第52回全国大学ラグビー選手権 準決勝「明治×東海」「帝京×大東文化」 2016.01.02


生字幕放送でお伝えします≫新春1月2日恒例の大学選手権の準決勝です。
第1試合は17年ぶりの決勝進出を狙う明治大学。
そして6年ぶりの決勝を狙う東海大学。
第2試合が、7連覇を狙う帝京大学そして16年ぶりのベスト4大東文化大学です。
東海大学のロッカーが見えてきました。
ロッカールームから今選手たちの声も聞こえてきます。
第1試合、明治・東海。
解説は日本協会のコーチングディレクターそして、今年度の20歳以下日本代表の監督、中竹竜二さんです。
どうぞよろしくお願いいたします。
リポーター、酒井アナウンサー実況、竹林でお伝えいたします。
52回目を迎えました全国大学ラグビー選手権。
準決勝の第1試合キックオフまであと5分を切りましたが今も続々とファンが客席を埋めています東京・秩父宮ラグビー場です。
セカンドステージ以降の流れをご覧いただいています。
ご覧のように、4チーム4つに分かれてのリーグ戦を勝ち上がってきたのは7連覇を目指す帝京そして、追いかける東海、大東文化、明治。
この4チームです。
それでは第1試合の両チーム今、出てきました。
右に明治、左に東海。
両チームをご紹介しましょう。
明治大学の伝統重戦車フォワードは健在です。
相手をのみ込むようなパワーで前進します。
さらに今年はスピードあふれるバックスにも注目。
パワーとスピード、両輪で前へ進みます。
一方の東海大学。
掲げたのは日本一のフォワード作り。
その思いが結実。
全勝でリーグ戦優勝を果たしました。
特に、立った状態で組み合うモールに磨きをかけてきました。
チーム一丸で押し込んで相手ディフェンスを突き破ります。
今シーズンは練習試合で2回、戦っていずれも東海大学が勝っているということですが中竹さん、まずこの第1試合両チームのぶつかり合いはどんなところ楽しみにされますか。
≫今日は、戦略、戦術あると思いますけども本当にブレークダウンのところでいかに激しく制するかというのが今日のポイントになると思います。
≫明治大学の中村キャプテン丹羽監督とにかくフォワード戦に焦点を当ててはいるけれどもバックスの強さも生かしていきたいと。
一方の東海大学の木村監督は真っ向勝負と。
かなりフォワード戦を意識した話が聞かれました。
≫特に東海大学は去年の準決勝での敗戦ですね。
これをやっぱり一番大きな教訓にしてますので。
≫筑波大学にですね。
≫そうですね。
理屈抜きで真っ向勝負でいくと思います。
≫今年は、今見えてきました12番、梶村もバックスの選手たちの評価が非常に高い明治大学。
トータルラグビーを掲げてきています。
まもなく場内アナウンスが両校の選手を迎えます。
17年ぶりの決勝なるか明治大学。
そして、6年ぶりの決勝なるか東海大学です。
歓声が両チームを迎えます。
新しいチャレンジの年を迎えました2016年の日本のラグビー界。
このあとを担う学生たちベスト4のぶつかり合いがまもなく始まります。
7番が、藤田キャプテン。
そして、2番が中村キャプテン。
明治大学の先発のフィフティーンです。
青いジャージーが見えています。
東海大学。
リーグ戦全勝。
今シーズンまだ負けなし。
第1試合のレフェリーは松岡辰也さん。
アシスタントレフェリーで原田さん、町田さん山口さんです。
なお、この松岡レフェリーには今日は、レフェリーカメラをつけていただいています。
ちょうど胸元のところに見えていますがスクラムの組合の局面ですとかかなり近い位置から迫力ある映像をお届けできるかと思います。
前半は明治が風上でキックオフ。
そしてトスに勝った東海が風下を選択したようです。
明治、東海。
帝京、大東文化残りましたベスト4。
第1試合がこれから始まります。
まず、浅めのキックオフです。
東海大学のモエアキオラ、この選手の突破これをどう止めるか、明治。
1回1回の攻撃、フェーズが続いています。
前の選手に当たりました。
ここでアクシデンタルオフサイドがありました。
前にいたボールを持たない味方とぶつかりました。
これは、明治大学ボールのスクラムに変わります。
中竹さんまずファーストスクラムがこれから始まりますね。
≫だけど、キックオフのあとの東海大学の攻めよかったですね。
運びたいところワイドにワイドに持っていって真ん中で当てたりとか、パスでワイドに開いたり。
非常に意図どおりのアタックだと思います。
≫比較的、近場というよりは遠めにパスを回していった印象もありました。
平均体重では明治が上回っています。
明治、スクラムハーフの浜野がボールを持っています。
≫今年、スクラムでは東海大学非常に有利といわれています。
≫深く攻めていきました明治大学。
いきなりワイドに、外にボールを運んでいきました、明治。
これから東海大学ボールのラインアウトに変わります。
今の、最初の明治の攻めはどうご覧になりましたか。
≫大体、ラグビーは最初のプレーは真ん中で当てるプレーが多いんですがここは、裏をかいて外に回してきました。
≫この選手も決定力、ありますよね。
≫非常にいい走りとキックも持っていますね。
≫東海大学ボールのファーストラインアウト。
モールが強力なのが東海大学。
チャージ!ルーズボール、明治とった。
ここで笛です。
両チームにノックオンがありました。
両チーム、ノックオンで明治ボールのスクラム。
野口大輔のキックを7番の田中健太でしょうか。
チャージにいきました。
≫いいチャージですね。
≫田中健太です。
このあとスクラムにまた変わります。
≫今日のようなビッグゲームはチャージというのが非常にインパクトを出すと思います。
≫中竹さんもフランカーのご出身です。
そのフランカーの好プレーがありました。
先ほどのスクラムはちょっと止まっていたように見えたんですが。
≫明治よく耐えましたね。
非常にいいスクラムだったと思います。
≫中竹さん、この辺りのチョイス攻撃の方針はどうでしょうか?≫まずフォワードで落ち着かせようとしていますね。
≫1回1回の攻撃このあとのボールの争奪戦がブレークダウンです。
今、フェーズと見えていますが7次攻撃、7回目の攻撃です。
≫東海、とりましたね。
≫ターンオーバーだ。
この密集でターンオーバー東海大学。
ここは東海、中竹さんゆっくりいっていますね。
≫キッカーをしっかり立たせたいためにフォワードでじっくりポイントを作ってます。
≫スクラムハーフ湯本のキックはタッチを割りました。
地域を挽回しました、東海大学。
大事なところでのターンオーバーがありました。
5番の橋本が働きかけていって、最終的にボールを出しました。
≫いい判断ですね。
そのまま出されるかあそこでファイトしてターンオーバー狙うか。
反則なども難しいところですが勝負をかけましたね。
≫なお、東海大学ボールのラインアウト。
明治にワンタッチあったようです。
こうして1回1回の攻撃をフェーズと呼んでいます。
前にボールがこぼれた!ボールを押さえました東海大学。
ゴール前ノックオンがありました。
明治が東海大学陣内に攻め込むシーンが多いんですが最後のプレーです。
≫田村君の個人技ですね、これは。
≫1人でいき切るのかというところでしたが最後、どうですか。
≫最後、やはり片手になってしまってボールをはじかれましたね。
≫後ろから行って、最後はフルバックの野口竜司のタックルでした。
≫いいタックルですね。
人にいくだけでなくボールにもいっていましたね。
≫田村が少し足を引きずっているように見えます。
お兄さんも日本代表で活躍した明治のOB。
≫この兄弟は、本当に兄弟でワールドカップに出るチャンスを持っている非常に可能性の高い選手ですね。
≫今、ご覧いただいた映像がレフェリーの松岡さんにつけていただいているカメラです。
スタンドオフの野口のキックで地域を挽回しました。
この野口のキックもかなり今日の試合で大きなポイントになりそうですね。
≫だからこそ明治はいかにプレッシャーをかけられるかですね。
先ほどのチャージが非常によかったようにフォワードでプレッシャーをかけたいところですね。
≫前半の出だし東海の強いフォワードに対する明治、健闘と見ていいんでしょうか?≫大健闘だと思います。
≫かなり東海大学の木村監督はフォワード、真っ向勝負という話をしていました。
まだその強みを前面には出していません。
明治ボールのラインアウト。
攻めているのは明治、この時間帯。
反則をしない意識というのは非常に大事という両監督。
出足の早い東海大学のディフェンスです。
この内側のディフェンスは堅いですね。
≫そうですね。
しかもしっかり立っていますね東海大学のディフェンスは。
≫反則をしない意識がありますか。
≫はい。
なので人数が余らないんですね。
明治はアタックしていますが。
≫また東海、ボールをとったか。
明治にボールが出てきた。
成田、抜けた、インゴール!先制トライ、明治大学。
前半9分を過ぎたところ14番、成田のトライ。
先制、明治。
最後のシーンです。
東海もディフェンスはいたと思ったんですが。
≫いましたね。
完全に成田君の個人技ですね、これは。
半ずれして、そのまま振り切った。
≫半ずれというのはマークに体半分ずれているということですね。
≫そうですね。
成田君もらう前にずれているんですね。
なので、相手からすると相手が持った瞬間に半分いなくなっている状態ですね。
≫20歳以下日本代表の経験もあります。
それから、田村が先ほどのプレーで足を痛めていますけれども交代があるんでしょうか。
≫竹林さん、その田村に代えて23番の齊藤剛希が入りましたね。
≫副キャプテンの4年生の齊藤剛希が前半から登場することになりそうです。
その間に、堀米のコンバージョン。
入れば2点を追加します。
右にボールはそれていきました。
トライの5点、前半の10分が過ぎたところです。
解説、中竹竜二さんでお伝えしています。
先制した明治ではありますがここで田村が退くという。
≫ちょっと選手たちにとっても不安が残るかもしれませんね。
この齋藤君非常にいいですけどね。
違う働きをしてもらえるといいですね。
≫ディフェンスが強い。
左のひざにテープが見えていますがじん帯断裂、そこから復活をしてきた選手です。
≫その齊藤剛希がウイングに入って成田がフルバックになります。
≫右のウイングの位置につきました、齊藤剛希。
そして先ほどトライを決めた成田がフルバックです。
太ももかもしれませんね。
どうでしょうか、田村。
明治陣内での攻防に変わります。
これをどう地域を挽回するかあるいは、させないのか両チーム。
≫東海、非常にファイトしていますね。
このブレークダウンで。
≫先ほどもターンオーバーがあってそのあとも一度ボールをとろうかというシーンがありました。
キックで地域を挽回しました。
ボールの支配率、かなり先ほど攻めましたので70%、明治です。
これから、東海ボールのラインアウト。
相手陣内。
藤田キャプテンが見えていますがかなり、フォワードの選手もバックスラインに入る形。
モエアキオラがバックスに入っています。
このモール対策、明治も考えてきてはいますが…。
≫ドライビングモールとしては非常に精度が高いです。
≫やはり、1回1回のコンタクトが強いですね。
≫そうですね。
まっすぐに当たっていますね。
≫明治、いいですね。
負けてないですね。
≫石井、入りました!トライ、東海大学も1トライ返しました。
トライゲッターの石井。
比較的、密集に近いところでボールを待っていました。
最後のシーンです。
≫ディフェンス側からするとスタンドオフのポジションに石井君が入ったんですがなかなか、フォワードからすると止めにくいんですよね1対1だと。
≫この選手も1年生のときから東海のウイングとして活躍してきました。
やはり、20歳以下日本代表の経験者。
そして今、見えましたがモエアキオラ。
いろんな選手が守る側にとっては怖さを持っているそんな攻撃陣とみていいでしょうか?≫そのタレントがある選手をどこで使うかですね。
今みたいに石井君が…。
ふだんは、外側の端っこにいるんですが、今回は真ん中に入っている。
ディフェンスする明治側からすると非常に難しかったと思いますね。
いわゆるミスマッチというものができましたね。
≫スピード、それからステップワークにおいてやはり相手を上回る位置にいたということですね。
≫それができるのもアタアタ選手なんかがバックスに入って、ほかの選手の仕事ができるからこそ自由にウイングが中で活躍できるというのが今年の東海の強さですね。
≫野口大輔のプレースキック決まりました。
こちらは2点を加えてこれで東海大学が逆転、7対5。
大学選手権の準決勝第1試合明治、東海。
第2試合は帝京大学対大東文化大学。
こちら、東海大学の木村監督でした。
18年目を迎えました。
どうでしょう今フォワード戦に関しては木村監督手応え、どうでしょう。
≫フォワード戦はどちらもきっ抗している感じですね。
≫そうすると、まだ東海が圧倒という形ではないようです。
両チームのエリアマネジメント。
いい地域を取るためのキック。
この辺りはどうご覧になっていますか?≫どちらもいいですね。
やはりキッカーが1人ではないのでいろんな選手、フルバックスタンドオフ、あとセンターそれぞれが蹴れるのでイメージどおりにできていると思います。
≫明治はそのキッカーの1人、田村が途中で退くという前半です。
明治ボールのラインアウト。
両チームとも真っ向勝負は避けません。
激しいコンタクトが続いています。
ぶつかり合いが続いています。
ここでオーバーザトップ。
≫キャプテンの藤田君の絡みが非常によかったですね。
≫藤田がボールを奪おうかという動きの中で明治、オーバーザトップ。
相手側に倒れ込んでボールを出すのを妨げました。
≫今日の東海大学はタックルしたあとにすぐ起き上がってボールに絡むそのスピードが速いです。
≫前半16分過ぎたところでこれが両チーム通じて初めての反則です。
この中盤のエリアで反則があるとこうしてペナルティーキックでまず相手陣に入ってなおマイボールラインアウトという。
≫その意味ではどちらも反則をいかにしないかというのが大事になってきますね。
≫グラウンド上でこうして指揮を執ります明治の丹羽監督、3年目。
選手としても大学選手権優勝の経験があります。
モエアキオラが入っていったがノット5m。
2mですか。
失礼しました。
これはフリーキックです。
相手との間隔が狭かったという反則ですね。
≫そうですね。
もったいなかったです。
スペシャルサインだったんでしょうけど。
≫かなり明治がボールを動かします。
アドバンテージオーバー。
アドバンテージがありました。
東海に反則があったようです。
ノックオン。
アドバンテージをもらっている。
梶村、インゴールに入ってトライです。
ノックオンのアドバンテージから一気に、梶村、ボールをインゴールへ運んでいきました。
明治、5点を追加。
10対7、逆転。
≫どっちもミスが続きましたからね。
これをものにした明治は大きいですね。
≫齋藤がタックルを交わしていった。
≫いいランですね。
≫そして、モエアキオラからのパスのところでノックオンがありました。
