青春★美味しい交換留学 日×仏 食のチャレンジャー【佐藤隆太…トリンドル感激!】 2016.01.02


(ナレーション)食の世界遺産フランス料理と日本の和食。
その食文化はどこまでも奥深い。
代々にわたって大自然の恵みを育む人々の知恵。
そして食材の可能性を最大限に引き出す…。
食には人が人として生きていくための全てが詰まっています。
番組ではそんな食文化に興味を持つ若者を日本とフランスで大募集。
条件は…。
…という強い思い。
オーディションで選ばれたのはフランスには一度も行ったことがないこの3人とそしてとにかく日本が大好きで憧れているというこちらの3人。
彼らはそれぞれの国へ交換留学。
一体どんな体験が待っているのでしょう。
自然と共に生きる農家に入門し食材のありがたみを痛感。
さらに一流シェフに弟子入りして過酷な料理修業。
(佐々木さん)アカンやろお前これ見てみぃな。
(佐々木さん)大丈夫!?見ず知らずの3人が異国の地で共にチャレンジ。
食の世界遺産の神髄に触れるおいしい体験が今始まります。
(佐藤)いや〜あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
(あき)お願いします。
「今年も」ってほとんど初めてなんですけど今年は今年こそはよろしくお願いいたします。
(トリンドル)よろしくお願いします。
2016年になりましたけどもあきさんお正月といえばずばり何ですか?えっ?おせち料理で好きなものとかってあります?何?栗?栗きんとん。
あっ。
今日はちなみに…。
栗きんとんは…。
ございませんね。
ない?ちょっとまずいですねこれは。
何でもいいですか。
本当においしいもんね。
おいしければ何でも。
でもね今回は日本とフランスというね2つの国がスポットが当たってるみたいですけど。
フランスにも住んでたんですか?幼稚園の時に。
あらじゃあ今回の日本とフランスどちらもね知ってらっしゃるから席替わりましょう?美食大国フランス。
そこはガストロノミーと呼ばれる食への飽くなき追求を続ける人々が集う国。
番組の交換留学生としてやって来たのは…。
(河名さん)すごい…。
無農薬野菜に興味があり千葉大学園芸部で毎日野菜に囲まれて暮らす若者です。
続いて…。
お菓子の専門学校で勉強中の仲さんは本場のフランスのパティシエに学びたいと参加を決めました。
そして…。
(小川さん)意外と何かそんなに…。
明治学院大学仏文科の学生。
『レ・ミゼラブル』に魅せられた男。
3人はこの日が初対面。
ぎくしゃくした雰囲気で1週間の美食留学が始まります。
まずは憧れのあの場所へ。
(仲さん)うわうわすごいすごい!花の都のシンボルエッフェル塔。
せっかくだからさみんなで写真撮りません?
(仲さん)もうこんながいい。
そんなにする?少し打ち解けてきた3人。
街を歩いていると気になるお店が。
こちらはミシュランシェフも通うフランスで話題の青果店。
見たことのない野菜がずらり。
土が。
店内には市場から姿を消した伝統野菜が。
いわく忘れられた野菜。
交換留学まずは忘れられた野菜の見学からスタート。
パリ近郊のヴェクサンにそのたった1人の生産者がいるといいます。
のどかな田舎道を歩いていくと…。
(仲さん)そうじゃない?ボンジュール。
彼こそが忘れられた野菜を栽培する…。
大量生産の難しいこの伝統野菜。
でもその味や香りの素晴らしさからミシュランシェフからの注文が殺到しています。
早速忘れられた野菜を見せてくれると思いきやまずは普通の野菜の収穫を手伝うことに。
OKです。
ロランさん3人の頑張りを試してみるようです。
まずはお手本を見せてくれました。
(仲さん)すごい!小川君も挑戦しますが…。
危ない危ない!続いてはジャガイモの収穫。
野菜を傷つけないよう全てが手作業。
この日の収穫予定は…。
農業を学ぶ河名君さすがの手さばき。
アハっ!やった〜!一方の小川君は…。
きついっす。
こんな毎日やってるって思ったら信じらんないです。
5時間かけてやっと袋詰めが終了。
さらに25kgのジャガイモが詰まった袋を60個全部トラックに積み込みます。
これがかなりの重労働。
(河名さん)せ〜の!終わった〜。
みんなの頑張りを認めてくれたロランさん。
3人を忘れられた野菜の畑へ連れていってくれました。
これが忘れられた野菜の1つ…。
(河名さん)お〜太い。
うわ濃い匂いが濃い。
あ〜強い強い。
その味の濃さと強い甘みを持つ代表的な野菜が…。
(ロランさん)これがポントワーズキャベツさ。
種から育てているのはこの農園だけだよ。
古い種を見つけても栽培法は分からず試行錯誤の繰り返し。
30年の年月をかけて商品として出荷できるようになった忘れられた野菜はわずか10種類ほど。
でもその味は野菜本来が持つ格別なものだったのです。
この日ロランさんは3人を夕食に招いてくれました。
料理するのはお母さん。
忘れられた野菜を温野菜で出してくれました。
シンプルですが野菜の持つ甘みや風味が生かされる食べ方なんです。
