長谷川熙「崩壊・朝日新聞」(WAC、昨年12月29日刊)
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作成日時 : 2016/01/08 16:58
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Amazonでは売り切れだったが、近所の書店にはあった!!!
長谷川熙「崩壊・朝日新聞」(WAC、昨年12月29日刊)。この本を書くために、朝日新聞「AERA」編集部を辞めた、伝説のライター(82)の本を読んだ。注目の慰安婦報道の内幕探究は、北畠清秦元論説委員、松井やより元編集委員の両氏(いずれも故人)にターゲットをしぼっているので、いささか物足りない。しかし、「慰安婦報道の作演出者」とも言える松井やより研究としては圧巻である。
長谷川氏には、かつて彼女と水俣病問題を取材した経験がある。松井には北京滞在時の事柄を綴った「人民の沈黙ーわたしの中国記」という本があることを初めて知った。中国の現状に批判的な本だったが、やがて彼女は「マレー虐殺報道」をめぐって、写真で引用したような発言(ピンク部分)を臆面もなくする記者になってしまう。どういう事なんだ!!
長谷川氏は、朝日の官僚体質よりも「左翼マルキスト体質=旧軍を諸悪の根源と決めつけるパブロフの犬」を、慰安婦報道の本質として提示している。もう少し慰安婦報道の内実を暴露して欲しかった、という思いはあるが、彼にしても書けない話があるのだろう、と推測するしかない。一時は「出版断念」の噂が流れていただけに、こうして読む事が出来て幸いだった。
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