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景気動向指数 暖冬影響などで2か月ぶり悪化
1月8日 16時21分

去年11月の景気動向指数は、比較的暖かい日が続いて冬物の衣服の販売が伸び悩んだほか、乗用車の出荷も減ったことなどから2か月ぶりに悪化しました。
景気動向指数は、内閣府が企業の生産や雇用それに消費などの経済指標をもとに景気の現状や先行きを指数化したものです。
それによりますと、去年11月時点の景気の現状を示す「一致指数」は、平成22年を100とした指数で111.6となり、前の月を1.7ポイント下回って2か月ぶりに悪化しました。
これは、比較的暖かい日が続いて冬物の衣服の販売が伸び悩んだほか、乗用車や携帯電話の出荷も減少したことが主な要因です。ただ、景気の動向に大きな変化は見られないとして、内閣府は「足踏みを示している」としたこれまでの基調判断を据え置きました。
一方、景気の先行きを示す「先行指数」は103.9で、乗用車や携帯電話などの在庫が増えたことを背景に、前の月を0.3ポイント下回って2か月ぶりの悪化となりました。

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