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【ソウルからヨボセヨ】
電車に乗って感じる日韓“文化力”の差
ところが最も目につくのはベンチや椅子が増え、しかも大きなテーブル付きの“読書コーナー”まで登場したことだ。これまでは書架の前に座り込んで“タダ読み”する客が多く、なかにはノートに写している学生風もいたりで、「これ営業妨害じゃないの?」と余計な心配をしたものだ。それが今度は“タダ読み施設”を大幅に拡充したのだ。日本でもこういう店が増えているが、すごいサービスである。しかし一方で「本屋が図書館になっていいのかしら?」とどこか落ち着かない。「まず本に親しみを」という商売抜きの志からだが、これで本の売り上げは伸びるのか落ちるのか? 結果に注目だ。(黒田勝弘)