午後から衆議院で3時間の本会議が開催され、各党の代表質問が
行われました。軽減税率と3万円の交付金が主な論点でしたが、
軽減税率は10%増税の国民負担を小さくするもので、小さな政府を
志向することは国民の自由の領域を広くすることなのでいいことです。
3万円の交付金も給与が全体として上がってきている中で、所得の
少ない年金生活者への生活支援の政策で、これをアベノミクスの
果実としての税収増の中から拠出するというものなので、本来、
民主党がやりたい政策なのかもしれません。どちらもマクロ経済的
にもミクロ経済的にも今の日本経済の局面では正しい政策です。
これらが参議院選挙前の争点となるなら、政府自民党は十分論戦で
戦えると感じました。