ミニシアターブームの火付け役「シネマライズ」閉館
2016年1月8日 00:00
閉館したシネマライズ
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[映画.com ニュース] 東京・渋谷の映画館「シネマライズ」が1月7日、約30年の歴史に幕を下ろした。同館は、1986年6月6日に1スクリーン220席でオープン。映画ファンにはアート色の強い作品を上映することで知られ、1990年~2000年代には日本のミニシアターブームの火付け役となった。
オープニング作品としてメリル・ストリープ主演の「プレンティ」(85)が上映され、ダニー・ボイル監督作「トレインスポッティング」(96)、ジャン=ピエール・ジュネ監督作「アメリ」(01)などがロングランを記録。神保町の岩波ホール、恵比寿ガーデンシネマ、渋谷のユーロスペースなどとともに、ミニシアター文化を支えた。
ブームが下火になった00年代後期にも、渋谷映画文化の発信地として孤軍奮闘したきたが、シネマコンプレックスの台頭や、「渋谷パルコ」建て替えに伴う周辺環境の激変などのパラダイムシフトを受け、ヘレン・ミレン主演の「黄金のアデーレ 名画の帰還」の上映を最後に閉館が決まっていた。今後、同所ではライブハウス「WWW」の2号店がオープンする。
同館歴代上映作品の観客動員上位5作品は以下の通り。
1位:「アメリ」(観客動員18万1491人、興行収入2億8150万1100円)
2位:「トレインスポッティング」(動員14万8833人、興収2億3896万8200円)
3位:「ムトゥ 踊るマハラジャ」(動員12万7445人、興収2億0814万4900円)
4位:「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(動員11万7333人、興収1億8905万9000円)
5位:「ブエノスアイレス」(動員9万8869人、興収1億5777万0400円)
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