MINYO SOUL〜唄は時空を超える〜 2016.01.01


(徳光)いやお見事でしたね。
(吉木)ありがとうございました。
津軽三味線の阿部さんご兄弟それから鳴物の荒井さんありがとうございました。
りさちゃんも驚いたね。
やっぱり民謡で鍛え抜かれました声で第一声からすばらしかったね。
ありがとうございます。
新たな「会津磐梯山」に出会えて私の気持ちも高まっております。
ちょっとねカリブ海の労働歌のようにも聞こえましたし。
そうですね。
印象がガラッと変わりましたよね。
変わったね本当ね。
さあ今日はですね多くのミュージシャンの皆さんが民謡にチャレンジして下さいます。
で全くいろんなアレンジによりまして違う形で恐らく皆さんのもとには届くんではなかろうかと思う訳でございますけれどもこのアレンジのしかたによりましてどういうふうに料理致しましてどんな味付けになるかこちらをひとつお楽しみ頂きたいと思います。
どんなふうに生まれ変わるのか楽しみですね。
そうですね。
民謡好きの私と致しましてもちょっとワクワクしております。
それでは早速まいりましょう。
・「
(コイナ)」古の時を貫き時空にこだまする民謡。
喜び怒り哀しみ楽しみ。
民謡にはあまねく感情が脈々と練り込まれている。
歌に込められた素朴な力が波動となってうねる!時代を席けんしたダンスユニットSPEEDでデビュー。
現在はソロシンガーとして活躍の場を広げている。
進化を続ける唄の世界。
ふるさと沖縄の民謡に新たな息吹を吹き込む。
今の「てぃんさぐぬ花」を耳だけで聴いたら島袋寛子hiroさんだとは思わないね。
寛子ちゃんっていうともうとにかく突き抜けるような高音と思ってたのがこんなに低いトーンできれいな声があるんだと思って。
ありがとうございます。
それでファルセットでほとんど歌ってなかったもんね。
そうですね。
使えない時代が長くってようやく今31に…今年32になるんですけどようやく何かいろいろな声を使えるようになってきたところですね落ち着いて。
最近も沖縄民謡も含めた沖縄ソングのカバーアルバムも出されていて。
あ〜そう。
また改めてふるさとの音楽に触れる機会が増えたのはどうしてですか?きっかけは本当にたくさんあってもちろん家族の中で私だけ民謡の歌える歌が少なかったりとか一人になった時ソロになった時にSPEEDが解散してる時にどんな音楽やってったらいいのかも分からないやっぱりこう生き方を模索してた時とかに古謝美佐子さんのアルバムに出会ったりとかとても揺りかごに揺らされてるような気分になったりとかっていういろいろきっかけはあってでもやっぱ一番は自分があまりにも知らなさすぎる…。
沖縄の音楽の事言葉の事歴史の事も知らなさすぎるなって思うところがあったので。
沖縄県人にもかかわらず。
もう若い時からSPEEDで出てきたので結構縁遠くなっちゃってっていう時間が長かったですね。
都会とふるさとの距離感ってかなりあったよな。
寛子さんにしてみればな。
ちびちゃんって言ったらいけない。
子どもたちがいっぱいいるんです親戚の。
大家族で。
話してても私だけやっぱイントネーションが標準語で違うので何か…自分で自分自身が寂しいなって思うようになっちゃってこれをまずもっと沖縄で過ごす時間もそうだし家族と触れ合う…。
自分の中の沖縄を取り戻したいじゃないけど。
「自分の中の沖縄を取り戻したい」。
島袋は4年前からラジオのパーソナリティーを務めている。
沖縄で12って何て言うの?あそうだ。
てぃーちたーちみーちゆぅーち…。
ふるさとを見つめ直す大切な時間。
当たった?当たった?イエ〜!12歳で沖縄を離れ夢を追い続けてきた。
ふと立ち止まった時に感じた疎外感。
トンネルをくぐり抜けた先にあったのは生まれ故郷に降り注ぐ太陽だった。
生まれた時の自分に戻れる気がします気持ちが。
歌に対する思いだったり生きる事に対する事だったり一番大切なものは何か教えてくれる。
自分にセンターが通るような感じがあって自分に返れる感じがある。
