NNNニュース&スポーツ 2016.01.02


こんばんは。
元日のきょう、皇居では、恒例の新年祝賀の儀が行われました。
皇居・宮殿で行われた新年祝賀の儀では、天皇皇后両陛下と皇族方が、勲章を着用した正装で並び、安倍総理大臣や閣僚、衆参両院議長らからあいさつを受けられました。
天皇陛下は、年頭にあたり、国の発展と国民の幸せを祈りますと述べられました。
皇太子妃雅子さまは、これに先立って行われた皇族のみによる祝賀の行事に出席されました。
また午後には、華やかな民族衣装などに身を包んだ外国の大使らが、祝賀のあいさつに訪れ、皇居では新年を祝う行事が続きました。
北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記は、新年にあたって演説し、韓国との関係改善に前向きな姿勢を示しました。
キム第1書記は演説で、ことし36年ぶりに開かれる朝鮮労働党の党大会について触れ、大会が開かれる意義深い年だと述べました。
また韓国については、平和と統一を望む人ならば、誰とでも虚心たん懐に論議すると述べ、関係改善に前向きな姿勢を示しました。
キム第1書記は、5月の党大会に向けて、対外関係の改善などに取り組んでいると見られていて、今回、核の保有を誇示する発言はありませんでした。
一方で、韓国とアメリカに対して、合同で行っている軍事演習や、軍事的挑発を中止すべきだと非難しました。
また演説で、経済の発展と市民生活の向上の重要性についても強調し、電力問題の解決に、全国家的な力を入れなければならないなどと指摘しました。
和歌山県で、津波を観測したとする誤った緊急速報メールが、2度にわたって送信されるトラブルがありました。
1日午後2時過ぎ、和歌山県内のスマートフォンや携帯電話の利用者に対し、和歌山県沖で大きな津波が観測されたという緊急速報メールが、誤って送信されました。
気象台によりますと、当時、和歌山県で地震や津波は観測されていませんでしたが、午後3時過ぎには、津波がさらに大きくなっているという誤った続報が送信されました。
県民の皆様、避難してくださった方、たくさんいらっしゃると思います。
今回、たくさんご迷惑をかけたと思っています。
深くおわび申し上げます。
県では、去年11月にこのシステムの運用を開始しましたが、ことしの潮の満ち引きのデータを入力していなかったため、潮位の変化を誤って津波と判断したことが、原因の一つと考えられるということです。
安倍総理大臣の2度目の総理就任から丸3年がたちました。
2016年の政権の課題について、竹内記者のリポートです。
2016年、最大の政治課題は、夏に予定されている参議院選挙に勝利することです。
ここで敗北すると、政権基盤が大きく揺らぐことになるからです。
勝利のためには、経済です。
私は絶対にぶれません。
1億総活躍社会は必ずや実現できる、その強い意志を持って、内閣の総力を挙げて、取り組んでいく覚悟であります。
安倍総理は、新たに掲げた1億総活躍社会の実現を目指すとともに、引き続き、企業に賃上げなどを促し、なんとしても経済の好循環を起こそうという姿勢です。
失業率など経済指標が改善する中で、2016年こそ、国民が景気回復を実感できるようになるかが大きなポイントです。
外交では、なんといっても日本が議長を務めるサミット・主要国首脳会議が2016年最大のイベントです。
気候変動、そしてまたテロについて、わが国は次期G7議長国として、リーダーシップを発揮していかなければなりません。
過激派組織イスラム国と、国境を越えるテロにどう対応していくか、地球温暖化対策などとともに、議長国としてG7を取りまとめられるかが焦点です。
また参議院選挙を巡っては、衆議院選挙と同時に行うダブル選挙も政界では根強くうわさされています。
敗北すると、一気に政権を失うリスクがある一方、政権に勢いがあれば、衆参で相乗効果が望め、大きく勝利できる可能性もあるからです。
同時選挙について、衆議院選挙については、全く考えてはおりません。
参議院選挙で大勝すれば、念願の憲法改正に着手することも視野に入ってくるだけに、直前までダブル選挙の臆測がくすぶることになりそうです。
政治決戦である参議院選挙を前に、経済、外交、各分野でどれだけ成果を上げられるか。
ここからはスポーツをお伝えします。
2年ぶりの元日開催となった、サッカー天皇杯決勝。
勝ったのは果たして。
4万人を超す観客が詰めかけたサッカー天皇杯決勝。
ガンバ大阪対浦和レッズの一戦。
開始4分、日本代表の宇佐美が、左サイドを突破し、最後はパトリック。
惜しくもゴールなりません。
このときキーパーと接触し、日本代表ディフェンダーの槙野が、手を負傷し流血。
20針縫う大けがも、不屈の闘志でピッチへ戻ります。
そして前半32分でした。
ロングボールへ抜け出したパトリック。
ディフェンスを振り切りシュート。
ガンバが先制します。
しかしその僅か4分後。
今度は浦和の李が、ダイビングヘッド。
こぼれ球を興梠。
浦和がすぐさま同点に追いつきます。
連覇を狙うガンバ、後半8分。
遠藤のコーナーキックに、再びパトリック。
パトリックのこの試合2点目のゴールで、ガンバが勝ち越します。
それでも試合終盤、猛攻に出る浦和。
コーナーキックに、那須。
跳ね返りを槙野。
しかし、那須のこのプレーがファウルの判定となり、ゴールなりません。
さらに再び槙野。
これはガンバの日本代表、東口がセーブ。
ガンバが猛攻を最後までしのぎきり、浦和に勝利。
元日決戦を制し、天皇杯連覇達成です。
リオデジャネイロオリンピックが行われることし、メダルが期待されるアスリートたちが始動です。
3、2、1、ハッピーオリンピックイヤー!
