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上海株 市場安定措置で1.97%値上がり1月8日 18時52分
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7日に株価が大幅に下落した中国・上海の株式市場は、中国当局が市場を安定させるための措置を相次いで打ち出したことなどを受けて、8日の取り引きでは代表的な株価指数が1.97%値上がりしました。
中国・上海の株式市場では7日、代表的な株価指数である「総合指数」が7%下落するなど株価の下落が続いていて、中国当局は株価の急な変動を抑制するために導入したばかりの「サーキットブレーカー」を、株価の下落を助長したなどとして8日の取り引きから停止するといった市場を安定させるための措置を相次いで打ち出しました。
8日の取り引きでは一時、株価が下落に転じたものの、その後は中国当局の措置に加えて、通貨・人民元の値下がりに一定の歯止めがかかったことも好意的に受け止められ買い注文が出ました。その結果、総合指数の終値は、3186.41ポイントと7日より1.97%上昇しています。
市場関係者は「中国当局が相次いで打ち出した措置は、投資家の冷え込んだ心理を大きく改善させたとまでは言えないが、市場の先行きへの懸念を一定程度、和らげる効果が見られたのではないか。ただ、きょうは、中国当局が株式の買い支えを行ったという見方もあり、週明け以降、株価の持ち直しが続くのかどうか、注視する必要がある」と話しています。
8日の取り引きでは一時、株価が下落に転じたものの、その後は中国当局の措置に加えて、通貨・人民元の値下がりに一定の歯止めがかかったことも好意的に受け止められ買い注文が出ました。その結果、総合指数の終値は、3186.41ポイントと7日より1.97%上昇しています。
市場関係者は「中国当局が相次いで打ち出した措置は、投資家の冷え込んだ心理を大きく改善させたとまでは言えないが、市場の先行きへの懸念を一定程度、和らげる効果が見られたのではないか。ただ、きょうは、中国当局が株式の買い支えを行ったという見方もあり、週明け以降、株価の持ち直しが続くのかどうか、注視する必要がある」と話しています。
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