(ジョージ)ホホハッハ〜!ア〜。
あらおはようジョージ。
ホハ〜!ホ〜!ハ〜!てっぺんまでたのむぞ。
よ〜し。
ありがとうジョージ。
ハ〜。
ハハハハハ。
ホホ〜ワ〜。
ウッ。
ア〜。
ホッホッホッ。
ア〜ハハハハ〜!ホ〜。
ウッ!アハ〜!オオオフ。
ア〜!ホホッホッハッハッハ。
よ〜う。
今日のまんが最高だぞジョージ。
ホ〜ハハ〜。
ヘッ。
いいよ。
お代はつけとくから。
またね〜。
ヘホ〜。
ホ〜。
ホ〜!ア〜?ウ〜!ヘヘヘハハハハ〜。
ウッ!ア〜。
ハハッハ〜。
ハハ〜。
エッ。
ア〜。
フ〜?ア〜。
ホ〜。
ハ〜。
ホホハハハッ。
・
(いびき)ア〜。
(いびき)ア〜アッハ〜!
(いびき)ウッギョッ!アッアッ。
(いびき)アッ。
ホッホッ。
ワ〜!
(テッド)ワ〜。
ヘヘハ〜。
わかった。
わかったわかったよ。
もう起きた。
(時計のベル)7時45分!どうしよう!ち刻だ!ワ〜アッアッアッア〜!アッ…。
ア〜エハハアハッアハッアハッ。
ハッホッホッホッハ。
ホホッホホッ。
ぴしっとアピールしなきゃならないってのに。
フフハアッアッアッア〜。
ごめんジョージ。
今朝は読んでやる時間ないんだ。
ホハハ…。
館長に会うのにねぼうしちゃったよ。
いってきま〜す。
ハ〜。
理由12ぼくは館内全てのエンピツを大きさ順に並べました。
理由24イギリス王室一族の歯ブラシ展を開きました。
まあショーケース1つの…おっとっと…コーナーですが。
理由33色つきラベルをラベルで色分けしました。
おくれてすみませんブルームズベリー館長。
(館長)危ない!・
(ガラスが割れる音)ハ〜。
(せきばらい)あの〜館長が退職されると聞いて次の館長候補について考えたんですが50の理由と35の小さな理由といくつかの大きな理由によりぼくは候補者の一人としてなかなかいいと…。
テッド君は候補者の一人じゃない。
ア〜さあどうも失礼しました。
ハッ候補者は君一人じゃ。
ほくが?もちろん。
君以外のだれにこのブルームズベリー博物館を任せられるっていうんだ?息子さんのジュニアは?せがれ?ハハッ。
あれはダメダメ。
やつには別の夢がある。
君こそふさわしい。
アッ!ぼくが館長になる日が来るなんて。
やった〜!ただし来週の理事会でみんなが賛成すればの話じゃがな。
理事会だって?ア〜アアア。
それってえらくておっかない人たちの集まりですよね?ほらひげ生やしててでもかみの毛はちょっとさみしい。
おそれることはない。
理事の連中も君をおそれとる。
本当に?もちろんだとも。
いやそりゃクマか。
とにかく理事会で君が目ざす博物館を発表しみんなの心をつかめ。
大事なのは熱意だ。
(当たる音)えっ?あ…うん?ア〜。
わかりました。
熱意ならだれにも負けません。
(割れる音)・
(マギー)テッドいっしょうけんめいやってきたかいがあったわね。
わたしあなたをほこりに思う。
けど…未来の館長だって少しは休まなくちゃ体に毒よ。
でもあと1週間もないんだ。
「未来に向けてたいせつにすべきこと」の発表までね。
未来を語るだけじゃダメなんだ。
ぼくはちゃんとファイルにまとめる。
・フ〜。
ア〜。
やあジョージ。
ハッホ〜。
ハハハ〜!ハッハッハッ。
えっ?ホッホッホッ。
ホッハッハッハッハッハハ〜!ハハ〜!ホ〜。
象を見に行きたいのか?ハハッ。
悪いけど今日は無理だ。
ア〜。
いそがしいんだ。
グラフの色を決めなきゃ。
ホ〜。
今日は茶系でいこうかな。
あれ?ア〜。
ねえぼくのグラフ見なかった?これのこと?ア〜。
ア〜からし色も悪くない。
テッド。
グラフも表も大事だけどいちばん大事なものじゃないはずよ。
最愛の人のことを忘れないで。
それってジョージのこと?片ときも忘れてないよ。
こらおもちゃにするな。
ホッハ。
ほらね。
いつも気にかけてる。
テッドあなたが心からたいせつに思いあなたをたいせつにしているだれかがさびしがっているの。
今ほっといたらおしまいよ。
わかるでしょう?ああもちろんわかるよ。
ほっとくもんか。
おいジョージおまえのためだ。
象を見に行くぞ!ホッホッホッホッハ〜!ハ〜ホッホッホッ。
ウハッハッハ〜!ハッハ〜!ねっ?これでいいんだろう?君の言うことは本当もっともだよ。
じゃあねマギー。
ハハ〜イ。
ねえ君もいっしょにおいでよ。
ハ〜。
(ウルフ)なんだ?このさる。
ハ〜ハッ。
(ティナ)さあみなさんステージ中央をご注目ください。
ごしょうかいします。
ロンドンから来た…イギリスの町よ。
ザ・グレート・ピカデリー!
(はくしゅとかん声)ア〜!
(ピカデリー)どうもありがとうございます。
これからごらんいただきますのはあっとおどろく手品にうっとりするさいみん術。
さっぱり訳がわからない夢のようなマジックの数々でございます。
ホッホッホッハハ〜ハ〜ハ〜!このティナはわたしのかわいい助手です。
ではかのじょにま法のクローゼットに入ってもらいましょう。
さあみなさんお見のがしなく。
中で何が起こったのかおどろきの変身です。
ティナがなんとアヒルになってしまいました。
ヘ〜ホホホホハハハ〜!オ〜!テッド。
グワッグワッグワッグワッ。
続いてはまたまた信じられないことが起こります。
こんなきせきを見た人間がこれまでにいたでしょうか?グワッグワッグワッ。
(はくしゅとかん声)さてみなさんはシャボン玉遊びなんてのはお好きでしょうか?ホホハハ〜ハ〜ハ〜!わたしのシャボン玉は特別です!