これをそのままとって古川から、最後は梶村。
ディフェンスがもういませんでした、東海大学。
≫東海からするとアドバンテージをもらっていたんですよね。
それで、思い切り攻めていてちょうどオーバーと同時にミスが起こってしまったので。
基本の基本ですけど笛が鳴るまでプレーをやめないという一番大事なことがここで起こりましたね。
≫つまり、東海としては持っているアドバンテージをとってくれるのかなと思った一瞬があったんでしょうかね。
≫だと思います。
だから、思い切りチャレンジもしたし逆に、もう1回自分たちのスクラムと思ったんでしょうね。
≫ちょっと足が止まったところ梶村がトライをしました。
堀米のゴールキック、成功。
これで2点を加えました。
12対7。
ちょうど5点、1トライ分明治大学リードです。
これが最後のシーン。
梶村もちょっと何か確認をしながらインゴールへ走っていきました。
≫そうですね。
古川君、よくパスしましたね。
≫最後、ラストパスですね。
6番の古川のパスからもらいました。
2年生のパスワークでした。
ボールがタッチに出ます。
かなり地域を戻しました。
今、風上の状態と見ていいですかね、明治は。
≫そうですね。
この風上を十分に使った戦い方をしてほしいですね。
≫東海としては、我慢も必要な前半とみていいですか?≫だからこそキックでいくというよりはパスでつないでゲインを切るというのが彼らの作戦でしょう。
≫ラインアウト、東海大学ボール。
ラックになった。
ここからどういう攻撃を見せるか。
明治はかなりワイドにボールを運んでいますが…。
入れ替わるようなパスというのも使ってきます、明治。
再三、梶村がボールを持ちます。
これで7回目の攻撃。
フェーズ7と出ています。
フェーズ、攻撃の回数も表示してお伝えしています。
長い攻防になってますね。
≫東海大学、非常にいいディフェンスしていますね。
立っている選手が非常に多いです。
≫我慢が必要な前半、東海大学。
紀伊、真ん中に回り込んだ!3つ目のトライ!前半23分、明治大学またリードを広げます。
左ウイング、紀伊のトライ。
≫今、抜けたところも基本的にはミスマッチですね。
人数はいるんですがスピードが全然違う2人が勝負したところです。
≫プロップの選手とウイングの選手がマッチアップをしていたということですね。
そこで抜いていきました。
大きなゲインから始まって…。
≫最後も藤田君とウイングの紀伊君。
≫フランカーの選手とウイングの選手という。
いわゆる、これをミスマッチの状態だと中竹さん、表現されました。
≫先ほど東海が取ったトライも同じですね。
こういうビッグゲームになると人数が余らないのでいかにミスマッチで抜くかというのが大事になってきます。
≫スピードの切れ味の差のあるところで抜いていこうという。
ゴール正面まで回り込みました。
このボールをつけたところがプレースキックこのトライのあとのコンバージョンを狙う位置になるので堀米としては、これは蹴りやすい位置となりました。
ゴールキック、成功。
2点を追加。
これで19対7。
明治のバックスのキレというのが光りますね。
≫いいですね、今日は本当に。
ただ、まっすぐ走るだけじゃなく膨らんで相手を抜いていくようなステップが、今日は多いです。
≫東海大学としてはどういうことが必要になってきますか?≫人数がそろっていても今みたいにミスマッチが起こるのでいかに、もっと内側からディフェンスのサポートをするか。
そこが重要になります。
≫オフサイドがありました。
ここで東海ボールになったところで反則をとりました。
ラックの中で手を使ったという反則でしょうか。
東海大学オフサイドという判定です。
これで明治ボールのペナルティーキック。
なお、そのあと明治大学ボールのラインアウトと変わります。
≫東海大学、ちょっと焦りが出てきましたね。
≫というのは、どこにそういうのが見えますか。
≫そんなに抜かれる場面ではないのにわざわざラックの中で反則をしてしまうというのはちょっと今年の東海っぽくないですね。
≫ここまで負けなしできています。
秋以降の公式戦です。
東海大学。
明治に反則がありました。
成田の突進を止めたところのラック。
≫非常によかったですね、今の。
明治が気をつけないといけないのは抜けるんですがちょっと2人目が遅いんですよね。
≫サポートですね。
≫そこの隙が見えたところの東海の反応は非常に早いので。
≫そこでボールを奪いにいくということですね。
このタックルですね。
止めにいったのが池田です。
ここでの働きかけ。
≫そうですね。
ここで完全に3対1になっていますので。
明治はここのサポートを早くしたいですね。
≫そして東海大学ボールのラインアウト。
ターンオーバーか。
しかし、ここで反則は明治大学。
松橋がいったんですが、反則。
倒れた状態になったという。
≫自分の力で立っていないとラグビーは反則になっているので。
レフェリーも言っていましたが非常に難しいんですけどね。
≫ひざをついた状態それ以降の倒れた状態では手でボールを扱ってはいけないという。
≫あと、自分では立っているけれども相手に寄りかかっているような状況だとそれは、立っていないと認識されますので。
特に先ほどのようなプレーはそうですね。
本人は立っているんだけどもレフェリーからすると自重ではないですというメッセージだと思います。
≫これで東海大学はどういうラインアウトを組んでくるか。
即モールとなりますかね。
≫モールを組みそうですね。
≫得意の東海大学のモールが出てくるか…。
押し返している明治。
アドバンテージが東海大学に出ました。
明治に反則がありました。
バックスのラインができている東海大学。
ここで反則をとりました。
サイドエントリー、4番。
≫横から入りましたね。
だけど明治、非常にモールのディフェンスがよかったですね。
≫早明戦では早稲田にモールで3つのトライを許したということがありました。
そこから大学選手権に入ってきてやはり、この辺りの対応もかなり考えてきているようです。
しかし明治に反則でこれは、もう1回ラインアウトモール。
≫同じパターンでくると思います。
明治は今みたいなディフェンスで反則さえ気をつければ止められると思います。
≫東海、フッカーの津田がボールを投げ入れます。
どうですか、対応は。
≫ちょっと高いですね。
≫明治もユーズイットをかけさせたら勝ちです。
モールディフェンスとしては。
≫モールが止まるとレフェリーからボールを出しなさいという声ユーズイットという声がかかります。
今度はラックサイドのディフェンスが大事になる明治。
≫ここからまたモールですね。
≫明治の選手倒れていますので横に動かすということですか。
≫そうですね。
前にいくとモール自体が倒れてしまいますので。
≫ゴール前、5〜6mの攻防が続いている。
これで6回目の攻撃。
これはモールを作らせないんでしょうか。
≫そうですね。
明治、いいディフェンスです。
しっかり入っています。
≫ここで笛ノックオンがありました東海大学。
明治、ここは守りました。
今、出血という声が聞こえました。
東海大学の2番の津田が出血があったようです。
ここでプレーが止まります。
タイムキーパー制です。
こういったときには時計が止まります。
現在31分26秒。
40分になったところで最後のホーンが鳴ってそれがラストプレーです。
大学選手権の準決勝。
今、一時的な交代になりますか…。
17番の山賀が入るようです。
3年生です。
これで、中竹さん明治大学ボールのスクラムで明治としてはゴールを背負いながらのスクラムです。
≫そうですね。
しかし、今のモールのディフェンスからラックのディフェンス非常にすばらしいディフェンスで終わったので。
明治としては、乗るスクラムだと思います。
≫フォワードとしては、非常にいい精神状態という。
≫手応えあったあとのスクラムだと思います。
≫東海大学はプレッシャーをかけることができるか。
この平野青いジャージーの3番平野は非常に強力。
組み直しです。
そんなに、たくさんの回数スクラムは組まれていませんがスクラムはどうですか?≫先ほどどちらも安定していましたのでまだまだ力の差はお互い、出ていない感じです。
特に、今日でいうと明治が頑張っていますね、スクラムは。
≫東海大学は今スタンドオフの10番の野口大輔と、12番のロイドが平行に立っているような状態。
そして、手前の狭いサイドには選手はいません。
失礼しました。
キックに備えてウイングの選手が立っています。
一方の明治大学としては、梶村がスクラムのすぐ後ろに立っていますね。
白いシューズが見えていました。
≫彼にボールを預けて1回、蹴りやすいところに持っていく可能性もあります。
それか堀米がそのまま直接蹴るか。
≫梶村でポイントを1回作る可能性もあります。
東海にスクラムの中での反則。
コラプシングです。
故意にスクラムを崩してしまったという反則です。
これで明治のペナルティーキックに変わります。
≫明治は本当にピンチを逃れましたね。
≫モールディフェンスラックディフェンスそして、このスクラムとフォワード戦で東海をこの時間帯、しのぎました。
タッチに出して大きく地域を挽回した明治。
≫竹林さん、このあとの中盤の攻防。
明治大学の丹羽監督、もう少しキックを有効に使ってという指示が出ていました。
≫丹羽監督はピッチ上でグラウンド上で指示を伝えていますがキックをうまく使ってという声が聞こえてきたそうです。
≫でも選手たち、やっぱりボールを回したいんじゃないですか。
≫かなりワイドに回すシーンが多い。
攻撃の中心となる2番、8番、12番この辺りがボールを持つケースが多い明治。
キックパスのような形か。
インゴールでタッチを割ったようです。
そして、蹴った地点で東海大学はスクラムを選択できますが…。
やはり東海、ここでのスクラムを選択します。
明治、今の意図はどうでしたか。
≫丹羽監督の指示どおり恐らく中盤でもしっかり敵陣にいこうという判断だったと思います。
微妙ですが今のが50cm、ずれていればナイスタッチだったんですが。
≫あれはキックタッチというよりもエリアに運んでいこうという。
≫くぎづけにしたい意図だと思います。
≫東海大学、1トライ。
明治大学は3つのトライを挙げています。
ここで反則。
今度は明治にスクラムでの反則がありました。
今度はスクラムを崩す反則が明治にありました。
これで、先ほどご覧いただいたボール支配率よりも少し東海大学、挽回をした形です。
残り5分を切りました。
≫ここで、東海大学はラインアウトのあと何を選択するかですね。
≫何をといいますと?≫先ほどこだわったモールでいくか…。
ここはショートラインアウト。
要するに、人数を少なくして…。
≫今、4人並んでいます。
ということはバックスラインにフォワードが立っている。
明治、ノックオンでこれで東海大学ボールのスクラムに変わります。
今、中竹さんラインアウトを見ますとバックスを使おうという意図が見えましたね。
≫そうですね。
バックスと3列ですね。
アタアタ選手を含め3列で展開しようという意図です。
≫今、東海大学のスクラムなんですがナンバーエイトのモエアキオラがスクラムに入りませんね。
黄色いシューズの選手が今、ちょうどスタンドオフの位置に立っています。
≫高校代表はスタンドオフでいってU−20ではセンターでやったので本当にどこでもできる選手ですね。
≫14番の近藤がフランカーの位置に立っています。
これは特殊なスクラムを組んできます。
まずスクラムをしっかり組めるか、東海。
またゴール前の攻防だ。
これで9回目の攻撃。
≫明治はいいディフェンスですね。
しっかり前を向いて立ってます。
≫ここでスコアができるかどうか。
前半の大詰め大きな意味を持つ攻防です。
≫東海は近場にこだわってますが外も多分、チャンスだと思うんですよね。
≫向こう側にスペースが見えていますけどね。
≫だけど試合前から言っていた真っ向勝負という意味合いですよね。
≫攻め続けます、ラックサイド。
ボールがこぼれた。
ノックオン。
モエアキオラからパスが出たんですがそれを取りそこないました。
≫これは、パス自体は非常にいいパスでしたがね。
相手が完全にアタアタにいっていましたから。
だけど、味方同士反応がしきれなかったです。
≫アタアタ・モエアキオラ1年生。
≫竹林さん、出血交代していた津田選手、戻りました。
左目の目の上を切っていたんですが止血しました。
新しいユニホームに着替えています。
≫東海大学、2番の津田が戻りました。
明治としては、プレッシャーなくこのスクラムからボールを出せるか。
ここで1回キックを使って地域を戻してあと20秒というところ。
また、ここは明治が守りきりましたね。
≫いいですね。
明治のフォワードの選手たちが来い、来いみたいな姿勢で東海のフォワードをあおっていますね。
≫それぐらい明治としては手応えのあるフォワード陣ということですね。
ホーンが鳴ってラストプレー。
このラストプレーで東海大学点を取れるか。
攻め続けて去年の準決勝でも見せましたが野口竜司、フルバックのドロップゴールという点の取り方も東海大学はありますよね。
≫右左両方蹴れますからね。
≫プレーが止まったところで前半が終わります。
15番の野口竜司、野口大輔。
野口兄弟も見えていますバックス陣。
≫東海大学はもうちょっとテンポよく出したいですね。
球を出すのにちょっと時間がかかっていますね。
≫ここで反則。
オブストラクションがあったようです。
明治大学の反則。
これで明治がボールを蹴り出せば前半が終わります。
東海大学、最後オブストラクションがあったようです。
東海、反則。
明治が蹴り出して前半終了。
準決勝の第1試合は明治大学が3つのトライを取って19対7とリードしています。
中竹さん、前半が終わっての印象をひと言。
≫明治のディフェンスが非常にいいですね。
あと、どちらのトライもミスマッチから起こってますのでやっぱり、そういう意味ではいい選手がいいところでボールを持っているというのが印象的でしたね。
≫予想されていた両チームの顔ぶれからいっていい試合になってきましたね。
≫どちらも力を発揮していると思います。
≫今日は新春、1月2日恒例の大学選手権の準決勝。
第1試合が明治大学対東海大学。
第2試合は、帝京大学7連覇がかかっていますが大東文化大学との対戦が控えていますこのあとです。
こうして、大学ラグビー選手権に今年も全国の大学が登場してセカンドステージファイナルステージ。
その前にはファーストステージも行われてきていますが。
それでは、今日の放送席ゲストもお迎えしてお伝えしてきていますが解説、中竹竜二さん。
中竹さん、本当に前半は両チームのフォワードのぶつかり合いというのが非常に見応えがありましたが。
≫どちらも自信を持っていると思いますね。
≫それと、観衆ですね。
何かキックオフの前辺りからどんどん、スタンドが埋まっていきましたがこの雰囲気というのはどうご覧になりますか?≫これは選手も非常に盛り上がるでしょうね。
ラグビー人気、これだけ盛り上がってきて僕自身、協会としてもうれしいところです。
≫今日の解説は日本協会のコーチングディレクター。
