小堀龍之、鵜飼真
2016年1月8日21時37分
兵庫県丹波市内にある白亜紀前期(約1億1千万年前)の地層から、小さな卵の化石4個が、形をとどめた状態で見つかった。同県が8日、発表した。大きさは長さ約5センチ、幅2センチで、形や殻の特徴からニワトリより小さな恐竜か、鳥類の卵とみられる。
国内ではこれまで、白亜紀の地層から卵の殻の化石は見つかっているが、卵の形をとどめた複数の化石が密集して見つかったのは初めてだという。
化石が埋もれていたのは、2006年に国内最大級の恐竜「丹波竜」の化石が発見された川沿いの場所の上流約5メートルの地層。丹波市などによる調査で昨年見つかった。
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