LG電子の携帯電話研究部門元トップを務めた西江大のチョン・オクヒョン教授(電子工学)は「スマートフォン技術が汎用(はんよう)化され、中国が低価格と高性能を兼ね備えたコストパフォーマンスが高い機種を相次いで発売しているためだ」と分析した。
中国製スマートフォンは現在、「安いから使う機種」という域を超え、技術的にも韓国製品を徐々に乗り越えようとしている。華為が昨年発売した大画面スマートフォン「メイトS」は画面に指の圧力を感知する技術を採用した。スマートフォンで写真を閲覧する際、拡大したい部分を強く押すと、その部分が丸く拡大される仕組みだ。サムスン電子やLG電子も採用していない技術だ。
スマートフォンだけではない。サムスン電子とLG電子が世界市場で1、2位を守るテレビ市場も脅かされている。中国のテレビメーカーはサムスン電子、LG電子が2013年、米国の家電見本市CESで曲面テレビを発表したから1年で同様の製品を発売するなど技術のタイムラグを急速に縮めている。
ソウル大のイ・ジョンドン(李正東)教授(産業工学)は「韓国企業は目の前の小米や華為を怖がるが、さらに大きな問題はそれを超えるために今も絶えず競争、進化する中国国内の無数の新興企業だ。単に商品の質と価格だけで判断するのではなく、中国企業が商品をつくり、成長していく『方式』を分析して備えを固めるべきだ」と指摘した。