すごいまろやかクリーミーだよ。
野菜を作ることが楽しくてしょうがない。
フランス人の食文化の根底はそんな人達の思いに支えられています。
そしてパリに戻った3人。
手渡された留学先の地図を頼りに歩いていくと…。
おっちょっと待ってこれあれだ…。
(小川さん)これヤバいやつ。
門構えに尻込みする3人。
さぁさぁ入ってください。
(小川さん)ボンジュール。
3人はなぜかテーブルへ。
そして。
あぁ〜。
何何?口が開いていますよ小川君。
トリュフですって。
トリュフ?メルシー。
なんと料理まで運ばれてきました。
うんおいしい。
(河名さん)おわ〜。
(仲さん)えぇ〜。
次々と繰り出される芸術的な料理の数々。
そしてメーンディッシュが運ばれてきたその時。
(ドミニクさん)ようこそ。
私はこのお店のオーナーシェフドミニク・ブシェです。
よく来てくれたね。
フランス料理の達人…。
ここは名門トゥールダルジャンの総料理長だったシェフがオーナーを務める店だったのです。
そんなドミニクさんから3人はフランスの食文化を学びます。
君達にはお店の名物料理を食べてもらいたくてね。
本日のメーンディッシュは名物料理…。
実はこれ豚足。
ドミニクさんのお母さんが得意だった家庭料理を現代風にアレンジしたそうです。
さぁどうぞ召し上がれごゆっくり。
おいしい。
あれでしょ?あの…。
(仲さん)それよくない?するとここで…。
まずは君達に列車の切符を渡しましょう。
ここで働く前にシャラントという地域でフランスのガストロノミーとは何かを勉強してほしい。
そこは私のふるさとだよ。
翌朝3人が向かったのはパリから南西におよそ400kmのシャラント地方。
ドミニクさんもこのふるさとでフランス食文化の原点を学んできたとか。
最初に訪れるよう指示されたのはチーズ工房。
ポワトゥー種という地域原産のヤギの乳で作るチーズは脂肪分が多くて甘いのが特徴。
ポールさんポリーヌさんご夫婦が2人だけで手作りしています。
(河名さん)かわいい。
(ポールさん)いいかい?今から乳搾りの方法を説明するよ。
ヤギの乳首を親指と人さし指でこう挟む。
そして握って搾り出す。
ノルマは3人合わせてバケツ1杯分だよ。
搾り方を教わった3人は早速挑戦。
でもこれがそう簡単にはいかないようで。
ポワトゥー種というヤギこのシャラント地方が原産なのですが飼育法が難しくその数は年々減っています。
特有の甘みのあるチーズ。
それはポールさんご夫婦の手で守り続けられているのです。
ところで3人はうまく乳搾りができているのでしょうか?
(河名さん)おぉ〜。
(河名さん)おぉ。
あ…あぁ!ノーノー!あぁ〜。
(ポールさん)よし終わりだよ。
ポールさんの指示したバケツ1杯の量には程遠い結果に。
(ポールさん)これじゃ全然足りないな。
(仲さん)あぁ…。
でも3人は出来たてのチーズを食べさせてもらいました。
フランス全土でもわずか3000頭。
一時絶滅しかけたというこのヤギ。
貴重な味です。
チーズ工房を後にした3人。
次の場所へ向かう道中すっかりお疲れのご様子。
続いてドミニクさんの指示で向かったのはトリュフ園。
キノコの仲間であるトリュフは栽培するのが極めて難しいというフランスの高級食材。
トリュフ栽培は木の根元に菌を付着させ育つのを待ちますが必ず全ての木にトリュフができるわけではありません。
そこで登場するのが犬です!
(トリンドル)えぇ〜!成長に5年から6年かかるトリュフのかすかな匂いを嗅ぎ取りその在りかを教えてくれるのが犬なんです。
(ジルさん)トリュフは不思議な食材だ。
どんなものが採れるか予想できない。
今年採れても来年はダメかもしれない。
トリュフへの情熱がないとできない仕事だね。
こんな感じでやるんだと犬を走らせたところなんと…。
(ジルさん)上等のトリュフだ。
これは君達へのプレゼントにしよう。
(3人)えぇ〜!こちらでは収穫ゼロの年も珍しくないといいます。
だからトリュフは貴重なんです。
続いてやって来たのはワイン樽工房。
こちらのワイン樽はワインの味や香りを引き立たせるある工夫がなされているんです。
3人を案内してくれるのは樽作りの名人…。
へぇ〜。
(ジェロームさん)樽の中に火を入れて熱を加え木の香りを自由自在に引き出すんだ。
お客さんの求める香りをね。
木の種類と焦がし方で自在に香りをコントロール。
例えばアメリカ産のカシの木を20分焦がすと甘く香ばしい香りが。
(河名さん)あぁすごい!何かね…。
焼き芋の香りがするの?美食文化に欠かせないワインの奥深さはこの樽なしでは語れません。
食にまつわる全てのものにガストロノミーが息づいていることを感じた3人。
最後に今夜泊まらせてもらえるというお家へ。
(ベルナールさん)ボンジュール。
迎えてくれたのはフランソワーズさんベルナールさんご夫婦。
(トリンドル)なんてかわいいお家。
ねっ。
(河名さん)あっ!そこにはなんと3人をこの地に送り込んだシェフのドミニクさんの姿が。
今日は一日中研修しなさいって言ったはずだろう?
