認知症のリスクっていうのも随分下がると考えます。
認知症っていうのは現代病なんだなとつくづく思いますね。
そうですね。
(あさ)祝言いうたら思い出しますなぁ。
(新次郎)ん?何がだす?決まってます。
旦那様が祝言の日ぃに紅葉狩りに行ってしもてた事だす。
ああ!回想ほんであの…新次郎さんは?
(弥七)こないな日ぃに三味線持って紅葉狩りやて…。
フッフフ。
そないな事あったな。
へぇ忘れられしまへん。
それやったらわてかて忘れられへんで。
ん?祝言の夜に投げ飛ばされましたなぁ。
はっ!う〜…それい!あっあれは…堪忍だす。
ほんま堪忍しとくれやす。
(笑い声)あのころはどないなるか思てたけどどないかなるもんだすな。
へぇほんまだすな。
(よの)さ〜さあ千代もお支度できましたで。
はぁよう似合てますで千代。
ほんまやなぁ。
わては決してお前を嫁に出さしまへんで。
はぁ?何言うてはりますのやろなお父ちゃんは。
・「朝の空を見上げて」・「今日という一日が」・「笑顔でいられるように」・「そっとお願いした」・「時には雨も降って」・「涙も溢れるけど」・「思い通りにならない日は」・「明日頑張ろう」・「ずっと見てる夢は」・「私がもう一人いて」・「やりたいこと好きなように」・「自由にできる夢」・「人生は紙飛行機」・「願い乗せて飛んで行くよ」・「風の中を力の限り」・「さあ心のままに」
(うめ)はぁ。
まさかうちがあんたのお嫁入りの見送りをする事になるやなんてなぁ。
(ふゆ)すんまへんおうめさん。
何で謝りますのや。
謝ったらお嫁に行ってへんうちがやっかんでるみたいだすがな。
へ?いいやそないな事や…。
ええのや。
うちは自分でこの道を選んだんだす。
縁談も色恋もこの先一生関わりありまへん。
そやけどなぁ時々誰かを思うだけでちょっと心が温こうなりますのや。
あんたはまだまだ若い!これから亀助さんをよう助けてええお嫁さんになりますのやで!はい。
(亀助)ど…どっちだすか?こっちだす。
こっちって…?こっちこっち。
ほれ左や。
左…。
よいしょ。
もう怖いなぁ。
はいここだす〜。
いくで。
ほれ!うっ…。
は〜っ!
(千代の笑い声)やぁきれいやこと。
千代見てみ。
あれきれいなお嫁さんや。
はぁほんまやな。
亀助さんもよう似合うてはりますで。
ヘヘヘヘ。
おおきに。
そやけどな2人が仲人するようになるやなんてなぁ。
奥様新次郎様おあさ様。
お世話になりました。
(ふゆ)これからもどうぞよろしゅうお願い申し上げます。
・
(弥七)ほんまによう間に合いましたなぁ。
・
(榮三郎)さすが雁助やなぁ。
何してはるんだすか?若旦那様。
早大広間に集まっとくれやす。
祝言が始まってしまいます。
(榮三郎)うめ。
へぇ。
帰ってきはりましたで!え?番頭さん。
雁助も帰ってきましたんや祝言も盛り上がりますわな!
(弥七)そうだすそうだす。
早行きまひょ!うん。
雁助も早用意してや。
(雁助)へぇ。
うん。
怖い怖い。
顔が怖い亀助!もっとうれしそうに。
うれしそう…。
何や?それ。
亀助さん笑て!
