ウェークアップ!ぷらす 2016.01.09


色とりどりに咲き乱れる花、白壁、そして石畳、2016年最初のウェークアップ!ぷらすは、ヨーロッパ、地中海のリゾート地にやって来てるわりには、ちょっとなんか着てるものが寒そうだなっていう話はありますが。
実はですね、やって来ておりますのは、三重県の伊勢志摩にあるリゾートホテルでございます。
まさにヨーロッパという感じなんですけどね。
きれいですね。
それにしても、なぜ、伊勢志摩かというと。
ことし5月に、主要国首脳会議・サミットがここ、伊勢志摩で行われるんです。
5か月前にこうして生中継する番組は恐らく日本で初めてなんではないでしょうかね。
いや、でも伊勢志摩、美しいね。
これからご覧いただきますけども。
そうなんですよね。
ただ去年11月には、パリでテロも起こりました。
世界情勢が混乱する中で、日本で開かれるサミットとなるわけです。
その課題や対策を、元防衛大臣にきょうは伺います。
そして、今回のサミットですけれども、経済効果は1000億円以上といわれております。
このサミット、地方に何をもたらすのか、三重県の鈴木知事にもきょうはお越しいただいております。
本当にきれいな場所なんですよね。
ご覧いただきましょうか。
見ていただきましょうか。
さて、皆さん、見えてきましたでしょうか。
サミットの舞台となるといわれているホテルが見えてきました。
まだ正式発表されてないんですけど、恐らくここではないのかということなんですが、この賢島で行われることは間違いありません。
英虞湾に浮かぶ賢島が今、向こうに見えています。
ここに各国の首脳が集まるというわけです。
画面で、右のほうへちょっと振っていただくと、白い建物との間に海が見えますが、ここが賢島の要するに海との境界ですね。
反対側へずーっと振ってもらうとですね、実は今、今!ちょうどれんがの建物、もうちょっと戻りましょうか、カメラ。
そのれんがの建物の右上ぐらいが賢島の端と、もうちょっと右ですね、もうちょっと右、もうちょっと右。
もうちょっとカメラさん、右です。
そこです、そこです。
右の傾斜がついてる屋根の向こう側がそうですね。
この辺りまでが賢島という、そういう位置関係になっております。
サミットがもたらす恩恵と課題、地方は変われるのか。
ことし5月に、世界中の視線が集まります、この伊勢志摩からことし初めてのウェークアップ!ぷらす、お届けしてまいります。
2016年元日。
航空会社の初日の出フライトで、富士山に加えて、ことし特別に向かった場所は、三重県伊勢志摩だ。
サミットは、三重県で開催することを決定しました。
伊勢志摩サミットです。
世界的ビッグイベント、サミット開催が決まり、空前の盛り上がりを見せる伊勢志摩。
早くも熱い視線が海外から注がれている。
インバウンド増加も追い風に、伊勢志摩などを訪れる外国人観光客は、早くも2年前の2倍以上に。
経済効果は1000億円を超えるとの皮算用も。
サミットの恩恵は果たして?
一方で、懸念されるのが、テロの脅威だ。
日本中、どこでテロが起こってもおかしくない。
加えて不安が山積みの世界情勢。
日本の安全は、経済は、私たちの暮らしはどうなるのか?
一方、ことしはオリンピックイヤー。
ブラジル・リオがその舞台だが、実は4年後の東京に向けて、早くも自治体が動きだしている。
ぜひこのたびも、ジャマイカチームも東京オリンピックの際にも来ていただきたい。
2016年、世界は、日本は、そして地方はどう変わり、どこへと向かうのか。
ウェークアップ!ぷらす。
サミットイヤースペシャル。
改めまして、おはようございます。
2016年1月9日土曜日ウェークアップ!ぷらすです。
ご覧いただいて分かるように、伊勢志摩、真後ろに見えていますのが、賢島、ことしサミットが行われる会場というロケーションから、生中継でございます。
天気よくてよかったですね。
本当ですね。
気持ちいいですね。
これ、きょう雨だったらどうなったんだという話ですけども。
生中継でございます。
ちょっとこちらの場所を確認しておきましょうか。
こちら、ご覧いただきましょう。
まず三重県の志摩、こちらですね。
拡大します。
拡大しますと、そちらですね。
このようになっています。
伊勢神宮や夫婦岩といったような観光地としておなじみの場所からは、車で1時間ほどになります。
伊勢神宮から直線距離で20キロ弱ぐらいですけれども、私たちがいるのが今、そこですね。
後ろに見えております、賢島というのは、ここから距離にしておよそ1キロほど向こう側になるわけですね。
今、私たちがいるのは、リゾートホテルの志摩地中海村というところです。
私、初めてではないんですけれども、改めて、いい所だ、ここはと。
五郎さん。
そうですね、なんと日本じゃないような感じですね。
本当ですね。
日本じゃないという表現はどうなんだという。
問題ですね、これは。
心がね、穏やかに気持ちよく過ごせそうな場所です。
今、ちょうど、浅尾さんの所に、浅尾さんの所に、なんか逆光で火が当たって後光がさしてる感じがしますが。
すごいありがたい映像になっています。
ゲストは元防衛大臣の森本敏さんです。
よろしく。
よろしくお願いいたします。
そして伊勢志摩サミット誘致の立て役者、三重県の鈴木英敬知事です。
おはようございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
ようこそ、三重へ。
最近、知事さんもずいぶん若手の方が増えて、とっても爽やかでいい感じ。
いえいえ。
いい感じですけど。
ありがとうございます。
じゃあ、ほかの知事は爽やかじゃないのかということになる。
そうですよ。
さらに、ゲストは、三重県出身の元ビーチバレー選手の浅尾美和さんです。
おはようございます。
おはようございます。
そして五郎さんと別所さんもよろしくお願いいたします。
きょうはですね、この全編サミット関係の伊勢志摩の話題でお届けしようと思ったんですが、年明け、マーケットを含めて、ちょっと世の中騒然としております。
まずはこちらのニュースからです。
今週、初の水素爆弾を発表しました北朝鮮。
それに対し国際社会は制裁強化の検討に動きだしています。
北朝鮮のねらいはどこにあるのでしょうか。
そして拉致問題を抱える日本は、どう動くのでしょうか。
きのうは北朝鮮、キム・ジョンウン第1書記の33回目とされる誕生日。
その前祝いだったのだろうか。
今週、北朝鮮の首都ピョンヤン。
市民がそう語った訳とは。
今週水曜日、衝撃のニュースが世界を駆け巡った。
北朝鮮が、初めての水素爆弾の実験を行い、成功したと発表したのだ。
これまでにも、北朝鮮は3度核実験を行い、国際社会の非難を浴びてきた。
今回で4回目。
しかも初の水爆。
これまでとは何が違うのか。
原爆の威力をね、例えば広島、長崎のを1とすれば、その数十倍、あるいは場合によっては、100倍以上の威力が水爆によって出すことが可能になるということです。
発表が事実だとすれば。
単に原爆を作って爆発させるよりも、より一段、高い状況に技術的に高まったということですね。
これに対し、国際社会は。
わが国の安全に対する重大な脅威であり、断じて容認することはできません。
アメリカや韓国をはじめ、各国が実験を非難。
北朝鮮の後ろ盾とされてきた中国も。
と、強く批判。
国連の安全保障理事会も緊急会合を開き、北朝鮮を非難する声明を発表。
今後、さらなる経済制裁などについて協議するという。
だが、そもそも今回の実験は、本当に水爆だったのか。
国際社会では否定的な見方が相次いでいる。
地震の規模から考えれば、一般的な水爆実験を行ったとは、考えにくいものと認識をしております。
今回、水爆実験に成功したと大々的にアピールする北朝鮮。
真のねらいは一体?こうした状況の中、拉致問題を抱える日本は、難しい対応を迫られている。
