【世宗聯合ニュース】昨年のたばこ値上げにより、韓国のたばこ税が1年間で3兆5608億ウォン(約3528億円)の税収増となったことが分かった。
企画財政部が7日公表した資料によると、昨年のたばこ税収は10兆5340億ウォンで、前年に比べ51.3%増加した。税収はたばこ工場の出荷量と外国製たばこの輸入量の合計を基に推計される。
たばこ価格は昨年1月1日に従来の平均2500ウォンから4500ウォンに引き上げられた。1箱当たりのたばこ税は1550ウォンから3318ウォンに増税されたことになる。
昨年の税収増は、政府が引き上げ時に試算した税収増(2兆8547億ウォン)を上回った。企画財政部は、たばこパッケージへの健康警告の視覚的イメージ表示の義務付けが遅れていることなどが影響したと説明した。
一方、卸・小売店の昨年のたばこ販売量は約33億3000万箱で、前年比29.6%減少した。