出来たての…。
すご〜い!出来たて。
出来たてですね。
すごい!・「サーユイユイ」・「ハッハッハイヤハッハッイヤサッサハッハッハイヤハッハッイヤサッサ」・「サーユイユイ」・「ハッハッハイヤハッハッイヤサッサハッハッハイヤハッハッイヤサッサ」・「サーユイユイ」・「ハッハッハイヤハッハッイヤサッサハッハッハイヤハッハッイヤサッサ」・「サーユイユイ」ビートのきいた楽曲と透明感あふれる歌声で今若者から大きな支持を集める気鋭のシンガーソングライター。
1年半ぶりぐらいです。
割と1年に…帰ってきたら必ず大体行きますね。
高知出身のさかい。
お気に入りの場所は坂本龍馬が見下ろす桂浜だ。
僕の人生の師匠坂本龍馬とジョン万次郎です。
いや何かね…やっぱ何か…いろいろ考えて計画練って進んでいくというよりは行って…とりあえず行って考えるっていう。
そういうところが何かいいなと思って。
高校卒業後突如音楽に目覚め…2年後には単身ロサンゼルスに渡り独学でピアノを学んだ。
類いまれな才能を育んだのはふるさとの浜風とカツオの一本釣り漁で鳴らした父の影響だとか。
漁師の人ってお酒飲んで気分よくなるとあの〜「さかいさんあれやってよ」みたいな感じで歌いだす訳ですよ。
船のね高波の台風の中にうわ〜って行って誰も運転できない中「わしが…わししか運転できないからわしが行ったんじゃ」っていう話を4回ぐらい聞かされますけど。
今回さかいが漁師魂で挑む民謡とは?
(「よさこい鳴子踊り」)「よさこい鳴子踊り」。
高知の人々の心を熱くたぎらせる民謡と奇才のポップスセンスが融合する。
・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨ」・「
(ヨイヤサノサノサノ)」・「
(ヨイヤサノサノサノ)」・「よさこいよさこい
(ホイホイ)」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨ」・「
(ヨイヤサノサノサノ)」・「
(ヨイヤサノサノサノ)」・「よさこいよさこい
(ホイホイ)」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨ」・「
(ヨイヤサノサノサノ)」・「
(ヨイヤサノサノサノ)」・「よさこいよさこい
(ホイホイ)」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」・「ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ」別にキザに言う訳じゃないんだけれども高知県にですねニューヨークのイーストコーストで生まれたジャズがそのままDNAとして入り込んできたっていう感じで全く新しい生まれ変わった「よさこい」と。
「R&Bよさこい」ですね。
そうですね。
ベーシストの日野賢二君はだってニューヨーク人ですからね。
ああそうなんですか!育ちがニューヨークだしそれもあって。
だからそのコンセプトで何かちゃんとリスペクトを持った上で全然違う形でリアレンジするっていうのすごい自分的に楽しくて。
日本民謡とR&Bってもう一見真反対の音楽性じゃないですか。
こうアレンジされるのに苦労されませんでしたか?これはね苦労はしないんですよね。
やっぱりアクセントがちょっと違うだけでR&Bになっちゃうんですね。
ペンタトニックっていう音階があるんですよ。
ペンタトニック?・「タタタタタタ」「寅さん」のあの曲とかそう。
・「タ〜タラララララララ〜」って。
それを何かオンで小節を回すと演歌になったり民謡になったりしてそれをバックビートで小節を回すとスティービー・ワンダーになるんですよね。
(2人)へえ〜!・「高知の城下へ来てみいや」の・「高知の城下へ来てみいや」っていうんですよね。
それがだからバックビートにするとバップカッパッツパッになって・「高知の城下へ来てみいや」ってこれはバックビートになるけど…。