(かん声)ケイラです!重さは2トン。
曲芸が得意な女の子です。
ハッハッハ〜!ハッハどうです?この鼻さばき。
種も仕かけもございません。
ア〜ウ。
(ケイラ)パオ〜!パウ〜!プルル〜プルル〜!ア…ア〜ア〜。
オ〜ケイラどうした?具合が悪いのか?こんなに鼻がしょんぼりして。
こういうこともあるんです。
芸を忘れたわけじゃないんですが象も大ぶたいではあがっちゃうんです。
(笑い声)それじゃ次にいきましょう。
どなたかにお手伝いいただきたいんですが…。
(せきばらい)テッド。
ア〜ごめん。
そうだね。
ではそこのあなた。
黄色いぼうしのしん士にお願いしましょう。
えっ?ぼく?ホホ〜ア〜。
さあどうぞ。
ぶたいのほうにお越しください。
あの〜実はぼくも大ぶたいでは余る…じゃなくて暑がるじゃなくてあがるので…。
ホッホッホハ〜ハハッハハッ。
そうよ行ってきて。
おもしろそうじゃない。
おもしろい?ファ〜。
ホッホッ。
おいおすなってば。
わかったよ。
行けばいいんだろう?こりゃまたなんとはなやかですてきなおぼうし。
いいですか?いえあの…。
すぐお返しします。
ア〜ッハッハ!ア〜ハ〜。
アッアッア…。
さあ次はあなたとわたしでこの象のケイラを消し去りましょう!あなたにはじゅもんを唱えてもらいます。
パキデマジュスマムーシュカス!パキデマットス…ポチカス?まあいいでしょう!ハッフッヒッハッ。
(ピカデリー)どうも。
みごと成功しました。
みなさんもこんなふうにおしゅうとめさんを消しちゃいたいでしょう?ジョージ今のは手品!ご心配なくすぐにわたしがお連れします。
ウ〜ワ!ア〜ジョージ。
エイッ!ヒッハッハッハ〜。
ホホホホハッハッハッハッ。
ジョージ!ホッホッホ〜。
来なさい!
(笑い声)ヘッ!アッアッア〜!ア〜ホホホ〜。
ア〜!ア〜…。
(はくしゅ)君のさる?ええ。
こうき心の強い子でして。
ワ〜ホハッ。
名前はジョージです。
フッフッフッフッフッフッ。
・
(ピカデリー)こらこら出ておいでジョージ。
ア〜ア〜!ア〜ア〜ア〜!ウッヘヘヘヘヘ〜。
ホホハハハ〜!うん?ハッハッハッハッハッハッ。
このとおりです!どうも。
ハハハ〜。
ヤ〜オ〜。
ヘヘッハッ。
(ケイラ)パ〜オ!ホッ?ア〜!ヘヘッ。
ハハハホハ。
パ〜。
アッオ〜。
パ〜ウ。
ア〜。
ア〜…。
ホッホハッハッハッ。
ハッハ〜!ホハ〜!ア〜。
ホホハハ〜!ト〜!ア〜ハハ〜。
ジョージ?どこ行った?ホハッホホホハハハ〜!
(ブザー)ホ〜。
ア〜。
ア〜。
ホッホッホッホッハッフッハッフッハッフッハッ。
フハ〜ハハ〜。
ホホハハ〜!オッオッオッオッハ〜!パウ。
ホハ〜!パウパウ。
(ブザー)ヘッハハハウッハッハッハ〜!
(シャッターが閉まる音)グワッグワッ。
ケイラ…。
ケイラ!どこだ?警備員〜!グワッグワッグワッグワッ!無実のふりしたっておれはだまされねえ。
ア〜?今日のところは行っていい。
白状したくなったら連らくしろ。
ダンノ・ウルフ。
警備室のボスだ。
(フィッシャー)あの〜ボスわたしは新人ですがこの中に犯人がいるとは思えません。
象を服の下にかくし持つなんて無理ですよ。
フィッシャー君するどい意見を言ったつもりか?だが象から水分を取ってみろ。
残るのは10キロちょいのミネラルだ。
象をだっ水機にでもかけたっていうんですか?推理の天才はあらゆる可能性を探るんだ。
次。
しげきしないほうがいいよ。
すぐ切れるから。
ア〜おまえか。
たちの悪いさるを連れてた男だな。
そんな!うちのさるはいい子ですよ!やつは今どこだ?それが実はジョージもゆくえ不明なんです。
それ本当か?アッそのうちもどるわ。
きっと散歩してるのよ。
すぐどっか行っちゃうの。
ひょっとしてケイラといっしょに散歩に出たのかな?ホホホ〜。
さるに罪を着せようってのか?よせ!やめて!わかった!たぶんジョージは象と遊びに行ったんだ。
遊び?ゆうかいが遊びだってのか?このやろう。
じゃ殺人事件はおまえにとってパーティーか?ア〜?殺人?国家間のスパイ事件はビーチでのバカンスか?そんなビーチだなんて…。
ア〜!いいか黄色男。
この目がおまえを見てる。
町を出るなよ。
どうせ出ないわ。
ワッ!冷たいもんだ。
象を無くしたと言っても警察は取り合っちゃくれん。
心配は無用だ。
このおれに任せとけ。
必ずカバを見つけてやる。
ちがう!象だ!ア〜象だっけ?ごめん。
ア〜まだ赤ちゃんなんだ。
こんな都会で独りぼっちじゃさぞかし心細いだろう。
ハッハッハッハッ。
パウ〜パウッパウッ。
ハッハッハ〜。
パウ〜。
シナトラう〜ん…パス。
おっ。
これだ。
チャイコフスキー。
ア〜。
ハッ!ハハヘッ。
ハハハ。
ホハ〜!ホハ〜!ト〜!アッ。
ホハ〜!ヘ〜ハハッホッ。
ア〜。
(エレベーターのベル)ア〜。
いいねえチャイコフスキー。
ハハハッ。
ハッハッハ〜。
オ〜。
ホホハッハッハッハッハッ!ギュッギョッ!ア〜。
ハハハヘヘハ。
パウ!パ〜ウ!アン。
ア〜アオ〜…。
(何かがくずれる音)ア〜!
