな。
お前「ちくしょう」言うたやろ。
よろしくお願いしますとにかく。
私小千豊と申します。
(島田)小君な。
須知裕雅です。
(けんじ)君は須知君?ちょっとどうでもええけど君も髪の毛長いなそれ。
(すっちー)大丈夫です。
仕事中は邪魔にならないようにこうやって束ねときますんで。
(けんじ)邪魔やろどう考えてもこんなとこに。
おかしいやろ?こんな人。
3名様でございますね?
(けんじ)筆にすな筆に!お客様ちょっと靴に汚れが。
(すっちー)ありがとう。
(けんじ)ほうきもやめろほうき。
気持ち悪いわそんなことしたら。
もうとりあえず切ってや。
(すっちー)何なんですか?さっきから聞いてたら。
髪の毛長い人間に対する偏見じゃないですか!?髪の毛が長いからといって接客するのに支障を来さないと思ったら…。
(けんじ)見てみぃそれほら!お前現在に支障来しとるやないかい。
(清水けんじのモノマネ)お前現在に支障来しとるやないかい。
(けんじ)お前俺のモノマネ雑すぎるやろそれ!俺そんな前歯出てないぞ!
(清水けんじのモノマネ)俺そんな…。
そんなん違う言うてんねん!なんでこんな上でこないしてるん?手…。
逆に苦しいわこんなことしとったら。
(清水けんじのモノマネ)逆に苦しいわ。
(けんじ)やってない!股間かいてないよ俺一回も。
(すっちー)くりそつ。
(けんじ)どこがやねん。
(島田)まあまあまあ清水君。
それよりな二人にちょっと法被渡してな。
まあとりあえずなこのロビーから掃除してくれるか。
お願いします!
(けんじ)こっち来い。
ほんまに。
(島田)よろしく頼むね。
いや〜旦那様お願いします。
ほんとに旦那様っておもしろい方ですね。
(島田)何が?頭が。
(島田)頭かいおい!奥様もほんとおもしろいですね。
(あき恵)何が?顔が。
(けんじ)悪口やろそれお前は。
お前なんにもおもろないな。
(けんじ)しばいたろかほんま!腹立つわほんま。
(島田)こらこらこらこら!何をやっとんねんあの二人だけはほんま。
変わった二人やなぁ。
まあね真面目に働いてくれたらそれでいいんですよ。
まあまあそれでええけどな。
(佐藤)失礼します。
(あき恵)あっいらっしゃいませ。
(佐藤)突然恐れ入ります。
こちらのご主人は?
(島田)ええあの〜私ですが。
私こういう者です。
あっ失礼いたします。
「サカイグループ社長秘書佐藤太一郎」。
(佐藤)はい。
(音羽)同じく秘書の音羽です。
(あき恵)ねえあなたサカイグループっていったら大手のホテルチェーンを展開してる…。
あの…すみませんなんのご用件でしょうか?
(佐藤)単刀直入に申し上げます。
(島田)はい。
(佐藤)こちらの旅館を我が社に売っていただきたいんです。
(島田)旅館を売る?いやそんな急に言われましても…。
(佐藤)驚かれるのも無理はありません。
しかし悪い話ではないと思いますよ。
(島田)えっ?
(音羽)我々に売った方が賢い選択だと思います。
(島田)すみません売りませんから。
ここはね代々続いてる老舗の旅館なんですよ。
だからお帰りください。
(佐藤)そうおっしゃらずに。
今日は社長も来ていますので。
おい。
(音羽)はい。
サカイグループの社長?
(音羽)社長社長!ふざけて作ったおひなさんみたいなやつ来たやん。
(すっちー)えっ?バシ!バシ!
(藍)あほんだら!
(けんじ)なんでしばかれたんですか?今。
えっ理由は?
(藍)うちの若い者が急に失礼なこと言いましてすんまへんでしたな。
いえ…おたくは社長ですか?うちはサカイグループの社長をやらせてもうてます酒井藍いいます。
よろしゅう。
(島田)いえいえもう断りましたから。
ほう〜。
うちが優しいしてる思うたらちょっとあんた調子乗ってんのと…ちゃいますか?
(島田)はあ?極楽も地獄も紙一重や。
あんさんかって極楽の方が…。
ええわな?
(けんじ)空け過ぎちゃいます?スッと言うてもらえませんかね?極楽をつかむのも地獄をつかむのも自分しだい…や。
(けんじ)無理やりでしょそんなん。
せやけどなんでそんな簡単に答え出すんや?売り上げを上げるような策でもありますのんか?いえそれはないですけど…。
せやろなぁ。
そう言うと思うたわ。
あんさんの目ぇ見たら分かるで。
目ぇ見たら何考えてんのか分かる。
サカイグループの社長はナイスボディーやなと思うてる。
まあそんなわけないか!あはははっ!
(けんじ)さっきから一人で何してるんですかちょっと。
(藍)聞いたで。
あんさんえらい借金あるそうやな。
早いことうちにここを売ってそのお金借金に充てたらどうや?
(島田)いやすみません売りませんからお帰りください。
そうか。
まあ長いことやってる旅館やすぐに返事は難しいわな。
また改めて返事聞かせてもらうわ。
よっしゃ。
今日はここに泊まらせてもらおか。
(島田)えっ…あっうちでお泊まりなんですか?売り上げに貢献させてもらいますわ。
えっああ…じゃあお泊まりください。
清水君藤の間ちょっとご案内して。
(けんじ)かしこまりました。
(藍)ああ〜案内はええで。
部屋の鍵と部屋の場所教えて。
(けんじ)大丈夫ですか?じゃああの〜2階のいちばん奥になります。
(藍)おおきに。
ほな行くで。
(音羽・佐藤)はい。
おっ!あんさん今何考えてるか分かるでぇ。
旅館を急に売却しに来たやつがここへ泊まるって最悪やなって思うてる。
まあそんなわけないか!
(けんじ)いや思うてますよ!当たってますよその予想。
当たってる。
(けんじ)ちょっと!あいつ首めり込んでない?
(けんじ)いらんこと言わんでええ。
いや〜サカイグループにな目を付けられるとはなぁ。
そうですよねぇ。
サカイグループいうたら経営が厳しいところを吸収しておっきくなった会社らしいですね。
いや〜しかしやな「はいそうですか」。
「売ります」って言われへんしな。
(あき恵)ねえあなた?
(島田)なんやねん。
(あき恵)この際いっそのことこの旅館売ってしまった方が…。
(島田)あき恵何を言いだすねや。
だって社長さんのおっしゃるとおりうちは年々売り上げが落ちていってるでしょ?このままやったら半年もつかどうか…。
わしらの代でなそんなもん旅館を売るわけにはいかんねや。
それに愛菜にも言われへんやろ?「経営が苦しいから売った」って…。
そりゃそうかもしれないけどこのまま潰れるのを待つよりも売ってしまったって言うた方が愛菜だって納得いくんじゃないかしら?あのなあき恵お前よう考えろ。
あの〜すみませんお取り込み中口挟んで申し訳ないんですけどこの旅館って半年もつかどうか分からないぐらいやばいんですよね?でもそれは愛菜ちゃんに言えない。
じゃあねこちらファンの中で実家だということあんまり有名じゃないんですよ。
だからもっとホームページで愛菜ちゃんの実家だということを大々的に発表すればお客さんいっぱい来ると思うんですよ。
(すっちー)それがいいそれがいい。
それでさ愛菜ちゃんにここでイベントしてもらおうよ。
(島田)あかんあかんあかん。
あの子にはなそんな心配かけられへんからな。
それにアイドルっちゅうのはな安い給料で頑張ってんねや。
実家のことで面倒かけられへん。
でも愛菜ちゃんには言えないでも潰れたら愛菜ちゃん悲しむ。
そしたらもう絶対に売り上げ上げるしかないと思うんですよ。
なんかもっとキャンペーンするとかどうです?10万円払ったら愛菜ちゃんと一緒にお風呂に入れるとか。
(けんじ)できるわけないやろ!わんさかお客さんが来ると思う。
さすがに一緒に風呂に入るのはまずいよ。
それだったらさ愛菜ちゃんが入った風呂の残り湯のがぶ飲み大会とか…。
(けんじ)それもっとあかんで!何言うてんねんお前。
あかんやろそんなもん。
温泉なんかがぶ飲みしたら下痢するがな。
(けんじ)なんの心配しとんねん。
だから愛菜ちゃんが入ったお風呂の残り湯でご飯を炊くっていうのはどうよ?
(けんじ)おかしいやってる行動が。
ちらし寿司作ろうぜ。
(けんじ)おいちょっと待てこら。
あかん方向いってるわこれ。
残り湯の再利用がもうあかん言うてんねや。
じゃあこのまま潰れてもいいんですか?とにかく愛菜ちゃんに協力してもらいましょ。
ちょいちょい帰って来るわけでしょ愛菜ちゃんが。
そしたらそのときに一回相談するとか…。
(島田)あのな君ら二人何を考えてんねや。
そんなことは絶対せぇへん!それに言うとくぞ!愛菜はなめったにこの実家には帰って来ぇへんねや!えっなんて?えっ?
(けんじ)「なんて?」ってそら帰って来ぇへん言うてんねん。
月1回ぐらいは帰って来るでしょ?
(けんじ)帰って来るかぁ!年に1回も帰って来ぇへんよ。
はっ?だまされたわ。
(すっちー)詐欺だよ。
そんな帰って来ぇへんの?
(けんじ)いや忙しいねんから当たり前やろ向こう。
先言わな。
何?愛菜ちゃんが帰って来るんちゃうか思うたからこんなしょうもない旅館でバイトしてるけども。
(けんじ)「しょうもない」って何?愛菜ちゃん抜きやったらなんや別にこんなとこで働きたないわ。
なんや?このバンガローかなと…。
(けんじ)誰が「バンガロー」やねん。
旅館じゃ立派な!お前ええかげんにせぇよ。
なんや偉そうに。
愛菜ちゃんがおる思うてたからさっきまでへいこらしてたけど愛菜ちゃんおれへんねやったらなんでお前みたいなやつに偉そうにされなあかんねん。
(けんじ)上司やから偉そうにすんの当たり前やろが!パ〜ンいくぞお前。
(すっちー)いってやれいってやれ。
(けんじ)なんや?今の。
腹立ちますわこいつ!愛菜ちゃんおる思うたから「ああすみません」言うてたけどおらへんねんやろ?パ〜ンいくぞお前。
(けんじ)見ました?これうっとうしいわ。
しょうもないバイトだけや辞めるわそんなもん。
帰ろう帰ろう。
(けんじ)おお〜辞めろ辞めろ。
出ていけほんまに!なんでこんなんせなあかんねん。
(けんじ)何してんねんお前は。
おい服脱げ!もう二度と出勤…。
せぇへんわ!
(愛菜)ただいま!
(あき恵)愛菜!
(2人)さあ仕事仕事。
(けんじ)どないやねんお前ら!