そして、ご自身も早稲田大学の監督として2回の優勝のご経験があります中竹竜二さんをお迎えしています。
そして、中央にはゲストとして大学選手権のイメージモデルをお務めで、もう3シーズン目に入りましたか。
山崎紘菜さんにもお越しいただきました。
山崎さんは、今年はやはりかなり前から、この秩父宮でご覧になっていたんでしょ?≫セカンドステージで秩父宮で行われた全試合、観戦させていただきました。
≫今シーズンの印象はどうですか。
≫もう、予想のできない試合ばかりで。
このチームでも準決勝にいけないのかというチームがたくさんあってかなりレベルの高い試合になっていると思います。
今日の前半も第1試合…。
≫本当に熱い試合ですね。
≫今日は、この山崎さんをお迎えして、今年、2016年のラグビーを展望していこうと思っておりますが今年のラグビーの主なスケジュールというのがここにまとまっています。
まず10日に大学選手権の決勝が行われます。
総合テレビとラジオ第1でお伝えしますがそのあと、今年はトップリーグの優勝チーム対大学選手権の優勝チーム。
この1試合だけが日本選手権ということになりますが。
かつて、大学が社会人を破ったという年がありました。
1988年の早稲田と東芝府中の戦いです。
中竹さん、この試合は記憶に新しいところありますかね。
≫ありますね。
感動しましたね。
これを見て、早稲田に行きたいなと思いました。
清宮選手、それから今泉選手がいました。
これ以来、決勝で社会人を大学生が破るという試合はありませんけども山崎さん、今年の期待はどうですか。
≫さっきの前半を見てもかなりレベルが高い試合になっているので。
かなり期待できると思います。
≫去年は帝京大学がトップリーグのNECに勝ったという試合がありましたけどね。
この大学選手権と日本選手権は総合テレビとラジオ第1放送でお伝えすることにしております。
今度は、これは新しい年度になっていくと思いますがその年度をまたいで行われますのが、国際プロリーグスーパーラグビー開幕というふうに書いています。
2月下旬。
ここに中竹さん、日本代表が中心のサンウルブズが初参加と。
これが今年のラグビー界にとっては大きなチャレンジといってもいいと思いますが。
≫本当にそうですね。
2019年に向けて、日本の強化の一番の柱になると思います。
≫参加する選手主なサンウルブズのメンバーは堀江、大野といった去年のワールドカップを戦った選手。
それから印象的なトライがあった山田。
こういった選手たちです。
それと、中竹さんほかの国の選手もサンウルブズに入ってプレーするというケースもありますね。
≫そうですね。
特に、日本人だけでなく日本代表ではないんですが日本の1つのチームとして格上と戦うという意味ではそういう外国人選手の力を借りて総合的に強化したいと思っています。
≫そのサンウルブズの主な選手たちです。
山崎さんはサンウルブズのチャレンジというのも注目をされているかと思いますけども。
≫そうですねスーパーラグビーで戦う日本のサンウルブズっていうのが今、早く見たいという気持ちですね。
≫2月の27日ですね。
それから今大会今日の試合に出場している平野翔平選手。
右のプロップです。
この選手もサンウルブズに参加しています。
高校時代からご覧になっているという中竹さんどんな特徴のある選手ですか。
≫彼は、本当に体が大きいんですが俊敏性が高くて性格的に非常にユーモアがあって一時期、お笑い芸人を目指したというぐらいユーモアのある選手で。
プロップとしてもこれから世界で活躍してほしいなという1人だと思います。
≫今、スタンドが見えていますが帽子をかぶっているエディー・ジョーンズさんですね。
全日本代表ヘッドコーチ。
あの日本代表を3勝に導きました。
そして中竹さんイングランド代表を今度、率いるということですね。
≫イングランドでも非常に注目されていますね。
そしてエディー・ジョーンズさんから今度バトンを引き継ぐのがジョセフ新ヘッドコーチということで。
その新生日本代表が今度は、スコットランドと今年度、戦うんですね6月に。
≫ワールドカップの敗戦をここで、かたきをうってほしいと思います。
≫惜敗がありましたね。
どうでしょうあのときのメンバーで若いメンバーはスコットランド残るんですかね?≫向こうも残ると思いますし日本代表としても戦ったメンバーがそのまま同じ試合をすると思いますので。
ぜひかたきをうってほしいですね。
≫そして最後一番下に映っていますが山崎さん、女子ラグビーも世界に打って出るというリオデジャネイロオリンピックのセブンズですね。
この7人制の戦いというのは去年、どんなふうにご覧になっていましたか?≫VTRを見てもかなり女子の選手も激しい戦いをしているので。
女子の選手も注目したいですね。
≫男女ともにアジアの戦いを勝ち抜きました。
女子はサクラセブンズ。
そして、日本の男子も中竹さん、何かスペシャルチームのようなメンバーもいる中で香港に勝って、決めましたよね。
≫そうですね。
着実に今、成果を挙げているので15人制だけでなく、セブンズでラグビーを盛り上げてほしいです。
≫ファンの皆様にもセブンズの魅力というのを知っていただきたいというところもあるかと思います。
≫グラウンドが同じなんですが人数は半分以下という。
その中でどれだけボールを動かし早くトライに結びつけるか。
それが見どころですので。
ぜひ、皆さんで見てほしいと思います。
≫山崎さん、最後にラグビーを応援し続けてきたお立場で去年から今年の流れ。
期待も大きいかと思いますけど。
≫そうですね、今年…。
≫この流れを引き継いでこれからも盛り上がっていきたいところがありますね。
山崎さん、このあと実は、第2試合では副音声の解説に加わっていただいていろんな質問をまたしていただくということですがそれも楽しみですね。
≫初めてラグビーを見ている方にも分かりやすくラグビーの魅力を伝えられるように頑張りたいです。
≫どしどしまた質問をしてください。
≫はい、頑張ります。
≫ハーフタイム山崎紘菜さんをお迎えしてお伝えしました。
ありがとうございました。
両チームの選手たちがまず、東海大学がピッチに姿を現しました。
前半、明治にリードを許した東海大がまず、先に出てきました。
木村季由監督が率いています。
前半、かなり相手にダメージを与えつつ我慢もしながらいきたいという話をしていたんですが。
後半に向けてどう立て直してくるのか。
コメントも後ほどリポーターの酒井アナウンサーから伝えられると思いますがどんな指示が考えられますか?≫そんなに崩れてはいないので点数は取られましたが。
そんなに深刻に考えるようなことじゃないので。
本当に反則をせず今までの東海のラグビーを継続しろということじゃないですかね。
やっぱりミスマッチで抜かれるのは、ラグビーではしょうがないところもありますので。
そこは準決勝ではそんなに大きく考えずこのまま継続してもらいたいですね。
≫どうでしょう後半に向けてのダメージ体力的なもの、この辺りはどう見ていらっしゃいますか?≫これまでの相手とは違ってお互いにぶつかり合っていますので。
いつもよりは消耗している感じですね。
≫明治も出てきました。
両チーム、リザーブでいいますと明治は17番の祝原といった1年生ですが強力なプロップがいますね。
それから、東海大学には19番のロバーツですね。
ニュージーランド出身の選手。
大型のロックがいますが。
投入のタイミングというのもどうなっていくか。
≫今日は、ちょっとお互い消耗が激しいので早めにくると思いますね。
≫決勝進出をかけた後半の40分。
東海大学のキックオフ。
今度は東海大学が風上。
今、緩やかな風に変わってきているようですが。
クイックスローはしません。
地域を挽回した明治。
≫今のキックオフのあとも東海はブレークダウンで非常にファイトしていましたのでそこは前後半通じて貫く感じがしますね。
≫ずっとそのプレーを続けています。
アドバンテージをみています。
明治にノックオン。
アドバンテージオーバー。
先ほどノックオンのアドバンテージがあったんですがそれはもう、終わりました。
≫強いですね。
今、タックルされましたがすぐに立ってきます。
≫明治、ボールを奪い返した。
長い攻防でした。
グラウンドを広く使った攻防が終わりました。
あのタッチライン際でのターンオーバー。
梶村がパスをとりました。
≫落ち着いていましたね。
≫そこから一気に外に振っていきました。
≫竹林さん、東海大学木村監督の後半に向けての指示です。
前半はとにかくミスが多かったと。
攻撃も守備もですね。
後半の戦い方はフォワード戦だけじゃなくて全体でというコメントを使いました。
≫全体でという言葉が聞かれましたね。
タックルをした選手はすぐにどかなければなりません。
東海ボールか。
ターンオーバーか。
激しい攻防だ。
明治のボール。
アドバンテージをみています。
ノックオンが東海大学にありました。
明治、これは思い切って攻めることができますが…。
アドバンテージがこれで終わりました。
先ほどのノックオンアドバンテージ終了。
一気に明治大学陣内だ。
地域を戻せるか、明治…。
これで地域を戻しました。
≫東海大学、非常にいいディフェンスでしたね。
今回、いくつか危ないシーンもあったんですけどミスマッチをきっちり止めましたね。
≫今、ブレークダウンのシーン。
レフェリーのカメラでご覧いただきました。
なるほど、危ないシーンをしっかり止めていると。
≫先ほど、梶村君が持っていいランをしたところを津田君が一発で止めたりとかこれまでミスマッチで抜けていたところをしっかりフロントローが止めていますね。
≫お互いにラインアウト働き合っています。
まだ後半、両チーム得点はありません。
プレッシャーが激しい東海のディフェンス。
≫プレッシャーいいですね、東海。
≫マイボールだ。
アドバンテージをもらっている東海大学。
湯本、自分でいった!インゴールに入りました!トライ!後半最初のトライは東海大学。
スクラムハーフの湯本ターンオーバーからのトライ!≫いい判断でしたね、今のは。
≫これで7点差に詰め寄りました。
しかもゴール正面のトライ。
ここでボールがこぼれた。
≫ターンオーバーのあと右にいこうか迷ったんですね。
ここを左に持っていったのがよかった。
≫1回、右にいきましたけどすぐに左へと。
≫そしてミスマッチを抜いてトライですね。
≫スクラムハーフですが湯本のトライシーンも今シーズン、こうしてあります。
≫彼は高校代表のキャプテンを務めましたね。
≫東海大仰星高校の出身ですね。
1m64cmと小柄ですけれども。
このトライでさらにゴールキックが決まりますと今度は、19対14と5点差になっていきます。
ゴールポストほぼ正面ほぼ問題ないところで決めました、これで5点差1トライ差。
さらに東海大学選手が代わるようです。
≫6番の磯辺選手に代わって19番のロバーツが入りましたね。
そして12番のオスカ・ロイドに代わって22番の堀田選手が入りました。
≫これで、フォワードにロバーツとそれから、モエアキオラ2人の大型選手が並ぶことになった東海大学。
このタイミングでの入れ替え。
そしてセンターには堀田が入りました。
≫東海大学はラインアウトで苦戦していたのでいい判断だと思いますね。
≫高さのあるロバーツを入れました。
これでモールも変わってくるかどうか。
ノックオンがありました。
明治、チャンス。
後半の出だしこの辺りから東海のディフェンス光っているが、どうか。
≫明治がいいテンポでボールを動かしていますね。
≫反則は明治大学にありました。
ノットリリースザボール。
倒れたあと、すぐにボールを離さなければいけませんがそれができませんでした。
≫津田選手、本当に先ほどからいいタックルしてます。
≫角度を変えて成田が入ってくるところ。
≫チームに、ああいう読みを正確にできる選手がいると非常に頼もしいですね。
≫そのあと、藤田の絡みもあってボールを離すことができませんでした。
お互い、見応えがある攻防が続いています。
≫明治は抜けるシーンは多いんですが、やはり一瞬孤立になるケースが多いですね。
≫サポートがいない。
そして、7番の藤田がいわゆるジャッカルというボールを奪う動きがあってボールを離せなかったという。
2番の津田。
この選手も東海大仰星の出身です。
アドバンテージです。
明治大学に反則ですか。
≫オフサイドがありましたね。
≫先ほどのオフサイドをとりました。
先ほど東海大学の木村監督は全体を、フォワードだけでなく使っていきたいという話が聞かれました。
≫前半、ラインアウトで本当に苦戦していたのでそういう意味では、早い投入でラインアウトを安定させたいんだと思いますね。
≫このあとロバーツも絡んでのラインアウトということにどうやら、なりそうですね。
まずタッチキックで前に出て…。
≫平均身長の高さが全然違うんですね。
明治は非常に高いんですが今年の東海は本当にロックなんかも長身がいない中よく、ラインアウトを支配している感じがします。
≫その中で、1m90cmのロバーツが入っています。
お互いにお互いを研究し尽くしています。
練習試合、2回は東海大学が勝っているという今シーズンです。
なかなかロングゲインがなくなってきました明治大学。
スローフォワード。
成田へのパスで抜けたかと思いましたが…。
ちょうどレフェリーの松岡さんの前といいますか正面でのプレーでした。
このパス。
≫惜しかったですね。
≫しかし、やはり映像で見ますと平行からの僅かに前へのパス。
でもギリギリのところというのは選手も狙っているんでしょうね。
≫狙ってますね。
特に今年、明治はああいったプレーを非常に強化していますので。
≫ここで1回時計が止まりました。
そして、両フォワードがお互いに円陣を組むような形。
プレー再開です。
このボールは先ほどスローフォワードがありましたので東海大学ボールです。
フォワードが代わったところでスクラムの力関係などもどうなるか。
モエアキオラちょっと足を伸ばしている。
≫ちょっと、つっていますかね。
今のテンポで出したいですね東海。
≫ノックオンがありました。
東海大学、ボールを前にこぼしました。
このあとのパス。
≫とる前に相手を見てしまいましたね。
≫今、またモエアキオラがちょっと、ふくらはぎ右の足でしょうかね。
気にするシーンがありました。
≫竹林さん、そのモエアキオラに代わって20番のテビタ・タタフが入りますね。
この選手がこの公式戦初登場。
夏に左ひざの前十字じん帯の断裂がありました。
そこから回復をしてきて今日、初登場。
≫彼はU−20一緒に戦ったんですが世界からも非常に評価された選手です。
おととい、木村監督から話を聞いたときは時間限定それほど長くはというあったんですが。
今、後半14分になったところでタタフを入れてきました。
ナンバーエイトの位置にテビタ・タタフが入っています。
明治大学ボールのスクラム。
ノックオンかどうか…。
ノックオンではない。
後ろにボールをこぼしたようですが先ほどのプレーはやはりノックオンです。
これでタタフがナンバーエイトに入って東海大学マイボールスクラムということになります。
今、20番が入る映像がうかがえました明治。