(テレビ・ハンソン)「ぶたいではなんでも自在に消し去るグレート・ピカデリーさんもこればかりはどんなトリックが使われたのか説明できません。
ケイラがピカデリーさんのもとに来たのは2か月前。
以前は兄のトンガ姉のレイラと暮らしていました」。
パウ〜!
(ハンソン)「後にこんな悲劇が待ち受けているとも知らずこのころは平和な日々でした。
ケイラの故郷はここカリフォルニア動物園です。
全国の動物愛護者がケイラの無事をいのり事件のゆくえを見守っています」。
ファ〜!ジョージ!ハ〜。
ホ〜ホッホッホッハ〜!ジョージ言っただろう!ぼくに断りもなく勝手に人をうちに連れてくるなって!もちろん象も同じだ!なんでこんなことしたんだよ?ホハハ〜ホヘッ。
ピーナツ?そうか。
そういうこと。
フッ気持ちはわかるよ。
とにかくピカデリーさんに知らせなきゃ。
すぐに。
ホホハ〜。
「こちらはメトロポリタン劇場です。
言語をお選びください。
スペイン語はプッシュボタン1を中国語は2をクリンゴン語は…」。
ア〜。
「…をおしてください。
イベントスケジュールをご希望の方は1を地図をご希望の方は2を…」。
「こちらはカスタマーサービスです」。
やった!やっと出た!「受け付けは午前10時から午後6時です。
おかけ直しください」。
ウ〜ガッ!ウ〜…。
アッ。
ハ〜。
おいでジョージ。
ケイラをうちまで送っていこう。
ホッホッホッハハ〜ハ〜!オッハハハハ…。
オッ。
(きしむ音)ハ〜。
(たおれる音)人に見られたらぼくが説明するから。
でもなんて言おう。
「ぼくのさるが」って言ってもだれも信じないだろう。
(ハンソン)「ピカデリーさん。
この事件はまさになぞとやみに包まれていますが今の正直なお気持ちを…」。
あれは!「これまで芸をまねされても意地悪なことを言われてもつまはじきにされてもたえてきた」。
ア〜。
(ピカデリー)「だが人の象をぬすむなんて」。
ハハハ〜。
「これだけは許せない!わたしにとってケイラはショーのスターである前に大事な家族なんだ」。
ホホホホホッハ〜。
だれが象連れてこっそり歩けるってのよ。
(ハンソン)「いったいだれのしわざなのか。
今夜は象ゆうかい事件スペシャルです」。
ジョージ?ケイラ?
(ハンソン)「ハーク・ハンソンが象ハンターとなって事件にせまります」。
ジョージ!アハ〜。
パオ。
オ〜。
フ〜。
ア〜ア〜!オッ!まただ。
荷物リストとちがう。
象つきトランクなんて聞いてないよ。
まあ貨物車は空いてるから。
フハ〜ホホハハハハハハハ。
(何かの音)プワ〜。
ハッ。
(トランペットの音)・
(ケイラ)プフ〜。
ハッ。
プ〜!ウイヤ〜。
ジョージここで何してる?ホホハ〜ハハホホハハ〜。
ウイヤ〜!ああそうだね。
ケイラは象だ。
おうちに返そう。
ホ〜ホホハハハハハ〜!じゃ早く行こう。
あしたはいよいよ理事会だってのにまだ資料をアルファベット順にしてないんだ!アハ〜。
フ〜フ〜。
やれやれ。
でも今回ばかりはゆずらないぞ。
ア〜?発車しま〜す。
さあ今すぐここから降りるんだ。
今夜だけは絶対ダメ!列車で出かけるのはまた今度!いいね?うそ?そんなまさか!ちょっと待って!待って!ワ〜!・なんてこったシートベルトもない。
助けて。
閉じこめられた。
ア〜最悪。
博物館長どころかこれじゃ流れ者だ。
ぼくの資料だって…かわいそうにこんなにバラバラになって。
だれか円グラフのページ知らない?ハハハハ〜。
パオ〜パオ〜。
ハ〜…。
いいんだよ。
また書き直すから。
ホッホッホホッホ。
ハハハハ〜。
そうだ!これがあった。
えっ!まさかけん外?たのむよ来てくれ電波!画面に君の柱マークを立てておくれ!お願い電波様!来た!2本立った!オ〜いいぞ!3本になった!ア〜…消えちゃった。
ジョージ明かりのじゃまだ。
ハハヘヘヘ〜!月は見たことあるだろう?ア〜!エ〜ヒハハホッ。
鳥?ア〜飛ぶ?いや月は飛んだりしないよ。
エッエッエッエッエッ。
(ため息)ア〜なるほど。
確かにそう見えるな。
でも目のさっ覚だ。
つまり月は遠くにあって木は近くにあるから動いてる列車から見るときょりの関係で…。
ホハハ?アハ…というかお月様にはお気に入りのおさるがいて上から見つけるとついてくるんだ。
ホ〜ホハハハ。
さあお月様におやすみしておまえもねなさい。
ヘッホホホホホ。
おやすみジョージ。
・
(ウルフ)どうぞ。
準備完りょうだ。
すばらしい!こいつはおどろいた。
すごい数の装置だ。
しかしなんの装置なんだ?いいか録音録画システム追せきシステムサーモグラフィーとうちょう器しもんのデータベースにスペクトル分せきDNA鑑定それからパイプオルガン!すぐに使える部屋がここしかなかったの。
完ぺきだろう?あんたは客席にでも座って見てろ。
この事件のゆくえをな。
(レバーを上げ下げする音)ほらプラグのゆくえを忘れてます。
エッヘおっと。
オ〜!たのもしいぞウルフ君!