(愛菜)お母さんキッチンにあったコーヒーもらうわね。
(あき恵)どうぞ。
(島田)しかし愛菜よう帰って来れたなぁ。
(愛菜)ああ〜連絡もせずにごめんね。
急にスケジュールが空いたからちょっとお父さんとお母さんを驚かせようと思って。
(あき恵)そうだったの。
どう?元気してた?
(愛菜)あっうん大丈夫。
あっお父さんとお母さんは?
(島田)ああ…まあ元気やな。
(あき恵)ああ…もちろんお母さんも元気よ。
(愛菜)よかった。
あの〜ところであちらの方は?
(島田)ああ〜新人のアルバイトや。
(けんじ)なんか二人ともな愛菜ちゃんのファンらしいわ。
(愛菜)あっそうなんですか?あの〜福本愛菜です。
よろしくお願いします。
(2人)はい!!
(けんじ)な…なんや!?おい。
えっどないしたん?ちょっと緊張してしまいました。
あの〜愛菜ちゃんはじめまして。
あの…僕こちらでアルバイトさしてもらってますジャスティン・ビーバーと申します。
(けんじ)うそをつけこらおい。
同じくアルバイトのクリスティアーノ・ロナウドと申します。
(けんじ)いや違うやろお前も!いやちょっと緊張して…。
あの〜愛菜ちゃんの笑顔はとてもすてきです。
いつも笑顔に癒やされてます。
笑顔をもっと見たいので今から笑かします。
これを見てください。
・ババンババンバンバンおたまじゃくし。
・ババンババンバンバン骨折。
・ババンババンバンバン中尾彬。
・ババンババンバンバンパス!
(けんじ)ないんかいおい!愛菜ちゃん…僕は世界で1番の福本愛菜ファンです!それは間違ってるな。
世界1位は僕だから君世界2位だ。
あほか。
俺2位やったらお前5位やろ。
俺が5位なら君38位だ。
あほか。
俺38位やったらお前49位やろ。
俺が49位なら君1050位だ。
あほか。
俺1050位やったらお前13位やろ。
あかんがな。
(けんじ)何をしとんねんおい。
様子をうかがうなもう。
ああ〜おもしろい方たちですね。
(2人)はい!!
(けんじ)やめろその返事!
(あき恵)もう一気ににぎやかになったでしょ。
(愛菜)そうね。
うふふっ。
それで愛菜いつまでここにおれるんや?
(けんじ)なんでお前が聞くねんそんなこと。
それ旦那さんが聞くんやろお前は!言うん遅いから。
(けんじ)どこが遅いねん。
間なかったやろが。
(島田)それで愛菜いつまでここにおれるんや?
(愛菜)ドラマの撮影が延期になったから2日間休みになったの。
だからあさってまではいれるかな。
(島田)ああ〜そうか。
(あき恵)ゆっくりしていきなさい。
(愛菜)うん。
ありがとう。
ああ〜でもやっぱり実家は落ち着くな〜。
(島田)うんうん。
小さい頃からの思い出が詰まっとるからな。
(けんじ)なんにも知らんやろお前は!だからそれも旦那さんが言うから!
(すっちー)言うの遅いから。
(けんじ)遅ない言うてんねや。
(島田)小さい頃からの…。
(けんじ)いや旦那さんちょっとちょっとちょっと!もう繰り返さなくていいですよ旦那さんも。
違うねや!こいつらが俺が言おうとしたことを先に言うから!
(けんじ)それも旦那さん言うから!取るなお前は!
(島田一の介のモノマネ)めちゃめちゃハゲたわ。
(けんじ)言うわけないやろそんなこと!遅いから。
(けんじ)遅ないなんにも。
はあ〜。
(けんじ)えっ?ああ〜どうも。
(藍)露天風呂行かしてもらいますわ。
(島田)どうぞごゆっくり。
あれ?ここの旅館相撲取り泊まってたんですか?
(島田)えっ?あっいやいや…。
(藍)相撲取りちゃうで。
ちゃう?いやプライベートの関取やん。
付き人おるし。
(愛菜)へえ〜すごいインパクトのあるお客さんですね。
でもあの方々とってもセレブな方なんですよ。
(愛菜)ええっそうなんですか?うんここを買収できるぐらい…。
(けんじ)ああぁ〜〜〜!!おい!
(愛菜)買収?
(けんじ)いやなんにもないよ。
ああ〜愛菜ちゃん久しぶりに帰って来てんやから温泉入ってきたら?
(愛菜)ああ〜そうする。
うん。
じゃあ残り湯頂きます。
(けんじ)いやあほかお前ら!ついていくなお前らは。
ご飯炊こう思うて。
(島田)何を言ってるんですかもう…。
だからだめだめ。
(まき)失礼します!
(けんじ)ああ〜いらっしゃいませ。
(愛菜)あっマネージャー!あっみんな紹介するわね。
私のマネージャーの宇都宮まきさん。
宇都宮まきです。
(島田)ああ〜どうも。
(愛菜)私の両親です。
父の一の介です。
(けんじ)違うやろお前と!母のあき恵です。
(けんじ)お前も違う言うてんねん。
なんでお前らわしの言うこと先に言うねん…。
(けんじ)それ旦那さんが言う言うてるやろ!取るなて!
(すっちー・島田一の介のモノマネ)めちゃめちゃハゲたわ。
(けんじ)それは絶対言わへん!ハゲてるとか言わへん自分で。
言うん遅いから。
(けんじ)遅ないなんにも。
(島田)ええかげんにしぃや。
あっどうも失礼いたしました。
父の一の介でございます。
(あき恵)母のあき恵です。
娘がお世話になっております。
(まき)こちらこそ。
(愛菜)あの〜マネージャー今日はどうされたんですか?お休みの日にごめんね。
あなたに大事なお話があって直接来さしてもらったの。
大事なお話?あなたに朝ドラの話が来てるの。
(愛菜)ええっ朝ドラ?
(まき)しかもヒロインで。
(愛菜)ええっヒロインですか?
(まき)そうよ。
それでねその朝ドラの監督さんが早めに顔合わせをしたいっていうことでスタッフさんと一緒に来られてるの。
ここに来られてるんですか?そう!今まで数々の朝ドラをヒットさしてきたすばらしい監督さんなのよ。
ええ〜すごい!じゃあ呼ぶわね。
監督監督〜!ええ〜!すごい!
(オクレ)こんにちは〜…。
(けんじ)なんじゃい。
えっ?
(島田)どっから出んねんあの声。
よいしょ。
声聞こえへんかった。
(けんじ)なあ。
(まき)わざわざ来ていただいてありがとうございます。
愛菜です。
(愛菜)福本愛菜です。
監督よろしくお願いします。
(いちじま)どうもはじめまして。
(けんじ)なんや?おい。
けったいな声ですね。
(いちじま)実は以前から福本愛菜さんをヒロインにしたいと思ってました。
今回その希望がかなって大変うれしく思います…と監督がおっしゃってます。
(けんじ)あんた監督違うんかい。
(いちじま)ああ〜私は監督ではなくAPです。
AP?アシスタントプロデューサーですか?
(いちじま)あっいえ「明日からパート」です。
なんやそれ!そんな約束?あっはい。
明日なったらまた変わるんちゃいます?そうなんす。
「そうなんす」?
(いちじま)はい。
どうぞ。
(今別府)いや〜愛菜ちゃん朝の顔にぴったりだよ。
君ならねプレッシャーに負けないすばらしい演技をしてくれるはずだと…監督もおっしゃってます。
(けんじ)あんたも違うんかいな。
(今別府)すみません。
私TKやってます。
TKってタイムキーパーですか?いえ「ただの小太り」です。
(今別府)よろしくお願いします。
(けんじ)いや監督は?
(まき)ああ…監督はこちらの方です。
(けんじ)あっこちらが。
(けんじ)なんか言うてくださいよ。
ええっ?
(オクレ・島田一の介のモノマネ)なんでお前らわしが言いたいこと…。
(けんじ)旦那さんみたいなしゃべり方してますよ。
聞いてたんですかね?あの人。
じゃあ愛菜スケジュールのこととか分かったらまた連絡するからね。
はいありがとうございます!
(まき)じゃあ参りましょうか。
お送りします。
(あき恵)よろしくお願いします。
ええ〜?
(オクレ)あほ〜。
(けんじ)なんでや!
(島田)愛菜すごいな。
よかったなぁ。
(あき恵)すごいわよ朝ドラのヒロインやなんてねぇ。
(愛菜)ヒロインなんて信じられへんけどうれしいな〜。
(島田)でも無理したらあかんぞ。
(あき恵)そうよ。
体が資本やからね。
(愛菜)うん分かってる。
あっそれに私仕事でしんどいときとかつらいときはいつもお父さんとお母さんのこと…あっそれにこの旅館のことを思い出してるの。
(島田)あっそうなんや。
へえ〜。
(愛菜)お父さんとお母さんも今頃旅館の仕事頑張ってるんやろな〜って思ったらなんかパワーもらえるからさ。
(島田)ああ…そっか。
あっそうやこないだねメンバーの子と話してたんやけど今度の夏みんながここに泊まりに来たいんやって!いいかな?
(島田)あっ…あっ…。
いやでもこの旅館半年もつかどうか…。
(けんじ)ああぁ〜〜〜!!おい!
(愛菜)あっそうそうそれとね先月お給料が上がったの!
(島田)ああ〜そうか。
(愛菜)お父さんとお母さんに何かプレゼントしたいんやけど何か欲しいものある?今は現金じゃ…。
(けんじ)ああぁ〜〜〜!!おい!何してんねんお前らほんまに。
(愛菜)ああ…なんかみんなさっきから様子おかしいけど私に何か隠してる?
(島田)いや〜何も隠してないぞ。
なんにもない!何もない何もない何もない何もない!
(けんじ)怪しい怪しい。
「なんかある」みたいな感じになってるからちょっとバレてきてるあかん!もう僕愛菜ちゃんに隠し事できません!
(けんじ)ちょっと出しゃばんな。
言わしてください。
ファンとしてないしょ事は絶対できません!
(けんじ)ちょっとお前…。
愛菜ちゃん今まで黙っててすみません。
実はこの旅館…僕さっき大きい鼻くそ柱に付けたんです。
すみません!
(けんじ)お前なんの話をしとんねんおい!すみません!でっかいスーパーボールぐらい取れたから。
いやでかすぎるやろその鼻くそ。
捨てんのもったいなかったから。
(けんじ)「もったいない」って何!?ずっと付けとくんおかしいしとりあえずあっちの柱に付けてしまったんです。
だからお願いです。
皆さんあれ僕のもんなんで絶対取らないでください。
取るわけないやろ気色悪い人の鼻くそ!付けんなよ柱にお前は!
(愛菜)からかわないでくださいよ。
ほんとのこと教えてください!
(けんじ)いやもうこれ!これこれこれこれ。
やっぱりだめだ。
ほんとのこと言おう。
(けんじ)もう須知もうええからもうええから!だめだって。
出しゃばんなお前らは。
(すっちー)愛菜ちゃんのためになんないから。
愛菜ちゃん落ち着いて聞いてくれ。
実はここのトイレの「ウォシュレット」のタンクの水全部コーヒーに入れ替えちゃった…。
(けんじ)お前何をしとんねん!はあ?何をしてんねやお前は!だからか!俺さっきトイレ行ったときに大きい方して「ウォシュレット」のボタンピッて押したら苦ってなったん。
(けんじ)やったんかいおい!苦かったぞ!