(仲さん)そうですそうです。
(河名さん)研修してきました。
友達に会いに来ただけだよ。
実はドミニクさん3人が気になりわざわざパリから駆け付けていたんです。
…とそこにゲストがもう1人。
おぉ!おぉ!ボンソワール。
この人は?
(ジェロームさん)ボンジュール。
樽樽の。
先ほど樽工房を案内してくれたジェロームさん。
なぜ来たかというと。
(仲さん)ボンソワール。
(河名さん)えっ?えっ息子さんなんですか?
(ドミニクさん)そのとおり。
(仲さん)えっ?
(小川さん)あっそうなの?うり二つでしょ。
5年前国家最優秀職人章を受章したジェロームさん。
ドミニクさんの自慢の息子なんです。
(一同)サンテ!フランス流の温かな晩さんが始まりました。
日本人がフランスの文化を知るにはそしてフランス人が本当の日本を知るには料理しかない。
(仲さん)うん。
(河名さん)なるほど。
この夜3人は食卓という世界共通の社交場を体験しました。
おぉ。
いいですね。
いいですね。
何か初日からね3人は…。
ウフフ大変そうでしたけどね。
いい思いしてるわよ。
いい思いはしてますよね本当に貴重な体験をね。
それぞれが本当にプロフェッショナルな所に行って短い時間ではありますけど勉強させてもらって。
こんな貴重な経験できないですもんね。
そうですよね。
気になるわよ。
あっちに行かないとねぇ。
急に出てきましたよ。
何何何?クイズがあるんですか?何のクイズよ?ちょっと〜。
VTRの中にドミニクさんの息子さんが出てきましたよね。
ちなみにですけれどドミニクさんの奥様ってどんな方だと思います?すげぇざっくりとした質問ですよね。
奥さんってどんな方って…。
あっ分かりました分かりました。
正解です。
当てちゃった!えぇ〜!何で分かったの?そうなんですドミニクさん…。
何かすいません。
大丈夫大丈夫日本人の奥様がいらっしゃるんです。
だったらでもこの3人にとって今回もうこれ以上ない先生になりますよね。
(トリンドル)まだあと…。
あるんですか?楽しみにしております。
どうやら次は…今回は食の異文化交流でございますからフランスから日本に若者達が食の留学をしに来るんです。
逆ですね今度はね。
逆ですね。
日本の食文化を学びに3人のフランス人がやって来ました。
1人目は。
いきなり日本語で返した彼女は…。
日本語を学ぶ大学生。
日本料理に感動しいつか自分でも作ってみたいという思いを持って交換留学に参加。
2人目は。
お菓子作りが趣味の…。
パティシエを夢見て…。
食の見聞を広めたくて参加を決めました。
そして3人目は。
パリジェンヌの…。
IT関連の会社でアルバイトをする彼女。
日本の食文化に興味があり今回の交換留学に参加しました。
オーディションで選ばれた初対面の3人。
これから3人の日本の食を学ぶ旅が始まります。
フランスからやって来た3人の留学生。
まずは東京見物。
東京の新名所スカイツリーにびっくり。
ジュリアンは高校生テニスで全仏ナンバーワンにもなったスポーツマン。
えっナンバーワンだってすごいんだ。
続いて一行は秋葉原へ。
(サラさん)うちにいっぱいフィギュアがあるよ。
サラは日本のアニメが大好き。
日本を好きになるきっかけもアニメでした。
日本の食文化に興味があるというフロランス。
日本語も少しだけ勉強してきたそうです。
お気に入りの言葉は?…とこんな3人が一緒に日本の食文化を学びます。
まずは日本の食の原点88の神が宿るといわれるお米の神髄を探るべし。
向かったのは稲刈りの最盛期を迎えた日本有数の米どころ…。
安曇野のお米は最高品質一等米の割合が全国でもトップクラス。
田んぼには稲がたわわに実っていました。
どうやら稲を見るのも初めての様子です。
そんな3人の先生は老舗農家の13代目…。
モンドセレクションで5年連続金賞を受賞する若き米作りの達人です。
3人は安曇野に滞在し浅川さんのもと米作りについて学びます。
(浅川さん)こんにちは。
早速先生に質問。
白いのは中に入ってるんで最初は殻をかぶってます。
この小さなひと粒について学ぶため3人は農作業のお手伝い。
(3人)頑張るぞ!…と開始早々稲をガサガサと探る浅川さん。
おや?何か捕まえたようです。
(浅川さん)イナゴっていいます。
というわけでまずは小手調べに…。
あっされてました?うん子供の時。
(ジュリアンさん)オウ…。
(笑い)
(サラさん)よいしょ。
見習いの3人はどうにか27匹のイナゴを捕まえることができました。
そして浅川さんのお宅にお邪魔することに。
(フロランスさん)こんにちは。
(サラさん)こんにちは。
3人を待っていたのは日本の家庭料理。
おいしそう。
とここで安曇野の郷土料理として出てきたのが…。
あっイナゴイナゴ。
驚く3人。
でも海のない長野県ではイナゴは貴重な栄養源だったのです。
大丈夫おいしいよ。
(浅川さん)ハハハハよし偉い。
2人には好評でしたがフロランスはちょっと…。
ごめんね。
13代目の浅川さんに米作りの神髄を教えたのはお父さんの利夫さん。
たくさんあるからやりたくないよって思って嫌になるんだけどもそういうとこでもしっかりと嫌な作業でもしっかりとコツコツしてやって来たっていうところがすごいなって思います。
