【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が6日、水爆実験に成功したと発表したことについて、韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は「北は水素爆弾としているが、(地震の規模の)測定からみると、違う可能性がある」との見方を示した。国会情報委員会の与党セヌリ党幹事を務める李チョル雨(イ・チョルウ)議員が同院から受けた報告を記者団に伝えた。
李氏によると、国情院は3回目の核実験(2013年2月)の爆発規模は7.9キロトン、地震波はマグニチュード(M)4.9だったが、今回は6.0キロトン、M4.8となり、前回を下回ったと説明。水爆は爆発規模が数百キロトンに上り、失敗しても数十キロトンになると報告したという。
李氏はまた、水爆が小型化されたとすればマグニチュードが小さく出る場合があるが、米国とロシア以外は小型化していないため、水爆と考えるのは難しいとの報告があったと説明した。
今回の核実験において事前に兆候がなかったことについては、あらかじめ装置を準備しておき、ボタン押すだけだったためとの分析を伝えた。
核実験をこの時期に行った理由については、「(5月初めに予定されている)朝鮮労働党第7回大会で成果を発表しなければならず、水素爆弾がすばらしい成果であると発表し、北の住民を扇動しようとする意図があると推定される」と報告があったという。