(けんじ)肛門苦い?水来ると思うてたからいつもどおり。
あれコーヒーに替わっててピッと押したら苦ってなったわ。
(けんじ)なんや!?その動きほんで。
めちゃめちゃ苦かったで!
(すっちー)ごめんよ。
(けんじ)苦いなんて感覚あるか?病院行こうと思ったわ。
「お尻苦い」って検索してもうたわ。
(けんじ)それ心配なるけど苦かったら。
なんにもヒットせぇへんかったわ。
(けんじ)そらそうやろ!
(すっちー)あの〜あとでミルク混ぜといてくれ。
(けんじ)混ぜるわけないやろ!水に替えろよちゃんと!っていうかなんの話してんねん。
バレそうになってるからほんとのこと言えないでしょ。
だから話をそらしてるんですよ。
ほんまのこと言えないでしょ。
(けんじ)おお〜そういうことか。
(愛菜)お父さん本当のこと教えて。
(島田)だからなんにもないって言ってるやろ。
(愛菜)でも…。
(あき恵)あのね愛菜あなたが心配するようなことはほんとに何もないから。
そんなことより疲れたでしょ?お部屋で休みなさい。
(島田)うんうん休んできなさい。
(愛菜)分かった。
(けんじ)ねっ。
何をしとんねんこらおい!お前らついていこうとしたやろ今。
いやいやしてないしてない。
(けんじ)肩に手ぇ当てとったこないしてよぉ。
体疲れたからこうした瞬間にたまたまこう来ただけで。
(けんじ)あるかぁ!そんな「たまたま」。
油断も隙もないでほんまに。
いやでも旦那様女将さんじゃあこれどうします?愛菜ちゃんにずっと黙っとく気ですか?
(島田)いやそらまあ…。
娘さんとしたらやっぱり親に隠し事されるっていうのがいちばんつらいと思うんです。
言えない気持ちは分かります。
ガン!痛い痛い痛い痛い…。
痛っ何?
(すっちー)どこ座ってんだ。
立てよ。
はあ?
(すっちー)お前愛菜ちゃんのぬくもり感じようとしてんだろ。
そんなことしてるわけないだろ。
(すっちー)フリフリすんじゃねぇ。
立って早く!ちょっと待ってくれ。
俺はこの旅館の心配をしてるときそういうふうに思われてたん?めっちゃショックやわほんま。
手ぇやめろお前!ぬくもり感じんじゃねぇよ。
まあでもそういうふうに思わした俺にも責任がある。
謝る。
すまん。
毛ぇやめろ!毛先で感じんじゃねぇよ。
なんや?お前はほんまに。
だいたいこんなもんでどつきやがって…。
真剣な話しとんねん!
(すっちー)ほんとに…。
はぁ〜。
ほんと大変ですよね。
(島田)あっ!ガン!
(すっちー)何すんだよ!?何持ってんだ?それは。
マグカップじゃねぇか。
ぬくもりを感じようとしてるんじゃないのか?違ぇよ。
ちょっと持っていくんだよ。
持っていって何する気だ?こぼすから…。
飲むんだろ?飲むなよそれは。
(すっちー)飲まねぇよやめろ…。
飲むな飲むなお前。
飲んどるやんけお前は!
(けんじ)何をしてんねん!もう俺が片づける。
貸せほんまばかたれが!
(すっちー)お前マグカップ食うだろ。
(けんじ)食べるかそんなもん!陶器やどこれ。
(島田)いやしかし難しいなぁ。
いやわしはな言わん方がええと思うねや。
ガン!痛っ!痛ぁ…。
(あき恵)クッションないんだからちょっと…。
(島田)お前何してくれてんねん!
(すっちー)ぬくもり感じんじゃねぇ。
(島田)わしは親や!何を言うてんだお前らほんまに。
もうええかげんにせぇよお前ら。
ぬくもり。
(すっちー)ぬくもり。
ぬくもりぬくもりぬくもり…。
(島田)やめろもう!ぬくもり!
(島田)やめろほんまにもう!めちゃめちゃハゲたわ。
(けんじ)ほんまに言うかおい!須知が言うたやつ言いましたやん。
(島田)そうやったかな…。
お前らええかげんにせぇよほんとに!なんや?ガン!
(島田)痛いなもう。
(けんじ)おいおい…おい!いや力士やん!相撲取りやん!
(藍)相撲取りちゃうで。
相撲取りちゃうのにこんな髪型してんのいちばんおかしいやん!相撲取りやからこの髪型はええけど…。
(藍)相撲取りちゃう。
弓持ってるやん相撲取りやん。
(音羽)お土産で買っただけですよ。
ええ〜?絶対やってるわ。
いや行司来たやん!相撲取りやん!
(藍)相撲取りちゃうで。
ちゃうの?
(藍)行こか。
(佐藤・音羽)はい。
(藍)おお〜ええ柱やなぁ。
いや相撲取りやん!
(藍)相撲取りちゃう言うてるやろ!?カチャン
(鍵を落とす音)
(音羽)あっ落とされましたよ。
おおきに。
いや相撲取りやん!
(藍)ほな行くで。
(音羽)はい。
(藍)あっちょっとトイレ行ってくるわ。
すまんが尻拭いてくれるか?いや相撲取りやん!
(島田)心配することない。
毎月の支払な…借金な…まあ滞ったことないからななんとかなるから。
とにかく頑張ってくれみんな。
いや〜でも〜。
(島田)いやいや大丈夫やから。
大丈夫。
大丈夫。
集まってるから!
(太田)じゃますんで。
(けんじ)邪魔すんねやったら帰って。
(2人)あいよ〜。
(太田)なんでやねんこら。
用があるから来てんねやろがい。
(島田)あっ太田さん。
(太田)ああ〜島田さん吉本金融ですわ。
ああ〜急にすんませんなぁ。
(島田)いえいえいえ。
おたくの借金について話がありましてね。
いやいやちょっと待ってください。
今月の支払いはもう終わってるはずですけど。
ああ〜今月分は確かに頂きましたわ。
けどねちょっと言いにくい話なんですけども残りの借金4000万ちょいですか…。
ああ〜端数はよろしいですわ。
残りの4000万ね今すぐ全額返していただきたいんです。
(島田)「今すぐ」ってそんなん急に言われましても…。
(あき恵)そうですよ。
返済は月々でいいっておっしゃったじゃありませんか。
(太田)最初はその約束でしたけどもねうちも都合がありましてね。
(島田)いやしかしねぇ4000万すぐってそんなんできるわけないでしょ!
(太田)それはそうですわなぁ。
急に4000万みたいな大金無理ですわなぁ。
よっしゃ島田さんこうしましょうか?代わりに旅館の権利書頂きましょか?権利書?渡すわけないでしょうが。
(太田)ほう〜。
渡せない?けど今すぐ借金払われへんねやったらうちとしては旅館の権利書頂くしか方法ありませんけどね。
(けんじ)ちょっと待ってください。
言うてることむちゃくちゃです!
(太田)なんや?あんた。
急に来て4000万なんか払えるわけないでしょ。
ってことは最初からここの権利書が目的なんでしょ!ちょっと待て待て。
それやったらうちが悪徳みたいな言い方やのう。
実際そうやないですか!なんやと?こらぁ。
にいちゃんおもろいのう。
ちょっと待っとけ。
おい松浦。
(松浦)へい。
あの威勢のいいにいちゃんにな物の道理っちゅうもん教えなあかんのう。
ちょうどええやんけ。
さっき借金の形で分捕ってきたそのギターで俺ら怒らしたらどうなるか分かりやすく教えたれ。
(松浦)分かりやした。
おいこらよう聴いとけ!こうなるんじゃい。
(ギターの演奏「SUNTORYOLDWHISKY」CM曲)・俺ら怒らせたら・ウエェ〜〜オ〜・ダンダンシバラヴィディヴィドゥボウ・アディスカ〜ンベランボ〜ン
(太田)意味分からんわ!「俺ら怒らしたらウエェ〜〜オ〜」ってなんやねんこらぁ!えっ?で「ディスカンベランボン」ってどういう意味やねんこらぁ!いやいや違います!・ディスカ〜ンベランボ〜ンだから「ディスカンベランボン」どういう意味や言うてんねん。
いやいや…。
・今晩皿うど〜ん変わっとるやないかこらぁ!もうええ。
もう下がっとけ。
ちょっと待っとけこらぁ。
俺がもうびびらすから…。
お前もう後ろで俺の気持ち高ぶるようなBGM弾いとけこらぁ。
分かりやした。
(ギターの演奏「BeatIt」)マイケル・ジャクソンやんけ。
おいにいちゃん俺な高校んときボクシングやっとってなぁ全国大会にも行ったことあるんじゃい。
はっ!俺のな全国大会の成績は毎年なぁ…。
・beatit,beatit
(太田)おいよう聞け取り立てもえぐいんじゃこら。
取り立てた金額で言うたらな関西で今年俺がいちばんなぁ…。
・beatit,beatit
(太田)やかましいわこらおい!おいお前誰が「ビリ」じゃこら!えっ何がですか?いや奇跡的にな「beatit」が「ビリ」になって聴こえててな俺めっちゃ弱くてイキってるやつみたいになっとんねんこら!あっ「beatit」言うてんのに「ビリ」に聴こえて…。
俺がビリみたいにな。
あっ兄貴が…ははははっ!そんなぁ…ははははっ!ジャンジャン
(ギターの音)やかましいわ!コントのオチみたいにせんでええねんこら!おい松浦お前俺のことなめてんのかい。
ピンポン
(ギターの音)おい正解かい!お前なめとったん?俺のこと。
(松浦)なめてません。
すんません。
(太田)もうええわ下がっとけ。
とにかくここの旅館の権利書持ってこい言うとんねんこら!
(島田)それはできません。
待ちな。
(けんじ)もうええからお前。
何を持ってんねんおい!ちょっと何を対抗しようとしてんねんお前ら。
(すっちー)下がってて。
(けんじ)大丈夫なん?ほんまに。
(すっちー)帰れチンピラ。
(太田)帰るわけないやろが。
(すっちー)おお〜帰らない?
(太田)おう。
小こいつらに物の道理を教えてやんねぇとな。
そやな。
さっき客室から盗んできたギターで…。
(けんじ)泥棒やないかこらおい。
教えてやれ。
よっしゃ。
おいお前らさっさと帰らんかい。
(太田)だから帰らへん言うてるやろ。
そうかい。
帰れへんかったらどんな目に遭うか詳しゅう教えたるわ。
よう聴け!