≫7番の田中健太に代わります。
≫20番の安永、明治入りました。
こちらのタタフタタフ。
20歳以下日本代表を今年度、務められました中竹竜二さんの解説ですがそのU−20の代表でもあるという。
≫彼は大会を通してのMVPですね。
非常にいい選手ですね。
≫いきなりそのサイドアタックがあるかどうか…。
1m83cm、110kg。
≫そんなに大きくないんですが彼は攻守の切り替えが非常に早いですね。
≫今、バックスの位置からするとどんなことが考えられますか東海大学は。
≫右側のスペースが恐らく彼にとって強みのポイントになると思います。
≫右というのはバックスが少ない2人立ってる位置をナンバーエイトが攻めるという可能性がありますか。
≫ナンバーエイト、あと湯本君。
8、9とかで攻める可能性が高いと思います。
≫明治大学は、そのサイドにはバックス、2人。
そして、真ん中にフルバックが立っています。
安定したスクラムを組めるか東海…。
もう一度、組み直し。
スクラムでは今どんなことが起こっているのか。
≫ちょっとお互い駆け引きをして相手の下に入ろうとしてお互い、潰れてしまってます。
レフェリーもそれが分かって反則ではなく、組み直しを選んでいると思います。
≫第1列はまだお互いに入れ替えはありません。
そして、やはりバックスの陣形も両チーム、変わってません。
ボールは明治か…。
ターンオーバー。
地域を戻しました明治大学。
今、スクラムハーフからフルバックそして、またハーフに返してタタフというプレーでした。
それを止めたのは明治の20番安永のタックル。
≫いいタックルですよね。
一発で倒しましたね。
≫このタタフのファーストプレーはどう、ご覧になりましたか。
≫やっぱり、安永君が非常にいい、接近したタックルをしたので何もできなかったですけど彼が得意なのは今みたいに倒れたあともすぐ起き上がってボールを持ってくる。
それは、健在でしたね。
≫反則は東海大学。
ボールを離さなかった。
ナンバーエイトの松橋か。
あるいは、中村か。
ボールを奪いにいこうという動きがありました。
ボールを離せませんでした4番の景山。
ノットリリースザボール。
明治のペナルティーキックです。
やはり、ブレークダウンの攻防。
相手のボールを奪い取ろうという動きが両チームに見られます。
これで、今度は明治がペナルティーキック、前進をしてマイボールラインアウト。
≫東海大学はちょっとリズムに乗れないときに今までだと、キャプテンを中心に前向きな声が出ていたんですが今日はちょっとまとまりがないですね。
コミュニケーションとしてのまとまりが見えないですね。
≫ここまで負けなしできている今シーズンの東海大学。
劣勢での後半はそれほどありませんからね。
こういうところでどういうふうに立て直せるのか。
≫明治としてはタタフにタックルしたと思って油断するとまた起き上がってくるので。
≫ダイレクトタッチでしょうか。
ライン上にボールが落ちました。
これはナイスタッチキックになりました、東海大学。
後半まもなく20分ということは、あと20分の攻防。
まだまだ点数、どちらに勝負が転がるか分かりません。
第2試合は帝京対大東文化。
第1試合、きっ抗した戦いで残り20分。
後半はそれほど、ワイド、ワイドにボールを運べるケースが少なくなっていますが今度は外に運んでいく。
アドバンテージをもらっています明治。
蹴り出します。
ここで先ほどのプレーをとりました。
タックルが高かったでしょうか。
≫そうですね。
今、後ろから首にかかった瞬間に反則をとられますので。
≫松岡レフェリーがここは、選手を呼んで注意を与えるようです。
これが繰り返されますとカードが出るというケースもありますけどね。
≫チーム側にもカードが出るケースがあります。
≫お互いに反則をしないようにといういわゆる規律という言葉がよく使われますがそこを重視して戦いたいという両チーム。
≫今日はでも、非常にいいですね。
むだな反則が少ないので見ているほうとしてもいいラグビーだなという気がします。
≫中盤での反則は即ピンチにつながっていきます。
その反則が今東海大学にあって明治はちょうどハーフウェーライン上からペナルティーキックで前進できます。
まず、堀米のキックでどこまで前にいけるか。
≫今日キック当たってますね。
≫ナイスという声が聞こえてきて22mライン。
あと20mぐらいのところでさらにマイボールラインアウト。
選手が代わります。
≫竹林さん、3番の平野に代えて18番の渡邉が入ります。
≫ここで渡邉が入ってきました。
20歳以下の日本代表であるばかりではなく日本代表のキャップも持っているという120kgの渡邉が平野に代わって入ってきました。
≫体幹の強い選手です。
≫相手ボールのラインアウトのところでこの選手が入ってきました。
これはタッチを割って地域を挽回した東海大学。
この辺りから両チームにとって、ミスは大きくものをいってきますが。
僅かに届かず…。
なお、しかし明治ボールのラインアウト。
まだ東海大学陣内。
≫どちらもラインアウトはプレッシャーをかけていますねディフェンス側として。
≫要するにボールをとろうとする近くの選手が相手もジャンプをしているという。
≫そうですね。
我々、コンテストというんですがディフェンスのコンテスト率が非常に高いです。
≫スローインのやり直しです。
笛を吹いてからということです。
ご覧いただきましょう。
明治のボールをとろうとする選手の正面の東海の選手が跳ぶかどうか。
≫準決勝にもなるとお互いの分析がどんどん進みますので大体サインは分かってくるんですよね。
≫後半になって明治がフォワードに2〜3人でいくケースが多くなっていますが、反則。
ここでまたノットリリースザボール。
東海大学がここもまたうまく絡んだんですか。
≫また藤田君ですかね。
≫タックルをしたあとボールを奪い取ろうという東海大学の動きにボールを離せませんでした、明治。
これで、前にいきました。
さあ、これで東海大学のモールが見られるかどうか。
ロバーツが入ってそれからタタフも入っているというフォワード陣ですよね。
≫だいぶ重くなりますよねモールが。
≫そして、ロバーツにスローインを合わせてくるか。
ボール、こぼれた。
明治ボール。
堀米のキックでこれも地域を挽回。
何かお互いに両チームゴール前で同じようなミスがあって同じように地域を挽回しました。
東海にとっては、これは大きなチャンスでしたが。
なお東海大学ボールのラインアウトに変わります。
≫あと、どちらもキッカーが今日当たっていますので1つのミスが一気に敵陣までいきますね。
攻守が完全に入れ替わるところが今日のレベルの高い象徴のシーンですね。
≫ちょっとテンポが悪い。
すぐには出ません。
これはアドバンテージ。
明治に反則。
ここで先ほどの反則をとりました。
明治の松橋にとっては出際でしたよね、ボールの。
≫そうですね。
本人もちょっと分かっていた感じですね。
≫ボールが出てラックが終わってそこからでしたら出てもいいんでしょうけど。
オフサイドの反則がありましてさあ、先ほど中竹さんおっしゃいました。
当たっている両キッカー。
また東海大学は地域を前に運ぼうというキックです。
やはりかなり前にいきましたね。
ゴールまで、あと10mちょっとというところでマイボールラインアウト。
東海としては今度こそというラインアウトですね。
ラインアウト、東海大学17分の11という今日、ここまで。
≫モールが得意なチームが陥るのはラインアウトを軽視してしまうのがあるんです。
特に、決勝、準決勝とあるのでこれ、避けたいですよね。
≫押し返す、明治。
明治に反則がありました。
オフサイドですか。
≫横から押したというジェスチャーですね。
≫サイドエントリー。
モールに横から入ってはいけません。
モールは最後尾から参加しなくてはいけませんが横から入ったという反則で東海大学再びペナルティーキック。
選手たちから勝ちたい気持ちという声も聞こえています。
もう1回、ラインアウト。
≫今、明治は反則をとられましたけどディフェンス自体は非常にいいですね。
一人一人が低く刺さってますね。
タックルのようなモールディフェンスやってます。
≫競り合わずにボールキャリアーが着地をした時点でタックルにいくような。
トライ!同点トライ。
後半28分東海大学、追いつきました!モールの形としてはやや崩れたように見えましたが。
≫そうですね。
だけどボールを持っていたタタフが自分のドライブで持っていった感じですね。
≫テビタ・タタフの、最後ロバーツとともに入っていったような形となりました。
ボールを持って、持って最後はグラウンディング。
地面にボールをつけていました。
本人がぜひ出たいと話しているという木村監督の話があったんですがそれほど多くの実戦を積まずに戻ってきたプレーですが。
≫健在ですね。
けど、明治は取られましたが選手権に入って本当にディフェンスがよくなってきましたね。
≫これで両チーム3つずつのトライを挙げています。
≫対抗戦のときは結構モールでやられるシーンが多かったんですが本当に終盤にきてモールディフェンスしっかり練習した成果が見えてますね。
≫ディフェンスの組み方あるいは人数。
こういったところも改良してきたという話がありましたが。
≫そうですね。
入り方と、タイミング。
あと、モールディフェンスをしているときのコミュニケーションは非常にいいですね。
≫東海大学はキックが入れば試合をひっくり返す。
野口大輔、決まりました。
これで東海大学、リード。
あと10分20秒という戦いです。
しかし、差は2点。
ペナルティーゴール1本ドロップゴール1本でも明治は逆転できるというほぼ差はないといってもいいこの戦い。
ノックオン。
明治大学にアドバンテージをみていますがここは、すぐにノックオンをとりました。
これで明治ボールのスクラムに変わります。
≫特にここ数年大学選手権を制覇するのは修正力ですね。
このあと、戦う帝京大学勝っていますけれどもゲーム中に修正するそしてゲーム中に成長する力があるんですが明治が、果たしてこのあとどれだけ修正できるかに勝敗がかかってくると思います。
≫ここで笛。
オブストラクションです。
パスダミーに入った選手が邪魔になったでしょうか?≫彼の前に1人選手がいた感じですね。
≫ボールを持った味方の前でボールを持っていない味方が妨害したということです。
これでペナルティーになりますので東海大学が地域を戻します。
≫惜しいプレーですね。
あそこは、20番の選手もわざとではないので。
≫これで東海大学地域を戻しました。
あと、8分を切りました残り時間。
あと8分というのはリードしている側にとってはまだまだそれを守ろうというよりは攻めようというそういう時間でしょうか。
≫攻める意識がないと恐らく、ひっくり返されますね。
≫これは少ない人数のラインアウトで20番のタタフはバックスラインに入っています。
≫いいですね。
このテンポで出るとディフェンスラインはそろわないですね。
≫懸命にディフェンスラインをそろえる明治。
1人ずつ選手が倒れている両チーム。
東海大学の選手は起き上がりました。
≫このきつい時間帯でいかに立ってられるかですね。
ちょっと両選手、起き上がりが遅くなってきましたので。
≫タタフ、トライ!密集サイド、破りました1年生。
≫タタフの最も得意なトライパターンですね。
モールを組んでいて相手がいなくなった瞬間にサイドをつくというこれは、世界でも活躍したプレーですね。
≫このモールから…。
見据えていましたね。
しかも、ゴール正面。
この密集サイドが空きました。
≫実はラグビーは今みたいに真ん中でモールを組むのが一番、得点パターンになりやすいんですね。
両サイドにフォワードを立てないといけないですしかといってモールも組まないといけないので実は、東海の今の判断は非常にいいですね。
明治としては、いかに次にあれをさせないかによると思います。
≫これで差は7点。
7点ということは1トライ、1ゴール。
そしてゴールキックが決まって9点差。
1トライ1ゴールでは追いつかない得点差に東海が引き離しました。
≫竹林さん、ここで明治は3人、選手が代わります。
1番の植木、4番の東9番の浜野に代わって17番、祝原19番、井上21番、福田が入ります。
≫3人を代えました。
残り時間はあと5分を切りました。
≫そして明治は観客からのオールドファン。
ここで頑張ろうという声が目立ってますね。
≫メインスタンドバックスタンドほぼいっぱいになりました秩父宮ラグビー場です。
明治勝てば17年ぶり。
東海がこのリードを守れば6年ぶりの決勝進出。
これで東海大学の考え方としてはどうなりますか?≫これも敵陣にいっていれば大丈夫だと思いますので自陣で、ゲームをやるよりは。
≫早く明治は1トライ1ゴール返さなくてはいけません。
≫明治は新しく入った3人に頑張ってほしいです。
ほかの選手がちょっと疲れていますので。
明治、前に出ていますね。
≫1回1回の攻撃で前進します。
あと4分を切っています。
東海大学、1人選手が倒れている状態が続いています。
≫東海の両ロックもすごいディフェンスです。
≫ボールがこぼれた。
両チームのノックオン。
これで、東海ボールのスクラム。
ここで時計が止まります。
先ほどのタックルのあと起き上がれなかったのは2番の津田ですね。
今日、再三の好タックルを見せている。
そして今、担架が要請されました。
明治19番、井上に対する津田のタックル。
この津田については木村監督は夏の合宿のときにはいわゆるAチームレギュラークラスのチームに入っていなかった選手。
それが、ここまで上がってきたということを評価していました。
≫ただ、彼のディフェンス面での貢献は非常に高いです。
≫代わって17番の山賀が入りました。
残り3分を切りました。
9点差。
東海大学ボール。
そして、さらに選手が代わります。
明治、18番の板橋が入って東海大学23番の村松。
バックスとそれからフォワードもできる選手。
これで、タタフが下がりましたね。
≫そうですね。
≫左ひざのじん帯断裂から帰ってきたタタフ。
しかし、出場時間の中で存在感を見せました。
2つのトライを挙げました。
落ち着いてじっくりと時間をかけて地域を挽回した野口大輔のキック。
≫竹林さん、明治の板橋は3番の塚原と代わりました。
≫右プロップの塚原と代わりました。
ノックオンのアドバンテージをみています。
東海大学にノックオンがありました。
≫明治は、2人目の寄りを早くしたほうがいいですね。
≫ボールを持ち込んだあと奪われるというケースがあります。
≫今日、そこを修正できればいいと思いますが。
後半の東海のディフェンス力。
決定的なトライを取るかどうか…。
トライラインも見えている。
ボールをキープし続ければ東海大学、決勝進出。
まだ東海大学ボール。
40分のホーンが鳴った。
蹴り出す!プレーが切れました!ノーサイド!東海大学、逆転勝ち。
6年ぶりの決勝進出!後半、明治に点を与えませんでした。
堅いディフェンスからの攻撃。
それから途中出場のタタフも光りました。
≫だけど東海まだまだ伸びる余地がありますね。