(いびき)ヘ〜ア〜ホホア〜。
(ボタンをおす音)
(楽しげな曲)ア〜?
(不通音)ホホハハハ〜。
(呼び出し音)「こちらはメトロポリタン劇場です。
スペイン語はプッシュボタン1を中国語は2をクリンゴン…」。
ユガンニシンジドダディテンネタディガディボワ…。
ホッ。
(不通音)ホホハッハ。
アハハハハ。
アッアッアッアッホホハ〜!ホッアワ〜ワッアワ〜。
パオ〜!ア〜。
(警告音)
(いびき)ホハハッハホ〜。
ヘヘヘハッ。
オ〜。
ウワ〜!オッアッ。
ケイラジョージ。
列車?そうか…。
ワ〜あれはゲイトウェイ・アーチ。
セントルイスだ!列車が止まったらみんなでさけんで出してもらおう。
・これで帰れるぞ〜!セントルイス…過ぎちゃった。
だいじょうぶ落ち着いて。
ほかにもまだ方法はある。
ここなら電話が通じるさ。
あれ?まさかバッテリー切れ?なんで?ア〜ケイラジョージ耳ふさいで。
ホヘ〜。
もう〜!いったいどうしたらいいんだよ〜!・「ホッホホハッハハハハハハハ〜ホッホッ」。
フィッシャー君これを聞け!中国語でかかってきた電話だ。
すぐ通訳を呼べ。
これさるです。
何言ってるんだ!さるが中国語話すか?「せいもんを照合します」。
よし。
せいもんがいっちした。
こいつはさるだ。
ボスの推理力にはもうクラクラします。
オ〜クラクラ。
うれしいね。
光栄だよフィッシャー君。
ア〜…ケータイから電波は出てません。
おさらいしよう。
中国語を話すさるから電話があり逆探知は不可能。
やつは我々をおちょくってる!フィッシャー君こいつは犯罪史上もっともきょうあくなさるだ。
ホハ〜ハッハッハハハッハ〜。
ウワ〜!ジョージ!何をしてる?理事たちに見せる大事な資料なんだぞ!ハッヒ〜!どうすりゃここから出られるんだ?あともうちょっとだ。
アッウッア〜…。
ハ〜ダメだ届かない。
さっきはどなってごめんよ。
でも穴が3つ開いたこの紙の束に一生がかかってるんだ。
このファイルはぼくの未来そのものなんだよ。
だからもう少し気を付けてくれ。
ハワ〜。
ワッ!アッワッアッワ〜!ワ〜!ワ〜!タアア…ウワ〜!アッア〜!ドワ〜!アッアッ…。
ファ〜ア〜ア〜。
アッ!アッ生きてる。
ぼくは無事だ〜!すぐに追いつくからなジョージ!待ってろよ〜!ホッホッホッハッハッハッハハ〜!ハハハハ〜…。
(ため息)アッ!ハッハッハッ!ア〜?アッ。
カリフォルニア・エクスプレスを止めてください!わしに言ってるのか?ええ!無理だ。
あの特急列車はどこにも止まらん。
だれのためでもな。
ただし整備でグランド・ジャンクションに止まるが。
ですがこれはきん急事態なんです。
ぼくのさると象と大事な資料が貨物列車に閉じこめられたままカリフォルニアに向かってるんです!ぼくは線路沿いの木に顔面パンチをくらって列車から転がり落ちてそれで…。
落ちた時に頭打ったのか?えっと…そうです!でもべつに…。
ハ〜もういいです。
ア〜…バッテリーが切れちゃって…電話がかけられずに困ってるんです。
よしわかった。
じゃそのバッテリーをじゅう電してやろう。
さるにかけたいなら外に電話があるぞ。
まずはピカデリーさんに電話だ。
それから列車を追いかけよう。
それじゃ君はさるが象をゆうかいしたって言うのか?だったら向こうの要求はバナナ10キロか?なんの印もつけるなって。
おれの目は確かだ。
悪人かどうかは顔見りゃわかる。
このさるは相当なワルだ。
きっとリスどろぼうから始めてどんどんうでをみがいたのね。
・「英語は99を…」。
よ〜し早く出ろ。
もう小銭がない。
・アッ。
象をさがそう本部だ。
どうしました?どうも。
象といっしょなんです。
おいゆうかい犯だ。
逆探知開始。
それでまずだいいちにかのじょは無事です。
・「残り5秒です。
延長する場合は1分ごとに2ドル追加してください」。
金だ。
もっと金が要る。
この要求は…。
金が欲しいのか?ええ。
ア〜でもケイラは無事です。
とても元気…。
トットットットッア〜まずい。
アッちょっとア〜オ〜エ〜…。
金を手に入れないと!アッ!ア〜しまった。
・
(不通音)急いで話します。
すぐ連れて帰りますからご心配なく!ハ〜!まあこれで一安心。
やっぱりゆうかい事件だ。
だがさるじゃなかった。
へえ推理の天才が言うならまちがいないですね〜。
この事件は思っていたより難しいぞ。
このさるには共犯者がいたんだ。
オ〜かわいそうなケイラ。
共犯者はきっとこいつだ!この男?そんな!とても信じられない!そりゃあんたがインターネットで推理の天才講座を受けてないからだ。
おれは受けた。
しかし本当だな。
ほら「孝行したい時に象はなし」ってよく言うだろう。
必ずケイラを取りもどしてくれ!つき止めた。
今のはコロラド州ハンブルトン駅の公衆電話よ。
・タクシーもバスもレンタカーもないって?ハ〜。
なんでもいいから乗り物ってないの?わしのバイクだけ。
ガバッウッア〜ア〜ア〜ッ!ハ〜オ。
ホホハハハハ。
ハッホッ。
(走行音)ア〜。
オ〜。
うんおいしい。
アッ!パオ〜!ホホハ〜。
ア〜。
ヘッヘヘハッハハ。
ホハ〜。
(はくしゅ)ヒヒハハ。
ジョージ!ジョージ!ホハ〜!待ってろ!このまま先頭まで行って運転手さんに列車を止めてもらってくる!ハハ。
ウワ〜!アアア…アッうっそ〜!ギュッ!ワ〜ア〜ア〜ア〜ア〜アアア〜!ア〜ア〜ウワ〜ウワ〜!ウッ!アッアッ?アハッハハハ。
ハハッハ〜。
ハハハ!ダ〜!ホホハ〜!エ〜ハッハッハ〜。
ぼくのおさるちゃんに会えて最高に幸せだ。
ア〜。
象さんにも。
ありがとうケイラ。
エイヤッアアッ!ぼくも会いたかった…。
「こちらはメトロポリタン劇場です」。
いいから早く出ろ!