(ギターの演奏「SUNTORYOLDWHISKY」CM曲)・早く帰らなきゃウエェ〜〜オ〜・ダンダンヴィダダビドゥビドゥバ〜・今晩さぬきうど〜んばか野郎!「今晩さぬきうどん」ってなんだよ!あいつに引っ張られてんだろ!「・今晩釜玉〜」かどっちか迷ってんけど…。
どっちでもいいよ!びびんねぇだろそんなこと言っても。
いやなんて言うとったか忘れて…。
(すっちー)いいか?俺がびびらせるから。
お前俺が気持ち高ぶるようなBGM奏でろ。
分かった。
(すっちー)いいか?俺ボクシングやってたからなぁ。
(太田)ほう。
(ギターの演奏「BeatIt」)
(ギターの演奏・たどたどしく)
(すっちー)ぐだぐだじゃねぇかよ!ほんとてめぇはばかだ。
ははははっ!ビィンビィン
(ギターの音)
(太田)いやできてへんやん!
(太田)お前ギターでなんかやりたかっただけやろ!ピンポン
(太田)おお〜正解か!なんや?そのドヤ顔こらぁ。
下がっとけ。
やるだけのことはやりました。
(けんじ)やってないど!
(太田)遊びに来てんちゃうぞこらぁ。
で島田さん俺ら知ってんねんぞ。
この旅館の経営今火の車なんやろ。
なっ?権利書渡してくれたら楽になるやろう思うてそう言うてんねや。
だから権利書持ってこい言うとんねん!
(島田)それはできませんから。
(太田)じゃあどうすんねんお前。
(愛菜)ちょっと待ってください!
(島田・あき恵)愛菜!
(愛菜)お父さんだいたいの事情は分かったから。
(島田)心配かけたくなかったんや。
(愛菜)それはいいのよ。
あの〜返済はもうちょっと待っていただけないでしょうか。
お願いします!
(太田)それはできひん相談や。
(太田)あれ?お前アイドルの女ちゃうんかい!
(松浦)あっほんまや!NGK48の子やんか。
(島田)愛菜お前はちょっと…。
(愛菜)お父さんいいの!聞いて私決めたことがあるの。
(島田)えっ?
(愛菜)私アイドルをやめてこの旅館で働く。
(島田)愛菜何を言いだすねんお前は。
(あき恵)そうよ何をばかなこと言ってんの!朝ドラのヒロインの話が来たって喜んでたじゃないの!
(愛菜)あの〜私アイドルやめてここで働きます。
私がブログにここのことを書いたらお客さんが来てくれるかもしれないしそれに芸能界の友達だって来てくれるかもしれないんです。
だからもう少しでいいんで返済を待っていただけないでしょうか。
(島田)愛菜おい…。
(太田)ちっ。
確かになお前がアイドルやめてここで働く言うんやったら今よりも客来るかもしれんのう。
よし分かった。
そういうことやったらもう少し待ったろう。
(島田)待ってください。
(太田)はあ?借金返済いたします。
いや〜実はですねこの旅館を売ってくれというお客さんが今こちらにいてるんですよ。
だからその人に売ります。
その人のお金をそちらに回しますのでもし足りなければ私がアルバイトしてでも返しますからお願いします。
(愛菜)お父さん!
(島田)あき恵もう一度一から出直しやけど一緒に頑張ってくれるか?
(あき恵)もちろんじゃないの!
(愛菜)ちょっと待ってよ!売ったらここはなくなるんでしょ?そんなんだめよ私が働くから!
(島田)あかんあかんあかん!お前はな仕事を辞める必要はないぞ。
アイドルはお前の小さい頃からの夢やったやないか!娘の夢を壊してまで旅館は続けられへん!なああき恵。
(あき恵)そうよ。
愛菜は心配しなくたっていいの。
ねっ?
(愛菜)お父さん…。
ううっ…。
(2人)うえ〜ん!ううぅ〜〜!
(けんじ)びっくりしたおい!
(2人)うわぁ〜んううっ…。
(けんじ)なんやねんびっくりするわ急に。
(すっちー・小)ううぅ〜〜。
(けんじ)何?いやすばらしい家族愛に感動してるんですよ!旦那さん女将さんほんとによかったですね…。
すばらしい家族…。
(けんじ)おいおいちょっとストップストップ!離れろ離れろ離れろお前ら!どさくさ紛れに愛菜ちゃんのこと触っとったやろほんま!よう見とんなお前も。
(けんじ)見るやろそら誰でも!なんで逆ギレやねんほんまに。
(太田)結局どないすんねん?ここを売んのか娘がアイドルやめてここで働くんかどっちや!?・
(藍)ちょっと待ちぃ〜!
(けんじ)あっ!
(島田)酒井さん。
(太田)次から次へと…。
おいお前ら誰やねん!
(藍)島田はんさっき言うてたうちにここを売るっちゅう言葉にうそはないな?はい。
(藍)おい。
ここの借金はなんぼや?
(太田)4000万や。
(藍)出しぃ。
(けんじ)口で言うんかいなおい!
(藍)4000万や。
これでここの借金はチャラやな。
(太田)確かに。
まあうちはな誰から返してもらってもかまへんねや。
これ借用書や。
島田さんまた借りに来てや。
おい松浦行くぞ。
(松浦)へい。
(島田)社長お手数かけましてすみませんでした。
あの〜すぐ権利書を持ってきますので。
(藍)ちょっと待ちぃ。
(島田)はい?権利書はもういらん。
(島田)いやいやいやもうこの旅館はですねおたくの会社のもんなんですよ?うちがここを買うという話はもうなしや。
(島田)えっ?いやいや…。
(あき恵)いやでもあの〜さっきの4000万は?
(藍)それは返してもらうでぇ。
あるとき払いの催促なしや。
せいぜいここで頑張って働いてはよ返してや。
(島田)じゃあ今までどおりここで旅館続けていいんですね?
(藍)そういうこっちゃ。
(あき恵)あぁ…。
(藍)うちはなぁさっきのあんたら親子の会話を聞いて胸がいっぱいになった。
こんな気持ち18年間生きてきて初めてや。
(島田・けんじ)えっ?
(あき恵)ええっ!?18歳?
(けんじ)18言うた?ここはええとこや。
部屋の雰囲気はええし露天風呂は最高。
うちみたいなアメリカ人でも十分…。
(けんじ)いやアメリカ人ですか!?めちゃめちゃ謎多いやんあの人。
うちはここが気に入った。
うちの知り合いの雑誌記者に取材来てもらうよう頼んどくしもうちょっとここで頑張りぃ。
(島田)酒井社長ありがとうございます!
(あき恵)ありがとうございます。
(藍)かまへんかまへん。
ほなうちは奥でゆっくりさせてもらいますわ。
行くで!
(佐藤)社長格好よかったですよ。
(音羽)すてきでした。
バシ!バシ!
(けんじ)ええっ!?えっなんで!?
(藍)おおきに!
(けんじ)なんや?それおい!
(けんじ)しばかんでもええがなほんまに。
ほんとに見習いたいぐらいいい人ですよねぇ。
バシ!
(けんじ)何しとんねんおい!何してんねん!おおきに!
(けんじ)まねせんでええねん!横のやつのおじぎもいらん!見習いたいなと思って。
(けんじ)どこを見習っとんねんあほ!ほんまあいつ…。
そんなことよりよかったですね旅館続けられるし愛菜ちゃんもアイドルやめんで済んだもんな。
(島田)心配かけてすまんかったな。
(愛菜)大丈夫。
でもよかったわね。
愛菜!
(愛菜)あっマネージャー。
(まき)今監督から連絡があって今度の朝ドラでここの旅館をロケ地として使わしてほしいっておっしゃってるんやけどあの…いいでしょうか?
(島田)もちろんですよ!
(まき)ありがとうございます。
(あき恵)すごいわ〜。
うちの旅館がテレビに出たらきっと話題になるわよ〜。
(けんじ)ねえよかったよかった。
(島田)いや〜なんか急に運が向いてきたなおい。
(あき恵)ほんとねぇ。
いや〜愛菜ちゃんほんとによかったですねぇ。
よかったね〜。
(愛菜)小さんと須知さんもありがとうございました怖い人に立ち向かってくれて。
いえ福本愛菜ファンとして当然のことをしたまでですよ。
なっ?僕たちは愛菜ちゃん命だからね。
(愛菜)ありがとうございます。
あっそうや今度コンサートがあるんで招待しますね。
2月にバレンタインライブがあるんでぜひ来てください!えっ2月14日ってことですか?
(愛菜)はい!
(すっちー)その日はちょっと厳しいなぁ…。
(けんじ)はあ?なんでやねんせっかく招待してくれてんのに。
行ったらええがな。
いやあの〜2月14日は二人でアイドルの川畑泰子さんのコンサートに行く予定なんで…。
(けんじ)なんやねんそれおい!えっ?
(すっちー)目指すは天竺です。
(ナレーション)ここからは映画「西遊喜」のすち子扮する三蔵一行がおいしい麺料理を求めて西へ西へと旅する弾丸ツアー!果たして
(藍)えっ?
(松浦)えっ?
(吉田)どこや?ここ。
ええっ?いやいやNGKやんNGKやん。
(松浦)えっ?
(すっちー)
(吉田)そういうことやなくて…。
千日前やん。
(松浦)なんでそんな冷めてんの?ちょっと。
(吉田)どこや?どこや?っていうか今あの…7時ちょっと前です。
なんやの?これ一体。
(吉田)どういうこと?これ。
・
(オクレ)おいお前達!
(吉田)あっ!いや
(吉田)ほんまや。
ミイラやんか。
タタキみたいなもんちゃうか?
(松浦)ああ〜なるほどなるほど。
中間地点やん。
(オクレ)ミイラと違うわ…。
何がや。
(松浦)中身生ですか?お釈迦様や!
(松浦)あっほんまや。
すんません。
朝早うから。
ははははっ。
よう引き受けてくれたこっちゃ。
飛ばされそう。
はあ。
(吉田)旅?大ヒット祈願!?
(オクレ)うん。
だからな「西遊記」の舞台である縁起の良い食べ物ってなんですの?
(オクレ)えっ食べ物か?
(4人)麺!そうなんです!「西遊記」の舞台である中国では麺は縁起の良い食べ物といわれているのです!本格的風水芸人出雲阿国によると…。
(出雲阿国)風水では麺のように細くて長〜い食べ物を食べると人間関係運が上がるといわれています。
人間関係運が上がるっていうことは人気が出るお客さんが集まるということなんです。
また長〜いものを食べるっていうのは長〜いつきあいができるということで映画の人気が長続きする…つまり映画のロングヒットが期待できるのでぜひ皆さんじゃんじゃん食べていただきたいと思います。
ツルツルっとすする麺?
(オクレ)そういうこっちゃ。
そやから題して…。
グル麺ツアー!1日で回れますの?そんなん。
(オクレ)うるさい。
(吉田)「早よ行ってこい」ってなんですかほんと〜。
誰がアホやねん!しばこうや。
しばこう。
細い…細いわ。
(オクレ)あのなぁ…。
美味しい麺料理を求めて西へ向かって旅をする三蔵一行。
1か所目の広島へとやってきました!1か所目の広島に到着いたしました。
(吉田)着きました。
ただいま10時でございます。
もうえらく寒いわ。
(吉田)ははははっ。
うん。
沙悟浄だけねこそ〜っと中に「ヒートテック」着てんの。
ええ〜!?