午前0時、2016年を新年初練習で迎えた、レスリング日本代表。
日本初のオリンピック4連覇を目指す伊調馨らおよそ70名の選手が、深夜にもかかわらず、1時間半練習を行いました。
4度目となるオリンピックへ向け、伊調は。
本当に幸せなオリンピックの年が来たなという感じです。
4連覇もそうですけど、自分の納得いくレスリングができるように、精いっぱい8か月間、頑張りたいと思います。
ロンドンから4年たつんだなという思いと、ついにこの年がやって来たんだなというふうな思いで。
リオオリンピックで金メダルを狙う、競泳の萩野公介が、新年初泳ぎ。
年末はスペイン高地合宿などで練習漬けとなり、元日のこの日もおよそ2時間泳ぎ込んだ萩野。
練習前に行った初詣、お願いしたこととは。
決勝の舞台で、楽しく自分のやりたいことがすべてぶつけられるように、見守っていてくださいっていうふうにお願いしました。
一方、こちらは元日、ドイツへ出発したのは、サッカー日本代表の武藤嘉紀。
ドイツ・マインツで、海外初挑戦ながら前半戦7ゴール。
そんな武藤に対し、イングランドの名門、マンチェスター・ユナイテッドが、獲得に関心を示すと報じられていました。
行ってきます。
きょう、ドイツに向かう武藤に、移籍報道について聞くと。
見ていただいているということは、非常にうれしく思いますし、まだ自分の力だったり、そういうことをしっかり考えながら、どうすべきかっていうのは、ゆっくり考えていきたいなと。
数々のドラマを生んできた、新春の風物詩、箱根駅伝。
新・山の神と呼ばれる神野大地選手の1年を追いました。
こんなに苦しい山の5区を、こんなに楽しそうに駆け下ってきた選手というのはいたでしょうか。
いませんね。
去年の箱根駅伝。
山の5区で、史上最速タイムをマークし、青山学院大学初の総合優勝の立て役者となった神野大地。
新・山の神として、一躍脚光を浴びる存在に。
しかしその後、2度の疲労骨折。
走ることができない苦しい日々が続いていた。
それでも去年11月、箱根の前哨戦となる全日本大学駅伝で復帰。
最終区、2位でたすきを受け取った神野。
5区を走り、新・山の神の称号まで得ました神野大地。
しかし、きょうの走りは苦しんでますね。
復帰レースは、まさかの区間8位に終わり、チームも優勝を逃す厳しい結果。
完全復活どころか、箱根駅伝の本番に不安が残った。
そしてレース後。
神野は人目もはばからず、涙を流した。
試練ですね。
いい所まで行って、どん底まで落ちたみたいな、もう本当に、天と地を味わっているような一年ですね。
全日本での敗戦から1か月後。
チームの全体練習が終わったあと。
1人でトレーニングをする神野の姿があった。
行っていたのは、山登りのための補強トレーニング。
不安定な足場で前傾姿勢を取り、上下に動く。
山登りに大切な太ももの強化を図っていた。
再び輝きを取り戻すため、神野があす、山の5区に挑む。
本当に山は誰にも負けないっていう気持ちは、自分の中にあるので、そこを信じてやっていければいいかなと思っています。
この一年がむだじゃなかったって思えるようにはしたいなと思って2016/01/02(土) 00:10〜00:30
読売テレビ1
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