独自の経済制裁も科してきたが、おととし、北朝鮮が拉致被害者の調査に乗り出したことを受け、北朝鮮船の入港禁止措置など一部を解除している。
政府はこうした制裁の復活など、日本独自の制裁強化を検討するとしているが。
絶対にこの拉致問題というのを並行して、後回しにしないような形をぜひ取っていただきたいと。
制裁を強化すれば、北朝鮮が態度を硬化させ、拉致被害者の調査がさらに遅れるおそれもあるのだ。
キム第1書記の誕生日のきのう、南北軍事境界線付近で韓国は対抗措置として、北朝鮮の体制を批判する、拡声機での宣伝放送を再開した。
去年、11年ぶりにこの放送を行った際には、北朝鮮は激しく反発。
韓国を砲撃した。
緊張が高まることも予想される。
新年早々、世界に核のアピールを繰り広げる北朝鮮。
国際社会は、日本は、どう対応すべきなのだろうか。
ではゲストをご紹介いたします。
大阪のスタジオからのご出演です。
コリアレポート編集長のピョン・ジンイルさんです。
おはようございます。
よろしくお願いいたします。
おはようございます。
ピョンさん、おはようございます。
まず、伺いたいんですが、北朝鮮ウォッチャーというか、朝鮮半島の専門家から見て、今回の核実験というのは、想定内だったんでしょうか、それとも予想外だったものなんでしょうか。
いずれはやるだろうと、また北朝鮮は、再三にわたって新たな形態の核実験をやると、言明しておりましたので、それがもしかすると、水爆の可能性はあると、こう見ておりましたけれども、まさか、この元旦早々から、正月早々からやるとは思っておりませんでした。
ちょっとこちらに、最近の核問題を巡る主な動きということでまとめてみたんですが、今回、4回目の核実験で、過去3回と大きく違うのは、一つは水爆だと言っていることがあるんですが、もう一つは今まで、過去3回の核実験においては、直前に、少なくとも直前に中国にはやるぞということを連絡していた、ところが今回は中国にも言ってなかったみたいですね。
そのとおりだと思いますね。
それは北朝鮮からすると、もはや中国は北朝鮮にとって、同盟国にあらずと、こういう認識があると思いますね。
それは、前回3回目の核実験の際に、中国が国連の制裁決議に同調しただけでなくて、独自の制裁を取ったと、これに対する北朝鮮の反発ですね。
ですから、仮に事前通告すれば、当然中国は猛烈に反発すると、それに対して、北朝鮮は中国の属国でもないということで、わが道を行くという形で、今回、事前通告なしに踏み切ったんじゃないでしょうか。
それにしても、これ、一部で報道されてるんですが、年末のモランボン楽団の中国での公演に際してのトラブルのようなことが引き金になったといわれてるんですが、本当にそんなことで、核実験までするような指導者なんですか、この北朝鮮の現体制は。
モランボン楽団のドタキャンというのが、一つのきっかけになったことは間違いないと思いますね。
中国が直前のキム第1書記の水爆発言に対して、クレームをつけたとか、あるいはモランボン楽団の出し物の中に人工衛星を発射する、そういう曲目、さらにはその際に、バックスクリーンにその写真が、衛星が飛ぶ、ミサイルが飛ぶ映像が流れることに関して、中国側が演目の変更を求め、これに対してキム・ジョンウン第1書記が激怒して引き揚げたということですけれども、今回の北朝鮮の共和国声明っていうんでしょうか、政府声明を読みますと、再三にわたって、アメリカを批判してるんですね。
その理由は、去年、北朝鮮がちょうど今ごろ、アメリカに対して、米韓合同軍事演習を中止すれば、核実験を一時凍結する用意があると、そういうような提案をしたところ、オバマ政権がその10日後に、1月の20日だったと記憶しているんですけれども、地球上でまれに見るこの暴圧的で残酷な体制は、いずれ崩壊するだろうと、そういうふうに答えて一蹴してしまった。
すなわち、北朝鮮からすると、もはやオバマ政権は相手にできない、オバマ政権はその北朝鮮にとっての同盟国である、キューバやイランに対しては、和平の手を伸ばしながら、北朝鮮に対しては全くいわば交渉の、あるいは和解のそぶりを見せない。
それが、北朝鮮のもはや、これまでということで、核実験をやる、水爆実験をやるってことであれば、早いことに越したことはないということで、ちょうど1年目に当たる1月に、踏み切ったんじゃないでしょうかね。
森本さん。
それにしても、この直接のきっかけがモランボン楽団、こんなことで核実験をやるようなトップが隣にいるというのは、なんとも恐ろしい話なんですが、今回の実験、どうご覧になってます?
私は、まず、水爆と原爆というのは、爆発の威力だけで判別できるのではなくて、もともと放射能物質というものを分析して、分かる場合もあるし、分からない場合もあるんですが。
北朝鮮で実験をした場合に、日本に届くのには大体1日ぐらいかかりますし、半減期が非常に短いので、したがって、まず航空自衛隊のT4を飛ばして、大気中の浮遊塵を収拾した。
あるいはC130Hを飛ばして、気ガスを収拾したりして、分析センターに持って行って分析しようとしているんですが、まだ最終的に結論は出てないので、どちらとも判別できない状態にあると思います。
ただしたぶん、水爆には至ってないだろうということなので、従来の原爆と水爆の間にある、いわゆる強化型の原子爆弾といわれるレベルに至っているのではないかと。
基礎知識ではありますけれども、原爆というのは、プルトニウム、あるいはウランを核分裂によって、大きなエネルギーを生み出すものですが、水爆というのはこの核爆弾の力を利用して、水素の核融合で強大なエネルギーを取り出すと。
その、今、森本さんがおっしゃった中間のものというのは、従来型の原子力爆弾、核分裂を使うものなんですが、中心部に水素を少しだけ置いて、核融合も使いながら、これだと原爆が小型化できるという話もありますけれども。
そうですね。
この実験そのものは、重水素だとか三重水素を核融合によって発生した、高速の中性子を強制的に核分裂をさせるというもので、通常よりも、通常の原子爆弾よりもはるかに少量のプルトニウムで爆発、大きな爆発を起こすことができるんです。
もしこれに成功するということになると、北朝鮮の小さなミサイルにも搭載可能になると。
アメリカの場合は、1956年の実験は50キログラムで成功してますので、核弾頭に載る可能性が非常に高いということも考えられる。
その分だけ弾道ミサイルの開発が進んでますので、わが国にとって、直接の脅威は大きくなっているということだと思います。
日本として何をすべきかなんですが、五郎さん、ご覧のように、北朝鮮の経済制裁、実は現状、解除中というものがいくつかあります。
下のほうとっていただくと、赤の部分なんですが。
こちらですね。
北朝鮮船の入国原則禁止、あるいは朝鮮総連幹部の日本への再入国禁止などが今、解除中なんですが、これを復活させるようなことも考えられているようですが。
非常に難しいのは、拉致問題と核問題を一体どうやってバランス取ってやるか、これが非常に難しいんですけど、ただここで考えておかなければいけないのは、これは基本的に弱者の恐喝であるということですよ。
一つはね、それともう一つはやっぱりアメリカがそれだけの力がなくなってると。
そういう中で、中国も北朝鮮に対して、影響力は次第に少なくなってるということで、中国はずいぶんあなどられたなという感じはするんですね。
そうすればどうしたらいいかというと、もうね、これはみんなでやっぱり協力してやるしかないということですよ。
そして、一番大事なのは、やっぱり中国ですよね。
中国がやっぱり裏でね、いろんなエネルギーとか食料、それきちんと断たないと。
ピョンさん、時間がなくなってきました。
ひと言だけでお願いしたいんですが、その中国の動きなんですけれども、そこまで今回、中国は、メンツを潰されて、今までのように原油や食料の供給を北朝鮮に続けるということなんでしょうかね?