(吉田)言うてぇやそれ。
言ってよ!
(吉田)下寒いねんけど。
(松浦)そういうとこでございます。
・皆さん!皆さん!何?この子。
可愛らしい子だね。
ほんまや。
広島によう来たねぇ。
もう待っとったんじゃけぇぶち寒い中。
(一同)ははははっ。
急に方言放り込んできたけど。
(吉田)やめぇやめぇ…。
可愛くなかったらどうしてた?しばいてましたこう…。
(吉田)しばいたらアカン。
潰してるやん。
(吉田)潰したらアカンよ。
(河村)申し遅れました。
私RCC入社2年目の河村綾奈と申します。
河村ちゃん。
(河村)よろしくお願いします。
(一同)お願いしま〜す!ありがとうございます。
西日本グル麺ツアー1か所目ここ広島で食べていただきたいのは
(藍・すっちー)汁なし担担麺?
(吉田)おお〜!グル麺ツアー1か所目の広島で食べるのは河村アナがお薦めするこちらの
(河村)簡単に言えばですね
(藍・すっちー)しびれ?ええ〜食べたいなぁ。
はよ食べたいわぁ。
(河村)ただ
(4人)ええっ!
(吉田)それどういうことですか!?そうなんです!今から4人には汁なし担担麺のお店を探してもらいます。
そのヒントとは「店主」「店構え」「料理」「場所」の4枚の写真。
これらを頼りにお店を探すのですが明暗を分けるのは4人の知名度!街行く人に自分たちのフルネームを答えてもらい正解すれば写真の下に隠されたヒントがオープン!そのヒントを頼りに目的のお店を探してもらいま〜す!ちなみにもちろんです!広島でも関西と同じ土曜日のお昼1時から放送されています。
これはいけるわ。
(吉田)見てくれてる方やったらね。
これはいけんちゃう。
今日皆さん博多熊本と1日で回る弾丸ツアーだと私聞いておりますのでここ広島での制限時間90分とさせていただきます。
(松浦)短くない?ちょっと。
90分やて。
(吉田)足りる?足りる?それ。
制限時間をオーバーしたら食べられませんから気をつけてくださいね。
食べられないです。
じゃあ皆さん頑張ってくださいねゴールのお店でお待ちしてますから。
待ってるの?
(藍・松浦・吉田)ありがとうございます。
ありがとう寒い中。
えらいこっちゃねぇ。
「新喜劇」をよう見てくれてる年齢層やね。
若い子もいますよ今やったら。
誰か…。
どこ行こう?ちょっと見つけて声掛けてきてよ。
あっ何かおねえさんがほほ笑みかけてくれてますけど。
(吉田)ああ〜。
おねえさんおねえさんよろしいですか?はい。
はい捕まえました〜!
(吉田)アカンアカン捕まえ方。
おねえさんすみません。
もう幸せな顔!どうぞこちら来てください。
(吉田)おお〜!やった!これはいける。
(吉田)これは頼もしいですよ。
ちょっとね今ね我々の名前を聞いて回ってますねん。
(吉田)はい。
ちょっと私からいっていい?
(松浦)はいはい。
どうぞどうぞ。
私の名前わかりますか?よっしゃ〜!フゥ〜!よし!やりました。
次誰いこう?次は…。
ここいっとこうか?はい!私の名前はわかりますか?やばい。
ああ〜!ははっ。
(吉田)まじで!?
(松浦)やばい。
まじか。
えらいもんでな
(一同)ははははっ。
(吉田)あんだけ笑ってはったよ。
さあ!お願いします。
(吉田)僕の名前わかりますか?
(4人)うわ〜!フゥ〜!
(吉田)よっしゃ〜!よかったな〜。
(吉田)やった〜!お願いします!やっばいな〜。
(松浦)はい。
あの…僕の名前わかりますか?
(吉田)ははははっ!マギー審司さん言われてんで。
マギー審司じゃねぇよ。
「すち子&」…。
「審司」…ははははっ!
(松浦)マギー審司じゃないって!
(吉田)マギー審司からまだ離れてないですよ。
手品せぇへんから!開始早々「新喜劇」を毎週見てくれている人に出会いいきなり2枚のヒントがオープン!デデン!
(吉田)はい。
あっ…。
ええ〜?ちょっと待って。
(吉田)いやいや。
ちょっと待って。
こんなヒントある?次私らが「う〜ん…」ってなるやんか。
(吉田)完全に知らない人出てきましたよ。
何?これ。
吉田裕の所ね。
はい。
(松浦)すごい。
(藍・松浦・吉田)あっ!
(藍・松浦)う〜ん…。
今から行くお店の写真なんかなぁ?あっ!これやばいわ。
これほんまここめくらんと。
うわっくそ〜!めくらな…。
ありがとうございました。
おねえさんすみません。
すてきな笑顔をありがとうございます。
(吉田)ありがとうございます。
こんにちは。
ちょっとよろしい?ちょっとよろしい?ちょっといいですか?我々ね「よしもと新喜劇」に出てる者なんですわ。
「新喜劇」は見たことあります?ありがとうございます。
今ね知名度調査っちゅうのをやってまして。
この子!はい。
本人なんですけどお名前わかります?名前わからんけど何かあの…。
夜旅番組?・何かで見たことある。
(吉田)はい。
えっと〜あっ。
・昔ですか?
(吉田)めちゃめちゃ見てくれてるじゃないですか。
ごめんなさいね。
あっいえありがとうございます。
嬉しいです。
さあそんな彼女の名前。
(松浦)わあ〜。
そうか〜。
よし!ここいこう。
(松浦)これあてずっぽうで当たってもいいんですよね?いいです。
ギターがすごく得意!はい。
名前は?わからないですか?・うん…わかんない。
わかんない?やばい!
(松浦)やばなってきた。
格好悪ぅ〜。
(吉田)汁なし担担麺食べられへんでほんまにこのままじゃ。
ありがとうございました。
ありがとうございます!また「新喜劇」見てください。
ありがとうございました。
(松浦)無理言うてすんませんでした。
ちょっと〜。
怖なってきた…。
須知にいさんそう責めますけど私たち
(吉田)はははっ。
ねっ?
(吉田)それは…。
俺こっち側いてほんまにほっとしてるもん何かね。
あはははっ!「夜の旅番組」言われたときちょっとだけ「いや間違われてる!」って思った。
私も思いました。
めっちゃグルグル頭ん中で…。
「誰と!?」って思ったもん。
よしちょっとさ商店街とか行ってみない?
(松浦)行きましょう!
(吉田)人通りもねあるでしょうし。
そうそうそうそう。
行っちゃおうよ。
うん。
藍ちゃん松浦を知っている人を探して広島で最も人が集まる商店街へ移動。
おねえさん!あっあっ…手ぇ振ってるわ。
いい感じいい感じ!諸見里にちょっと雰囲気が…。
(吉田)ははははっ。
ほんまや。
(松浦)お仕事中すみません。
ちょっとだけ出てきていただいて…。
(松浦)あっ来てくれた。
よかったよかった。
どうもどうもどうも。
すみませんお仕事中。
よし!あっどうぞどうぞ。
こっち…こっちへ。
ちょっとよろしいですか?ちょっと…来てちょうだい。
あのね今知名度調査をしておりましてね。
はい。
ちなみに私の名前わかります?おお〜!ここは?吉田さん!
(吉田)よっしゃ〜!これはいける。
これはいける。
その流れでトントンと来ました。
さあこの子!・何て…何ていうん!?・知らん知らん。
(松浦)うわ〜〜!!わあ〜!やった〜!もりさ〜ん!「やだ〜!」って…。
お願いします!・わからん…。
お願いします。
(吉田)そして?わかんない…。
「知らない知らない全然知らない」…。
・ごめんなさい。
そこまで〜。
(吉田)ははははっ。
あはははっ。
じゃあちょっと酒井藍ちゃんとこめくりましょうか。
はい!ドゥ〜…ルン!あっ麺出てきたわ。
・担担麺担担麺…。
おっ!これ麺出てきたけど…。
これ…この3つの写真見てね我々ね汁なし担担麺を目指してるんですわ。
どこやろ?わからない?
(松浦)だめか…。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
すみませんお仕事中に。
(松浦)ありがとうございました。
ちょっとですよねぇ。
「西遊喜」ヒットしますよこれは。
よっしゃ〜!ほんとに。
4つのヒントのうち3つまで出てますから。
ねえ。
(吉田)やっぱ見てくれてる人は見てくれてるんですねぇ。
ありがたいです。
よかった…。
(松浦)はい。
「真也」も出てけぇへんやんか。
「真也」はまあまあ私言うてるからね。
(吉田)そうですよね。
「真也真也」いうて。
頼むわもう。
家族で好きなんですよ。
このあとも「新喜劇」を知っている人には出会うが松浦の名前は出てこず…。
制限時間は残り30分に。
(吉田)おお〜!おにいさんちょっとだけお時間いいですか?ちょっとだけいいですか?ご協力してください。
今新喜劇のねメンバーでね広島でどれだけ知名度があるか。
藍ちゃん!私は?吉田。
はい!ドリルすな。
3人の名前はスラスラと出てきたが果たして松浦は?ギター…「すち子&」…。
(吉田)「すち子&」…。
「すち子&」…。
・え〜っとだから…。
アカン名前出ぇへんかった!もうすんまへん。
松浦の名前は出ませんでした…。
毎週見てくれてるのにもう〜。
(松浦)ねえ。
ありがとうございます。
ありがとうございます〜。
また見てください。
ありがとうございます〜。
(吉田)こいつの顔見てください。
自分何なん?ええ加減にしてほしいわもう。
・俺の名前知ってる人あれ?ああ〜あれ!あれ!手ぇ挙げました?今。
お願いします!ええ加減にしてほしいわもう。
・俺の名前知ってる人あれ?ああ〜あれ!あれ!手ぇ挙げました?今。
お願いします!何とスカートねタグが…。
全然いいです全然いいです。
試着中に。
このスカートをお買い上げなんですか?今どうかな?っていうとこですよね?すごく似合ってる。
すごく似合ってる。
ありがとうございます。
ちょっとずつ…ちょっとずつ名前聞いてっていいですか?あの〜私のね…私の…。
あの〜まず「新喜劇」見てるんですよね?私いちばん期待させていただいています。
吉田裕!はい。
ありがとうございます。
藍ちゃん!そして?すっちー。
さあここよ!はいいきましょか。
はいこの人の名前は?よっしゃ!やった〜!やった〜やった〜やった〜!松浦にいさんこのスカート買ってあげてください。
買いましょう買いましょう。
買ってあげてよ。
いいですいいです。
(松浦)ありがとうございますこちらこそ。
いやギターは今のはよかったね。
ちょっとね「俺の名前を知ってるか」言うてんな?ほな向こうの方で手を挙げて…。
嬉しい。
松浦が魂の叫びでミラクルを起こしこの写真めくってヒントをね…。
・あっはい。
こう…基に。
・ええええええええ。
お店を探してるんです。
ここ…何?これ。
「広島YMCA」。
「八丁堀」。
(吉田)この辺にあるんですか?もうちょっとえ〜っと電車…挟んで向こう側ですね。
(吉田)へえ〜。
これちなみにねこれ見てあの〜あれですよね
(松浦)おお〜そうです。
じゃあこの辺りに行ったらこのお店出てくるってことやね?たぶんこう行かれてここら辺を右に入るんじゃなかったかと思うんです。
(松浦)ほう〜。
(吉田)へえ〜。
奥様に詳しいルートを教えてもらい正解のお店を目指します!ちょっと曲がってみる?この辺。
(松浦)そうですね。
ここだよ!ああ〜いた!