(利夫さん)農業っていうのはまぁあの自然を相手ですので。
そこでいかに自分で判断をして作物に合った管理をしていくかっていうことが一番重要なことじゃないかなと。
農業の神髄それは忍耐と自然です。
翌日。
雨で農作業はできないかと思いきやこんな日だって仕事はあるんです。
(フロランスさん)OK。
もみすりしたばかりのコシヒカリの玄米。
それを袋に詰めてパレットの上に積み上げていくのがこの日の仕事。
サラとフロランスが詰めたお米運ぶのはジュリアン。
30kgの袋を何度も繰り返し運びます。
田んぼ以外でも農家にはやるべき仕事が毎日たくさんあるんですね。
するとジュリアンの手が止まりました。
急に鼻血が出てしまったようです。
リタイアしたジュリアンの代わりにサラとフロランスが協力して運びます。
1時間たって20袋も積み上がらない3人。
ジュリアンからこんな質問が。
(ジュリアンさん)いつもはどれくらい運ぶんですか?そうだな…。
そう聞いて休んでいるわけにはいかなくなったジュリアン。
鼻にティッシュを詰めたまま再び運び始めました。
ジュリアン達にとっては大変なこの仕事も浅川さんにとっては日常の一部でしかありません。
そして3時間が経過。
(浅川さん)イエ〜イ!ようやく積み上げられました。
慣れない仕事が終わった後は倉庫で食事。
もみ殻を燃料にぬかくどというかまどで炊くこだわりのご飯です。
そして安曇野の野菜たっぷりの豚汁。
うわ〜。
うわ。
もみ殻の匂いがお米について香ばしい炊き上がりに。
農家だからこそ味わえるご飯です。
ここで浅川さんから3人にこんな指示が。
せっかく安曇野に来たので明日は安曇野ならではのものを作っている所に行くといいと思います。
翌日浅川さんに教わった場所に向かう3人。
到着したここは一体?そして3人を待ち受けていたこの人は?ツンと来るおいしいな。
実はここ100年の歴史を持つ日本有数のわさび田。
そしてこちらの濱さんは知る人ぞ知るわさびの達人なのです。
(トリンドル)うわ〜すごい。
東京ドーム3個分という広大なわさび田では全国の1割に当たるわさびを栽培しています。
えっ!えっ。
浅川さんはどうしてこのわさび田に向かわせたのか。
その理由を分からないまま働く3人。
お手伝いが終わると濱さんがこんな話をしてくれました。
(濱さん)この安曇野という所は今でも本当に自然が生き生きと生きている場所です。
わさびがここでできるということは自然が安曇野の自然が守られているということです。
だから自分達はどうしてもこのわさび田を守らなければいけない。
清らかな水であることはもちろん水温も1年を通して15℃以下に保たなければわさびは育ちません。
自然の大切さ自然との付き合い方。
浅川さんはそのことを感じてもらいたかったのかもしれません。
はいじゃあ2本ね。
濱さんは最後に取れたてのわさびを3人にプレゼントしてくれました。
浅川さんが3人を田んぼに呼び出しました。
(ジュリアンさん)おはようございます。
おぉ〜。
いよいよ稲刈り作業のお手伝い。
最初は不慣れだった3人も浅川さんの指導で少しずつ上達。
2時間かけてお米にするとおよそ200kg分の稲を刈り終えました。
無事終了と思ったら刈り取ったばかりの稲を集めて並べたり浅川さんのお父さんもやって来て一緒に木の棒を運んだり。
一体これから何が始まるのでしょう?実はこれはぜかけという作業。
稲を天日にさらし自然の力で乾燥させる昔ながらの方法です。
作業を始めて3時間。
気が遠くなる作業も大人数でやると何とかどんどん進んでいく。
みんなの絆も深まるような気がするよ。
これから2週間天日と風の力だけでゆっくり乾燥させることでお米の一粒一粒にうま味がぎゅっと凝縮されるのです。
(浅川さん)イエ〜イ終わった。
終わった〜終わった〜。
3人は伝統的な米作りの作業を体験できました。
一方最先端技術を駆使する農家もあります。
(3人)こんにちは。
(齋藤さん)こんにちは。
おいしいお米を効率的に育てる齋藤さん。
コンバインにも秘密があります。
いってきます。
コンバインのセンサーがお米のおいしさや栄養分を刈り取りながらチェック。
それぞれ全然違うアプローチで。
さらに田んぼごとのデータをスマートフォンで簡単に管理してお米の量も質も向上させることが可能となったのです。
伝統と革新これぞ日本の米作り。
(太鼓)♪〜稲刈りを終えた安曇野に太鼓の音が響いていました。
(太鼓)♪〜今日は年に一度の秋祭り。
何世紀も続いてきた五穀豊穣に感謝するお祭りです。
(太鼓)♪〜安曇野で過ごす時間も終わりに近づいていました。
出発の日。
浅川さんはいつものように田んぼにいました。
(フロランスさん:サラさん)おはようございます。
(浅川さん)おはようございます。
ありがとう。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ここでジュリアンからもサプライズが。
僕からも浅川さんにプレゼントがあるんです。
昨日の夜みんなが寝静まった後にキッチンに立つジュリアンの姿がありました。
この4日間浅川さんにたくさんのことを教わったから僕も何かで返したいと思うんだよ僕の気持ちをね。
安曇野のお米を牛乳砂糖生クリームでじっくり煮込んだデザート。
短い間ではありましたが人生一期一会。