今回は中国は相当本気で怒っていると思いますね。
問題はそれをどういうふうに行動に移すか、これが焦点じゃないかと思うんですね。
と申しますのは、これで終わりならば話は別ですけれども、確実に北朝鮮は、今度は国連安保理の制裁決議が出れば対抗措置として、衛星と称するテポドンのミサイルを再発射する可能性もありますし、再度の核実験も考えられますので、いわばここは、習近平政権がキム・ジョンウン政権にどう向き合うか、それが今回の国連安保理でのいわば最大の焦点というか、中国自身の本気度が問われるんじゃないでしょうかね。
ピョンさん、ここまでです。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
失礼しました。
それにしてもことしはこの核実験だけではなくて、年明け早々、世界はまさに騒然としております。
そうなんです。
国交断絶による中東情勢の悪化や世界的株安など、2016年の幕開けは、波乱に満ちたものとなっています。
伊勢志摩サミットでは、世界が抱えるさまざまな問題が、議長国である日本にのしかかってきます。
2016年。
早々と日本は、世界は、大きく動きだした。
仕事始めの4日、国会が開幕。
異例の早さだ。
内政においても、外交においても、本年は挑戦、挑戦、そして挑戦あるのみ。
夏に控える参議院選挙の争点の一つは、アベノミクスの成果。
安倍総理は、経済優先の政権運営を表明したが、ことしこそデフレ脱却、給料アップは期待できるのか?
期待していただけるような、そういう収入アップ、賃金アップにしていきたいと。
企業の業績がよければ、当然、それは社員に還元せなあきませんから。
ところが、いきなりの冷や水?新年の株価は低迷。
4日、ことし初めての取り引きでは、いきなり株価が500円以上下落。
今週、日経平均は立て続けに値下がりしてしまった。
その背景にあるのが、激動の世界情勢だ。
原油安に加え、去年から陰りを見せる中国経済。
年明け、上海市場でも株価が急落し、取り引きを停止する異常事態に。
経済や景気だけではない、株価に大きな影響を与えるのが、テロへの不安をはじめ、安全保障を巡る世界情勢だ。
今週の北朝鮮の核実験を受け、株価は大きく値下がりしたが、緊張はそれだけではない。
中国の海洋進出。
ベトナムなどと領有権を争う南沙諸島で、今月2日、中国が完成したばかりの人工島で、民間機の初飛行を行ったことが明らかになった。
軍艦を派遣するなどアメリカも目を光らせる南の海は、火種となるのか。
さらに、世界で警戒されている過激派組織イスラム国。
去年11月のパリ同時多発テロ以降、状況は一気に緊迫。
アメリカやフランス、ロシアなどがイスラム国の拠点に空爆を行うが、懸念されるのは、報復の連鎖だ。
さらに、イスラム教の宗派対立を発端に、今月3日、サウジアラビアとイランが国交を断絶した。
中東地域の安定のため、すべての当事者が自制し、対話を通じて事態を鎮静化させ、平和的に問題を解決することを求めていくことで、一致をいたしました。
産油国も多い中東で一気に高まる緊迫の度合い。
イスラム国の拠点があるシリアの和平にも暗い影を落とし、原油相場や世界の安全保障に大きなリスクとなりつつある。
早くも激動の様相を見せる国際社会。
そんなことし、問題解決の鍵を握るのが、実は日本?
日本外交が世界を引っ張っていく一年となります。
去年末、いわゆる従軍慰安婦問題の解決へ、10億円の拠出などで韓国と歴史的な合意を果たした安倍政権。
さらにこの1月から、日本は国連の非常任理事国に加わった。
2年間、世界のあまたの課題に向き合うことになる。
その日本で、5月に開かれるのが伊勢志摩サミット。
今週、安倍総理はサミット参加国の首脳を招く予定の伊勢神宮を参拝し、こう意欲を語った。
このすばらしい環境の中で、G7のリーダーたちと世界が直面するさまざまな課題について、率直な議論を行い、そして実り豊かな成果を出していきたいと思っております。
経済、外交、そして安全保障。
激動の幕開けとなった2016年、日本は、安倍政権は、どんな成果を残すことができるのだろうか。
その2016年のサミットが行われる、三重県の伊勢志摩、後ろが賢島という、このすばらしいロケーションで、年明け最初のウェークアップ!ぷらすですから、せっかくビーチの妖精の浅尾美和さんをお迎えして、楽しい話をしたかったんですけれども、ちょっと年明け、騒然としてますよね。
そうですね。
でも三重県の人たちは、やっぱり伊勢志摩サミット、すごく盛り上がってるので、悲しいニュースもたくさんあるんですけど、そういう部分でこの伊勢志摩サミットが明るいニュースというか、盛り上げていけるように、三重からいろいろ発信したいなと思いますね。
なんか、花柄の衣装が。
ありがとうございます。
すてきですね。
そういう明るい世の中であってほしいとは、別所さん、思うんですけれども。
そうですね。
すべてのことをばらばらに議論できないからこそ、こういうサミットの場があるわけですから、賢く、賢人会議にちゃんとなるように。
賢島にかけて?
名にふさわしい議論をしていただきたいです。
お願いします。
三重県知事。
やっぱりこういう難題がたくさんありますので、これを安倍首相や日本がリーダーシップをとって、議論できるように、私たちとしては、開催地としてしっかりサポートしていく、万全の態勢を整えていくことが大事だと思いますね。
それにしても、年明け早々、森本さん、ご覧のように、一番最初、驚かされたのは、1月の3日ですか、サウジアラビアとイランが国交を断絶。
いきなり国交断絶というのには驚いたんですが。
何が、どう見たらいいですか?