ラインアウトがちょっと今日、よくなかったのであそこは修正ポイントですね。
あと、アタックももう少しいいバックスを生かせればもっと驚異的なチームになると思います。
≫今シーズンの戦いの中ではリーグ戦の流通経済大学戦に並んで苦しい戦いではありましたがまた、これを乗り越えましたね。
中竹さん、しかしこの第1試合好ゲームでしたね。
≫本当に、お互いのいいところが出ましたね。
東海の真っ向勝負の気合いも見えましたし明治の対抗戦からの成長は本当にすばらしかったと思います。
≫東海大学は木村監督が言うようにフォワードの強さを出しながらの真っ向勝負がありました。
明治としても、やはり対応力のようなものを感じさせた戦いだったでしょうか?≫終始そう見えたんですがやはりターンオーバーされたシーンなんかゲインは切っているものの2人目、3人目が遅れていいチャンスを逃してしまったところが敗因だったと思いますね。
≫前半からそのことはおっしゃっていましたね中竹さんは。
しかし、やはり東海大学のディフェンスからのターンオーバーにいこうという動きというのが前半からありましたが。
≫放送席、6年ぶりの決勝進出を決めました東海大学木村監督です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫真っ向勝負と話していたフォワード戦後半は明治を0に抑えました。
いかがでしたか?≫立ち上がり、ちょっとバタバタしてしまって自分たちのミスで崩れたところがあったんですが後半、ハーフタイムにしっかり修正できて持ち味を出せたと思います。
≫そしてその後半はフォワード戦も圧倒していたようにうかがえたんですが。
≫圧倒というか、明治さんとお互いの強みと強みのぶつかり合いのゲームでしたのでとにかく一歩も引かずに前に出るということを意識した、その結果だと思います。
≫最後まで、フォワードは走り切れましたか?≫いっぱい走ってきましたので全部出し切ろうということでよく走ったと思います。
≫これで決勝進出は6年ぶりになります。
準優勝して以来のことです。
≫ここはあと1試合ですからとにかくこの1年間の集大成になるような試合をしっかり残りの時間で準備して臨みたいと思います。
≫どんな試合を見せてくれますか?≫チャレンジャーですから失うものは何もないので全部ぶつけて思い切っていきたいと思います。
≫おめでとうございました。
≫ありがとうございました。
≫勝ちました、東海大学木村監督でした。
≫木村監督のインタビュー酒井アナウンサーでした。
後半の逆転勝利。
あのタタフのモールからのトライですね。
同点に追いついたシーンです。
明治もラスト2人、3人といっていますか。
≫普通、あの角度だと押し返されるんですけどね。
≫そして、追加得点のシーンでしょうか。
≫この目がいいですね。
相手の隙をずっと探していた目ですね。
≫ただパワフルな選手だけではないという。
パワフルさだけではないという力を持っていると。
≫そうですね。
彼は嗅覚が非常に高いのでチャンスをものにする選手ですね。
≫これで、第2試合の帝京大学と大東文化大学の勝者と1月10日決勝を戦うことになりました。
明治大学の選手たちにも少し涙も見えますが明治の今シーズンの戦いぶり全体を振り返っていかがでしたか?≫今年は進化した明治を見ることができましたね。
中村駿太キャプテン中心に
お伝えします。
宮城県と山形県にまたがる蔵王山で、きのう、地下の熱水などの動きを示すと考えられる、火山性微動が2回観測されました。
気象庁は、今のところ噴火に結び付くものではないとしていますが、火山活動は長期的にはやや高まった状態にあるとして、今後の活動に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、蔵王山の火口湖の御釜の南西およそ5キロにある坊平観測点で、地下の熱水や火山ガスの動きを示すと考えられる火山性微動が、昨夜7時半から7時50分ごろにかけて、2回観測されました。
火山性微動の振幅は平均的な大きさで、それぞれ3分余りと5分余り続きました。
また、微動が発生する前に、僅かな地殻変動が観測されましたが、火山性地震は観測されていないということです。
蔵王山では、火山性微動が去年11月に3回観測され、このうち30日には、14分余りにわたって続いたほか、先月8日にも観測されています。
気象庁は、今のところ噴火に結び付くものではないとしていますが、火山活動は長期的にはやや高まった状態にあるとして、今後の活動に注意するよう呼びかけています。
政府がアフリカへの支援の在り方を話し合うため、各国首脳らを招いて開いてきたTICAD・アフリカ開発会議が、ことしはケニアで開催され、日本の存在感をアピールできるか注目されます。
6回目となるTICADは、ことし初めてアフリカで開かれることになり、ケニアで8月か9月に開催されることになっています。
アフリカは、豊富な資源と拡大する市場を背景に高い経済成長を続け、注目されていますが、こうした中、中国は資源開発や大規模なインフラ整備などを通じ、影響力を拡大しています。
そして先月、アフリカとの首脳級会合で、日本円にして7兆円を超える巨額の資金を拠出すると表明したばかりです。
日本側としては、貧困削減など、アフリカの最も弱い人たちに届く援助に、引き続き力を入れることが求められていますが、さらにTICADをきっかけに、アフリカとの経済協力を拡大させ、2016年1月夢の共演が実現します。
仙台で被災した羽生結弦選手は東北への強い思いを抱いています。
自分がこのスケートを滑ることによって皆さんが少しでも感動していただければ。
被災された方々のためになるような活動を続けていけたらいいなというふうに思ってます。
休養中に被災地を訪ねた浅田真央選手も思いは同じです。
被災された方に向けて元気やパワーを送りたいなというふうに思っています。
1月9日、東北を日本をトップスケーターたちが魅了します。
生字幕放送でお伝えしています≫再び東京・青山の秩父宮ラグビー場です。
東京は穏やかな新春を迎えています。
大学選手権の準決勝第2試合。
史上初の7連覇を目指す赤いジャージー、帝京大学が登場してまいります。
対戦するのは久しぶりの、この正月の準決勝に進んできた、大東文化大学です。
第1試合では東海大学が勝ってまず決勝進出を決めました。
帝京大学対大東文化大学という今年の準決勝第2試合のカードです。
解説は、元日本代表フッカー坂田正彰さん。
両チームの情報は筒井亮太郎アナウンサー。
実況、冨坂でお伝えしてまいります。
坂田さんどうぞよろしくお願いします。
では、まず赤い王者、7連覇を目指す帝京大学のメンバーからご紹介することにいたしましょう。
一方、16年ぶりに準決勝の舞台に戻ってきたモスグリーン軍団。
大東文化の今日のメンバーです。
今日のこの第2試合のレフェリーは平林さんです。
アシスタントレフェリーは久保さん、藤内さん平栗さんの3人。
今日は、レフェリーにカメラをつけていただきました。
選手の近くでより迫力のある映像をゲームの中でお伝えをしてまいります。
まもなく、準決勝の第2試合のキックオフを迎えます。
画面左から右へ攻めるのが王者・帝京。
そして画面の右から左に攻めるのが久しぶりのモスグリーンのジャージー大東文化。
帝京のキックオフで、今第2試合が始まりました。
帝京、チャンスになった。
飛び込んで、トライ!前半まだ1分になりません。
51秒。
ノーホイッスルトライで帝京がまず5点先制。
解説、坂田正彰さんとともにお伝えしてまいりますが相手のミスから得たチャンス。
ホイッスルが鳴る前に帝京、トライを取りました。
≫力で、パワーで取りにいったかと思ったんですがやはり小さなパスをつなぎながら相手のディフェンスポイントを外して。
非常にいいトライでしたね。
≫去年まで大学選手権6連覇。
今年の大学選手権もセカンドステージ3試合すべて大勝。
準決勝に進んだ4チームの中ではトップの成績で今年も、この準決勝に勝ち進んできました。
キッカーはスタンドオフの松田。
第1試合では東海大学が明治を振り切って決勝進出を決めています。
きれいに割っていきました。
2点を加えました。
これで7対0。
前半、まだ始まったばかりです。
帝京がリード。
坂田さん、この帝京と大東文化。
まず1トライが入りましたけど勝負のポイントどの辺に置いてきますか。
≫大東も、個々のプレーは非常に高い選手がいますので個人プレーを優先して戦っていくと思うんですがそこに、しっかりフォローをつけてチームでまとまって展開してもらいたいと思います。
特に帝京のほうは、6年間ずっと経験がありますので。
そう簡単には崩れてこないと思いますから。
≫16年ぶりに準決勝に進んできたモスグリーンのジャージー大東文化。
1980年代の後半から90年代の前半にかけてトンガからの留学生を軸に破壊力のある攻撃でこの大学選手権の優勝を3度、果たしたチームです。
≫先ほどのトライで大東の選手もちょっと落ち着いたんじゃないですかね、逆に言うと。
やはり準決勝の雰囲気というのはまた、全然違いますので。
≫青柳監督の姿をカメラはとらえました。
大東文化大学はとにかくディフェンスを今日のゲームポイントに挙げていますね。
≫この全国大会に入ってから非常にチーム力が増していますので。
そのポイントというのがやはりディフェンス力ですね。
≫長い笛が鳴りました。
大東文化にペナルティーがありました。
オフサイドですね。
大東文化にオフサイドの反則があって帝京ボール。
その反則があった場所まで戻されます。
≫ただ帝京のほうが非常に的を絞らせないようなアタックをしてきますので。
フォワードは体の大きい選手も多いですけれども、その選手が小さくパスをつなぎながら前にきますので。
やはり、一人一人のタックル。
ロータックルをして相手を倒すということが大事になってきますね。
≫タッチの外に蹴り出してマイボールラインアウト。
再び帝京が深く入ってきました。
坂田さん、帝京としては1つ今日、キャプテン、2番スローワーも務める坂手が今日はけがでいません。
代わって投げるのは堀越。
≫いいモールを組んできました。
≫帝京がモールを作って押し込んでいく。
大東文化はこのモールのディフェンスが今日のポイントになると思います。
ここは帝京が押し込んでいく。
形もいいでしょうか?≫モールをしっかりと後ろで堀越君がキープしていますので。
どうでしょうか平林レフェリーが笛を吹きました。
グラウンディングはできていないという判断。
帝京ボールの5mスクラム。
これがファーストスクラムになりますがこのセットプレー坂田さん、どう見ますか。
≫やはり、サイズでは帝京のほうが少し重さもありますのでただ、やはりファーストスクラムですね。
どれだけ8人がまとまって組めるかというのが大事になってきますので。
特に堀越君ですね。
坂手キャプテンに代わって入っている堀越君非常に開始6分ですが動きもいいので。
≫1人平均ですと、帝京が9kg重いというフォワード8人。
スクラムで押していく。
ナンバーエイトのマクカランが飛び込んでトライ。
帝京、前半6分早くも2つ目のトライです。
1つ、今日のゲームの中で大きなポイントでありますスクラム。
ここでまず帝京がいい形で取りました。
≫フロントがまっすぐ出ましたので。
よく、しっかりとナンバーエイトがキープして。
理想のスクラムでしたね。
≫岩出雅之監督が今年もチームを率いています。
大東文化は勢いのあるチームですが今日は帝京のラグビーを貫くだけですという昨日、練習後の短いひと言がありました。
どうでしょうか、立ち上がりからその帝京らしさが出ているんでしょうか。
≫落ち着いたプレーが前半初めからありましたのでですからここで点数を重ねることでより、それが安定してくるので大東は、そこを崩さないといけないですね。
慌てさせると。
≫松田のコンバージョンキックこれも、決まりました。
さらに2点を加えて14対0です。
まだ試合は始まったばかりです。
落ち着きという意味でいうと帝京の選手たちは今日、勝てば8年連続の決勝進出ということになるのでもうこの正月の舞台は本当に毎年経験しているんですね。
一方、大東文化はこの準決勝は16年ぶり。
≫一人一人が、少しでも前に出たうえでボールをつないでいますので。
≫あっという間に相手陣につなぎながら入ってきた帝京。
帝京が大東陣にどんどん入ってきている。
走りきりました、トライ!前半9分帝京、早くも3つ目のトライ。
≫今のプレーも4次、5次攻撃いろいろつながりましたけれども竹山君、無理をしませんでしたね。
小さなパスをしてこの13番の選手を生かした。
非常に自分がいくときもあればほかの選手にもつなぐという非常に幅の広い今のはプレーでしたね。
≫大東文化としては坂田さんちょっと心配されていたこの立ち上がりの失点ですね。
どう立て直しましょう。
≫まずは、セットプレーですね。
キックオフから始まるセットプレーでしっかり敵陣でプレーをするということですね。
スクラムも先ほど、ゴール前で相手にプッシュされましたが、まずはあそこのポジションでスクラムを組まないような展開に自分たちが持っていくと。
≫自陣でのミス、それからペナルティーは特に大東文化は注意したいでしょうね。
≫そうですね。
≫キッカーの松田は先ほど同じような距離同じような角度のところを決めています。
これも、軌道はよかったですが左に外れました。
2点の追加はなりません。
19対0です。
この大東文化は青柳監督が率いて手前に、ラトゥ・志南利さん。
あの大東文化初優勝のときの中心メンバーでその後、日本代表でも長く活躍されました。
チームの今、アドバイザーを務めています。
≫私も代表のときに一緒にプレーしたことがありますし非常に熱い選手でしたね。
≫その息子さんが今日、11番ウイングのラトゥ・クルーガー選手。
日本国籍を持っていますのでこの11番での登場というラトゥ・クルーガー選手。
ほとんど大東文化はボールをとることができません。
帝京はキックを使いませんね。
自陣からでもボールをつないで敵陣に入っていきます、帝京。
大東文化にボールを与えません。
ナイスタックル。
大東文化は、タックルですね。
特にディフェンス。
これで大学選手権に入ってチームの状態が上向いてきました。
≫前回の同志社大学との試合も非常に前に詰めるディフェンスがよかったので。
ただ、こういうディフェンスは1人が飛び出してしまうとギャップが生まれてしまいますのでチームのラインとして出なくちゃいけないのでそこがコミュニケーションが大事になります。
≫本間キャプテン。
チームとしては大学選手権に入って、初戦で去年、準優勝の筑波大学に快勝しました。
あのときにディフェンスが機能して勝った。
これで、チームとして1つ、迷いがなくなったということです。
今日も、そのディフェンスからまずリズムを作りたい大東文化。
帝京にペナルティー。
オフサイドがありました。
背中、5番が見えますのが双子の兄弟のお兄さんです。
タラウ・ファカタヴァ。
11番はキッカーも務めるウイングのラトゥ・クルーガー。
≫先ほど、帝京が90%のボール支配率と出ていましたけどやはり大東はちょっとリズムを変えるためにまずは自分たちのマイボールをしっかりキープする。
