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【大相撲】時天空 悪性リンパ腫で「4月まで治療専念」 時津風親方が公表2016年1月9日 紙面から
九州場所に続き初場所を休場する東十両9枚目の時天空(36)=時津風=が、昨年秋場所後から悪性リンパ腫で闘病中であることを8日、師匠の時津風親方(元幕内時津海)が公表した。 病気が判明したのは昨年秋場所後の検査。名古屋場所前から右肋骨(ろっこつ)に痛みを感じていたが、親方によるとそのときは「ひびが入っている」と診断された。秋場所も「痛みが出たり出なかったり。12、13日目にかなりの痛みで休場という話もした。6勝していないので、何とか勝ち越しをと出場した」(同親方)と乗り切ったが、場所後の検査で右肋骨下の悪性リンパ腫と診断された。 抗がん剤治療が必要となり、昨年10月から東京都内の病院に入院。「早かったということでステージが低かった。4月まで抗がん剤治療に専念する」と親方は説明した。 7日に時天空と話をしたという親方は「体重は15キロから20キロほど落ちる。治療がうまくいってるので、今のところ元気です。年末も普通に歩いて部屋の片付けをしてました。命に別条は全然ない」と話し、今後の見通しについては「三役にもなったし、本人と話して決めたい。本人は、ほかにもこういう病気と闘っている人がいるので、その人たちのためにも一生懸命闘って克服したいと言っている」と親方が代弁した。 ただ、抗がん剤治療の副作用で髪が抜け、当面は治療に専念するため復帰への道は厳しい。2014年5月に年寄名跡の間垣を取得。引退後は親方として残るだけに、治療を優先し、早ければ幕下陥落が決まる初場所後にも進退を明らかにする可能性もある。 (岸本隆) PR情報
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