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人民元 ドルに対し7営業日ぶりに値上がり1月8日 20時12分
中国の通貨・人民元の8日の相場は、中国当局が一日の取り引きの目安となる値を引き上げたことなどから、ドルに対して7営業日ぶりに値上がりしました。
8日の上海外国為替市場の人民元相場は、中国当局が8日朝に発表した1日の取り引きの目安となるドルに対する為替レートの基準値が、9営業日ぶりにやや上昇して始まりました。その後は、中国経済の先行きの不透明感から、元売りドル買いが広がる一方、当局による元買いの市場介入もあったとみられ、今後の取り引きの参考となる日本時間の午後5時半の時点では、ドルに対して、7日より0.0051元高い1ドル=6.5888元と、7営業日ぶりに値上がりしました。
市場関係者は「基準値の引き上げや、当局による市場介入への警戒感から、一方的な元安にひとまず歯止めがかかった形だが、中国の景気減速やアメリカの利上げを背景にした元売りドル買いの流れは依然として根強く、当面は不安定な値動きが続きそうだ」と話しています。
市場関係者は「基準値の引き上げや、当局による市場介入への警戒感から、一方的な元安にひとまず歯止めがかかった形だが、中国の景気減速やアメリカの利上げを背景にした元売りドル買いの流れは依然として根強く、当面は不安定な値動きが続きそうだ」と話しています。