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欧州株 中国経済先行き懸念などで値下がり1月9日 5時02分
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8日のヨーロッパの主な株式市場は、中国経済の先行きなどへの根強い懸念から、売り注文が増えて、パリで株価指数が1.5%余り下落するなど、株価が値下がりしました。
中国・上海の株式市場で株価が上昇し、通貨・人民元の下落に歯止めがかかったことを受けて、8日のヨーロッパの主な株式市場では、取り引き開始直後は、買い注文が先行しました。しかし、その後は、中国経済の先行きや中東情勢への根強い懸念から、徐々に売り注文が増える展開となり、株価は値下がりに転じました。
この結果、主な市場の株価指数は、前の日の終値と比べて、パリ市場で1.5%余り下落したのをはじめ、フランクフルト市場で1.3%余り、ロンドン市場で0.7%余り、それぞれ下落しました。
市場関係者は「中国の金融市場がひとまず落ち着きを取り戻したのに加え、アメリカで発表された雇用統計が市場の予想を上回る改善だったにもかかわらず、買い注文が続かなかった。年明け以降、市場が不安定になっていることから、今後の動向を見極めたいとして、積極的な取り引きを控える投資家も多かった」と話しています。
この結果、主な市場の株価指数は、前の日の終値と比べて、パリ市場で1.5%余り下落したのをはじめ、フランクフルト市場で1.3%余り、ロンドン市場で0.7%余り、それぞれ下落しました。
市場関係者は「中国の金融市場がひとまず落ち着きを取り戻したのに加え、アメリカで発表された雇用統計が市場の予想を上回る改善だったにもかかわらず、買い注文が続かなかった。年明け以降、市場が不安定になっていることから、今後の動向を見極めたいとして、積極的な取り引きを控える投資家も多かった」と話しています。