蔚山市南区都市管理公団が、同区の長生浦鯨生態体験館でイルカが相次いで死亡した事実を、6カ月にわたって隠していたことが発覚した。
都市管理公団は5日、南区役所のプレスセンターで記者会見を行い「昨年6月から8月にかけ、生まれたばかりのイルカと11歳の雄のイルカが相次いで死亡した」と発表した。
同公団の関係者は「(イルカの死亡が相次いだ事実を)区役所の担当部署には口頭で報告したが、メディアには特に知らせなかった。前日に一部メディアのインタビューでうそのコメントをしたことについては、心からおわびする」と話した。
同公団は最近、今年上半期中に2億ウォン(約2000万円)を計上し、日本の和歌山県太地町から雄のイルカ2頭を購入する計画を打ち出し、これに対し蔚山環境運動連合などの環境保護団体を中心に反対の声が高まっている。
同公団の関係者は「一部の環境保護団体が、『イルカを閉じ込めて金稼ぎに利用している』と主張している。これは韓国唯一の鯨文化特区である長生浦地域の特殊性を考慮しないアプローチだ」と反論した。
また「イルカの命も大事だが、第2の復興を願う長生浦地域の発展や、長生浦を訪れる90万人の観光客がクジラ類を見て学び、癒やされることとは代えがたい。予定通り、イルカを購入する手続きを進めていく方針だ」と主張し、担当記者たちから批判を浴びる一幕もあった。