(cache) 新型インフル特定接種、ウェブで登録可能に- 厚労省、申請Q＆Aも作成

2016年01月08日 11時10分

新型インフル特定接種、ウェブで登録可能に- 厚労省、申請Q＆Aも作成

　新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく医療従事者らへの特定接種について、厚生労働省は、ウェブサイトから登録可能な管理システムの運用を始めた。関係する他の府省庁が管理システムにログインし、登録申請のあった事業者を確認することもできるという。【新井哉】

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　特定接種は、新型インフルエンザ対策の一環として公務員や医師、看護師らに優先的にワクチンを接種するもので、対象の事業者が登録申請を行う必要がある。これまでは電子メールなどで登録申請を行っていた。

　管理システムの運用開始に伴い、厚労省は登録申請の「Q＆A」を作成。例えば、指定管理者制度で公的医療機関を民間事業者が運営していた場合、「設置者である地方公共団体が登録申請を行う」としている。

　また、登録対象者として、医師や看護師、薬剤師、窓口の事務職員などを示し、病院給食を担当する職員も、医療提供体制の継続に不可欠であれば、登録の対象となると説明。訪問看護ステーションの業務についても、体重が重い利用者など1人で対応が難しい場面を想定。看護補助者や事務職員も業務に直接関与していれば、登録の対象となるとの見解を示している。