(吉田)いてはった!もう立ってたわ。
(松浦)やった〜。
ははははっ!
(河村)お待ちしておりましたよ。
ここやここ。
よっしゃ〜!
(河村)そうそう。
(すっちー)
(河村)「くにまつ」さんの汁なし担担麺。
(河村)はい。
皆さん見事制限時間内にたどりつけましたので
(一同)やった〜!フゥ〜!河村アナおすすめのお店「くにまつ」は…。
並んででも食べたい汁なし担担麺そのお味は?
(河村)店長さんお願いします。
(店員)すみませんお待たせいたしました。
おおっ!
(一同)おお〜。
(吉田)ありがとうございます。
うわ〜美味しそう。
ご主人が独学で考案したレシピで作る汁なし担担麺は唐辛子の辛みと山椒のしびれがクセになる大人のためのご当地麺!食べ方にはあるポイントが!
(河村)底にタレが入ってるんですけど
(河村)底から。
食べるのを我慢して混ぜる。
汁なし担担麺を美味しく食べる秘けつはとにかくよく混ぜること!タレとひき肉を麺にしっかりからませてお皿の中の汁気がなくなるまで30回以上混ぜる!すごい…あっ
(河村)そうなんですよ。
いただきます。
うんおっいいですね。
あっ美味しそう。
う〜ん!美味しい〜!
(松浦)ええ〜。
(藍)
(藍)十分…あっ
(松浦)辛い?でもめっちゃ美味しい。
美味しい?いっちゃいます。
(松浦)おうおうおう。
うんええ〜すごい。
うわっ!べろきた!べろきた!
(松浦)まじっすか。
早い。
山椒が早ぇ。
早ぇ〜。
ははははっ。
山椒早ぇ〜。
ははははっ!
(吉田)これめっちゃクセになんのわかりますわ。
美味しい。
そして松浦が食べるのは4段階ある辛さの中でも最も刺激の強い4辛!たっぷりのラー油に山盛り掛かった山椒。
1辛と比べるとこの違い!加減知らないからね。
いただきます。
うわ〜。
どう?もうきてるでしょ?もうきてるでしょ?
(一同)ははははっ。
辛ぇ。
いやでもねっ。
しびれてる?あっ
(吉田)ほんまや。
言わないでくださいほんとに。
(河村)皆さんうそやろ?
(松浦)うそ!?いやちょっと…。
(吉田)急がなアカンの?
(河村)もうほんと…ほんと時間…何で?
(河村)ありがとうございました。
お騒がせしました。
水も飲ましてくれへんのかいな。
お店を飛び出した4人は西日本グル麺ツアー2か所目の博多へと移動。
広島から新幹線でおよそ1時間博多に到着!さあさあさあさあ西日本グル麺ツアー2か所目の福岡に到着いたしました。
(松浦)とうとう九州に上陸しました。
雨も上がってるわ。
良かったよ〜。
(吉田)ねえ。
これでね動きやすいですね。
さあ今何時?2時前でございます。
2時か〜。
ねえ。
まあまあいい時間になっちゃってるね。
(吉田)時間たちましたね。
(松浦)頑張りましょう。
ちょっとちょっとあれじゃないの?
(吉田)はあ?
(松浦)あれちゃうでしょ?ようこそ皆さん。
(吉田)ええっ?ほら。
ええ〜!
(吉田)どうも〜。
・よう来んしゃったねぇ。
あっありがとうございます。
近い近い…近いですね。
いきなり近いですね。
私入社1年目のRKB佐藤巧と申します。
フゥ〜!パチパチパチ…
(拍手)佐藤巧?
(佐藤)はい。
いいんですか?えっ…ちょっと待って。
腕だけだよ。
グッと力入れてもらってもいい?フゥ〜。
へえ〜ちょっと待って。
そしてそして…。
ええ感じやん。
ははははっ。
いいっすね。
藍ちゃん決してえっうそ!?ほんまですか?へえ〜そうですか。
(佐藤)さあこの西日本グル麺ツアー2か所目のこの博多で皆さんに食べていただきたいのは
(松浦)おお〜!
(吉田)博多といえば。
(松浦)王道王道。
本場!2か所目の博多で食べるのは佐藤アナがお薦めするこちらのあっさりとした魚介と濃厚な豚骨スープのバランスが絶妙なんです!ちなみに
(佐藤)あのですねRKBでは日曜日の深夜1時30分から。
深夜か〜。
(佐藤)また遅いんですよね。
(吉田)日曜日っすか?
(佐藤)日曜日ですしかも。
(吉田)深夜1時30分?
(佐藤)はい。
若者かな。
(吉田)まあまあね狙うは。
制限時間は90分で。
また〜!?博多まで来たのに。
(佐藤)お疲れでしょうけども。
頑張ってとんこつラーメン食べれるようにね頑張りましょう。
さあ行きましょう!いってきま〜す!
(松浦・すっちー・吉田)いってきます。
若い子狙いでね。
ヤングでいこうか。
(松浦・吉田)うん。
あっちょっとお時間よろしい?
(吉田)ちょっとよろしいですか?ちょっと来てくださる?
(吉田)そないにお時間取らせませんので。
悪い人たちじゃないから。
知ってます?我々知ってます?見たことある。
よしもと新喜劇なんです。
こんにちは。
今ちょっとね知名度調査をさしてもろうてましてねあの〜私の名前ってわかります?正解!フゥ〜!
(松浦)まじか〜!すごい。
強い!さすが!フゥ〜!
(松浦)さすがやねぇ。
続いては…。
ちょっと待ってね。
ちょっとちょっと…。
(吉田)乳首ドリルすな。
あっそれはわかるんです。
(吉田)すなすなすな。
つま先やめろ。
顎やめろ。
脇やめろ。
ドリルせんのか〜い!の…。
(吉田)どないやおい!ええ〜。
こちら。
この子なんですけど。
はじめまして違う違う違う。
殺されるよ。
(吉田)ほんまに殺される。
そして問題の松浦は?
(松浦)どうですか?
(松浦)「はじめまして」…。
ははははっ!名前をね言っていただけたらねこのパネルをめくってねヒントが隠されてるんです。
おいしいとんこつラーメンを私たち目指してるんですよ。
(すっちー)わからんって〜。
これ見たとてやしね。
(吉田)顔だけじゃわかんないです。
この店長知らないですよね?この店長見たことないですね?いや〜わからない?ありがとうございます。
(吉田)ありがとうございました。
ありがとう。
う〜んさすがに難しいね。
(松浦)でもすっちーさんすごいな。
(吉田)すごいですよ。
すごい。
(松浦)あっなんか笑うてるぞ。
ちびっこ〜。
(吉田)イエ〜イ。
ちょっとちょっとテレビだよ。
イエ〜イ!おいで〜!かわいらしいなぁ。
(吉田)ちょっとお時間いいですか?
(すっちー・吉田)「知りません」。
もうこらあかん。
こらあかん。
(吉田)よしもと新喜劇聞いたこともないの?名前知ってる?名前知ってる?知らない?これは無理だわ。
(吉田)ははははっ!来てくれてごめんね。
ありがとう。
ありがとうな。
ねえ〜。
(松浦)九州はなかなか厳しいなこれ。
(吉田)名前はなんですか?ちょっとわかんないです。
このあとも聞き込みを続けるがヤバいねぇ〜。
(吉田)そうですよ〜。
これはちょっと広島のようにはいかないね。
ああ〜時間が…。
うんはい。
うん場所変えましょ。
行こう行こう。
(吉田)どこに行くんすか?繁華街。
(吉田・松浦)繁華街。
流れを変えたい4人は博多一の繁華街中州エリアへと移動。
ちょっと焦ってきたよ30分だからね。
(吉田)ちょっとヤバいですよどんどん聞いていきましょもう。
こんにちは〜。
こんにちは。
(吉田)ああっ!あれ?あれ?あっすごい今「すっちー」って。
今ね知名度調査をしております。
(吉田)はい。
まず私の名前わかりますか?すち子さん。
フゥ〜!はい続いて。
(吉田)僕の名前わかりますか?
(吉田)それ名前じゃないです。
「すんのかーい!」っていう名前ないでしょ。
この子は?何藍ちゃん?
(吉田)えっ?・勉強しまっせ引越のよっしゃ!ははははっ!これ大丈夫?それずるない?イエ〜イ!
(吉田)オッケー?
(松浦)はい。
一応聞いときましょ。
(吉田)おっ!おっ!あれ?真也。
何真也?えっわからん。
それわからん。
五郎丸。
いやいやいやいや…。
どっから…どっから…。
(吉田)五郎丸さんしてますけど。
藍ちゃんがめくれる。
はい!いっちゃいましょう。
ありがとうございます。
(一同)おお〜!
(吉田)まあおいしそうやなっていうぐらいしか…。
ありがとうございました。
(吉田)探してきます。
助かりました。
(吉田)ありがとうございます。
ありがとうございま〜す。
さあ時間が少なくなってきました。
(吉田)ほんまヤバいで松浦。
ヤバいよ〜。
探さないと。
お店の方とかでも目ぇ合うてねちょっとでも「あっ!」ってなったらやっぱり…。
ねっうん。
だからこれ
(吉田)ははははっ。
うん。
(吉田)その発想でいいんですね?そういう発想ですよ。
(松浦)そういうことか。
(吉田)いけるなっていうね。
知ってる人…。
(ギターの演奏)
(松浦)どうも〜よしもと新喜劇の者で〜す。
皆さんご存じですか〜?どうも〜!あっにこにこしてる。
(松浦)どうもどうもどうも!
(吉田)ちょっとお時間よろしいですか?どうぞどうぞおねえさん。
こちらに来ていただきまして。
真ん中の方に来ていただきまして。
少しお時間いいですか?私たちよしもと新喜劇のメンバーなんです。
知ってます?私知ってる?知ってるおお〜!そして僕の…僕は知ってます?わかるような…。
僕の名前を教えてください。
やった〜!やった〜!いったいったいった。
(吉田)ありがとうございます!ハゲ。
よし。
これはいけるでしょ。
・わかります…。
ははははっわかりますけどちょっと名前が…ごめんなさい。
名前が出ない。
名前が出ない。
・名前が出ない。
「すち子&」…。
ははっ!「すち子&」…あかんか〜。
何してんのあんた〜。
またしてもヤッベェ!
