ニュース詳細
志賀高原のホテル 当初から高校生の財布など狙った犯行か1月9日 19時02分
k10010366401_201601091855_201601091858.mp4
長野県の志賀高原にあるホテルで、高校生およそ170人の財布などが盗まれた事件で、財布などが保管されていたフロントには荒らされたような形跡がなかったことなどから、警察は高校生の財布など狙った犯行の可能性もあるとみて捜査を進めています。このホテルでは去年も合宿で訪れていた中学生340人の財布などが盗まれる事件が起きていて、警察で関連を調べています。
警察によりますと、8日、長野県山ノ内町の志賀高原にある「ホテルサニー志賀」で、スキー合宿に来ていた川崎市の高校生およそ170人分の財布や携帯電話などの貴重品がなくなったと届け出がありました。現金の被害額はおよそ80万円だということです。
警察などによりますと、貴重品は、フロントの奥に保管されていましたが、7日の午後11時半ごろには貴重品があることが確認されていたということです。しかし、ホテルの担当者が、8日朝7時半ごろに確認したところなくなっていたということです。
また、ホテルの関係者によりますと、フロントや隣接する事務室には鍵がかけられ、荒らされたような形跡はなかったほか、室内にあった釣り銭用の現金に手をつけた形跡はなく、残されていたということです。このため警察は、当初から高校生の財布などを狙った犯行の可能性もあるとみて窃盗事件として捜査を進めています。
また、このホテルでは、去年8月にも東京の学習塾の合宿で訪れていた中学生340人の財布や携帯電話などが盗まれる事件が起きていて、警察は関連についても調べています。
警察などによりますと、貴重品は、フロントの奥に保管されていましたが、7日の午後11時半ごろには貴重品があることが確認されていたということです。しかし、ホテルの担当者が、8日朝7時半ごろに確認したところなくなっていたということです。
また、ホテルの関係者によりますと、フロントや隣接する事務室には鍵がかけられ、荒らされたような形跡はなかったほか、室内にあった釣り銭用の現金に手をつけた形跡はなく、残されていたということです。このため警察は、当初から高校生の財布などを狙った犯行の可能性もあるとみて窃盗事件として捜査を進めています。
また、このホテルでは、去年8月にも東京の学習塾の合宿で訪れていた中学生340人の財布や携帯電話などが盗まれる事件が起きていて、警察は関連についても調べています。
ホテル「想定を超える犯行」
「ホテルサニー志賀」は、「宿泊者や、関係者のみなさまにご迷惑をおかけしたことを深くおわびいたします。再発防止に向けて、一層、警備体制を整えるなど対応していきたい」としたうえで、「去年8月に盗難事件が発生してから、貴重品を事務所で保管したり、防犯カメラを新たに設置したりするなど対策を進めてきた。今回の犯行はホテルの想定を超えるもので、警察の捜査に全面的に協力したい」とするコメントを出しました。
監視カメラに不審人物なし
このホテルでは去年8月にも東京の学習塾の合宿で訪れていた中学生340人の財布や携帯電話などが盗まれる事件が起きていて、ホテルの関係者によりますと、その際はロビーの一角に設けた学習塾の関係者の詰め所で貴重品を保管していたということです。
事件を受けてホテルでは貴重品を鍵のかかる場所で保管するようにしたほか、新たに監視カメラを設置するなど対策を進めていました。ホテルの関係者によりますと、このうち監視カメラは、ロビーやフロントの付近に複数あり、人の動きなどを感知して録画を始める仕組みだということです。7日から8日にかけては、午後11時半ごろ、社長が貴重品があることを確認した際、8日午前1時半に男性の姿、午前5時ごろに男性の姿、そして、午前7時半ごろ、ホテルの社長が入り、貴重品がなくなっていることに気付いた際の合わせて4回、作動しているということですが、不審な人物などは映っていなかったということです。
また、貴重品が保管されていた場所は8日の朝も鍵がかかった状態で壊されたような形跡はなかったということです。さらに、フロントに隣接する事務室には窓もありますが、壊された様子や外部から侵入したような形跡はないということです。
ホテルの顧問弁護士の黒岩俊之弁護士は、「前回の事件を受けて、監視カメラを複数設置するなど万全を期したが、再び事件が起こり困惑している」と話しています。
事件を受けてホテルでは貴重品を鍵のかかる場所で保管するようにしたほか、新たに監視カメラを設置するなど対策を進めていました。ホテルの関係者によりますと、このうち監視カメラは、ロビーやフロントの付近に複数あり、人の動きなどを感知して録画を始める仕組みだということです。7日から8日にかけては、午後11時半ごろ、社長が貴重品があることを確認した際、8日午前1時半に男性の姿、午前5時ごろに男性の姿、そして、午前7時半ごろ、ホテルの社長が入り、貴重品がなくなっていることに気付いた際の合わせて4回、作動しているということですが、不審な人物などは映っていなかったということです。
また、貴重品が保管されていた場所は8日の朝も鍵がかかった状態で壊されたような形跡はなかったということです。さらに、フロントに隣接する事務室には窓もありますが、壊された様子や外部から侵入したような形跡はないということです。
ホテルの顧問弁護士の黒岩俊之弁護士は、「前回の事件を受けて、監視カメラを複数設置するなど万全を期したが、再び事件が起こり困惑している」と話しています。