(フィッシャー)警備室です。
あと何分で着く?10分前に伝えた分数から10引いてください。
ちょっとコーヒー飲み過ぎだぞ。
(シグナル)アッちょっと待って。
携帯電話が復活しました。
公衆電話の位置と同じです。
やっぱり!ついに追いつめた!動くな!ア〜ッ!ワ〜!オ〜。
オ〜…。
なんてことするんだ。
こわれちゃった。
今その電話で何をしてた?あんたがおどろかすからこわしちまった。
どこでこいつを手に入れたんだ?男が置いてった。
それはこいつか?う〜ん…さあどうかな?これでどうだ?ああこいつだ。
変なやつだった。
カリフォルニア・エクスプレスを追いかけてったよ。
ア〜それでその列車はどこへ向かったんだ?カリフォルニアだ。
だがグランド・ジャンクションで一度止まる。
そうか。
おれをここまでかわすとは。
だがもうにげられないぜ。
きょりはどんどん縮まってる。
あんたその写真に話しかけてるの?急ぐんで失礼する。
ホハハハハ〜ホホハ。
オ〜上手になったな。
ヘハ〜!そうか。
ふたりで練習したの?ア〜もう一つぐらいはいけると思うよ。
なあケイラ。
アハ〜!ヘハ〜!ア〜こらジョージ。
ホ〜ハハ〜ヘッヘヘ。
アッファイルが!ホハッハッハッハッ!ア〜スピードが上がりましたよ。
おっとっとっと!トホホ〜。
エッ!あららららら!ゲ〜!ア〜アアア〜。
ウワ〜!アッ!ア〜オ!うっそ〜。
ア〜…アッ!アアア〜…。
アッ!ハ〜…フ〜!今のはなんだったんだ?ハ〜ダメだ。
目が回って考えられない。
おまえら象をたのむ。
ヘッヘッ。
黄色いぼうしの男とさるはこのおれがいただく!ヘヘヘッ。
こりゃすごい。
新記録だ。
14分も早く着いたぞ。
アッ!警備員のダンノ・ウルフだ!象はどこだ?あとの車両はどこへ行ったんだ?ハ〜どっちがつらいかな?キャリアを棒にふるのと足を棒にして歩き続けるのとは。
ぼうぜんとしちゃうよ。
もうおまえたちいいかげんにしなさい!危ないだろう!そんなことしてると…。
フフフフハッハッ。
フッハッハッハッ!ほら言わんこっちゃない。
アッハ〜!ヘヘハハハハ〜。
ヘヘハハホッホッホッホハハハ。
ア〜。
ヘ〜ハハハ。
まったく。
笑い事じゃない!けがでもしたらどうするんだ!ふざけてるひまがあったら道路を探してくれ!いいか!ジョージ。
見つけてくれたのか!オ〜でかした!道路だ!ハッハハ〜!しかも東行き。
あとはヒッチハイクすれば帰れるぞ!簡単にはいかないか。
(ブレーキの音)いや。
いった!フ〜ン。
今日はこのコーナーも象ゆうかい事件スペシャルです。
ひ害者のピカデリーさんにお話をうかがいます。
ひどい事件ですね。
この24時間みんな胸を痛めています。
でもいちばんおつらいのはあなたでしょう。
悲しみに打ちひしがれる姿が世界中にさらされ注目を浴びながらいったいだれがかわいい象をぬすんだのかとやきもき。
ア〜実は…。
でも時間ばかりがむだに過ぎていく。
だれも犯人がわからないのです。
勝手に決めつけるな!わかったんだ!ア〜。
犯人はこの2人組だ。
国中がおこっています。
市民の声を聞いてください。
象を連れ去るなんてとんでもないけだものだわ!ああ象どろぼうはけいむしょにぶちこめ!ちょうえき100万年だ。
かれの友達です。
テッドはいい人よ。
きっと何か事情があるはずです。
(あくび)なあいろいろあったけどなんかおもしろい冒険だったよ。
とはいえわが家に帰れてほっと…。
「カリフォルニア名物」?アボカド?サーファー?
(クラクション)まさかここカリフォルニア?ホホハ〜。
ホッハハ〜ハハ〜!ゲホッ!ハ〜…なんで反対方向だって教えてくれなかったんだよ〜。
え〜?おまえたち動物なんだから本能で方向がわかるはずだろう?ヘッホッホッホッホッホッ。
(父親)よし行け!かかれって!ア〜…。
よければ手伝います。
本当?プオ〜!