(亀助)笑てて…。
ほれ動いたらあかんで。
そして祝言も無事終わりそれから数日後
えっ2人で九州に行きたいて?へぇ。
大番頭さんにはこっち戻ってもろてわてとふゆで炭坑に行かしてもらいたいんだす。
フンッ。
余計な気ぃ遣いやがって。
(亀助の笑い声)それにふゆにあの山見せたりたい思いまして。
え?山を?若奥さんがどないムチャして坑夫のみんなの心をつかんだんかあそこで話してやりたいんだす。
それに九州のおなごはんたちはえらい気が利いて頼もしいて聞きました。
うちも見習いたい思いまして。
そうだすか。
カズさんたちもふゆが行ったらさぞ喜びはりますやろなぁ。
へぇ勉強さしてもらいます。
そうだすか。
2人の門出だすな!そういうこっちゃ!喜んで見送ったらななぁ。
よっしゃここは大阪締めで。
お手を拝借。
打〜ちまひょ。
(手をたたく音)も一つせ。
(手をたたく音)祝うて三度。
(手をたたく音)
(亀助)おおきにありがとうございます!ええもんだすなぁ。
は?若い2人を応援するいうのは!若いて…亀助とわて年変わりまへんで。
(美和)おいでやす。
あささんはすっかりうちの常連さんだすのやで。
は?へぇ。
こないだなんか千代とうめとふゆ連れてここでアイスクリンまで頂きましたんや。
そうそう。
おなごばっかりで楽しおましたなぁ。
へぇ!はぁ〜なんちゅうこっちゃ。
あっ五代様。
(友厚)あささん。
ちょっと待っとって下さい。
よろしいんだすか?お友達と来てはるのに。
いや友達いいますか彼らは私と一緒に新聞を作ってる者と今度福沢諭吉先生の紹介で東京から来た我が相談役です。
今商法会議所の中に商業を学べる学校を作りたい思てましてそれでいろいろ話してるとこなんです。
学校…今度は学校だすか!はい。
商家の子弟を集めて若いうちから経営や商売の英才教育をするつもりです。
出来た暁には是非あささんも学びに来て下さい。
へぇ行きます。
行かしとくれやす!ではご紹介致します。
どうぞ。
はぁ〜あ。
わてあのお方が来るとかなわへんのや。
自分が何もしてへんアホみたいに思えてきてしもてなぁ。
あのお方が頼もしいさかいてちょっと何でも引き受け過ぎだす。
新次郎様には新次郎様のよさがございます。
そやろか…。
何2人で仲よく話ししたはるんだすか?何でもありまへんで。
ドキドキと。
ん?ドキドキと!フフフフ。
ドキドキですか?さあ五代様。
お二階にお席ご用意してございますよって。
はいおおきに。
よっしゃわても山屋さんのとこ行ってこ。
へぇ。
あのお二人時々ここで飲んではりますのやで。
山屋さんと旦那様だすか?
(美和)新次郎様と五代様だす。
へ!?あの2人が…びっくりぽんや!お先だす。
はいご苦労さんだした。
ご苦労さんだす。
やっぱり両替の方はぼちぼちだすなぁ。
炭坑とはもう扱うてるお金の桁が違いますわ。
そやさかいやっぱり…。
銀行だすか?へぇ。
もう大阪でも国立銀行が出来てます。
加野屋かて負けてられしまへん。
銀行は反対だす。
そやけど…今日はおめでたい門出の話のあとだす。
この話はまたに致しまひょ。
へぇそない致しまひょ。
うちにも…ありましたのや。
ん?何がだす?ドキドキした事だす。
フフッ。
あったんだす。
決まった許嫁さんがいててそれでそのままお嫁に来て誰かを思てドキドキやなんてした事あれへんて思てたけど…。
回想あっ!これパチパチはんや!ちょっと振ってみ?えっええの?うん。
(そろばんの音)うわ〜ええ音!
(笑い声)あさちゃんもええ顔や。
うちの初めての思い人は旦那様やったんやなぁ。
わてもだす。
何べんあさに惚れ直してる事か。
そんなん…うちもだす。
そして…
わてはええんだすって。
あっわてはええさかいほらお母ちゃんとお兄ちゃんで会うてきとくなはれ!何でわてが会いますねんな。
お前の許嫁やで。
そうだす。
久しぶりなんやからよう顔見ときなはれ。
うちにちょっと似た色白のかわいらしいお人なんやさかい。
え〜…。
さあ。
おいでやす。
加野屋様お待ちでございます。
どうぞ。
なぁうちに似てますやろ。
う〜ん銀行か…。
(千代)ぎんこぎんこ。
あれま!
あさの銀行設立への思いは日増しに大きくなっていったのでした
(千代)ぎんこぎんこ。
2016/01/09(土) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 あさが来た(84)「新春、恋心のゆくえ」[解][字][デ][再]
あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)が仲人を務め、ふゆ(清原果耶)と亀助(三宅弘城)の祝言が行われる。そして、あさは改めて新次郎のことを愛(いと)おしく思って…。
詳細情報
番組内容
騒動を経て、ふゆ(清原果耶)と亀助(三宅弘城)の縁談が決まる。あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)は、仲人を務めることに。美しい花嫁姿のふゆに、よの(風吹ジュン)をはじめ加野屋の人々が、大喜び。そのとき雁助(山内圭哉)が炭坑から戻ってきてさらに盛り上がり…。おめでたいことは続き、榮三郎(桐山照史)にも縁談の話がある中、あさは銀行づくりへの思いを強めていくのだった。
出演者
【出演】波瑠,玉木宏,ディーン・フジオカ,三宅弘城,山内圭哉,友近,桐山照史,野々すみ花,清原果耶,柳生みゆ,竹下健人,南条好輝,旭堂南陵,笑福亭銀瓶,風吹ジュン,【語り】杉浦圭子
原作・脚本
【作】大森美香
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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