「水爆」実験:米日は事前に把握、報道が事実であれば韓国は…

NBC「北の核実験準備を察知し、2週間前にサンプル収集用の無人機を飛ばす」
共同通信「通信傍受機能を備えた米国の偵察機、核実験の10分前に沖縄を離陸」

 米日メディアの報道の通り、韓半島(朝鮮半島)の安全保障をめぐる最高の核心情報たる北朝鮮の核関連の内容を、米国側が韓国と共有していなかったとすると、これは韓米が強調してきた「光が漏れる隙間もない協調」を裏切る大事件だ。韓米日は2014年に「北朝鮮の核・ミサイル関連の軍事情報を共有する機関間約定」(情報共有約定)を締結している。

 これに対し韓国政府は「米国があらかじめ知っていて韓国とだけ共有しなかったというのは、完全に事実と異なる」と主張した。韓国国防部(省に相当)の高官は、本紙の電話取材に対し「韓米は毎日、米国の軍事衛星やU2偵察機、高高度無人偵察機などから入ってくる北朝鮮の映像や画像、信号などを共に分析し、これを米国防総省に報告している。ここで分からなかったら、本土も分からなかったはず」と語った。カーティス・スカパロッティ韓米連合司令官も、北朝鮮の核実験計画を事前には知らなかったと言っているという。

 「『北朝鮮が、首脳部の決心さえあればいつでも核実験ができる準備をしている』という事実を把握したことをめぐって、米日のメディアが『核実験の事前察知』と拡大解釈しているのではないか」という見方も一部なされている。韓国政府の関係者は「北朝鮮はボタンを押すだけで核実験ができるというのは、韓米情報当局が報告し続けてきたこと。しかし北朝鮮側の隠密裏の準備活動により、今回は核実験が迫っているという兆候を捕捉できなかった」と語った。

ワシントン=ユン・ジョンホ特派員 , チョン・ヒョンソク記者
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