浅川さんからのメッセージ。
出会ってくれてありがとう。
(トリンドル)いただきます。
うまっ。
おいしい!ハハハハ!うまっ!うまっ!めちゃくちゃうまい。
う〜ん!おいしいですね。
これ本当にこんなうまいと思わなかった。
粘り気があって甘みもあっておいしい。
私もねほら山形でね米どころで生まれてんで米にはうるさいんですよはっきり言って。
本当うまい。
いやこれもねちょっと食べてみたいわ私。
食べてみたいですねこれも文化ですからね。
そうですね。
うん!おいしいですか?本当ですか?うん!米の食感がちゃんと残ってる。
おぉ!あっうまい。
おいしい!あっうん?何だ?これ。
フフフフ。
あのねこれ米粒がちゃんと残ってる。
感じられますねちゃんとね。
あぁこれは新しいな。
ちなみにジュリアンがVTRの中で高校時代にフランスで1番になったテニスで。
そうそう!あれ何か結構さらっとしてたんですけど衝撃的でしたよでも今はもう…。
そうやめちゃったんですよね。
あらもったいない。
理由があってその理由何だと思いますか?あっ…。
出ましたね!そんなに…。
もう分かりましたよ。
これ言ったら分かっちゃう。
やめざるを得ないということですよね?まぁそうですね。
やりづらく…やりづらくというか。
(笑い)ちょっと易し過ぎるんですよヒントが。
易し過ぎました?ケガですケガで。
そうですね。
本当はね。
パリに戻ってきた日本人留学生。
いよいよドミニクさんのレストランで修業がスタートです。
(ドミニクさん)彼は店長のミシェルです。
お店のフロアマネージャーでワインのソムリエでもあるんだ。
(ドミニクさん)お店の料理は全てチーフシェフのマサに任せているよ。
なんとチーフシェフは日本人なんです。
(ドミニクさん)セシルはスーシェフといってマサを補佐する2番手のシェフだ。
河名君の指導はチーフのマサに任せよう。
パティシエ志望の仲さんはセシルに付いてほしい。
小川君はミシェルに鍛えてもらおうかな。
ドミニクさんはお店のガストロノミーを担う3人の中心スタッフにそれぞれの留学生を託しました。
ということで小川君はミシェルさんのもとフロアの仕事を学ぶことに。
最初はお皿磨きから。
シェフのマサさんに食材の下処理を学ぶのは河名君。
日本語じゃないんだ。
厨房の中はフランス語というのがこのレストランのルールです。
へぇ〜。
へぇ〜。
セシルさんのもとで学ぶのは仲さん。
どうやらデザート作りを教わるようです。
(仲さん)あぁまぶして。
野菜好きな河名君は食材の下処理。
お菓子を学ぶ仲さんはパティシエ。
そして小川君はフロア。
さて3人の修業はどうなる?フランス料理の巨匠ドミニクさんのお店で修業する3人の日本人留学生。
小川君は開店前のテーブルセッティング。
一方河名君はニンジンの皮むき。
ひたすら同じ作業の繰り返しです。
あぁあぁちょっと違う。
仲さんは食事の最後に出されるお菓子を習っているようです。
おいしそうですね。
奇麗だね。
(河名さん)座ってもいいですか?ここでいったん休憩まかないの時間。
隠すと。
服装は常に完璧に。
エプロンのひもは垂れないよう中に折り込むこと。
これもガストロノミーの1つです。
これもガストロノミーか広いな。
リラックス。
河名君ニンジンの次はタマネギのようです。
(河名さん)あぁ難しい。
(ドミニクさん)さぁオープンだ。
そしてレストランの営業がスタート。
色とりどりの料理が次から次へと生み出されお客さんのもとへ運ばれていきます。
フロアの隅で様子を見守る小川君。
当然接客を仰せ付かりました。
取りあえずお皿を置いただけの感じですが。
河名君黙々とタマネギむき。
全体的に難しい。
この日の修業はどうにか終了。
それぞれに責任ある仕事を任せたドミニクさん。
その狙いやいかに?一方安曇野で農業体験を終えた3人のフランス人留学生は一路京都へ。
京都は東京とは全然雰囲気が違うね。
びっくりよ。
京都は料亭文化が息づく美食の都。
最新版の『ミシュランガイド』では100軒ものお店が星を獲得しています。
この街で3人は本格的な和食の店で働きます。
彼らを受け入れてくれるのは7年連続のミシュラン2つ星に輝く祗園さゝ木。
今京都で最も予約が取れないお店の1つです。
人気の秘密は料理人佐々木浩さんによる極上の料理と一点の曇りもないおもてなし。
そのうたげは佐々木劇場と呼ばれています。
(佐々木さん)よっしゃ行きましょう。
今日のおわんのほうは加賀レンコン。
3人はこの名店に弟子入り留学。
(佐々木さん)ボンジュール。
(3人)ボンジュール。
他の弟子と同じように扱うという佐々木さん。
でもちょっぴり怖そう。
技術スピード美しさ。
その全てを求められる厨房は常に戦場のような緊張感。
(佐々木さん)アカンやろお前これ見てみぃな。
張っただけやんけそれ。
はい。
佐々木さんは何も言わずに3人を厨房の中に放り出しました。
一体その心は?フロランスは張り詰めた空気に戸惑い…。
ジュリアンはただ立ち尽くすばかり。
あら?どこか行っちゃった。
ところがサラはあっという間に輪の中へ。
見事なコミュニケーション力です。
フロランスようやく食器洗いの仕事を見つけました。
やるべきことは自分で見つけるのが佐々木流。
どうもお疲れでした!
