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路線バス事故 運転手の健康管理を調査へ
1月9日 5時02分

路線バス事故 運転手の健康管理を調査へ
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7日、東京・小金井市で路線バスがアパートに突っ込んだ事故で、運転手が事故の直前に座席であおむけの状態になっていたことから、国土交通省はバス会社などから事情を聞き、運転手の健康管理に問題がなかったか詳しく調べることにしています。
7日夕方、東京・小金井市で回送中の路線バスがアパートに突っ込み、運転手の男性がけがをした事故では、バスの運転席と前方などを写したドライブレコーダーの映像が残されていました。
運転手ははじめ、前を向いて運転しているように見えますが、バスは次第にセンターラインを越えて対向車線に入り、対向車と向き合う形でいったん停止します。そして、突然、運転手の体が大きくのけぞって座席であおむけの状態になります。その後もバスは走行を続け、道路脇の標識のようなものをなぎ倒し、走って逃げる人の姿も見えます。この直後、バスはアパートに突っ込みました。
バス会社によりますと運転手は20年以上の運転歴があるベテランで、出発前の点呼で健康状態に問題はないと答えていたということです。国土交通省は運転手などから事情を聞き、当時の健康状態を調べるとともにバス会社の健康管理や勤務管理に問題がなかったか詳しく調べることにしています。

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