結局、アメリカが徐々にこれから中東から引いていくと。
そのあとの覇権をどちらが争うかという、いわゆるシーア派の代表たるイランと、スンニ派のサウジ、大国中のこの2つの関係が、非常に難しい、いろんなここの問題で、例えばサウジのイエメン攻撃だとか、それからサウジがシーア派の幾人かを処刑したとかっていうつまり、そういう事件で、この2つが今、激突して、中東が真っ二つに割れてるという状態で、なかなかサミットで解決できるかどうか分かりませんけれども、中東湾岸全体の不安定要素を作っているということだと思います。
どうなんでしょう、このサウジアラビアとイランが全面的に正面で対決するというようなことはありうるんでしょうか。
いや、正面で対決すると言っても、イランは核を一応今、凍結するということが去年の7月に決まりましたので、そういう大きな紛争にはならないんですけれども、小競り合いがいろんな所で行われて、本来であればイスラムのテロを掃討するという目的だったのに、問題が、焦点が移ってしまって、さらに地域が不安定になると、ヨーロッパに行く難民がすでに去年の末、100万になってますから、これ、難民に与える影響っていうものを、いろんなものが波及してくると、もちろん、石油の価格もこのところ、すごい勢いで減って、世界経済に重大な影響を与えてますから。
そうですね。
間接的な影響が非常に大きいと。
世界経済ということで言うと、4日に年が明けて、地球をぐるっと回って株価が全面安になるという、今、状況になってます。
その経済の見通しについて、専門家の方ですね。
東京のスタジオからのご出演になります。
大和総研チーフエコノミストの熊谷亮丸さんです。
おはようございます。
よろしくお願いします。
おはようございます。
よろしくお願いします。
熊谷さん、去年の年末、出ていただいたときに年明け、世界の株価は、こんなことになるとはおっしゃってらっしゃらなかったような気がするんですが。
国内の状況で見れば悪くないわけですが、今回やっぱり、これ中国発ですね。
例えば、年初から1月の7日までに、世界の株の時価総額は、410兆円減っていると、その半分がアジアなんですね。
中国の関連で言うと150兆円ぐらい減っていますから、完全にもう、中国が震源地になって、今、非常に厳しくなってるという状況です。
ちょっと最近の、直近のマーケットを見てみたいと思いますが、先ほど閉まったニューヨーク市場もご覧のように、続落で終わっております。
日経平均は、年明けから5日連続で下がるという事態になってますが、これは、専門家から見て、やっぱり異常事態と見ていいんでしょうか?
年初に、世界中のいろんな地雷が、悪いところが出てしまったという感じで、中国の問題もあるし、それから原油が安くなっている。
世界中の投資家がリスクを取らなくなっていたりだとか、もしくは北朝鮮の問題。
これらが年初に一気に出てしまったという印象です。
そして、人民元も下がってきてますが、これはどういうふうに見たらいいですか?
本来は人民元が下がるということは、中国は輸出が伸びますので、本当は悪いことではないんですけれども、今、市場が捉えてるのは、人民元の切り下げは劇薬である。
景気にとっては輸出が出てプラスですが、中国にお金が入らなくなると、中国が一気に悪くなる可能性があるわけですから、この人民元の切り下げという劇薬をとらなければいけないほど、中国は追い込まれていると、こういう悲観的な見方が出ているということです。
この不安定なマーケット状況ですが、熊谷さんはいつまで続く、今後、どうなるとお考えですか?
長いスパンで見れば、中国は1000兆円ぐらい金融の過剰があって、設備の過剰が400兆円ぐらいありますから、長いスパンではかなり警戒したほうがいい。
ただ目先は、ちょっと行き過ぎの感じがあって、例えば中国では今、経済対策が打たれていて、自動車の販売が戻ったり、不動産価格が底入れしたりしていると、加えてまだ財政出動だとか、金融政策を打つことができますので、恐らく、今月いっぱいぐらいのところでは、ある程度落ち着いてくるんじゃないかと考えています。
なるほど。
そうなるとやっぱりこのあと国際情勢ということで、まさに私たちがきょうやって来てる伊勢志摩で、ことしの5月にサミットが行われます。
サミットの基礎知識です。
ご覧のように、もともとは1975年、フランスのランブイエですか、そこで始まって、その後、ちょっとこれ見ていただきたいんですが、日本での開催というのが、過去5回ありまして、五郎さん、その5回がまさにサミットのあった年、あるいはそのよくとしに解散・総選挙、4回行われていると。
そうなんですね。
これ、どういう意味なんですかね。
いやいや、それはね、かなり偶然のところがあるんですけれども、それよりももっと大きいことがあるんですよ。
ということは、日本でサミットが行われたときの総理大臣というのは、よくとしはもう総理大臣じゃないんですよ。
そういうふうに見ますか。
ということは、安倍さんが今、総理大臣ですけれども、そのジンクスから言えば、来年は総理大臣じゃないということになるんですけれども、ジンクスは必ず破られるものなんで、それがどうなるかということなんですけどね、ということは、サミットが開かれて、世界に対して俺の所で開いたよと、堂々とみんなを率いてやっていく。
それが本当はプラスになるはずなのに、必ずしもそうじゃないというね、その難しさですよ。
内閣によっては、サミットがやりたくて、サミットできたから気が済んで引退という人も過去、いなかったとは言えない。
それは確かにね、やっぱり世界の首脳が日本に集まって、やるわけですからそこはそうなんですけども、ここはなかなか、そのことと直接、サミットとは結び付かないと、だからサミットはサミットで、ちゃんとやらなきゃいかんということですよ。
そうですね。
そのちゃんとやらなきゃいけないことしのサミットは、ご覧のようなテーマで1970年代、まずオイルショックになんとかしようと、そして80年代には東西冷戦の中で西側の結束を固める、90年代以降はグローバル経済にいろいろ備えるというか、話し合いをする。
今回のサミットは世界経済、政治、外交、気候変動・エネルギー、そして途上国の開発問題、いろいろあるわけですが。
森本さん、一番注目はどのあたりだとお考えですか?
私は個々のテーマではなくて、今、サミットに入ってくる国の状態を見ると、アメリカはもう大統領選挙でほとんど身動きができない、中国の経済はもう低迷と、ヨーロッパも同様、中東湾岸は非常にもめていると、結局、日中韓を見ると、日本と韓国の関係が年末から慰安婦問題で少しよくなるかもしれないという、まず、サミットの前に日中韓の首脳会談をできればやって、韓国と日本で中国を動かす引き金を作って、サミットに持ち込み、どこも身動きできないところで、日本が非常に強いリーダーシップを取る機会が、まさにその非常にまれな機会が生まれてると思うんです。
この機会を逃すべきではないと。
そう考えるとやはり知事、ここの地でサミットが開かれるということは、非常に知事としては誇りであり、重要なことですよね。
そうですね。
こういう重要な局面で、しかも日本がリーダーシップを発揮できる可能性のあるとき、しなければならないときですので、そういう会議が注目されるということは、大変ありがたいことですね。
熊谷さん、東京で今回のサミットに何を期待しますか?
今回の議題は、専らやっぱり中国がどうするかという問題。
その中で一つは、構造改革、国有企業の改革ができるのかどうか。
そして、この過剰設備の問題ですね。
これを解決できるかどうかということがポイントですから、やはり、中国経済が最大の議題になると思います。
熊谷さん、ここまでです。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
そのサミットがこの後ろでまさにこの賢島で行われる、その理由は一つにはテロ対策ということがあるわけですが。
テロリストの標的となるのは、何もサミットが開かれる場所だけではありません。
去年11月のパリでのテロのように、警備や警戒が薄く、不特定多数の人が集まるレストランやコンサート会場といった、いわゆるソフトターゲットといわれる場所を狙ったテロ活動が、世界各国で発生しているんです。
今、サミット開催に向け、日本全国で対策の強化が行われています。
歴史に刻まれたテロの脅威。
去年も世界中をしんかんさせた。
暴走した過激派。
その刃はついに日本にも?その中で迎える伊勢志摩サミット。
テロの危険性は?