(アンナ)見てパパ象さん!パウ〜。
これはこれは。
アッ!おさるさんもいる!ア〜ジョージだ。
アハハ!この子はアンナ。
お礼に何かできることない?それじゃあ電話貸してください。
重さはたぶん2トンとかそんなもんです。
ちゃくばらいでお願いします。
急に出かけたもんで。
話せば長いんですが…。
(父親)はいもういっちょう。
ア〜!ホホホホハハハハ〜!ア〜。
ヘヘヘハ〜ハ〜。
ヤ〜!ホッホッホッホッホッ。
どうも。
助かったよ。
ケイラを乗せてくれる運送会社が見つかった。
でも料金は500グラム単位であしたじゃなきゃ来られないって。
じゃあ今日はぜひうちにとまってくれ。
アハハハ!アハハ〜!ホッホッホッホハ〜。
オ〜すっかり仲よしだな。
ヘヘ。
キャ〜!ワハ〜!
(父親)オ〜さすが我がむすめ。
ハッハ〜ハ〜。
君の番みたいだな。
ぼく?無理だよ。
こら!こんな高いとこから絶対無理!見ただけで足がすくんじゃって…。
ド〜ア〜ッと!フ〜…。
あれ?けっこう楽しいな!フフハハハ〜!まあ一度で十分だけど。
ハハハ〜ハハ〜。
・
(牛)モ〜。
ハッ。
ホッホッホッホッホッワ〜オ。
フフッハッハッハッヘッヘッヘヘ。
パウパウ〜。
ホホハハ〜。
モ〜!ホホ〜ア〜。
ヘヘヘヘヘ。
モ〜!モ〜。
ハハハハハ!
(アンナ)おいで!ハハハハハハ!ジョージそのまま食べちゃきたないよ。
ちゃんときれいに洗ってさっきんしてからウッ…。
うん…?むちゃくちゃうまい!口の中でパーティーが始まったみたい!ゴ〜ゴ〜。
ブ〜。
ア〜。
イエ〜イ!ハハハハ!イヤ〜。
来いよテッド!がんばって!ア〜…アッ。
アアア〜!アアアア〜!オッ…ワッ!
(アンナ)ハハハハハハハ!ハハッ。
(ケイラ)パオ〜!オッ。
高波が来るぞ〜!ケイラよせ!やめろ〜!ぼくの海パンはどこ?エヘ…。
ヘハハ今日は楽しかった。
こんなに楽しんだのはたぶんジョージと出会った時以来だ。
覚えてる?ア〜ハ〜。
ア〜いないいないばあだ。
サイに追われたりきょ大な虫にかまれたりもした。
ア〜ハ〜。
なつかしい。
(クラクション)
(父親)新聞が来た。
オ〜ハハハ〜ハ〜ハハ〜。
まんがが大好きなんだ。
どうぞごゆっくり。
おいジョージ見ろよ。
ケイラの記事がのってる。
カリフォルニア動物園だって?ケイラはカリフォルニア動物園にいたのか。
ハハハハハハッハハッハハッ。
ほかの2頭の象はお兄さんとお姉さん?ア〜ハハッハハッハハッ。
そうか。
おまえこのことを知ってたんだね?ジョージ。
ハハ〜。
だからカリフォルニアに来たがったのか。
ケイラを家族に会わせたくて。
ウホ〜ホハッハッハッハッハッハッ!ねえ見て。
テッドとジョージの写真ものってるよ。
ア〜?「象ゆうかい犯とう走中!」。
うそ!そんなばかな!なんでこうなるの?ちゃんと連らくしたのに!・・ブルームズベリー館長。
テッド?今どこにいる?すっかり象どろぼうあつかいじゃ。
でたらめもいいとこです。
パオ〜。
ハハハハハ!…ていうか半分でたらめです。
博物館には人がおし寄せ君らを出せとさわいどる。
・・ぼくら?・
(館長)ジョージもじゃ。
テレビをつけてみろ。
「でも電話したのに」。
アッこれ理事会で問題になります?理事会どころかこのままじゃけいむしょ行きだ!けいむしょ?ウ〜見つけた。
ブルームズベリー館長アッあしたにはもどってちゃんと解決しますから安心してください。
(アンナ)じゃあケイラを家族に会わせてあげないの?ア…だからそれは無理なんだ。
ハ〜。
ごめんよジョージ。
エッオ〜アア〜。
アッアッアッエッエ〜!アッア〜!ジョージしょうがないんだ。
ケイラを家族に会わせたいのはわかるけどピカデリーさんがケイラをさがして心配してる。
ア〜エッエ〜ハ〜。
ダメだって!もどらないとまずい。
いいか?けいむしょ行きになるかもしれない。
ゲームじゃなくて本物のだ!わかってくれ!ハハ〜。
ア…おまえがなんの悪気もなくやったことが大事件になってるんだ。
これで終わりにしよう。
ホ〜。
パウ〜。
ハ〜…。
残念だけど…ほかにどうしようもないんだよ。
本当にごめん。
おいでアンナ。
おやすみの時間だ。
はい。
(あくび)おはようテッド。
よくねた?いっすいもしてない。
けいむしょってぼうしは禁止かな?元気出せテッド。
けいむしょ行きになんてならないよ。
フンッ!そうかな?だとしてもここまでとう亡犯として有名になった人間を館長にする博物館なんてあると思う?心配事が多いな。
そりゃそうだよ。
ぼくは24の州で指名手配され50州全部できらわれ出世はトイレにお流れだ。
ジョージと道ばたで手回しオルガンかなでて生きるしかない!もう最悪だよ!ア〜だったらもうこれ以上悪くならないさ。
ア〜…。
ア〜。
パオ〜…。
ア〜ウ。
アウ。
ウ〜。
ケッハハ〜!へ〜ハ〜ハ〜ハハハ!ホッホ〜。
確かに悪くなりようがない。
そういうこと。
ホヘヘア〜。
ウフハウフハウフハウフハ。
わたしも行く!ヘ〜ハッハッハッ。
ホ〜ハハハッ。
そうか。
心配してもしょうがないのか。
エイッ!おいでジョージ!ほらケイラも!やっぱり動物園に行くぞ!今すぐ出発しよう!やった〜!ワッハ〜?いいんだ。
今が最悪だとしたらあとはいいことだらけだろ?フ〜。
さあ今日はケイラと家族の再会パーティーだ!フ〜ホハハッハ〜!ヨッ!ワ〜ア〜わかったわかった。
ぼくもだよ。
すごくうれしい。
場所はゴールデンゲートブリッジの先だ。
ゴホッゴホッゴホッ。
(ヘリコプターの音)こりゃまずいな。
そこから動くな!ウルフさん!よくここまで来てくれました。
これで誤解を解くことができます。
町から出るなと言ったはずだぞ!ええ出ないようにしてたんですがアハッそれが本当に…。
だまれ!もう安心だケイラ。
ウルフ様が連れて帰ってやる。
ア〜アッ!もう〜!じゃまするんじゃねえこのバナナやろう!ウ〜アッ!こらよせ!ジョージに手を出すな!やる気か?アッアッアッアッ!おれは空手歴2か月だ。
ネット講座で。
やめて!待ちなさいアンナ。
ブ〜。
ブ〜!アッア〜!むだなていこうしやがって〜!ア〜!アッア〜!パイロット!おいなんとかしろ!ヨヨヨヨヨ!ヨヨヨヨヨ!