ゴール前にこういう形でラインアウトをとったときには簡単にトライを取りにいくんじゃなくてフェーズを重ねてボールをキープするのが大事です。
≫相手陣深く入ってのマイボールラインアウト。
力で攻める大東文化。
個々の力というのが非常に大東文化大学は高いんですね。
≫そうですね。
ただ、帝京のディフェンスもむだなプレーヤーがポイントに入ってこないんですよね。
今も1人しか選手が入ってませんがそれに対して大東は今、3人、4人入っていますので。
そういう意味で、帝京大学のディフェンスラインが崩れないですよね。
≫この辺の帝京の判断力。
ディフェンスの人数が減りません。
抜けていった!トライ!センターの戸室が取りました!大東文化の反撃開始。
前半14分。
最後、取ったのはセンター13番の戸室、3年生。
これで大学選手権に入ってから4試合すべてでトライを取っている戸室。
坂田さん1つ、今日、鍵を握る選手でもありましょうか?≫彼はスピードがありますので前試合の同志社のときもしっかりと、ステップを切って外に抜くプレーが何度も見られましたので。
体はそんなに大きくないんですが彼はキープレーヤーになりますね。
≫青柳監督が率いています。
3シーズン目です。
大東文化大学のOBで自身3年生のときに大学選手権で優勝を経験しています。
それが、大東文化にとっては最後の優勝。
3度目の優勝になっているというここまでの大東文化の歴史の中での優勝回数です。
プレースキッカーはラトゥ・クルーガー。
きれいに決めていきました。
2点を加えました。
19対7とします。
3トライをまずいきなり帝京が取りましたが大東が取り返しました。
≫これでちょっとだいぶゲームが落ち着いて次は帝京のボールを大東文化がどれだけキープするかですね。
≫距離のあるところでこれは好タッチキック。
≫ダイレクトパスですね。
≫失礼しました。
22mラインの外側からパスで戻した球を直接外に蹴り出してしまいましたのでこれはダイレクトタッチという判定です。
ですから蹴った地点まで戻されての相手ボールのラインアウト。
帝京、ここはまたチャンスですね。
≫ショートラインアウトでこれからフォワードを入れてきますね。
フォワードをラインに入れながらサインプレーを組んできます。
≫大東、ターンオーバーだ。
大東文化がボールを奪い返した。
帝京にノックオンがありました。
大東文化にアドバンテージを平林レフェリーはみていました。
大東文化ボールのスクラムに変わります。
≫自陣のスクラムになりますので先ほど、プレッシャーかけられていますのでボールの球出しですね。
それを少し変化をつける大東文化のほうは。
クイックで出すか、もしくはスクラムを工夫するかちょっと、そういう工夫が必要かもしれません。
≫ここは大東文化ボールではありますが自陣の22mラインを後ろに背負っている地域。
押し込んで相手ボールをとりにくるでしょうか。
今、大東文化のスクラムにはウイングのラトゥ・クルーガーが入っています。
ナンバーエイトのアマト・ファカタヴァがバックスのラインのほうにいます。
≫こういう形で3人でボールが展開できると大東文化もリズムが生きてきますね。
≫ボールがこぼれた。
帝京ボール。
大東文化がターンオーバーだ!押し込んでいく大東。
ハーフウェーまで戻した。
大東文化に少しずつ勢いが出てきました。
ボールを前にこぼしてしまいましたでしょうか。
大東文化にノックオンがあって帝京ボールのスクラムです。
お互いにミスがありましたけれどもただ、大東文化が帝京ボールを奪い返す場面もありました。
≫ですから、ボールをキープしているときは大事に展開するんですが相手のボールですね。
イーブンボールのところでその働き、どちらが早いかというのが大きなチャンスに変わってきますので。
≫動きとしてはどうですか?≫動きとしては大東文化よくなってきてます。
ただ帝京のディフェンスは非常に崩れないですね。
ラインディフェンスがしっかりした中で後ろの3人もフルバックも守っていますのでエリアも取りづらい体形になっていますのでそれだけ帝京には余裕があると今、みていますね。
≫石垣、走りきりました。
トライ!帝京、今日4つ目のトライ。
また、突き放します。
24対7。
≫非常に効率がいいというか一人一人、選手が無理をしないで、かつ効率的にボールをつないでいっていると。
ですのでそこに余裕ができますから相手のディフェンスがきたところでうまくボールを離してそして、スペースが見えていくんですね。
≫複雑なプレーを仕掛けるというよりも本当に、強いラグビーでしょうか。
≫それは多分、ゲームの中で選手個人個人がうまくコミュニケーションが取れていると思うんですね。
自分の前だけじゃなくて隣の選手の前が空いたら、そこにしっかりとボールを運ぶ。
多分、そういうのは経験も必要なんですが多分、通常の練習から非常にコミュニケーション力が高い練習をしていると思います。
≫そしてプレースキッカー、松田のコンバージョンキックが決まりまして2点を加えました。
これで26対7。
大東文化が1トライを返し少し、動きがよくなってきたかと思われたところで帝京が突き放すトライを奪いました。
≫このシーンでもキックしたいんですが帝京は3人も後ろにバックスが下がっているんですね。
≫画面上にディフェンスのラインがありますがそのずっと後方に帝京の選手が2人、3人と相手のキックに対する…。
≫ここでフルバックでボールを動かしますね。
≫帝京にペナルティーがありました。
≫ちょっと2人目が遅くなりましたね。
≫ノットリリースザボール。
タックルされて倒れてしまいますとボールを離さないといけないですが離さなかったというよりも離せなかったんでしょうかね。
帝京大学にペナルティーがありました。
ウイングのラトゥ・クルーガーがボールを持っています。
前半まだ24分という時間帯で帝京が今日ここまで早くも4トライ。
大東も1トライを返しています。
青柳監督を中心にラトゥさんとそれからOBの方の姿も見えましたね。
帝京に反則がありました。
大東は早く攻める。
帝京にノックオンがありました。
大東文化ボールのスクラム。
≫今のようにスクラムハーフの小山君ですか。
非常に早い判断をしたんですがあそこにほかの2人、3人の選手が上がってこないとチャンスが生まれてこないですね。
≫冨坂さん、大東文化は先ほどもそうでしたがスクラムのときラトゥがスクラムに入っています。
フランカーから。
≫また、11番のウイング、ラトゥがこの位置に入っています。
ナンバーエイトのアマト・ファカタヴァがバックスのラインにいます。
アマト・ファカタヴァ、抜けた!ほしかった形での大東文化、トライ!アマト・ファカタヴァのトライです。
大東文化、今日2トライ目。
≫これは大東のワンプレーでひっくり返すこういうラグビーですね。
これもスクラムからダイレクトフッキングですね。
しっかりと考えてフッキングから一番速いランナーにボールを渡すと。
あとは個人プレーですね。
≫ナンバーエイトというポジションではありますが攻撃のときにはバックスのラインの中に入って足の速さはチームナンバーワンだそうです。
そして、195cm103kgという体格を生かした走りです。
≫まだ1年生ですね。
≫もともとウイングの経験もあるということですがこの走力が生きました。
そして、キッカーのラトゥ。
コンバージョンゴールで2点を加えて、26対14。
再び2トライ2ゴール差以内に大東文化が入ってきました。
4トライは取られていますが徐々に自分たちの形は出しつつあると見ていいでしょうかね?≫ボールの支配率ですけれども4割ほど、大東が取っていますので。
その中でチャンスをしっかりとものにする。
≫あとは帝京の攻撃を大東文化からするとどれだけ守れるか。
帝京としてはここでまたさらに突き放していきたい展開。
今のタックルでマクカランがどこか痛めましたかね…。
≫腕を押さえてますね。
≫1年生のブロディ・マクカランです。
≫いいですね、13番の戸室君。
≫こちらはセンターの、戸室。
関東のリーグ戦でも7試合で8つのトライを取りました。
この選手権に入ってからも4試合で4トライ。
≫サイズも175cmで80kgないんですが必ずボールをもらうときに垂直に縦にしっかりと踏み込んで入りますのでそこで、ラインを切れるというそういうテクニックというか思い切りを持っていますね。
ですから、大学選手権。
こういう大きな舞台になってくるとそういうワンプレーが大きな流れを作るので。
非常に彼はこの大学選手権に入ってからまた成長していると思います。
≫今日の第1試合では東海大学が明治大学を破りました。
6年ぶりの決勝進出をすでに決めています。
大東文化がボールをとった。
ノックオンではありません。
後ろにボールをこぼした判定です。
センターの石垣のトライ!帝京、今日5トライ目。
石垣1人で今日3トライ。
≫イラウアが縦に入ってラインを切ったあと早くボールを出して。
逆サイドに動いたんですね。
無理をせずにパスをしました。
≫フルバックの森谷でしょうか。
それから、最後はセンターの石垣へとボールが渡りました。
大東文化のミスがあった。
そこにつけ込んでから一気にトライまで持っていくそのスピードといいましょうか。
帝京大学の。
≫先ほど、森谷君のアングルチェンジ方向を変えたのも両方ともいけるんですね。
手前のほうにも攻められますし。
そういう意味では大東文化は両方ともディフェンスしなくちゃいけないので非常にやはり判断能力が帝京の選手は高いです。
≫そして松田のコンバージョンキックも成功。
2点を加えて33対14と再び、帝京が突き放します。
個々の強さ。
そして判断能力も含めた能力の高さ。
史上初の大学選手権7連覇に向かって突き進む帝京。
相手側に倒れ込んでボールを出していきます。
≫踏み込んだうえでのコンタクトになりますから。
そしてこのコンタクトのポイントで少ない人数でボールをリサイクルしているんですね。
≫タックルされても必ず相手側のほうに入ってボールを離すんですよね。
今日は全く自陣からキックを使わずに相手陣に攻め込んでくる帝京。
しかし、ここで帝京に反則がありました。
≫オフサイドですかね。
斜めから入ったんですかね。
≫ノットリリースザボールですね。
タックルされて倒れたらボールを離さなくてはいけません。
そのあとはお互い両チームのボールの争奪が始まるわけですが。
それを阻んだ邪魔をしたというプレーです。
大東文化が再び帝京陣内に入ってきました。
ラインアウトのときは8番のアマト・ファカタヴァが入って。
バックスには5番のタラウ・ファカタヴァが入っています。
アドバンテージをみています。
アマト・ファカタヴァ走り抜けました、トライ!大東文化も今日、3つ目のトライ。
離されません。
≫こういうワンチャンスですね。
≫スタンドオフの川向の突破。
そして、スクラムハーフの小山がつないで最後は大外。
2人余っていました。
≫しっかり、外をよく見ていましたね。
≫攻撃のときにはナンバーエイトのアマト・ファカタヴァがあのように一番外にいるんですよね。
今日、2本蹴っていずれも決めている2年生のラトゥ・クルーガー。
≫風は若干追い風です。
≫これも決まりました。
この人のキック力といいましょうかコントロール力がすばらしいですね。
お父さんのラトゥ・志南利さんも笑顔です。
≫冨坂さん、グラウンド正面大東文化の選手たちから俺たちはチャレンジャーだ思い切ってやるだけだという声が聞こえてきました。
≫大学選手権に入ってから本当にチームの勢いというかムードのよさを感じました。
12点差。
再び2トライ2ゴール以内の点差に大東文化が詰め寄ってきました。
とり返した、ターンオーバー。
ボールを前に落としてしまいました。
ノックオンです。
≫今の、松田君がディフェンスが早いので裏をしっかり見て裏にボールを蹴り入れましたけどそういう判断が非常に…。
そこにウイングが反応して尾崎君が合流というのがいい形ですね。
≫これも帝京にとってはまだ余裕はあるということでしょうか?≫そうですね。
≫両ウイング、1年生の注目の竹山と、2年生の尾崎。
非常に決定力のある帝京の両ウイングです。
ゴールラインまで5m。
大東文化ボールですがここは帝京、チャンスですね。
≫そうですね。
≫ここは両チームのフォワードの見せ場。
大東文化はどうするか。
ここは大東文化はどうでしょう…。
≫無理をせずにしっかりエリアを取ったほうがいいです。
≫キックを外に蹴り出します。
一度プレーを切ります。
あまり有効な前進にはなりません。
≫少し大東の選手も疲れてますね。
前半からボールが結構、動いていますので。
前半、残り3分切りましたけど非常に動いている分彼らも疲労がたまっているかもしれません。
≫前後半40分ハーフで行われています。
この攻撃の形は今日、帝京大東に対しては有効です。
チャージだ!大東文化がボールを奪い返しました。
帝京、ターンオーバーを狙ってきた。
帝京がターンオーバー!一気にチャンスに変わる。
ウイングの1年生竹山のトライ!ポイントにはあまり人数をかけないと、先ほど申し上げましたがここぞというところはああやって取りにいくんですね。
≫無理をせずにまた、ここに竹山君が逆サイドから回り込んでいるんですね。
ですから、選手権に入ってからもトライを重ねていますけれどもやはりラグビーはボールを持たないときの動きが非常に大事で。
そういう意味での嗅覚というのを持っているんですね。
≫竹山は奈良県の御所実業の出身。
昨シーズンの高校ラグビー準優勝チームの主力メンバーでした。
1年生でチャンピオンチームのレギュラーをつかんでいます。
大学選手権8つ目のトライを決めた竹山。
そして、キッカーは松田。
2点を加えました。
40対21。
帝京大学が19点差をつけて前半を終えました。
第52回全国大学選手権の準決勝の第2試合です。
7連覇を目指す王者・帝京が16年ぶり準決勝に進んできた大東文化を大きく離してハーフタイムに入りました。
坂田さん、この前半の展開どうご覧になりますか?≫前半始まったときはちょっと大東どうかな?と思ったんですけどそこを持ち直して大東文化らしさというのが徐々に徐々に出てきたんじゃないかと思います。
ただ、帝京の安定感というか落ち着きというのがスコアに出ているとおりなんですが後半、これをどういうふうに大東が崩すかがポイントになるかと思います。
≫ターンオーバーの数がやはり、帝京は多いですね。
ボール支配率は、ほぼ両チーム同じ形になってきました。
今年も大学日本一を目指した戦いは大詰めを迎えています。
準決勝の第2試合です。
第1試合では東海大学が明治を破って決勝進出を決めています。
解説、元日本代表フッカーとして活躍されました。
トップリーグのサントリーのゼネラルマネージャーを昨シーズンまでお務めでした坂田正彰さんでお伝えしています。
大東文化が徐々にらしさは出てきていますがやはり帝京の強さというものを見せた前半だったと思いますよね。
7連覇に挑むシーズンですが坂田さん、7連覇というのは日本のラグビー界にとって特別な意味を持つ数字じゃないでしょうか。