しばしば、ISが日本をターゲットだと言っていることと、それからサミットがあるということとリンクすると、やっぱり危険度は増してくると。
日本中の大都市が、恐らくターゲットになる可能性があると。
開催地だけではない。
今、日本全体でテロへの警戒が欠かせないのだ。
実は過去にこんなことが。
2005年、イギリスで行われたサミットでは、開催地から遠く離れた首都ロンドンの地下鉄などで、大規模なテロが勃発。
50人以上が死亡した。
そこで去年、警視庁などは初めて国会内でテロの対策訓練を実施。
伊勢志摩からは400キロ以上離れている東京でも、危機意識は高まっているのだ。
東京以外でも、全国の警察が、要人警護や銃撃訓練などを繰り返していて、テロへの備えが進められている。
ただこういった要人中心の警備だけでは、不安が残るとの指摘も。
最近のテロの傾向としては、ソフトターゲットというのが狙われています。
例えば鉄道ですとか、あるいは大規模な集客施設ですとか、あるいはターミナルビルですとか、人の集まる所ですね。
テロリストが狙うのは、人が集まる公共の場所だという。
確実にテロを引き起こすために、警備が甘い場所を選んでいるのだ。
実際、去年のパリのテロでは、街の中心地にある劇場や飲食店などが狙われた。
日本でも同じような場所に、テロの危険性が潜んでいるのだ。
この状況に、警察なども対策を強化。
東京・虎ノ門ヒルズなどの繁華街、国立博物館やホテルといった場所での訓練が加えられた。
当然、今回のようなサミットにおいても、ソフトターゲット、これをやっぱり警戒しなきゃいけないということになるわけですね。
警備当局だけの力ではこれはできません。
とりわけ重要なのが市民の目なんですね。
不審者を早く見つけて、通報することによって、場合によっては未然にテロを防げるかもしれない。
さらに、もう一つの不安材料がサイバーテロ。
これはその脅威を描いた映画、ダイハード4.0。
その1シーンでは、テロリストが行政機関のネットワークに侵入。
信号を自由に操り、交通を完全にまひさせた。
さらに、電力会社の通信網を乗っ取り、大規模な停電を引き起こすなど、一瞬にして社会を大混乱に陥れた。
あくまで映画の中での話だが、日本は現実に、国内外からばく大な数のサイバー攻撃にさらされている。
去年1年間に日本の企業や官公庁に行われたサイバー攻撃は、実に256億回。
サミットに乗じたサイバーテロが、いつ起きてもおかしくない状況だ。
サミットで日本に注目が集まるとともに、テロの脅威は一層高まっていく。
いつ、どこで起きるか分からないテロを、どう封じ込めるのか。
戦いはすでに始まっている。
伊勢志摩、後ろに賢島を1キロぐらいの距離に見ることのできる場所でけさはウェークアップ!ぷらす、中継、生中継でお伝えしてるんですが、こういうすばらしい場所で、浅尾さん、テロの話をしなきゃいけないのは本当、残念ですよね。
そうですね。
やっぱり、VTRにもありましたサイバーテロというのは、もう、私の中だと映画の中の世界のもので、正直、それが実際日本で起こったら、どうなってしまうんだろうという恐怖があるんですけど。
それがまさに今の世界の現実であるわけで、スタジオには。
これまで取材に当たってきました、中京テレビの渡邉弓希子記者に加わってもらいます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
どうですか、地元で取材していて、テロの恐怖みたいなことを危機みたいなことを感じることってあるんですか?
やはり地元では、テロが起きたら怖いなあという漠然とした危機感というのはあるんですけれども、やっぱり、住民レベルでいくと具体的な危機感というのは、まだ薄いように感じます。
そうでしょうね。
知事、やはりこのサミット誘致にあたっては、いや、ここはテロ対策がしやすいみたいなことのアピールはあったんでしょうか?
そうですね。
陸からは、そうですけども、私も沖縄のサミットの場所も視察をしまして、この海からのテロっていうのも、これ、重要な課題であるという大前提のもと、陸と海をどう連携させていくかということは、非常に大きな課題だなという中でやってきましたね。
ちょっと今、こちらに地図を、今、見えているのがそのサミットの会場の賢島なんですが、ちょっと写真、航空写真をちょっとご覧をいただくと、この辺りの地形がよく分かると思います。
今、われわれがいる所がこの場所ですね。
ここからこちらに向けて、カメラで撮影をしているという状況ですが、1つの島なんですけども、2つの橋によってつながれているということで言うと、地上から何かテロを起こそうと思っても、この2つの橋を警備しておけば大丈夫ということなんですが、ただこの周りの海は大丈夫かという見方、これ、どうでしょう?
そうですね。
三重県には海上保安部が分室含めて4つあるわけですけれども、今現在、警察、海上保安庁、そして自衛隊、関係機関が連携して、今、この陸と海の連携という部分について、力を入れてくれています。
加えて先ほどありました、県民の目ですよね、市民の目。
やっぱり、この地域の正常な状態を一番よく分かってるのは、市民の皆さんですので、不審な車があるね、あるいは建設現場で施錠を徹底しないといろんな人が入ってくるね、こういうことで、これから市民、県民の皆さんにも、どんどん関与してもらう、手伝ってもらうということが大事だと思ってます。
そうですね。
別所さん、やっぱり地元に住んでらっしゃる方は、何か変化があったら、一番最初に気が付くことになりますからね。
本当にコミュニティの強化っていうのがまさに大切で、そこでどういうコミュニケーションが取られているかということの積み重ねが、きっとこの小さいながらも積み重なって、テロ対策になっていくんじゃないかなと、心から思います。
そうだろうと思います。
こちらにサミットの開催地の変化なんですが、もともとは、それぞれの国の首都で行われていたんですが、それがだんだん地方で行われるようになって、日本でも前回は洞爺湖、森本さん、このあたりやっぱり首都は警備がしにくい、危険だということなんでしょうか?