(サラさん)お疲れさまでした。
(佐々木さん)明日の朝もちょっと早いんでね。
マルシェに行くから一緒に行きましょう。
やった!午前0時。
みんなは先輩の部屋に居候。
ジュリアンもあに弟子の部屋にお世話になります。
翌朝7時前に寮を出発し佐々木さんの車で市場へ。
あなた何で日本語そんだけ上手なの?勉強してきたの?やって来たのは…。
仕入れは毎日佐々木さんが自ら行います。
食材の良しあしが目で見ただけで分かること。
それが和食の料理人に求められる技。
そして行きつけの食堂で朝ごはん。
フランスの人って熱いの食べられないんですよね。
これは文化の違いやと思うねんけども日本人は空気を含ませながらスープが飲める。
ス〜っ吸えるのね。
食文化ってそんなところも違うんですね。
続いて向かったのはなぜかお寺。
あの一休さんが子供の頃に修行したという歴史あるお寺です。
佐々木さんが新弟子達に必ず勧める座禅修業。
自分自身と向かい合いおもてなしの心を磨くのだとか。
…とここで佐々木さんから3人にこんな言葉が。
あのうちの店は最終日にランチをみんなの分作るのね。
ランチそれをあなた方作ってよ。
これうちの店のおきてなの。
なんと修業最終日のまかない係に任命。
仕事の合間にメニューを考え18人分の仕込みもしないといけません。
京都の和食修業事態は急展開です。
佐々木さんからまかない係に任命されたフランス人留学生。
総勢18人のスタッフに喜んでもらえる料理とは?3人であれこれ作戦会議。
もちろん弟子としての仕事もたくさんあります。
この日はなんと中庭の石を洗うこと。
多忙な中でメニューを考えるのは至難の業。
それでもわずかな時間を見つけては…。
いろんな食材を使うのはどう?例えば?パエリアとか。
パエリアはフランス料理じゃないもん。
毎晩繰り広げられる佐々木劇場も勉強の場。
3人は片隅でその様子をじっくり観察。
師匠の料理からまかない作りのヒントを探します。
しかし劇場は料理だけで成り立っているわけではありませんでした。
佐々木さんが店の外に3人を連れ出しました。
向かったのは近所の古美術店。
佐々木さんはこのお店から食器を仕入れているそうです。
(梶さん)佐々木さんのような料理屋さん達はただごはんを食べるだけではなくてそういった文化を伝えるっていう役目もたくさん持っていると思います。
料理を引き立てるわびさびの心もまた大事だったんです。
この日も3人は休憩時間にまかないの作戦会議。
(サラさん)それからどうするの?
(ジュリアンさん)お米を足すんだ。
生のままでいいの?
(ジュリアンさん)そう水なしでね。
もしかしてお米を使ったメニューでしょうか。
ここでサラに突然の呼び出しが。
(女性)とろろ。
日本語の力を買われて仲居さんを任されました。
打ち合わせは中断。
ジュリアンとフロランスはサラがいない間まかないの食材探し。
梨を使ってみる?いいよ。
微妙かな?
(ジュリアンさん)チーズはこれだね。
梨とチーズって一体何を作るつもりなのでしょう?何かこうドミニクさんも佐々木さんもちょっとタイプは違いますけどやはり何か本当にこだわりを持った職人っていう感じしますよね。
カッコいいですよね。
カッコいいですね。
ねっ。
やっぱり一流の方のもとで何かとにかく飛び込んでみて怖がらずに一歩踏み出すことがやっぱり一番身につくんじゃないかなと思いますよね。
やっぱり現場で学ぶことって多いじゃないですか。
よく言いますもんね現場で見て学べとかね。
でも私まかないが楽しみです。
あっそうですよね。
まかないが楽しみよね。
何作るんですかね?チーズとあと何か買ってましたよね。
あっそうか梨梨とチーズとお米?何かちょっとね。
何ですかね?ちょっと分からないわね。
分からないですね。
フロアで修業してる小川君なんですけれどもあることで指導係のミシェルさんにとっても怒られてしまったそうなんですよ。
さて小川君はどうして怒られちゃったんでしょうか?これはなかなかピンとすぐは来ないですよ。
あの器を割ったとか?言葉が分からずにちょっとお客様の声をおざなりにしてしまった。
じゃあね水とか運ぶじゃない逆のほうに置いちゃったとか。
あぁなるほどいいとこじゃないですか?逆に置いてしまったどうなんでしょうか?あぁそうですかあぁ気になるな。
今度は答えのあれがVTRで見れるんですね。
VTRの中で。
ありがとうございます。
京都の和食修業最終日。
いよいよ3人がまかないを担当する日。
ジュリアン自信満々!言い切ってるね。
早速3人のまかない作りがスタートしました。
安曇野のわさびとお米も取り入れて。
日本とフランスの食文化を融合させたオリジナル料理に挑戦します。
まかないの時間は昼と夜の営業の隙間午後2時半。
18人分のまかないを仕上げることはできるでしょうか?刻々と過ぎる時間にみんなも焦りが隠せません。
(フロランスさん)丼はそこじゃないでしょ。
(サラさん)ここに置いといて向こうでやればいいじゃない。
そこじゃダメなのこっちで用意してから持っていくんだから。
(サラさん)じゃあ何?ここで全部盛り付けちゃうわけ?そうよみんなもそうしてたでしょ?
