読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

クソログ

愛は、誰を救えるのだろうか?孤独という、あの深淵から……

脳に効く油6選

スポンサーリンク

f:id:lets0720:20160108234815p:plain

言うまでもなく、我々の体は日々食べたものによって作られているわけだが、脳もその例外ではない。人間の行動を司り、司令塔である脳は、約60%が油で出来ているのだ。中でも油が多いのは神経細胞の膜である。神経細胞の膜にある脂質は、絶えず入れ替わることでその強度が保たれている。
つまり良い油をとり続ければ、細胞膜が強化されることで炎症や酸化が抑えられ認知症予防につながる。また、神経伝達がスムーズになることで記憶力や学習能力の維持・向上が期待できる。逆に悪い油を取り続ければ、、細胞膜がもろくなることで新しい材料が供給されにくくなり、脳の中に有害物質がたまって神経細胞を死滅・萎縮させる。そして脳の働きはどんどん低下し、やがては記憶障害などを引き起こし、満面の笑みで糞を食い散らかすようになってしまうのだ。

我々を生かすのも殺すのも、口に入れる油次第というわけだ。では、いったいどのような油が脳に良いか挙げていきたい。もちろん、どんなに良い油でも取りすぎは肥満や脂質異常症などの生活習慣病につながるので、取りすぎは禁物である。

脳に効く油

1.エゴマ油

太田油脂 マルタえごま油 180g

太田油脂 マルタえごま油 180g

体内で有効成分であるα-リノレン酸がDHA・EPAに換わり、脳の神経細胞を強くし、血流も促す。ポリフェノールなどが酸化を抑え、代謝も上がる。
エゴマ油は加熱すると、短時間で酸化するため、加熱調理は避け、生でとるのが基本となる。


2.アマニ油

ニップン アマニ油 150g

ニップン アマニ油 150g

体内で有効成分であるα-リノレン酸がDHA・EPAに換わり、脳の神経細胞を強くし、血栓も予防する。アマニ油独特の成分であるアマニリグナンに女性ホルモン(エストロゲン)と似た作用があり、更年期の不快症状を緩和する。エゴマ油と同様、加熱すると短時間で酸化するため、加熱調理は避け、生で摂取すること。


3.米油

TSUNO こめ油 1500g

TSUNO こめ油 1500g

抗酸化力が高く、独自成分であるγ-オリザノールがアルツハイマー病の原因となるアミロイドβの蓄積を防ぎ、脳の老化を抑える。
加熱・生どちらでも可。他の油に比べ、加熱調理後の劣化は穏やかだが、長時間おくと酸化の害が出るため、調理後、1~2時間で食べること。


4.ごま油

マルホン 太香胡麻油 450g

マルホン 太香胡麻油 450g

有効成分であるオレイン酸が、神経細胞を強く保ち、脳の萎縮を予防する。強い抗酸化力を持つゴマ独特の成分であるセサミン、ビタミンEの相乗効果が、血管や細胞の酸化・炎症を防ぐ。
加熱・生ともに可。加熱調理後は酸化が進み、抗酸化成分の効果も落ちるので、調理後は早めに食べるとよい。


5.オリーブ油

f:id:lets0720:20160108235723j:plain
抗酸化力が強いポリフェノールを含み、酸化されにくい。体内の活性酸素を減らして、酸化、炎症を防ぎ、神経細胞を保つオレイン酸が70%以上含まれているため、認知症予防と動脈硬化予防に有効。
加熱調理後に時間をおくと有効成分が失われるので、調理後はなるべく早く食べると良い。ピュアタイプは精製油なので効能が低いので注意。


6.ココナッツオイル

有効成分である中鎖脂肪酸がケトン体という物質に換わり、脳を効率的に働かせるエネルギー源となる。中鎖脂肪酸の一部であるラウリン酸は免疫力も高める。
加熱調理したものを長時間おくと酸化物が増えるので注意が必要。



取りすぎると脳がやられるカス油

我々が普段取っている油の中には、多くとり続けると、脳の炎症・酸化を勧め、神経細胞をもろくして認知症の危険度が増す原因になるものがある。加熱によって参加したリノール酸は、脳の神経細胞に直接ダメージを与え、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβの蓄積を進行させる。さらに、血管障害を引き起こし、酸素などのエネルギー源を受け取れなくなった神経細胞が死滅していく。
アブラヤシから精製する大量生産の安価なパーム油も、多量にとると代謝障害を引き起こし、動脈硬化や認知症のリスクを高める。

・マーガリン・・・マーガリンなどのトランス脂肪酸は細胞膜を変性させ、細胞にダメージを与える。酵素の働きを阻害する。
・サラダ油・キャノーラ油・・・サラダ油などに含まれるリノール酸は酸化しやすく、取りすぎると細胞や血管にダメージを与える。
・パーム油・・・パーム油に含まれる飽和脂肪酸は取りすぎると神経細胞をもろくし、動脈硬化も進行させる。