≫帝京の選手も7連覇のプレッシャーもあると思うんですが彼らは、それを楽しんでいるような雰囲気もありますので。
後半戦、また期待して見たいと思います。
≫後半、大東文化大学の奮起も期待したいところですがやはり、大東文化が久しぶりに準決勝に戻ってきたというのも今年の大学選手権の1つの話題でもあります。
関東リーグ戦の4位から大東文化大学はこの大学選手権に進んできてセカンドステージ3連勝。
大東文化といえばかつての活躍を思い出すファンの皆様も多いのではないでしょうか。
1980年代から90年代にかけて3度の大学選手権優勝を果たした大東文化。
このモスグリーンのジャージーが国立競技場を駆け巡りました。
モスグリーン旋風と呼ばれました。
早稲田や明治といった伝統校を次々と破って優勝3回。
その当時中心だったのが初優勝の主力メンバーシナリ・ラトゥ選手。
今日、出場しているラトゥ・クルーガー選手のお父さんでもあります。
パワフルなプレーでラグビーファンに鮮烈な印象を残しました。
その後、日本代表でも活躍。
ワールドカップにもあの桜のジャージーを着て3度、出場しました。
今に続く留学生選手のさきがけとして日本ラグビー界に衝撃を与えました。
という、こちらがラトゥ・志南利さん。
坂田さんも法政大学同じリーグ戦のライバルとしてあのモスグリーンのジャージーにはいろんな思いがあるんじゃないかと思いますが。
≫非常に留学生も多く我々をなぎ倒すような形で前に出てくるというただ、そういう選手がいたからこそ我々も、また成長できましたので。
そういう意味では、大東文化が準決勝にきているというのは非常にうれしいことですね。
≫今日もここまでリードは許してますが3つのトライを奪っている大東文化です。
一方、もう1つの大きな話題は坂田さん先ほどから何度も触れていますが帝京大学の7連覇なるかというところですね。
今年のチームというのは坂田さん、改めてどんなふうにご覧になりますか?≫先輩方が築かれてきた歴史を彼らは、本当に先ほども申しましたが楽しみながら勝ちを積み重ねているという感じがしますね。
特に、1年生、2年生があれだけ、のびのびできているってことは非常に環境もいいんじゃないかと思いますね。
≫現在6年連続でこの大学選手権を制している帝京大学。
どうでしょうか、坂田さんこれだけ、連覇が続けられるその要因というのはどんな点にあるとお考えですか?≫ラグビーのプレーもそうなんですけどやはり、彼らのグラウンド上での態度ですね。
ひたむきにディフェンスをしひたむきに一つ一つ点数を重ねていくという姿勢がやはり、今の帝京の強さじゃないかと思いますね。
≫4年生が非常にしっかりとした毎年、チームのリーダーぶりを見せていますしそこに、下級生も必ず絡んでくるという帝京ですね。
≫よく、帝京の選手はしっかりと先輩が後輩を面倒見ながら後輩は先輩をちゃんと敬うという。
そういうことがしっかりできているチームですね。
それは、岩出監督がしっかりと作られているという感じですね。
≫という帝京大学ですがただ、坂田さんご覧のように今年は対抗戦の最後優勝を決めたあとでしたが筑波に敗れました。
学生相手の公式戦の連勝が50で止まりました。
この辺り、どう見ますか?≫私も非常にびっくりしましたがただ同じ人間ですから後半の最後、もう何分かそこでひっくり返されましたがこの負けがあってまた、大学選手権で成長して100点ゲームもありましたがつながっているんじゃないかと思いますね。
≫1つ、その連勝が止まった。
学生相手には3年ぶりの敗戦であったんですが。
そこからまた、大学選手権ご覧のように大勝続きで今年も準決勝の舞台に8年連続で進んできた帝京。
前半を終えて、大東文化に対してリードを奪っているという今年も準決勝のゲームです。
今年も全国各リーグの上位チームによって争われてきました全国の大学選手権。
準決勝第1試合では、東海大学が明治大学を破って6年ぶりに決勝の舞台に駒を進めました。
それでは第1試合のハイライトシーンを振り返りましょう。
まず前半の9分です、明治。
快足ウイングの成田のトライで先制。
前半は明治が非常によかったですよね。
≫思い切った動きがありましたので。
≫その後、1トライ1ゴールずつ取り合って12対7から前半の23分です。
明治の攻撃。
ウイングの紀伊のトライで明治がリードを広げます。
この時点では、明治が17対7キックも決まって19対7とします。
前半が終わって明治がリードしたんですが後半の6分です、今度は東海。
スクラムハーフの湯本が相手のギャップを突いていきました。
ターンオーバーからのトライで東海が反撃開始。
後半は流れが変わりましたね坂田さん。
≫そうでしたね。
≫さらに後半28分です。
東海がここで得意のモール。
モールディフェンス明治はよかったと思いますがね。
≫そうですね。
ただ、この場面でここの位置のラインアウトがあったというのが東海の流れを作りましたね。
≫これで東海が逆転。
キックも決まりました。
さらに後半33分過ぎ、東海。
モールから背番号20番のタタフ。
抜け出しまして、トライ。
これが大きかったですね。
キックも決まって28対19。
最後は9点差を東海大学がつけて決勝進出を決めました。
第52回大学選手権の決勝。
1月10日の日曜日です。
総合テレビで午後1時50分から。
そして、決勝はラジオ第1でもお伝えすることにしております。
さらに1月31日は第53回の日本選手権の決勝。
今年は学生チャンピオンとトップリーグのチャンピオンによる1戦のみの対戦。
総合テレビで1時50分からラジオ第1でも午後1時55分からの放送です。
こちら、放送席に今日第2試合は副音声で放送に参加されています山崎紘菜さんにおいでいただきました。
山崎さん、どうですか。
ここまで前半をご覧になって。
≫両チームすごくよく守っているしよく攻めていますね。
果敢に攻めているなという印象です。
≫副音声の放送ではどんな話をされているんでしょうか?≫ルール解説だけではなくて私が疑問に思ったことなどを質問したりしながら副音声を、分かりやすく伝えています。
≫どうでしょう。
今年、ラグビーの人気が非常にファンの皆様の中でまた高まったシーズンだと思うんですが山崎さんもずいぶん競技場にいらしてますがそういう熱気みたいなものというのは感じられますか?≫若いお客さんがラグビー場に多くなったなという印象はあります。
≫ぜひ、またそういうファンの期待が高まるといいですね。
≫はい。
≫先ほども伺いましたが前半、帝京がリードしましたけれどもどうでしょう帝京大学の強さというのはどんなふうにお感じになりますか。
≫すごく強いですよね。
やっぱり、自分でミスをしても修正する力というか自分たちのやりたいことをしっかり判断してやる力がすごいチームだなと思います。
≫また後半も副音声ルール解説をしていただきますが両チーム、どんなプレーに期待しましょうか。
≫本当に、最後まで集中して。
チームのカラーを出したプレーを期待しています。
≫では、後半、副音声のほうまたよろしくお願いします。
山崎紘菜さんにこちら、主音声の放送席のほうにおいでいただきました。
グラウンド上ではもう後半開始の準備ができています。
後半はエンドが変わって大東文化が左から右に攻めていきます。
大東文化のキックオフで後半が始まりました。
40対21。
帝京が19点をリードして後半です。
ここで笛が鳴りました。
短い笛がありました。
スローフォワードですね。
ボールを前にパスしてしまいました。
≫大東文化はチャンスですね。
開始早々のスクラムですので。
≫前半は、立ち上がりのところで帝京がトライを取りましたが後半は立ち上がり、大東文化がまずチャンスを作りました。
相手陣深く入ってのマイボールスクラム。
≫スクラムの位置もいい位置なので。
画面の手前も空いていますし奥側にも攻められますので。
ここでまたナンバーエイトが後ろに下がってます。
≫ナンバーエイトのアマト・ファカタヴァがバックスのラインのほうにいます。
スクラムには入っていません。
≫帝京がボールを奪い返した。
帝京の11番、竹山と同じ御所実業から今年大東文化に入りました。
竹山、湯川ともにお互いの対戦を非常に楽しみにしていた今日のゲームです。
アドバンテージを大東文化にみています。
ここで大東文化にノックオンがありましたがその前に…。
≫先ほどのペナルティーをアドバンテージをとってましたので。
≫その前に帝京大学のホールディングの反則をとりました。
≫冨坂さん、ハーフタイムの大東文化大学の青柳監督の話です。
前半はちょっと受けてしまった。
後半については前に出るディフェンスをしてそこで、ボールをとって流れをつかみたいと。
40分間楽しんでこいと伝えたということです。
≫青柳監督は3シーズン目。
前に出るディフェンスというのが今、このチームにとってのキーワードになっています。
フェーズというのは攻撃の回数を示しています。
これが8フェーズ目。
こうして次々とポイントを支配していく大東文化。
フェーズの数は10。
一連の連続攻撃の回数です。
ロックの長谷川飛び込んでトライ!後半最初のトライは大東文化。
≫今のようにフェーズを重ねてミスをしなければああいう形でチャンスは必ずきますので。
フォワードの選手とバックスの選手のミスマッチになっていますね。
ゴールラインを割ったということになりますので非常にラグビーは本当にシンプルなんです。
ミスをしてしまうとやはり相手ボールになりますので。
大東はきっちりとフェーズを重ねながらトライにつなげましたね。
≫ロックの長谷川は7人制の代表経験もあります。
それから20歳以下の代表に選ばれた実績もあります。
後半、最初のトライは大東文化。
今日、キックは全部決めているラトゥ。
これは、外しました。
≫冨坂さん帝京大学は入れ替えです。
マクカランに代わって20番の小野が入りました。
それと、ハーフタイムの帝京大学、岩手監督の話ですが前半はアタックについては何も問題がないと。
ただコミュニケーション不足から失点したので集中しなおしてこいと伝えたということです。
≫今日は2番の坂手キャプテンが左腕を痛めて欠場しています。
その坂手キャプテンは昨日の練習が終わったあと部員全員を前にして相手は勢いがあるけれども帝京の厳しさ自分たちの意志の強さを見せてやろうという力強い言葉をかけました。
≫すばらしいですね。
≫外に出されました。
しかしここはテンポのいい攻撃で自陣からハーフウェーを越えていった大東文化。
スクラムハーフの小山も非常に動きのいい選手です。
ここで時計が止まっています。
5番、ロックのタラウ・ファカタヴァです。
≫大東、思い切って前に出ていますね。
≫これは、ノックオンか。
思い切って前に出て…。
≫ラインが前に出ましたので帝京の選手がちょっとミスをしましたね。
≫スローフォワード。
先ほど筒井アナウンサーからの情報で、青柳監督から前に出るディフェンスということをハーフタイムに確認したということですがその辺をもう一度意思統一を図ってきたでしょうか。
≫そうですね。
それも、一人一人じゃなくてラインで出る。
そうすることで相手のボールキャリアーにプレッシャーがかかりますので。
それを続けることが大事ですね、このあとも。
≫帝京のリードは14点。
ちょうど2トライ2ゴール差です。
大東文化は画面で言うと左奥のほうにバックスのラインができています。
その中にナンバーエイトのアマト・ファカタヴァも入っています。
ここで大東文化にペナルティーがありました。
ノットリリースザボール。
タックルで倒れましたがボールを離すことができませんでした。
スタンドオフの松田はボールを外に蹴り出して再び帝京が大東文化陣に入ってきました。
そしてマイボールのラインアウト。
≫先ほどから帝京、ちょっとショートラインアウトに切り替えていますね。
≫人数の少ないラインアウトです。
お互い、ノックオンがありました。
帝京ボールのスクラムへと変わります。
≫しっかりとったんですけどその次のプレーでミスをしてしまうともったいなくなりますね。
大東文化陣内10mラインからすこし外に入ったところ。
帝京ボールのスクラム。
画面の上のほう。
バックスタンド側に広いスペースがあります。
ですから帝京の選手たちのバックスのラインはみんな、そちらに並んで手前にはいません。
≫ダブルラインを組んでます。
裏と表ですね。
≫ここで大東の選手が倒さなければなりませんね。
相手を倒すことでそこにオフサイドラインができるので。
≫ここで帝京にペナルティーがありました。
ノットリリースザボール。
倒して、タックルを成立させたことで今のペナルティーがありましたね。
≫ですから、ディフェンスはタックルにはいくんですがただ上のほうにいってしまうと動きを止めることはできるんですがボールをしっかりオフサイドラインでもう1回、リセットができませんので。
≫今日は、ここまで反則ペナルティーの数は帝京が3つ。
大東文化はまだ2つです。
大東文化が帝京陣内の22mラインの内側まで入ってきました。
これもノックオンですか…。
ボールを前に落としてしまいました。
≫レフェリーのカメラですね。
≫今日はレフェリーにカメラをつけていただいています。
そのレフェリーからのカメラです。
非常にプレーが間近で見られるという。
大東文化の選手ですね。
ウイングの中川です。
この中川は、2年生です。
大東文化はスクラムハーフから後ろバックス陣は、ほとんど3年生以下の選手です。
4年生は12番、センターの竹原1人。
≫こういうちょっと空いた時間で、先ほど帝京の岩出監督がおっしゃったように小さな修正をするコミュニケーションを選手はとっているんですね。
ですので、次のプレーというのはまた違った形の展開が出てくると。
見てみたいですね。
≫自陣ですが、坂田さんこれ、バックスのラインは両側に分かれていますね。
≫そうですね。
スクラムを、どっちかにしてサイドを上げたり下げたりして動く可能性もありますね。
≫相手からすると…。
≫守りづらいです。
≫帝京、ターンオーバー!小畑のキックはしかしダイレクトか…。
自陣の22ラインより前から蹴ったキックが直接、外に出てしまいますと蹴った地点まで戻されます。
ターンオーバーの数帝京、7。
相手ボールを奪い取った数です。
帝京が圧倒しています。
≫このターンオーバーからチャンスに持っていっているんですね帝京は。
ですから、回数だけじゃなくてそれが得点につながっているのがすばらしいですね。
≫前に出るときの帝京のスピード、勢い。
ここは時間がかかって大東文化のディフェンスのラインもあります。
ですから帝京は、フォワードで突破を試みます。
≫ここで、本当に短いコミュニケーションなんですがよく話していますね、帝京は。
≫ミスを犯さず帝京が攻撃を続けています。
フェーズの数は16まで増えました。
竹山のトライ!1年生の竹山。
竹山自身今日2つ目のトライです。
最後は自分で勝負しにいきました。
≫大東文化のほうもペナルティーをせずにいいディフェンスを繰り返したんですがやはりここで…。
しょうがないですね。
竹山君に2人がいってそれを外されてトライですから。
≫今日、2トライ目。
この準決勝からフェーズという数字を紹介しています。
連続攻撃の回数とお考えください。