(サラさん)あっちでやっても同じじゃん。
違うの!昨日はそうじゃなかったもん。
(サラさん)ねぇわさびはどうするの?もう!
(佐々木さん)大丈夫?
(佐々木さん)大丈夫!?何…まぁ聞かへんわ。
(サラさん)秘密。
OK楽しみにしてる。
まかない作りもいよいよラストスパート。
でも時間はとっくにオーバー。
(サラさん)大丈夫!
(男性)大丈夫?あぁすいません。
意外と強気なんですね。
30分遅れでようやく完成です。
3人が作ったオリジナルのまかないメニュー。
(一同)いただきます。
まずは…。
安曇野のわさびと生クリームのハーモニーに香り豊かな栗の食感がアクセント。
皆さんの反応は?
(ジュリアンさん)かぼちゃのクリームブリュレを作っているのを見たので。
あに弟子達次々とお代わり。
へぇ〜すごい。
問題はこれやねん。
一体何が問題なのでしょう?僕もこの54年間生きてきたら何回もリゾット食べてるけど…。
最後はジュリアン渾身のデザート。
梨のコンポートにアーモンドのキャラメリゼとムースショコラ。
もちろんですよ。
梨の食感の残し方もパーフェクトやしそこへ向けてキャラメリゼしたのも食感もすごくいいし。
おいしい。
夜3人は佐々木劇場の特等席に招待されました。
安曇野そして京都。
日本の食文化に触れた3人の旅も終わりが近づいてきました。
ありがとうございます。
(3人)ありがとうございます。
この10日間いろいろなことがあった。
今は真夜中で僕はくたくたで雨も降っている。
でも僕は…。
僕はとてもハッピーだ。
今夜の僕は世界で一番幸せな男だと思うよ。
翌日佐々木さんとのお別れです。
またおいでカムヒア。
おぉまたな。
ありがとうございます。
日本へ…待ってる頑張ってな。
これにて3人の日本留学は終了です。
一方ドミニクさんのお店で修行中の日本人留学生は?仲さんはまた新たなスイーツを習っているようです。
(仲さん)はい。
(河名さん)よしやるぞ。
河名君本日の仕事はキノコの土取り。
(河名さん)取りあえずお客さんに恥じないキノコを出せると思うんですが速度の問題ですねあとは。
(仲さん)すいませんお願いします。
(仲さん)すいませんお願いします。
汚れを落とすには酢が効果的なんです。
味はもちろん美の追求もガストロノミーの神髄。
(仲さん)あぁうれしい。
そしてまかないの時間に。
(仲さん)どういう状態で来たんですか?ここに。
(マサさん)だからフランス語必死で覚えるしかなくて…。
一応学校も少し行って…。
まかないの時間はマサさんと日本語で会話するチャンス。
でも小川君は仕事に。
(マサさん)分かんないからジェスチャーで教えてもらったりとかでも何となくニュアンスで分かるじゃん。
手があれば結構伝わる。
そう結構伝わってくるからそれでちょっとずつ覚えていって本当に分かんないとこは辞書調べてとかして。
誰もが最初はゼロからのスタート。
お店はこの日もいつものようにお客さんを迎えます。
フロア担当の小川君少しは慣れたかな?小川君クローク係を任されました。
あっテーブルごとに。
マジっすか…あぁ頑張ります。
借りたのは紙とペン。
ミスのないようにメモを取るようです。
どうやらハンガーとテーブルの番号がズレてお客さんの上着が間違っていたようです。
1つのミスが全てを台無しにしてしまう。
ガストロノミーへの追求は確実さの積み重ねなんです。
一方同じ作業を黙々と続ける河名君。
ポルチーニもニンジンもエシャロットもタマネギも…。
一つ一つの食材を大切にすることの意味にあらためて気付きました。
間もなく3人の美食留学が終わりを迎えます。
その日の夜仲さんが。
いらっしゃいますか?急なお願いにはなるんですけどもし明日…休日だとは思うんですけど時間がある方っていらっしゃいますか?仲さんの呼び掛けのきっかけは昼の休憩にありました。
今めっちゃしてもらってるじゃん正直。
だってまかないもらったりとかだから…。
まかないもらったからまかない返すのってなし?作れないじゃん。
そうそうそうそうなのそうなの。
どうにかしてお世話になったお礼をしたい。
3人はその気持ちを不慣れでも手作りの料理で伝えることにしたようです。
宿泊先のキッチンは早朝から大わらわ。
うぅ!河名君学んだとおり一つ一つの食材を大切に。
仲さんは卵焼きをスイーツ風に仕上げます。
テーブルセッティングはもちろん小川君。
そして約束の時間。
(フランス語)突然のお願いにもかかわらず多くの仲間がお店に集まってくれました。
もちろんこの人も。
ボンジュール。
こ…こんなところで何をしてるんだ?東京に帰ったと思っていたよ。
いやいや…。
3人で作ったプレートが一人一人の目の前に置かれていきます。
これは値段が高そうだ。
お礼の気持ちを込めて僕達で何か恩返しがしたいなと思って昨日帰って今日の朝まで作りました。