サミットそのものが、首脳会談だけではなくて、各大臣会合が各地で行われるので、実際は非常に、集中的にどこかで警備をやれば済むというものではなく、やっぱり全国、国民みんなが協力しないとできないということなんですが、今、陸路と海路のお話、されましたけれども、やっぱり、一番やっかいなのは、今回は各国の首脳が東京に来て、宮中で陛下にお会いいただく。
そのあと名古屋の国際空港に来て、飛行機で。
そこからここの地に運ぶのに、通常考えると、陸上自衛隊のヘリで動かして、ここに来るわけですね、この島に。
すると、道路と私鉄の警備はさることながら、ヘリで動くときのヘリにドローンが接触するというか、接近してくることをどうやって防ぐかということが大事なので、飛行禁止区域を設定して、そして、広域の警戒監視を航空自衛隊でやって、さらにヘリをどうやって防護していくかと、いろんなことを考えないといけないと。
三重県では先月、ドローンの飛行を、これ暫定的ですか、禁止する条例というのが。
期間を限定して、サミット前の2か月間ですね、航空法では人口密集地とか空港周辺しか規制ができていませんので、このサミット開催地周辺、首脳が動く所の周辺、これをドローンの飛行を禁止するという条例を、全国で初めて、制定させていただきました。
なるほど、五郎さん。
そうですね、もう一つ。
やっぱり、これは空港とかね、港、ここをやっぱりきちんと、この水際をきちんとしてもわらないと、国内でソフトターゲットの問題は非常に大きくありますけれども、何よりもやっぱり外から来るテロリストをちゃんと抑えてもらわないと困るんですよね。
それはしっかりしてもらわないとね。
さあ、それしても、けさやって来て、いいとこです。
本当にね、また朝日を浴びてね。
いいですね。
三重県って、正直、申し訳ないですけども、何があるのかっていう。
そんな失礼なことを。
でもそうなんですよね。
伊勢神宮があるでしょう。
そうなんですよ。
でも、伊勢神宮は伊勢神宮で、三重県っていう名前と、なかなか結び付かないということもあるんですけども、そんな中、そのあたりの魅力ですね。
そうですね。
三重だけが盛り上がっているわけではないんです。
経済効果1000億円を超えるといわれるビッグイベントです。
地元では、わが町を世界にPRを!ということで、歓迎ムードに沸いているんです。
しかし、その陰で浮かび上がる地方ならではの課題もあります。
サミット協奏曲をまとめました。
誘致が実現したことは、三重県に新たな歴史が刻まれることとなった瞬間であると考えています。
去年6月、サミット開催が決定した三重県。
会場の予定地となった志摩市賢島では。
伊勢志摩サミットの発表から一夜明け、ここ賢島では、早くもその効果を実感しているという声も聞かれます。
サミットが決定したからここへ来ようかという人も見えたよ、朝は。
お客さんもコースを変えて、こちらへ来てくれる人もいるからさ。
私に神様がくれたんやと思って、私はほんとおがんどるの。
最後に、私にバブルが来たと思って。
サミット効果を当て込み、県内ではさまざまな取り組みが始まった。
サミット参加7か国に伊勢志摩を合わせて、おかずを9品にした弁当。
伊勢市の土産物店には、サミットにちなんだ商品が並んでいる。
人は増えてますよ。
お昼の客が3倍ぐらいに増えました。
2013年の式年遷宮以降、参拝客の減少に悩む伊勢神宮も、サミット開催に期待を寄せる。
神宮の歴史や文化を海外に紹介するDVDや、サミット参加国すべての言語に対応するパンフレットを、初めて作製したのだ。
外国人観光客を呼び込もうと、鈴木知事もトップセールス。
ヤンゲストでモストハンサムなガバナーの鈴木英敬です。
海外メディアが集まるパーティーで、三重県の魅力を売り込んだ。
さらに、三重県を海外にPRする秘策として、県が起用したのは。
画像共有アプリで、全世界におよそ210万人のフォロワーがいる、柴犬、まるを観光大使に任命。
この半年間、さまざまな誘致活動を展開してきた三重県では、サミット開催決定後の外国人宿泊者数が急増。
前の年と比べた伸び率で、全都道府県中トップに躍り出た。
地元シンクタンクがはじき出した、サミット開催後5年間の経済波及効果は、三重県内だけで、なんと1110億円!外国人宿泊者数も5倍になると予測している。
しかし、こうしたばら色の未来が本当に訪れるのか、疑問視する声もある。
去年7月、三重県の担当者らが視察に訪れたのは、北海道洞爺湖町。
8年前に開催された北海道洞爺湖サミット。
期待された経済効果について、地元関係者の評価は、一様に厳しい。
期待していたほどのサミット開催効果が、実感できてない状況で、今、来ております。
いわゆる消化不良のような形でですね。
終わってから、いかにこのサミットの雰囲気を引っ張って、お客様の誘致を長く続けていけるかと、私が思ったよりは短めに終わってしまったと。
サミット開催後の観光客増加を予想していた洞爺湖町。
しかし、ふたを開けてみれば、町の年間観光客数は、2007年度の338万人をピークに、年々減少。
リーマンショックや東日本大震災なども影響し、客足はサミット前の水準にも戻っていないのが現状だ。
地元の観光関係者らは、サミットという初めての出来事に、開催地としてのメリットの生かし方が分からなかったなどと、当時の取り組みの不十分さを痛感している。
全国から警備の方々が、単身で来るわけですから、来年また来てくださいとか、コマーシャル、営業セールスすればよかったかな。
ちょっと遠慮したかもしれない。
遠慮する必要、全然なかったんだよね。
サミットの効果を生かすためには、観光客誘致に地域がどう連携し、受け入れ準備を進めていけるかが鍵となる。
しかし。
三重県内の観光関係者からは、サミットを追い風にしたいという思いの一方、不安の声も聞こえてきます。
春休みだとか、ゴールデンウィークだとかの予約状況を見てると、サミットがあるので、ちょっと期間ずらそうかっていう方が多いように思います。
例年の予約状況からすると、少しまだ伸び悩んでるというか、まだ空室状況がある状況ですね。
三重県の観光業が、修学旅行シーズンで潤う5月に開かれるサミット。
この旅館では、開催期間の前後は、例年なら年明け以降、満室になり始めるが、今のところ、部屋にまだ余裕があるという。
サミット関係者で、ホテルや旅館が埋まってしまうという臆測から、観光客が予約を控えるという動きが続いているためだ。
また5月は養殖真珠などの収穫の最盛期と重なり、海上警備が強化されることを心配する声も。
その時期が一番忙しいんですよ。
それで、船での行き来とかができなくなるのか、どうなるんかちょっと心配は心配ですね。
さらなる不安材料は、地元負担の問題だ。
三重県はサミット開催に伴い、およそ66億円の予算を計上。
これは洞爺湖サミットの際に北海道が負担した額のおよそ3倍に当たる。
賢島周辺の老朽化した道路の整備費用が地元負担を大きく押し上げた格好だが、負担に見合う効果が実感できなければ、県民の不満を招くおそれもある。
サミット開催に向け、地元に広がる期待と不安。
伊勢志摩サミットは、果たして地域活性化の起爆剤となるのだろうか。
渡邉記者にきょうはスタジオに来ていただいていますけれども、三重県っていうのは、実は意外と観光立国、観光王国だったという話があるんですが。
意外と…。
辛坊さん、ご存じないかもしれませんが、こちらをご覧ください。
三重県内の観光地を少し挙げてみたんですけれども、結構、伊勢神宮ですとか、あとナガシマスパーランドなどがあります。
これ、いずれも三重という名前が入っていないんですね。
九州・沖縄サミット北海道洞爺湖サミットはいずれも都道府県名が入ったんですが、今回は伊勢志摩サミットで三重がないということで、三重県でも知名度をどう上げていくのかというのも課題になってます。
三重県伊勢志摩サミットと知事、付けてほしいぐらいですね。
そうですね、実際、伊勢志摩サミットでお願いしますって、総理秘書官に申し上げたのは私だったんで、若干、失敗したかなと思いつつも、でも、観光キャンペーンも、実はそれ、全部三重なんですっていう言い方で。
実は全部それ、三重なんです。
ということなんで、結果として効果も出ていますので、一つ一つの地域が潤いながら、三重県の知名度も上がっていくということであればいいのかなと、要は実利が取れれば、いいぞっていう、そんな思いですけどね。
別所さん、このあたり全部、熊野古道に至るまで、熊野古道は和歌山にかかってますけれども、三重だったの知ってました?