今、16か17ぐらいまでいきましたかね。
それぐらい、帝京はミスを犯さず大東文化もペナルティーを犯さず両チームの攻防があったということになります。
≫このフェーズが増えるほど見ているお客さんだとか我々は非常に楽しく見られるんです。
これが、ぶち切れで1回、2回で終わってしまうと動きがなくなってきますので。
≫松田のコンバージョンゴール成功。
2点を加えて47対26。
21点差に広げました。
≫冨坂さん帝京はスクラムハーフを代えます。
小畑から荒井が入りました。
≫1年生のスクラムハーフ小畑に代えて荒井を岩出監督は投入してきました。
前後半40分ずつで行われますラグビーの大学選手権の準決勝です。
アクシデンタルオフサイド。
前方にいる味方プレーヤーに当たってしまいました。
ですから相手ボールのスクラムでのゲーム再開となります。
第1試合では、東海が明治を破りました。
まず東海が決勝進出を決めています。
7連覇に挑む帝京。
第2試合では、21点リード。
また大東文化、スクラムにはナンバーエイトのアマト・ファカタヴァがいません。
反則を誘いました、帝京。
≫スクラムでちょっと顔を上げてしまったんですね。
ただ、こういうポジションでこういう形でフォワードで、スクラムでプレッシャーをかけられるという。
ここでかけなくちゃいけないということが分かっている分、帝京の選手はすばらしいですね。
≫大東文化に今日は26点を許しています。
大学選手権に入って帝京が喫した最多失点ということにはなるんですがしかし全くその選手たちは慌てる感じというのはなくよくゲームの流れというかポイントを心得ているんでしょうか。
帝京は1番の徳永に代えて16番の浅堀を投入しています。
≫本当に帝京は3人ぐらいでボールを出し続けているので人数がどうしても減らないんですね。
≫竹山!しかし、平林レフェリーが笛です。
時計を止めます。
センターの戸室のところに寄りました。
ここでトライです。
≫竹山君、先ほどもタッチラインに出たときに逆サイドに戻ってきてそしてトライですから。
非常にやはり、嗅覚ですね。
どこに自分がいたらどこにボールがくるんだと。
相手の陣形はどうなっているんだというのを非常に瞬時に判断してあそこの位置に来られるのは非常に高い能力を持っていますね。
≫身体能力に加えて、判断力。
これも難しい角度を松田は決めました。
見事です。
フランカーの亀井からボールをもらった竹山。
今日、3トライで竹山は大学選手権に入って4試合で10トライとしました。
対抗戦でも7試合で18トライを挙げています。
こういう1年生がまた入ってきて強さが継続していくわけですよね帝京は。
また帝京に勢いが出てきました。
もうダブルスコア以上の点差をつけています。
また竹山。
ここはよく大東文化…。
≫よく戻りました。
≫スクラムハーフの小山が戻りました。
≫冨坂さん帝京は尾崎に代わって濱野が入っていますね。
≫14番、ウイングの尾崎に代えて22番の濱野が入っています。
非常に選手層も厚い帝京大学です。
後半に入って次々と投入されるリザーブの選手がまた非常に能力が高いんですね。
≫やはり、いいチームというのはリザーブに入った選手も短い時間の中で自分たちのパフォーマンスをどれだけ出せるか。
それによって、また次のモチベーションがくるんですね。
ですからスターターはスターターの先発の仕事があります。
また、リザーブはリザーブの仕事があるのでそれを一人一人が明確にちゃんと判断して、それをグラウンドで体現するということです。
≫ですから、後半の後半。
ちょうどこのぐらいの時間帯から帝京は相手をさらに突き放していく強さが毎年ありますね。
≫チームとしてのギヤチェンジをしているというかですね。
最後、ボールは渡りませんでした。
スクラムハーフの荒井が抜けてフルバックの森谷へボールが渡ったところですがキャッチすることはできません。
スローフォワードがありました。
ボールを前方にパスしてしまいました。
大東文化ボールのスクラムではありますがちょっと、大東文化の選手たちの疲労度というものがやや見えてきた、この時間帯でここは自陣5mでのマイボールスクラムですから。
≫帝京のほうもプレッシャーはかけてくると思いますので。
まずは、ナンバーエイトのほうで早くボールを出せる状況にすることですね。
≫真後ろにキックを蹴れるラトゥがいます。
もう一度。
ラトゥはこのスクラムの後ろですね。
真後ろに近いところです。
ですから早くボールを出してキックで逃げたいところ。
ウイングのラトゥが落ち着いてボールを蹴り出して1回、ゲームを切りました。
相手の圧力を受けていたんですが川向が、よくフォローしていました。
≫5番の選手がここまで戻ってきていますから。
非常にやはりまだ帝京の選手は運動量が落ちていないですね。
≫18番の垣本とそれから19番の姫野が入りました。
これで帝京はリザーブの選手8人のうち6人を今、グラウンドに投入しています。
帝京の圧力を大東文化が止められなくなってきました。
≫そうですね。
一人一人の状況でちょっと負けていますので。
≫大東文化ボールのラインアウトでありますが大東陣内、大きく帝京が入ったところです。
ボールが帝京に出た!お互い手につかない…。
ノックオンがありまして帝京ボールのスクラム。
大東文化はここまで選手の交代はありません。
≫このポジションでまた帝京ボールのスクラムになりますので大東文化のほうはスクラムでも我慢しなくちゃいけないですし両サイドのディフェンスも必要なので。
≫大東文化にペナルティーがありました。
ここで帝京は何を選択するでしょうか。
≫またスクラムでしょうね。
≫大東文化はあとペナルティーに気をつけなくてはいけません。
≫今日は堀越君ですね。
キャプテンに代わって出た堀越君が、非常にグラウンドのランニングプレーでもいい動きをしていますしセットプレーでもよくリードしていると思います。
≫大学選手権に入ってからの先発は堀越は今日初めてです、2年生。
ただ、ジュニア・ジャパンにも選ばれているという非常に期待される存在です。
今日はキャプテンの坂手が左腕を痛めて欠場です、帝京。
ただ決勝には間に合うという岩出監督、それから坂手本人の言葉がありました。
またアドバンテージをみている。
ここで笛。
≫一度、注意ですかね。
大東文化の本間キャプテンを平林レフェリーが呼びます。
一度、チームに注意を与えて確認させます。
次、もう一度同じ反則を犯しますと認定トライということにあるいはなるかもしれません。
≫その判断もあると思いますので。
≫その前に平林レフェリーはチームに対して注意を与えました。
ただ、それだけこの時間帯帝京の圧力が強いんでしょうね。
≫そうですね。
もう残り10分ですからこの段階でフォワード特に、大東のほうは体重差もありますのでね。
≫帝京のほうはメンバーが少し変わっていますが今日、試合開始の時点ではフォワードは1人平均で9kg重い体重差でした。
≫70kg近くでしたね。
≫しかも大東文化は選手の交代がここまでありません。
トライ!最後は途中から入った小野のトライ。
小野は、この大学選手権でのトライは初めてです。
今年の大会です。
≫フロントローがゆっくりゆっくりですね。
急がずに、スクラムもあまり曲がらないような形で前進しながら、ナンバーエイトがボールをキープするというので。
非常にスクラムトライというのは難しいんですね。
前の息と後ろの息が合わないとボールが出たりしますので。
≫坂田さんはそのスクラムの最前線フッカーとして活躍されました。
法政大学時代には、大学選手権の優勝を経験されております。
その後、日本代表でも長く活躍されました。
そうですか、やはり難しいですか。
≫そうですね。
前の選手は前に出るしかないんですが速すぎても後ろに言われますし。
≫冨坂さん、帝京は松田に代えて重。
そして、堀越に代えて小川を入れました。
≫これで帝京はリザーブ8人、すべて投入。
帝京が大きくリードを広げています。
第1試合では東海が明治を破りました。
帝京のアタックに余裕が出てきました。
1年生の竹山!4つ目のトライ!≫竹山へのラストパスは森谷君ですね。
森谷君がよく外を見ていましたね。
≫王者・帝京の強さ。
≫相手の前ディフェンスをかわしての竹山君へのパス。
≫これで帝京はこの試合10トライ。
≫大学選手権の準決勝で10トライというのはやはり、今までそんなにないですから。
そのトライの取り方も一つ一つフェーズを重ねていい形でのトライになっていますので。
≫そして、このコンバージョンも決まりました、松田です。
大きくリードを広げています。
去年、帝京はこの準決勝で慶応義塾と対戦。
このときは、9トライ。
53対10。
これも大きな差だったんですが今年はそれを上回る10トライ。
ただ今年は大東文化も26点を取っているというここまでの展開です。
帝京にペナルティーがありました。
≫タックルした選手が1回、相手を離してからボールをとりにいかなくちゃいけないんですね。
それが一連の動作になってしまうとペナルティーになってしまいますね。
≫かつて破壊力抜群の攻めで大学選手権、3度優勝実績のある大東文化。
16年ぶりに戻ってきたこの準決勝は大きなリードを許していますがしかし、ここはもう最後まで大東文化らしさというものを出してほしいですね。
帝京、ターンオーバー。
倒れ込みの反則が帝京にありました。
オーバーザトップです。
相手側に倒れ込んでボールの展開を妨げました。
≫残り時間少なくなってきましたけどここは最後まで攻めてほしいですね。
ハーフタイムに青柳監督が失うものはないとだから、思い切ってやってこいと。
そのとおりですね。
彼らは失うものがなくて得るものばかりですね。
こういう大舞台での経験は非常にまた来年にもつながりますし。
最後まで攻めてほしいですね。
≫3年生以下の選手が非常に多いというのも今年の大東文化のチームの特徴です。
過去大学選手権優勝3回というのは坂田さんの母校、法政それから、慶応義塾と並ぶ数字大東文化。
帝京は現在6連覇中。
6回の優勝というのは関東学院と並んで3位の数字です。
過去51回の大学選手権の歴史の中で早稲田が15回と最多。
明治が12回の優勝を誇ります。
そして、3位が関東学院と帝京で、6回。
ここでホーンが鳴った。
最後に大東文化らしさが出ました。
アマト・ファカタヴァのトライ!この一発というのもこのチームの魅力でもあります。
≫そうですね。
大東らしさ、本当に最後にいいトライがありましたね。
走り切りましたね。
≫この人は非常に大きくてナンバーエイトというポジションではありますがチームで一番足が速くてウイングの経験もあるそうです。
手足が長いですから止まらないんですね。
個人の強さ、個の強さを生かすラグビーというのは昔も今も変わらないというふうにかつて、チームを率いた監督がおっしゃっていました。
ディフェンスの仕組みがずいぶん昔とは変わったけれども個の強さを生かすラグビーは今も変わりませんという大東文化。
最後のキック。
帝京が決勝進出をもう決めています。
ラトゥのキックは精度が高いですね。
ここでノーサイド!帝京、大東文化に大勝。
7連覇に向けて8年連続の決勝進出を決めました。
勢いのある大東文化に対して厳しさを見せた赤い王者・帝京です。
解説、坂田正彰さんとともにお伝えしてまいりました。
ノーホイッスルトライから始まった今日のゲーム。
結局、帝京は一度も大東文化にリードを許すことなく押し切りましたね。
≫そうですね。
≫10トライ。
≫すばらしいトライが多かったですね。
≫10トライ、そして9つのコンバージョン。
大東文化もしかし帝京に対して5トライ。
33得点を取りました。
帝京は33失点を喫したというのは今シーズン最多になりますね。
≫放送席、それでは勝ちました帝京大学、岩出監督です。
決勝進出です。
まずどんな思いですか?≫ありがとうございます。
うれしいです。
≫内容はどう振り返りますか。
≫いろいろあると思いますが決勝戦でまた踏ん張れるいい材料ができたと思ってますけど。
≫決勝の相手は東海大学です。
≫どちらが来られても全力を出すだけなので。
東海さんに、私たちの1年間やってきた全力をぶつけたいと思います。
≫おめでとうございました。
≫ありがとうございます。
≫岩出監督のインタビューをお伝えいたしました。
この放送、3時55分までお伝えいたします。
あと、放送時間2分を切ってきましたが。
これで坂田さん帝京と東海という今年の大学選手権の決勝。
この両チームが決勝で対戦するのは6年ぶりですね。
≫帝京も今日の改善点はまだ、多々あると思うんですがただ、決勝の舞台ですから自分たちのスタイルを出し切るということですね。
東海もやはり、帝京に決勝で負けた悔しさもあってそれをもって臨んできますのでそこを、お互い出し切ることが大事ですね。
≫このあとの放送予定1月10日総合テレビ午後1時50分からラジオ第1午後1時55分から今年の大学選手権の決勝帝京対東海です。
そして31日は日本選手権です。
7連覇に挑んでいく帝京が大東文化の挑戦を退けました。
ライスボウルの放送予定もご覧いただいています。
かつて、日本選手権で新日鉄釜石それから神戸製鋼の7連覇というのがありましたがこれは大学選手権ではありますが今度は帝京がその7という数字に挑んでいく決勝楽しみになります。
解説、元日本代表フッカー坂田正彰さんとともにお伝えをしてまいりました。
どうもありがとうございました。
今年の大学選手権の決勝は東海大学対帝京大学というカードに決まりました。
穏やかな新春の陽気に包まれましたここ東京・青山秩父宮ラグビー場からでは、この辺りでお別れすることにいたします。
決勝も好ゲームを期待したいと思います。
さよなら。
第52回全国大学ラグビー準決勝をお伝えしました2016/01/02(土) 12:15〜15:50
NHK総合1・神戸
第52回全国大学ラグビー選手権 準決勝「明治×東海」「帝京×大東文化」[多][字]

大学日本一かけ4強激突。第1試合「明治×東海」第2試合「帝京×大東文化」▽ゲスト・山崎紘菜 解説・中竹竜二、坂田正彰▽「レフェリーカメラ」で迫力映像!

詳細情報
番組内容
▽第1試合「明治×東海」解説・中竹竜二 明治:“重戦車FW”に強力バックス 東海:関東リーグVの勢いパワフルFW▽第2試合「帝京×大東文化」解説・坂田正彰 帝京:前人未到の7連覇は!1年BK竹山に注目 大東文化:16年ぶりベスト4。BKラトゥのスピード&パワー。父は2回優勝、日本代表でも活躍▽「レフェリーカメラ」導入で迫力スクラム、豪快トライを審判目線で!▽ゲスト:山崎紘菜(大会イメージモデル)
出演者
【ゲスト】山崎絋菜,【第1試合】解説…中竹竜二,アナウンサー…竹林宏,<副音声>解説…岩下眞一,アナウンサー…伊藤慶太,【第2試合】解説…坂田正彰,アナウンサー…冨坂和男,<副音声>解説…岸川剛之ほか

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スポーツ – その他の球技

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