(パイロット)「りょう解しましたボス」。
(パイロット)エッエ〜…。
アハ〜!ヘ〜キュ〜…。
おまえらの身がらはおさえた!ヘッウッ…。
動いたらただじゃおかないぞ!すいませんウルフさんジョージと約束したんです。
ケイラを家族に会わせてやるって。
ウ〜ホッ。
・
(パトカーのサイレン)ハッ!応えんが来た。
今すぐかくれて!早く!かくれようがないよ。
象とさると真っ黄っきのスーツじゃ。
いいこと思いついた。
こっちへ。
(サイレン)エッアッイッオッエッアッアッ…。
(鳥の鳴き声)ホハ〜ア〜。
「カリフォルニア動物園次の角左」。
やった!ウ〜。
ハハ〜ハハ〜。
パウ〜。
ケイラ危ない!ア〜ア〜ア〜!バスだ。
アッ…。
おいちょっと待て!アッワッワッアッ!ウワハウ…アア…。
ア〜?エッエッワ〜!オ〜!ア〜…。
ア〜。
パウ〜!フフハハッ。
おいでジョージ!はいようこそ。
どうぞ園内の地図です。
ウワ〜!パウ〜!ごめん。
地図はいいよ。
フハッ。
危ない!アッア〜!あれも弁しょうだ〜。
アッアッアッアッアッヘヘヘッホッホッホホ〜。
オ〜。
ホッハッハ〜。
象さん。
だいじょうぶか?なんで象が?ハハハハ!ホホハッア〜。
ホームシックつらかったろうな。
パウ〜。
ジョージ。
おまえの言うとおり来てよかったよ。
ケイラはあんなに喜んでる。
がけにつっこむのはもういいけど。
人生最高の時を過ごした。
どうもありがとうジョージ。
(ウルフ)ア〜ハ〜。
ホホハッア〜ア〜ア〜!見つけたぞ!動くな!よせ。
ケイラは危険じゃない。
ケイラよけろ!パ〜オパ〜オ!パオ〜。
なんてことを…。
放せ!ホホ〜ア〜アッアッアッア〜!アッオ〜。
おまえの悪さもここまでだ。
さるおまえにはもく秘権がある。
おまえの言葉はア〜…キ〜キ〜は法ていでおまえにとって不利な証こになることがある。
アオ〜。
フフフフフフ。
ハ〜…いいか?もうすぐとう着だ。
ジョージ着いたらぼくはすぐに警官たちに連れていかれてたぶん当分うちにはもどれないだろう。
オ〜ア〜ア〜。
おまえのことはマギーが世話をしてくれるよ。
だいじょうぶ。
ア〜ア〜…。
ぼくだってはなれたくないさ。
(ドアを開ける音)ハ〜。
ア〜象ゆうかい犯どうしなみだのひとときか?おれがほだされてにがしてやると思うか?これを見ろ!そんなにあまっちょろくないぜ。
何がしたい?おれ?何も。
必要なものは全てそろったしな。
おまえらに象にこれもだ。
モンキーちゃんはバナナがおちゅきでちゅか〜?ホッホッハハッハハッハハッ。
とれたらやるよ。
とってみろ。
アハハハハハ〜。
おいやめろ!ア〜オ〜。
どうした?そんなにしょぼくれて。
ほら食えよ。
フフン。
安心しろやつらは何もできねえ。
ウハッハハ。
エ〜?うそ!なんで?敵ながらあっぱれなさるだ。
すべって転ぶと思ったか?見くびるなよ。
ダンノ・ウルフは探ていの卵だ!
(ドアを閉める音)アッア〜ウッウッウッウッ。
すごい。
えらいぞジョージ。
よし作戦を練ろう。
まず飛行機が着く前にピカデリーさんに連らくするだろう。
それから何があったか説明して誤解を解くんだ。
フハ〜。
エ〜ウ〜ア〜…。
ア〜!