あえてファルセットで歌いだしするじゃないですかメロディーラインをね。
でそっから今度地の声に戻そうとする時にですね何となくふるさとの薫りがするんだよね。
ちっちゃい頃から聞いてますからねそういう音楽を。
小節とかそういうのを練習した事はないんですけど自分の父親も何か一杯飲んだりすると若い頃とか手拍子で「舟唄」を歌ったりして何かこう何だろう…ナチュラル裏返しナチュラル小節とかかかったりしてあかっこいいなと思って。
それとスティービー・ワンダーのゴスペルっぽい小節って結構近いなと思ってて。
ゴスペルミュージックとかそういうのチャーチ行って皆さんが歌ってるのを見ると自分の父親がちょっと酔って「舟唄」歌ってるのを思い出したり。
(2人)へえ〜!すごいちっちゃい頃ですけどね。
じゃ相当相通ずるものがねえ…。
本当にあります。
あるんですね。
通じるものがあるんですね〜。
あると思います。
要するにその…何か自分の生活の中で歌ってすごい必要じゃないですか。
楽しむためとか悲しみだったり喜びだったりいっぱい表現があって。
で「よさこい鳴子踊り」にも何かいろんな感情があったりして。
でそういうのを表現できたらいいなと思って。
本当に何か楽しかったです。
MINYOPLANET!いやいいですねこの赤ちょうちんがね。
え〜今日は浅草にやって参りました。
(英語で)いらっしゃいませ!どうも!すばらしい!ひろき!ひろき最高!ひろき!笛持って。
その笛を。
今日は2時間練習してきたんですよ。
リクエストさせて下さいリクエスト。
え〜「秋田音頭」。
「秋田音頭」!「AKITAONDO」!・「
(コイナ)」・「コラ秋田名物八森はたはた」・「男鹿で男鹿ぶりコ」・「
(アーソレソレ)」・「能代春慶檜山納豆大館曲げわっぱ」・「
(ハイキタカサッサコイサッサ)」つまり人間が生きる声人間が生きる音これが僕は民謡だと思いますね。
これほどまでに作り物ではない音楽がやっぱり日本にある。
日本人の誇りですよこの民謡というものは。
いや〜いいもんだね〜。
あすいませんどうも。
(拍手)え〜どうも皆様ようこそお越し頂きました。
ありがとうございます。
私もよわい70を過ぎましてですね今年になりますと本当にこの年になりますと恐らく忘年会も…忘年会といいましょうか同窓会がやたら多くなります。
(笑い声)
(拍手と笑い声)え〜徳光でございました。
NHK。
(笑い声)・「ヤーレンソーランソーランソーランソーラン」・「ヤーレンソーラン」・「
(ハドッコイショドッコイショドッコイショドッコイショ)」・「ドッコイショドッコイショ」・「
(ソーランソーラン)」・「ソーランソーラン」・「
(ハドッコイショドッコイショドッコイショドッコイショ)」・「ドッコイショドッコイショ」・「
(ソーランソーラン)」・「ソーランソーラン」・「
(ハドッコイショドッコイショドッコイショドッコイショ)」・「ドッコイショドッコイショ」・「ヤーレンソーランソーランソーランソーラン」・「ヤー」・「ヤー」夏木マリ。
アメリカの伝説的女性シンガージャニス・ジョプリンに憧れGIBIERduMARIEを結成。
ロックやブルースジャズを変幻自在に重ね合わせジャンルを超えた活動で音楽シーンを挑発し続けている。

(歌声)はい!・「
(コイナ)」・「
(コイナ)」・「
(コイナ)」・「秋田音頭です」・「
(コイナ)」・「秋田音頭です秋田音頭です」・「秋田音頭です」徳光さんの大好きな「秋田音頭」がこんなにも生まれ変わりましたね。
見事なほどあれですね変えましたね。
いや〜あの〜やっぱり民謡って1人の人が語り部のように語り継いで民謡になったってうかがったんでやっぱり今のその語り部ラップだと思ったんですよ。
ラップですよ。
何かどっかしら世の中を皮肉ってみた歌詞みたいなもの随分あるじゃないですか。
楽しい歌詞ですね。
「今の若えもんは生意気こきやがってサンチューベリーマッチ」とかそんなような歌詞が…もう歌詞が何百番…。
何百ってあるんですよね。