(吉田)すち子さん僕はオッケーですね?オッケー。
めくろうめくろう。
(吉田・藍)よっしゃ〜!ねっ。
いきましょう。
ちょっとね知名度調査してねこれがめくれたらねあるお店が導いてくれるんですけどね。
・すご〜い。
ん?何?これ。
オレンジ色の看板に青色の文字。
うん。
(吉田)結構特徴的ですよね。
隣が「みちよ」。
よっしゃ。
これはもうこのまま探してもええけどこれ時間が残りねあと…5分。
(吉田)ええっ!ヤバいヤバい!とりあえずここ調べたらかなりのヒントが出てるはずやからとりあえずここだけなんとかめくろう。
(吉田)すんませんほんとありがとうございます。
ありがとうございました!ありがとうございます。
(吉田)さっきそれでいけてんから。
(松浦)・僕の名前知ってる人・手を挙げてください歌いながらアピールするも松浦の名前を知る人には出会えぬまま時間だけが過ぎていく…。
こんにちは。
「よしもと新喜劇」知ってます?
(吉田)おおっ!名前とかわかります?すち子さん。
おっわかる。
さあここ。
(松浦)はい。
(すっちー・松浦)ここ。
だめだ!だめだわ〜。
あかん。
(スタッフ)残り1分。
ちょっと女子女子!女子女子女子。
(吉田)ちょっとお時間いいですか?名前知ってる?名前知ってる?これは?なんやったっけ?
(吉田)そうそうそうそうドリルされるドリルされる…。
吉田…。
吉田…
(吉田)マキバオーの?マキバオーこと吉田…。
(吉田)誰が…ゆうさくちゃうねん。
栄作?
(吉田)栄作でもないねん。
後ろにいるのが?なんだっけ?ダラランってする…。
(松浦)そうそうそうそう。
後ろにいるのが?なんだっけ?ダラランってする…。
(松浦)そうそうそうそう。
(ギターの演奏)
(松浦)はい!はい。
名前がわからん。
(松浦)イエ〜イ!わからん。
もう〜だめだ。
どうすんだよ。
(スタッフ)TIMEUPです。
(吉田)うわぁ〜!TIMEUPやもう〜。
(吉田)いやいや…ねえ。
何なんあんた〜。
(松浦)松浦真也ですけど。
あっ
(松浦)あっ知ってた?知ってた。
一緒に…。
そう「すち子&真也」。
だからもうちょっと…出てこないんよね〜。
ここでTIMEUP!佐藤アナおすすめのお店は博多川沿いにあるオレンジ色の看板が目印の「ラーメン海鳴」でした。
巧ちゃんや。
あらららら。
巧ちゃ〜んわかりませんでしたか。
(佐藤)名前が当てられなかった…。
はいそうなんですわ。
これ誰一人食べれないの?えっ?何それ。
どうすんの?ほんなら。
(吉田)ええっ!?こちら今回は映画のヒットを祈念してええっ?
(吉田)巧さん?何言うとんねん!それ私ら見とくの?
(佐藤)そうです。
(吉田)いやいやいやいや。
(吉田)どないやねん。
「ええなぁ」やあらへんがな。
まあしゃあないわ。
とりあえず見してもらおう。
徹底して臭みを抑えた豚骨スープと香り高いかつお節などを加えた魚介スープ。
この2つのスープを組み合わせた魚介とんこつラーメンは豚骨の濃厚さと魚介のあっさり感がマッチしたお店の看板メニュー!
(佐藤)映画「西遊喜」ヒットを祈願して私がこの「海鳴」の魚介とんこつラーメンいただきます。
魚介とんこつ。
魚介?
(佐藤)ではまずスープから。
いや〜スープからいきやるわ。
(吉田)うわぁ〜。
あぁ…おいしい。
最初豚骨がねクッとくるんですけど魚介であっさりなんですよこれ。
なるほどね〜。
たまらんなぁ。
(佐藤)あと僕好きなのはこれネギなんですよね。
ネギの感じも良いんですよ。
ねっネギをちょっとね一緒に麺と…。
(松浦)麺真っ白。
きれい。
きれいな麺やわ。
うわ〜。
(吉田)うわうわうわっ。
うわ〜。
いや〜おいしそう。
(佐藤)んん〜。
麺もモチモチなんですけどしっかり硬さもあって。
全然聞こえへんわ。
ごめんね。
いいよ
(吉田)食べにくいやろ。
ほら。
藍ちゃん見ながらチャーシュー食べて。
(一同)ははははっ。
どこ押さえてんのあんた。
(吉田)チャーシュー自分や思うてない?ええ〜?ほんま。
(一同)ははははっ。
いや〜食べたかった。
でもしゃあないわな。
(佐藤)食べてほしかったですね。
おすすめだったんですけどね。
また今度ね新喜劇でねあの〜福岡来たときにはぜひ食べに来よう。
そうですね。
うん。
ありがとうございます。
(佐藤)皆さん皆さんえっもう迫ってるの?
(佐藤)もうすぐですよ。
次どこやった?熊本や。
もう行かんとあかんの?バタバタやんこれちょっと。
大将すんませんまた来ますわ。
(松浦)ありがとうございました。
巧ちゃんもありがとう。
(佐藤)ありがとうございました。
(吉田)またお願いします。
(佐藤)頑張ってください。
ごめんね。
博多を後にした4人はグル麺ツアー最終地点の熊本へと移動。
朝から強行スケジュールで旅をする三蔵一行かなりお疲れの様子。
休息もつかの間3か所目の熊本に到着しました。
イエイ!
(吉田)よっしゃ〜。
もう日ぃ暮れかかってるわ。
はい。
もう5時過ぎです。
5時過ぎ?正直ちょっと疲れてきたわ。
(吉田)ははははっ。
(松浦)確かにね。
しんどいわ。
もうははははっ!ほんまや。
おっさんやわ。
よかったちょっと暗がりになってきて。
(吉田)そうか見えへんもんな。
さあさあさあ熊本は誰が待ってくれてる…。
・いや〜よう来なはった。
(4人)えっ?もう待っとりました〜。
すみませんあの〜
(吉田)いやいや違うでしょ絶対。
まあまあ…そういうふうに見えるかもしれませんけど私この道35年熊本放送のアナウンサー本田と申します。
よろしくお願いしま〜す。
ちょっと待って。
ここへきて急にベテランって。
(本田)いやいやいや…。
2年目1年目ときて35年目?
(本田)ちょっと不安になるなぁ。
いや〜西日本グル麺ツアー3か所目ということですよね?3か所目です。
今日はですね
(本田)これを食べていただきます。
(4人)「タイピーエン」?3か所目の熊本で食べるのは本田アナがお薦めするこちらの鶏ガラスープにたっぷりの野菜と春雨が入った熊本のご当地麺です!ちなみにあの〜当たり前じゃないですか〜!
(一同)ははははっ。
あたり前田のクラッカーですよ〜!でた。
古い。
もう月曜日の午後2時!月曜日の2時?
(吉田)月曜日の午後2時。
学生は見てない。
(本田)ははははっ!主婦狙いや。
(吉田)主婦狙いですこれ完全に。
(本田)このええ〜!誰や?
(本田)このええ〜!誰や?
(本田)くまモ〜ン!いや〜!
(藍・松浦・吉田)おお〜!
(松浦)すげぇすげぇ。
すごいや〜ん。
久しぶり〜。
(吉田)久しぶりやないかい。
わあ〜おい!おいおいやめぇやめぇやめぇやめぇ。
やめぇやめぇやめぇやめぇ。
いくんか?いくんか?いくんか?いくんか?いくんか?おい。
乱暴や…わあ〜おい!乱暴や。
わあ〜!つま先やめろお前。
顎やめろお前。
(本田)マイク落としちゃいました。
(吉田)脇やめろおい!脇やめろ。
脇やめろ。
おお…乳首ドリルすな。
ドリルすな。
すな。
すな。
すな。
つま先やめろ。
顎やめろ。
脇やめろ。
ドリルせんのか〜い!せぇやおい!せぇやこれ!若干乱暴すぎてね若干私はひいてますもう。
(吉田)痛い痛い痛い痛い!少々手荒なくまモンの歓迎を受けここ熊本でも90分以内のゴールを目指します!
(本田)私先にお店行って待ってますんでひとつよろしくお願いしますよ。
太平燕!太平燕目指して頑張るぞ〜!
(一同)よいしょ〜!行こう〜!早速熊本で最も人が集まる商店街に移動し知名度調査開始!あっどうぞおにいさん。
おにいさん。
おにいさん写真を撮ったっていうことは「こいつらなんだ?このコスプレ」っていうので撮ったのか「あっあの人達だ!」っていうので撮ったのかどっち?
(吉田)よし!なんの人かわかります?・よしもと…。
よしもと新喜劇のメンバーです。
ちょっとね知名度調査しております。
まず私。
名前わかりますか?わからない。
はいこの…。
わかりますわかります。
おっいける?何?名前わからない。
(吉田)名前が出てこないね。
(松浦)名前がね…。
(吉田)僕は?あれ?すっちーじゃない…。
すっちーは?
(吉田)すっちーは?すっちーはこの中でどれ?
(吉田)ははははっ。
はじめてやこれ逆になったん。
(吉田)いやでも最近坂田師匠いよいよですか。
ねえ。
こっちがすっちーなんよ。
あれ?
(吉田)そうなんすよする方がすっちーです。
ねえされる側は…。
(吉田)吉田裕です。
吉田裕やったんよ〜。
ごめんねありがとう。
また「新喜劇」見てね。
月曜日のお昼2時でしょ。
お願いします。
はいありがとうございます。
更に!なんの団体か知ってます?あっ「よしもと新喜劇」はご存じ?ほんでちょっと今ちらっと出ましたね。
私の名前は?どっちでもいいんですよ。
吉田…。
(吉田)ふふふっ。
ちょっと待って
(吉田)ほんまですよ。
えらいこっちゃ。
そんなことあんねや。
(吉田)ははははっ。
こんな現象があるんですね。
なあ。
逆さになってるわ。
(吉田)ほんまですよ。
そうか〜。
月曜日のお昼2時からね「よしもと新喜劇」やってますんでまた見てくださいね。
お願いします。
(すっちー・吉田)お願いします。
(吉田)おねえさんもどうぞどうぞどうぞ。
ちょっとお時間頂きますすみません。
どうぞ。
ちょっとだけ質問さしてもらっていいですか?「新喜劇」ご存じ?「めっちゃ好き」。
けど私もう…。
名前私分かる?すち子さん正解。
よしいった。
(吉田)僕分かる?
(吉田)吉田?
(吉田)ちゃうちゃうちゃう。
だめ〜!