(警告音)なんだ?貨物室のハッチが開いちゃった。
なぜか。
よし閉めてくる。
ホ〜。
ワ〜。
よし。
飛び降りたらこいつを引くんだぞ。
ワ〜ホハ〜。
アッ?オッオッ。
ア〜!こら!ア〜。
ウハハ〜。
ア〜ア〜。
ア〜。
エ〜!オ〜!落ち着け。
クックックッ…。
ドゥハ〜!すべった〜!行くぞ!ジョージ。
エッ!ア〜!ア〜!ア〜…。
アッ。
ウ〜ッ!飛びま〜す!タッ?エッ?エ〜!タアアアアア〜!エエエ!ウ〜!おいっちにおいっちにおいっちに!待て待て〜!おいっちに!エイッ!つかまえた!ウルフさん!警備室のボスだ!ジョージ!横にある輪っかを引っ張れ!ウ〜ヤッ!ウワ〜!ウワッ!アッヨヨヨヨ!ア〜ヨックッエッ!ア〜!ア〜!オッ。
ア〜!もうダメだ。
力がつきる〜!あと少しだからがんばって!ギュ〜!ハガ…。
ア〜もう落ちる〜!ア〜ア〜!ウルフさん!ウワッ!エッ。
アッ。
オッ…。
フハ〜。
ウッウッ。
すごい!パラシュートなしで飛行機から飛び降りたのに〜生きてる!おれって天才!パ〜オ。
うそ。
(落ちる音)ハハハ!ハ〜。
最高におもしろかったな。
ホホッハハ〜ハハ〜。
(ウルフ)何も見えない。
ハハッ。
パラシュートなしで飛ぶなんてそそっかしいな〜。
おいで。
劇場に行くぞジョージ。
ハ〜?おい待て!にがすもんか!ウ〜!ブルルル。
おい待ってくれ!グワッグワッグワッグワッガガグワッグワッグワッ!ウ〜。
グワッグワッグワッガガ!ここぶたいの下か?パオッ。
お次はいよいよ最後のマジックです。
なんと不思議。
けむりの中からアヒルが現れます。
(はくしゅ)ア〜もうやってられん。
マジックなんて全部いんちきなんだ。
(一同)エッ!種も仕かけもある。
どうなっているかというとぶたいのあちこちにレバーやかっしゃがあってボタンをおすと…。
(かん声)パオ〜パオ〜!オ〜ケイラ!信じられない!本当におまえなのか?パオ〜!これこそマジックです!
(はくしゅ)オ〜わたしのかわいいケイラ。
ハ〜!今度こそ覚ごしろよさる!ア〜!
(ぶつかる音)あらボスがもどったようね。
ト〜。
ハハ〜!さるめ!おれは去るものを追うたちだ!ウワ〜!ア〜!ワ〜!おや?こら下ろせ!やめろ!許さんぞ〜!ワ〜!ヘヘハハ!ハハハハ。
ガ〜!オワワワワ〜。
ヒ〜!グワッ!なんでおれがこんな目にあうんだ?人に対する態度が悪いからでしょ。
オ〜。
じゃあネット講座で学ぶよ。
フン…。
(はくしゅ)ハッハッハッ。
アアッたいへん。
行くぞ。
理事会におくれちゃう。
ウッハッハッハハ〜。
(はくしゅ)・みなさんぼくはこの博物館に人生をささげています。
しかしぼくのかわいいおさると大陸を横断したり列車から落ちたりバイクでがけにつっこんだり飛行機から象と飛び降りたりしてる間に…。
ア…アハハ。
すごい冒険でしょう?ア〜いえそれでたいせつなことの順番がぐちゃぐちゃになりまして…。
…というより元がまちがってたんです。
ぼくは一ぴきのさるから学びました。
どんな円グラフからも学べなかったたいせつなことをです。
もっともたいせつなのは家族や友達愛する人です。
ア〜。
みんなといっしょにいること。
それがぼくの考えであり博物館の方針です。
名付けて歴史とともに今を生きる。
若者もお年寄りも大人も子どももたがいを思いやり仲よく生きるんです。
過去も現在も未来も夢も希望も分かち合おう!え〜あとはカフェテリヤのメニューもいくつか考えました。
アハッ。
(はくしゅ)大賛成だ。
実にすばらしい。
ワハハおみごとじゃ。
ハハッ。
おめでとう新しい館長さん。
ハハハ。
ありがとうございます。
本当に感謝しています。
アハ〜!みんなジョージのおかげだよ。
ア〜。
ホ〜!ヒヒハハ〜!おっと!気を付けろ。
ホハ〜ホハ〜。
フッホハハハハハ。
パオ〜!ア〜。
ア〜!パオ〜。
ホッホッハッハ〜!ホッホッホホホハハハ〜!ケイラの兄弟だ。
まあなんてかわいいの。
パオ〜!ハ〜ハハハハハ〜!ヘイハハッホッホッホハハハハ。
(自転車のベル)いや〜どうも。
お散歩?ああみんなでね。
トンガとレイラは遊びに?いやいやこれからはずっといっしょだ。
ケイラはさびしくないしわたしのマジックショーはこれまでの3倍おもしろくなる。
アッぼうしが。
ホ〜。
ホホホハハ〜!ハハ〜!ウ〜オホ〜。
アッハ!ヘッハハハ。
(マギー)あらたいこ?ア〜アワ〜!
(ピカデリー)ハッハッハッ。
すごいマジックだジョージ!ハハハ!ハハハハハ。
(ピカデリー)最高の気分だ。
・「Girlsinwhitedresseswithbluesatinsashes」2016/01/02(土) 07:55〜09:10
NHKEテレ1大阪
アニメ おさるのジョージ スペシャル「ゆかいな大冒険!(日本語版)」[字]
人気アニメ「おさるのジョージ」の長編アニメ第2弾。黄色い帽子のおじさんと暮らす、知りたがり、いたずら好きの子ざるのジョージが繰り広げる騒動を心温まるタッチで描く
詳細情報
番組内容
ニューヨークの博物館で働くテッドと暮らす子ザルのジョージは、好奇心いっぱいで、いたずら好き。ある日、テッドと一緒にマジックショーを見に行ったジョージは、ショーの人気者の子ゾウ・ケイラと出会う。家族と離れ離れで寂しそうなケイラを見たジョージは、故郷のカリフォルニア動物園にケイラを帰そうと、ショーから勝手に連れ出してしまうが…。
出演者
【声】山寺宏一,相田さやか,フランク・ウェルカー
原作・脚本
【原作】マーガレット・レイ&H.A.レイ
監督・演出
【監督】ノートン・ヴァージン
制作
〜IMAGINE ENTERTAINMENT/UNIVERSAL PICTURES制作〜
ジャンル :
アニメ/特撮 – 海外アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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