NHKだから言っていいかどうか分かんないんですが「隣のじいちゃまと隣のばあちゃまが冥土の土産に一発ぶちかますやれ行けこれ行けそれ行けやれ行け掛け声ばかりで夜が明けた」という。
お〜それ歌いたかったな。
最高の歌詞でしょ?これ。
でも実際歌われてみてどうでしたか?そうですね。
やっぱり民謡って何て言うのかな歌い手としていろいろなテクニックをちゃんと要求されるっていうかやっぱ歌詞もちゃんと伝えたい。
音に紛れないで歌詞もちゃんと伝えるのがまずプライオリティーがあってだけどもその中に何て言うのかな自分なりの…自分なりのグルーヴを出したいと思ったんですね。
だって民謡はいろんな方がもうず〜っと歴史で歌ってきた訳じゃないですか。
その風土だったりその暮らしぶりだったりそういうやっぱりその嘆きだったりその人…歌う人のバックグラウンドが出る訳じゃないですか。
そうすると私がルーキーとして歌わせて頂くんだけども私のバックグラウンドがちゃんと乗れるように私の民謡になるようにっていうふうにちょっと時間を使ったんですけど。
難易度Eぐらいですね。
大変。
それはあれですね民謡を今携わってる人たちが聴きましたらもしかすると正調もあるけれども自分たちの民謡っていうのも作れるんじゃないかっていう歌い方ができるんじゃないかっていうふうに思われた方いらっしゃるかもしれません。
だから歴史もありつつだけど今私がこの2016年に生きてる私が歌う民謡ってどういうのっていうのがきっといろいろな民謡の歌い手の方も面白いと思うんですよね。
まさに「温故知新」というか。
いい事言いますね。
「温故知新」でいいんだけどもマリさんの民謡はですね「温故知新」と更に一歩進んだ意味で「温故知新」っていうのは「故きを温ねて新しきを知る」じゃないですか。
「故きを温ねて新しきを起こす」っていう意味で「温故起新」だと思うんだよね。
あ〜!うまい事言うだろ?やっぱりもうさすが!考えたんだよ今。
すごいですね。
・「
(チョイチョイチョイサー)」・「
(チョイチョイチョイサー)」・「
(チョイチョイチョイサー)」・「エンヤー」・「会津磐梯山に振り袖コリャ着せて」・「奈良の大仏エーマター婿にとる」・「
(チョイチョイチョイサー)」・「小原庄助さん何で身上潰した」・「朝寝朝酒朝湯が大好きで」・「それで身上潰した」・「ハァ尤もだ尤もだ」・「エンヤー」・「北は磐梯南はコリャ湖水」・「中に浮立つエーマター翁島」・「
(チョイチョイチョイサー)」・「コリャヨイショ」
(マイケル)
「英国人が料理を語る」2016/01/01(金) 16:40〜17:20
NHK総合1・神戸
MINYO SOUL〜唄は時空を超える〜[字]

他ジャンルで活躍するアーティストが心の奥底に息づく“MINYO SOUL”をたぎらせ、斬新なパフォーマンスを披露する「新感覚“MINYO”エンターテインメント」

詳細情報
番組内容
古の時を貫き、あまねく人々の心に響く「民謡」の“魂”—“MINYO SOUL”。この番組は、他ジャンルで活躍するアーティストが心の奥底に息づく“MINYO SOUL”をたぎらせ、斬新なパフォーマンスを披露する「新感覚“MINYO”エンターテインメント」である。アーティストたちが抱く“MINYO SOUL”の精髄が、既存の「民謡」と大胆に融合、「民謡」の普遍的な“唄”の力、素朴な精神が浮かび上がる。
出演者
【出演】夏木マリ,島袋寛子,さかいゆう,斉藤ノブ,徳永暁人,【司会】徳光和夫,吉木りさ,【演奏】阿部金三郎,阿部銀三郎,大賀好修,車谷啓介,堀田幸祐,田ノ岡三郎,柴山哲郎,日野“JINO”賢二ほか

ジャンル :
音楽 – 民謡・邦楽
音楽 – 民族音楽・ワールドミュージック
音楽 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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