(松浦)あか〜ん。
「ゆうや」やないがな。
じゃあここも分かんないか。
「ブーブーブー」まではいくんだけどなぁ。
ああ〜。
(松浦)うんうん。
(松浦)なんやねん!「実際にハゲてる方」。
なんやねん!それ。
なんて今言われました?「実際にハゲてる方ですよね」って。
正解は?ピンポン
(ギターの音)
(松浦)そらそやけどな。
名前を聞いてんのよ。
めくれませんから。
見てくれてるんやけどな〜。
ちょっとね〜なかなか。
・ああ〜すごい!ありがとね。
ありがとうございました。
じゃあちょっとこれめくっちゃいましょう。
はい私が…。
(吉田)須知さんはいけたんですね。
出てきたわ。
(松浦)おもしろい人が…。
(吉田)ははははっ。
これだけではね。
(吉田)これだけで分かんないすよ。
制限時間の半分を過ぎたところで名前が出たのはすっちーのみ。
言えるよっていう方おられませんか?おにいさん!おにいさんもし。
(松浦)僕たちの名前言える方。
酒井藍さん。
ちょっと待ってちょっと待って。
ちょっと来てちょうだい。
今なんつった?この子の名前。
酒井藍ちゃん。
あっ
(吉田)いやいやいやいや。
勝手に言うたあかんで。
そうそうそう。
ブーブーブー…私人間ですねん。
おおっ!近い近い近い…。
ちょっとちょっと藍ちゃん今
(一同)ははははっ。
いやでもあの〜…。
うれしい。
ありがとうございます。
いや〜よかったやん。
藍ちゃんいけた。
じゃあ藍ちゃんとこのヒントオープン。
(松浦)うん。
う〜ん?
(松浦)う〜ん?
(吉田)あっほんまや。
「マロニー」みたいな感じかな?よしとりあえず藍ちゃん開いた。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
イケメンやしね。
このあとも「新喜劇」を知っている人には出会うがあっという間に制限時間は残り15分に。
「新喜劇」詳しい方〜。
「新喜劇」好きだよっていう方。
(吉田)ねえ。
(松浦)あっ!
(吉田)えっえっ何?知ってる?ちょっとおいでおいで。
おねえちゃん。
(吉田)うそ〜まじで?お嬢さんお嬢さん。
(松浦)来て来て来て来て。
かわいいお嬢さん二人。
さあじゃあ知名度調査です。
まず私のお名前。
正解!ありがとうございます〜。
(吉田)吉田?
(吉田)よっしゃ〜!よっしゃ〜!裕!よっしゃあと一人あと一人。
(松浦)うっそ〜じゃあ頼むわちょっと僕僕…。
(松浦)おお〜!えっ知ってる?名字。
名字?名字…。
彼の名前は何真也ですか?
(松浦)せぇ〜の…。
たけした真也!ごめんなさいね時間取らして。
ありがとうね。
いつも見てます。
(松浦)ありがとうございます。
また月曜日見てちょうだい。
はい吉田君の所が開きま〜す。
(吉田)うお〜!なんや?これ。
ものすごい高級感ある。
(松浦)ほんまですね。
ほんまや。
(松浦)年季の入った看板。
いやこれでも難しいぞこれだけやったら。
うわぁ〜。
(吉田)やっぱりここがめくれないと。
たけした真也。
(吉田)たけした真也。
(吉田)いやいやいや。
あの家族いってみようかな。
(吉田)お時間いいですか?こんにちは。
いいですか?えっ?えっ?なんですか?
(吉田)ちょっとあの…ちょっとだけ協力してください。
よしもと新喜劇はご存じですか?はい。
もう1月の…いつ?17日。
(吉田)17日。
熊本に行くやつや。
はい。
ということはビッグチャンス到来!新喜劇の熊本公演のチケットを買ったというファンの方に遭遇!!さあちょっと待ってちょっと待ってよ。
はい。
ここの名前を当ててください。
ちょっと待ってくださいよ。
えっ?ちょっと待って…。
「すち子&」…。
真也!名字名字名字。
・えっと…はははっ。
なんだったっけ?えっちょっと待って思い出す…。
ああ〜でも何真也か。
えっと…えっとね。
はい。
うん。
ここの名前を当ててください。
ちょっと待ってくださいよ。
何真也か。
えっと…えっとね。
はい。
うん。
(松浦)よっしゃ!やった〜!出た!出ました!ありがとうございます。
よしめくろう。
(吉田)はいはい。
4つ目は…。
・来月行きます。
(吉田)来月ね。
「洗馬橋」。
洗馬橋。
(松浦)洗馬橋?ここから洗馬橋は近い?・ん?洗馬橋近い近い。
近い?どっち?こっち?こっち。
こっち?よし。
じゃあ洗馬橋行こう。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
4枚目のヒントを頼りに正解のお店を目指します。
(吉田)えっ?ちょっと待って。
(吉田)えっ?よっしゃ!これちゃう?これちゃう?
(吉田)うわっこれや。
これやんね。
「会楽園」。
これや「会楽園」。
(松浦)よっしゃ。
やった〜!フゥ〜!やった〜!着いた〜。
行っちゃおうか。
あっいらっしゃった。
(本田)待ってましたよ〜。
(吉田)やっと来れました。
遅かったですね。
(藍・すっちー)すみません。
(本田)どうしたんですか。
(松浦)やった〜。
やった!本田アナがお薦めする太平燕のお店「会楽園」は昭和8年創業の地元で長く愛される老舗の中華料理店です。
(本田)それでは映画「西遊喜」のヒットを祈願しましてやっと太平燕を召し上がっていただきましょう!イエ〜イ!
(吉田)イエ〜イ!うわ〜来た来た!
(本田)それでは映画「西遊喜」のヒットを祈願しましてやっと太平燕を召し上がっていただきましょう!イエ〜イ!
(吉田)イエ〜イ!うわ〜来た来た!時間をかけてじっくりと煮込んだコクのある鶏ガラスープに太めでもっちりとした春雨。
昭和8年から地元で愛され続ける太平燕は具だくさんでありながらもヘルシーなひと品。
(松浦)あっほんまや。
いただきます。
(本田)このスープもね飲んでいただきたいんですけどね。
(吉田)あっうまい。
おいしい。
めちゃめちゃうまい。
春雨がええわ。
最高。
これほんまにツルツルいける。
(本田)この半透明のこのスープがねいいんですよ…。
うまい。
(本田)しつこくなくって。
これはあっさりして…。
うん。
何?これ。
めっちゃおいしい。
(本田)でしょ?スープだけでもどんだけでも飲めるって感じです。
(吉田・本田)ははははっ。
舞台袖に置いときたいね。
ほんまに。
ねえ〜。
これはええわ。
これは最高。
苦労した甲斐あった。
(吉田)うん。
これだけね西日本のねありがたい縁起のいい麺を食べたわけですからそんな映画現地では新喜劇の笑いをスリランカの皆さんに知ってもらう新喜劇の伝統芸であるズッコケをスリランカの皆さんに体験してもらいました。
更に現地テレビ局の生放送番組にも出演しスリランカでよしもと新喜劇をPR!皆さんあの…
(吉田)緊張しますね。
そうですよ。
(松浦)ドキドキしますね。
ねっ。
(吉田)言葉がね…そうですよ。
そのへんの心配もありますけど。
早速今回出演する番組の司会者ティサンカさんにご挨拶。
すると…。
(ティサンカシンハラ語)
(通訳)こちら
(通訳)あと1時間…本番までは。
30分も出るんですか?30分。
怖いよ〜。
この映画祭のこととあと歌を2曲歌え?
(通訳)ぐらい。
2曲ぐらい歌えって。
どんな指定?4人が出演するのはスリランカで人気のトーク番組ですがここでは毎回ゲストが歌を披露するそうで4人も早速歌の練習をし本番に備えます。
果たして言葉の通じないスリランカでの反応は!?言葉の通じないスリランカで生放送番組に出演する三蔵一行。
いよいよ30分間の
(ティサンカ)はじめまして。
はじめまして〜。
よしもと新喜劇のメンバーです。
(藍・すっちー)イエ〜イ!
(吉田)ハリハリ!ハリハリ!ハリハリ!アユボワン。
(一同)アユボワン。
(シンハラ語)
(通訳)カツラに決まってるでしょ。
(一同)ははははっ。
でもこれを脱いでも同じような感じになってるんです。
(通訳・シンハラ語)
(松浦)いやハゲてませんよ。
ノーノー!ノーノー!早速リクエストされた歌を披露!
(3人)・一人ぽっちの夜カモン!
(吉田・音痴に)・幸せは下手くそやな!ジャンジャン
(ギターの音)ははははっ!ははははっ。
あ〜っはははっ!下手!
(吉田)ハリハリ!新喜劇のズッコケにスリランカの皆さんの反応は上々。
こうして30分間の生放送は無事終了。
そして映画「西遊喜」の舞台挨拶&上映会にはたくさんの人が集まってくれました。
映画を見たスリランカでも好評だった…。
(店長)えっ?おい5分後に社長来るぞ!2016/01/09(土) 12:54〜14:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇120分スペシャル[字]【決意のアイドル、キツいのオタク&グルメロケ】
〜小籔・すっちーW座長競演&映画「西遊喜」ヒット祈願西日本グル麺ツアー〜▼前半はおなじみ新喜劇▼後半はすっちーらが麺料理の旅へ…一行を待ち受ける過酷なロケとは!?
詳細情報
◎この番組は…
小籔千豊とすっちーのW座長による「よしもと新喜劇」と、後半は、すっちー、吉田裕、松浦真也、酒井藍が「西遊記」のキャラクターに扮した「よしもと新喜劇」のスピンオフ作品、映画「西遊喜」の劇場公開を目前に、4人がヒット祈願のために、西に向かって美味しい麺料理探しの旅へ。広島・博多・熊本を1日で巡るという過酷な弾丸グルメツアーをお送りする。昨年11月のコロンボ国際映画祭の模様も交えすっちー一行が駆け巡る!
番組内容
【新喜劇「決意のアイドル、キツいのオタク」】
旅館にアルバイトに来た小籔(小籔千豊)。しかし、旅館が買収の危機に…その上借金取りまで来てしまう!それを見ていた娘(福本愛菜)がアイドルを辞めて旅館を手伝うと言い出す。一体この旅館はどうなってしまうのか・・・お楽しみに!!
番組内容2
【映画ヒット祈願!弾丸グルメツアー「THE・西遊喜」】
すっちー扮する三蔵法師率いる、孫悟空(吉田裕)、沙悟浄(松浦真也)、猪八戒(酒井藍)が再び西へ向かって旅に出る「映画のヒット祈願」グルメツアー。各地で美味しいお店を紹介してくれるのは、ご当地アナウンサー。ヒントとなる料理写真1枚を頼りに制限時間内に自力でお店を捜せるのか!?お楽しみに!!
出演者
【新喜劇】
小籔千豊/清水けんじ/島田一の介/浅香あき恵/福本愛菜/酒井藍/佐藤太一郎/音羽一憲/太田芳伸/松浦真也/宇都宮まき/今別府直之/いちじまだいき/Mr.オクレ/信濃岳夫/金原早苗/清水啓之/岡田直子/すっちー
【ロケ部分】
すっちー
吉田裕
松浦真也
公式HP
【公式HP】
http://www.yoshimoto.co.jp/shinkigeki/
【番組HP】
http://www.mbs.jp/shinkigeki/
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。
ジャンル :
バラエティ – お笑い・コメディ
劇場/公演 – 落語・演芸
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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