先日、どうしようもない大学でフェミニストの講師と会話をした。
「救われない弱者」と「救われる弱者」の線引をどうするのかと聞いたら、どんどんそれには規制を重ねて弱者を救っていくなどという話をした。
講師は闘いは終わらないようなことを言っているし、規制ごときで格差がなくなるとは思っていない。
そして、美醜についてはすべての授業について触れていたから、ウェブのよくわからない人たちよりはずっといいと思っている。
一概に何が弱者なのかというのは難しいものだ。金なのか?容姿なのか?疾患なのか?性的嗜好か?
容姿が醜い誰からも優しくされない金持ちが、妊婦のために搾取されていいのか。
妊婦というのは今まで、妊婦になる前から恋愛的に恵まれてきたことが大半だ。
優しくされ続けてきて、キモい人間には優しくなんかしてこないし、する予定もない。
すると、金が必要だ。
奪っても問題のないところから、つまり容姿がキモい人間から金を取るように世間は考えるはずだ。
容姿が醜い金持ちは基本的に誰からも優しくされないで、まともに性愛を受けることが出来なかった人間である。それなのに金だけ取られていいのか。
ただただ、金を持っているだけで、恋愛的に恵まれた人間から搾取される。
救いのない話である。
フェミニストはそのような話は微塵もしない。
人が受ける優しさの量は違うと認めたがらないし認めても、なんだかんだ恵まれた妊婦を弱者とし、金しかないものから搾取しようとする。