よかったら召し上がってください。
素朴だけれどこれが3人の精いっぱいのガストロノミーです。
う〜ん!おいしい。
おいしい?おぉ〜よかった。
卵焼きは誰?あっはい。
はい本当です。
とてもおいしいよ。
(仲さん)うわうれしいありがとうございますやった。
(ドミニクさん)中にもトリュフを入れたらもっとよかったね。
あぁそうですね絶対おいしいですねうわ〜。
(ドミニクさん)アリガトウメルシーボークー。
(仲さん)ありがとうございます。
このわずかな日々の中でほとんど日本しか知らなかった君達が突然フランスという国にやって来て食の仕事をするというのは大きな挑戦だったと思います。
いろんなカルチャーショックも受けたことでしょう。
でもこれは君達にとってとても素晴らしい経験だったと思う。
私は君達にフランスの食文化の伝統を伝えたかった。
でもそれはきっかけにすぎないんだ。
あとは君達自身が今回学んだことを未来に生かしてほしい。
できるはずだよ。
メルシー。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
3人のフランス留学が終わりました。
本当に何かこう…。
輝いて見えるっていうかまさに青春でしたよね。
そうですねええ。
涙ありでしたしね最後は。
1週間とか10日間でもこんなにたくさんのこと学べるから1年とか何年行かなくってももしかしたら短い期間でも。
留学っていくつになってもねできるなやろうと思えば行けるなって。
それでいろいろ勉強して身につけられるなってこう見て思いましたね。
いやいやいやもうクイズじゃないですよ。
京都の最終日にデザートを作ったジュリアンなんですけれどもこの留学の後に有名なデザートのコンクールで見事優勝したそうです。
素晴らしい。
すごいですね!すごいね!だから本当にこの10日間ぐらいですっごくいろんなことを学んでそれをもう生かして優勝にまで…。
すげぇな!ジュリアンすごいですね。
ジュリアンすごい。
若者達の物語には続きが。
日本では新しい食材や料理法に出合えたことが刺激的だったよ。
今度は僕が日本料理を大切な家族や友達に作ってあげたいな。
新しい発見ばかりでした。
人生って何だろう?って旅の中でそんなことまで考えられたような気がします。
夢見ることの大切さと前に進むことの大切さをいっぱい感じたわ。
2016/01/02(土) 08:00〜09:24
MBS毎日放送
青春★美味しい交換留学 日×仏 食のチャレンジャー【佐藤隆太…トリンドル感激!】

本物の仕事とは何か?一流とは?…日仏若者美食修業★フランス幻の野菜復活…星レストランの一流技★美食修業!祇園さゝ木(秘)名店に弟子入り…その手で掴んだ“未来への夢”

詳細情報
◎この番組は…
ユネスコ世界無形文化遺産に登録されている日本料理とフランス料理。
次世代の食文化の担い手である日仏両国の若者が、互いの国の一流生産者や料理人の元に交換留学する様子に密着!農業の最前線で…、パリや京都屈指の料亭で…、留学生が数々の試練にぶつかりながら、職人技の真髄に出会う!
若者たちは異国の地で何を感じ、何を発見するのか?「食の世界遺産」の魅力を余すところなくお伝えする。
 
 
番組内容
【日本の若者、いざフランスへ。〜フランス篇〜】
フランスへ向かった3人は「忘れられた野菜」を生産する農家へ。長い時を経て現代に蘇ったこの野菜のとは?
さらに、パリの名店「ドミニク・ブシェ」で修業する事になり大喜びをしたのも束の間、予想を超えた“試練”の数々に…。だが「一流の仕事」に対するプロ達の覚悟に触れ、美食を追求するという意味を持つフランス語「ガストロノミー」の神髄を少しずつ理解し始める。
 
番組内容2
【フランスの若者、いざ日本へ。〜日本篇〜】
日本食に興味を持つフランスの若者3人も日本に到着。長野県安曇野で米の神髄を探る。自然を相手に五感を働かせてモノ作りをする一流生産者の姿に表情が変わり始めるーー。
そして「今、京都で最も予約の取れない店」と言われる「祇園 さゝ木」で和食修業がスタート。だが、主人の佐々木浩は何と、一つも指示を出さずに彼らを厨房に放り込んだ。緊迫した空気に立ち尽くす3人は…。
出演者
【MC】
佐藤隆太
あき竹城
トリンドル玲奈
公式HP
【番組HP】
http://www.mbs.jp/oishi-ryugaku/
 
おことわり
番組の内容と放送時間は、変更になる場合があります。

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
情報/ワイドショー – グルメ・料理
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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