正直、知らない所もありましたし、いう発想が必要なんだろうと思いますが、改めて私、へぇっと思ったのが天むすやうなぎというのも、私は名古屋だと思っていたら。
私もそう思ってました。
三重だったんですね。
いちご大福とかもそうですね。
はぁ。
知られてない、三重県の人たちは知ってるんですけど、あんまりアピールが苦手というか、優しい人たちが多いので、でもこういうことをきっかけに、それも三重なんだというふうに気付いてもらえる人が多くなればいいなって思いますね。
私もきょうのきょうまで浅尾さんが三重だとは知らなかったんですが。
観光大使やらせていただいています。
観光大使ですか。
それは失礼しました。
なんといっても、もとおりのりながが出た所ですからね。
そういう非常に日本古来のね、学ぶところにふさわしいところがあるんですよ。
なるほど!知事、このあたりをご覧のように、費用も大変かかってます。
開催すると国だけではなくて、地方の負担も今回、三重県66億円、それに見合ったものというのは、当然、県民も要請されます。
そうですね。
この負担につきましては、洞爺湖のときと比べて、やっぱりテロ対策などに対するこの重要性が増してきていますので、それにかかるものでありますので、ここはご理解いただきたいと思いますのと、国からも負担軽減求められています。
それから今、先ほど別所さんおっしゃられたようなグランドデザインが大事で、私たちとしては、次の日本の開催地が決まるころが、大体三重県って、20年に1回の式年遷宮というのが、非常に大きなものなので、それの式年遷宮の一番最初のやまぐちさいというのが次のこの開催地が決まるころに重なりますので、それぐらいまではもたせつつ、そうすると、その次にリニアが名古屋まで来るっていうのがありますので、そのへんまで持たせていくということが一つのデザインしながら、経済効果を持たしていきながら、やってよかったねと言ってもらえるようにしていきたいと思いますね。
なるほど。
渡邉記者はここまでですね。
ありがとうございました。
さあ、続いてことし行われるもう一つの国際的ビッグイベントと、ことしはオリンピックイヤーであります。
オリンピックの話題、実はもう始まってます。
2016年はオリンピックイヤー。
ブラジル・リオデジャネイロで熱戦が繰り広げられる。
だが今、日本の自治体が見つめるのはリオの先、2020年東京オリンピック。
けさは2016年伊勢志摩サミットが行われる、三重県のここは志摩市になるのかな?
そうですね。
からお伝えしているわけでありますが、ことし、もう一つ大きな国際的イベントというと、オリンピックということになりますが、その4年後の東京オリンピックに向けての戦いが今、日本で過熱しているようです。
そうなんです。
その戦いとは、大会前に事前合宿するオリンピック参加国の招致合戦なんです。
わが町に有名アスリートを招き、国際交流や観光振興につなげたいと、各自治体が奮闘しています。
去年12月、東京のジャマイカ大使館を訪れたのは、鳥取県の林副知事。
この訪問の大きな目的は。
ジャマイカ選手団のキャンプを、鳥取で。
実は鳥取では、陸上のジャマイカ代表チームが、これまで2度、世界陸上の事前合宿を行っている。
大阪大会が開かれた2007年には、あのウサイン・ボルト選手もやって来た。
その合宿招致の大きな武器となったのが。
こちらがジャマイカチームが、練習を行った競技場です。
トラックの表面には、オリンピック競技で使われるものと同じ素材が使われていまして、誘致に向けて、来週から張り替えも行われるということです。
去年の合宿では、2日間で1万3000人もの観客が詰めかけ、大きな経済効果に。
そうした経験と実績で、2020年にもジャマイカに来てもらおうと、猛アピール中なのだ。
さまざまなファンの方々がすばらしい一流のプレーに触れたと。
ぜひ、このたびもジャマイカチームを東京オリンピックの際も来ていただきたい。
全国の自治体が、さまざまな国にアプローチする中、地方創生を掲げる政府も、世界各国への合宿候補地の情報提供や、合宿費用などの補助金で後押しする計画だ。
早くも誘致に成功した自治体もある。
その一つ、青森県今別町。
本州最北端に近い、人口3000人弱の小さな町だが。
実はここ、今別町は青森県のフェンシングの聖地。
この高校はインターハイで5度、全国優勝を飾っている。
いいんですか?
大丈夫です。
すみません。
おっ、軽い。
昭和30年代に、当時の校長が生徒に自信をつけさせようと、競技人口が少なかったフェンシング部を作ったのが始まりだという。
その今別町が招致に成功したのが、フェンシングのモンゴル代表チーム。
まだ東京オリンピックの出場権も確定していない時期だが、実は、モンゴルチームには早速ことしから強化合宿に来てもらい、町を挙げて出場権獲得を後押しする計画だ。
少子化でフェンシング部の部員は現在たった2人。
だが、ここがモンゴルチームの練習場となり、世界につながる舞台に変わる。
一緒にオリンピック目指して、頑張っていけたらと思ったりもしています。
選手たちの宿泊施設は、廃校となった中学校を改装したもの。
まず、ことばですよね。
モンゴルのほうは、今度、モンゴル語がありますんで、あんちょこ作りながらね。
これですか?ちょっと見せていただいていいですか?ちょっと、ちなみにこんにちははなんでしょう。
ウ、ララ、ウ…。
全然違うんですけど。
モンゴル代表チームの招致で、衰退し始めていた町に生まれた明るさと活気。
さらにことしは、町民が大きな期待をかける大イベントも。
あちらご覧ください。
北海道新幹線の新駅、奥津軽いまべつ駅が出来たんです。
3月の北海道新幹線の開業だ。
今別の新幹線の交通の利便性のある町、そしてまた、国際交流してる町、やっぱりここに住んでいきたいという思いにさせたいということで。
人材が残ればいいと思ってますので、それが一番の活性化であり、経済効果だと思ってますんで。
世界のアスリートがやって来ることは、真の地方創生につながるのだろうか。
2002年、
大分県中津江村。
2002年、日韓ワールドカップでサッカーカメルーン代表が合宿を行った地だ。
温かな村のもてなしが大きな話題となり、流行語大賞まで受賞した。
あの合宿は、小さな村に何を残したのだろうか。
山の中の道路を歩いていますと、急にカメルーンの国旗が現れます。
ここがカメルーン坂という名前でして、この坂の上に、カメルーン代表がキャンプをしたグラウンドがあります。
今も続くカメルーンとの交流。
毎年カメルーン杯という少年サッカー大会が開かれ、集めたシューズをカメルーンに送る取り組みも続けている。
また観光の中心、鯛生金山にある道の駅では、特別に展示室が設けられている。
国旗の色などに合わせておかずをデザインした、カメルーンランチという看板メニューも。
ただ、過疎化の流れを止めることはできない。
2002年当時、1400人だった人口は、現在900人にまで減り、11年前には日田市に吸収合併された。
それでも中津江村という名前が特例として残されたのは、その知名度が大きな要因だった。
当時の村長、坂本休さん。
スポーツセンターや道の駅の運営を行う財団の理事長として、今もカメルーンとの交流を主導している。
あのキャンプの歓迎と誘致で心が燃えたんですね。
みんな、カメルーンということを知りましてね、そんな状況で、皆さん方、変わったかというと、本当にそれは、様変わりしましたね。
2002年以降、ワールドカップが開かれるたびに、村民はこの道の駅に集まり、カメルーンに声援を送る。
施設の30周年の記念行事では、カメルーンの特命全権大使も村を訪れた。
坂本さんは、こうした交流を続けることが、村民を村につなぎとめる自治体としての成果だと語る。
経済効果を考えたらいけないと私は思います。
とにかくやっぱり、人と人との仲むつまじいつながり、人情と言ったらおかしいけどね、国と国の民族がやっぱり仲よくして、お互いに協力し合って、よい社会を作っていこうとか、そんな思いで交流しなければ、これで損した得したでは、続かないと思いますよね。
ジャマイカ招致に動く鳥取県の平井知事は。
いわばラブレターが来まして、鳥取っていうのはすばらしい所なんで、交流をしたいと。
農業だとか、漁業だとか、ビーチリゾートだとか、いろんな共通点があるので、そんな意味で、お互い、地球のこっち側と向こう側ぐらい離れてはいますけれども、心を通じ合ったパートナーとして、それぞれの地域の発展のために、つながっていける交流になればと期待しております。
すでに実は、ご覧のように、東京オリンピックの事前合宿招致、もう決まってる所もあれば、招致を目指しているところもあるという状況ですが。
…が結構ありますね。
浅尾さん、ビーチの妖精。
所によって、地域の皆さんとの交流だったり、子どもたちとの交流もあるので、やっぱり、応援してくれたりすると、すごく選手はモチベーションも上がりますし、あとやっぱり、子どもたちがトップアスリートの練習風景だったり、生のプレーに触れられるという機会がなかなかないので、そういう部分でスポーツの分化に触れるというのは、すごく重要なことだと思いますね。
別所さん、目の前で世界の一流選手を見るという体験というのは、非常に貴重ですもんね。
これは本当に未来形で重要な物語のスタートですし、僕、これ、オリンピック選手にまさにぴったりだと思うんですよね。
自分の国だけを応援するんじゃなくて、そうやって招致した人の国も応援していこうという気持ちも生まれるわけですし、僕はパラリンピックも含めて、パラリンピックのテクノロジーの技術大国としても、日本のさまざまな各地が手を挙げてほしいなと思いますね。
五郎さん。
この地図で言うと秋田県は、タイ側と、タイと今、協議中らしいですね。
ぜひですね、実ってほしいですね。
やっぱり私たちは、まだまだ閉ざされた中にいて、世界の人たちと会う機会がなかなかありませんからね。
それがいながらにそれができるっていうね、こんなにいいことはありませんよね。
三重県は、今、四日市が市長がフランスを訪問して。
そうですね。
それ、私も言ったんですけど、実はきのうも、私、複数の大使館をこれで訪問していまして、実は三重県、オリンピックの2年前にインターハイ、オリンピックの翌年に国体がありますので、施設整備もやってますから、チャンスですので、浅尾さんの力も借りて、誘致の実現をやりたいと思います。
さあ、それにしてもけさはこの1時間半、ずっと三重県の伊勢志摩サミットが行われる賢島のすぐ前の所から。
1キロほどの所。
お伝えしておりますけれども、ここに今の5か月後に世界の首脳がやって来るかと思うと、
この週末は、日本海側では雪が降る所が多くなりそうです。
雪不足で悩んでいるゲレンデにとっては、恵みの雪となる所もあるでしょう。
では、まずきょうの全国のお天気です。
日本海側では雪や雨が降り、北日本ではふぶく所があるでしょう。
太平洋側では日中は晴れる所が多くなりそうです。
続いて週間予報、初めに北日本と東日本です。
北海道は雪が降る日が多く、ふぶいたり、雪が強く降る日もあるでしょう。
関東では水曜日に雨が降りそうです。
続いて西日本です。
連休中は晴れる所が多くなりそうです。
来週は雲が多めで、この時期らしい寒い日が続くでしょう。
ことしの冬は気温が高い状態が続いています。
このあと1か月ほども東日本や沖縄などで気温の高い状態となり、西日本では梅の咲きだす所もありそうです。
以上、お天気でした。
さて、この番組のシリーズ企画、ネオニッポン列島改造論が、本になりました。
東京ではわからない地方創生の真実。
去年に引き続き、今週も10名の方にプレゼントいたします。
はがきに住所、氏名、年齢、番組の感想をご記入のうえ、ご覧の宛先までご応募ください。
来週金曜日の到着分まで有効です。
当せん者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
なおご提供いただきました個人情報は、今回の利用目的以外には使用いたしません。
さあ、森本さん、5か月後、ここに世界の首脳が集まる意味、意義、どうお考えですか?
これからサミット、それからそのあとのオリンピック、共に大きな国際行事ですが、こういうものを通じて、日本の地方創生、あるいは経済復興というものを果たしていくっていう、非常に大事な、われわれが、手立てが目の前にあると思うんですが、もっと大事なことは、G7の各国の首脳、全部キリスト教となんですが、伊勢神宮に参っていただいて、日本神道に触れ、日本人の心のすがすがしさっていうかな、日本人の心の根っこっていうのがどこにあるのかということを、恐らく生涯ないと思うんですが、それを体験してもらうというのも、私は総理がこの伊勢を選んだ、非常に大きな理由だったんだろうと思って、私は日本人として非常に感謝してます。
その世界の首脳が伊勢神宮に参拝っていうのは、
けさは志摩地中海村からお伝えいたしました。
チェルノブイリの原発が見えてきました。
2016/01/09(土) 08:00〜09:25
読売テレビ1
ウェークアップ!ぷらす[字]

伊勢志摩サミットイヤーSP早くも激動!2016年を占う▽5日続落 景気の行方▽本当に水爆か?北朝鮮の狙いと思惑…日本は?▽盛り上がる三重…真の地方活性化への道

詳細情報
出演者
辛坊治郎
森麻季
増井渚(読売テレビアナウンサー)
【ゲスト】
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
浅尾美和(タレント)
森本敏(防衛相政策参与・元防衛相)
別所哲也(俳優)
鈴木英敬(三重県知事)
渡辺弓希子(中京テレビ記者)
辺真一(コリアレポート編集長)
熊谷亮丸(大和総研チーフエコノミスト)
番組内容
「サミットイヤー」2016年早々、激動の日本そして世界情勢。国会開幕、株価5日続落、北朝鮮“水爆”実験…いったいどんな年になるのでしょうか。そういった「課題」を話し合うのが5月に開かれる先進国首脳会議=サミットです。インバウンド増加の追い風もあり開催が決まって盛り上がりを見せる地元ですが、真の地方活性化のために必要なこととは?全編、三重県伊勢志摩より生中継のスペシャルでお送りします。
おしらせ
内容は予告なく変更する場合があります

ジャンル :
ニュース/報道 – 政治・国会
ニュース/報道 – 討論・会談
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32725(0x7FD5)
TransportStreamID:32725(0x7FD5)
ServiceID:2088(0x0828)
EventID:10276(0x2824)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: