遠くへ行きたい 渡辺徹「徹流!究極のすき焼き珍道中」三重県松坂・伊賀 2016.01.03


(渡辺徹)『遠くへ行きたい』。
渡辺徹の食べ歩き
三重県の松阪へ
今回は徹流…
すげぇ肉汁。
まずは松阪牛のメンチカツ
こりゃあうまいわ。
焼き肉は牛かと思えばなんと鶏!
伊賀焼のふるさとでも鶏
鶏肉が隠れ名物だって知ってました?
仏像に囲まれた謎の洞窟では絶品のキノコ発見!
うわっとったど〜!
白菜もゲット!
あ〜豚が帰って来た?
自給自足の農業高校で食材集めが完成
さて一体どんなすき焼きが出来るのか?
お楽しみに
せ〜のよっ!
(一同)お〜。
名古屋から特急でおよそ1時間
向かうのは三重県の松阪です
ハハハ…ほら。
もういましたよかわいいじゃありませんか。
ねぇヘヘヘ…。
そしてほらここにも。
ねぇよろしくな。
今回牛をね堪能しようかなと思ってやってまいりました。
三重県の中部松阪市は江戸時代お伊勢参りの宿場町として栄え商業の町としても発展しました
バブル経済華やかなりし頃高値を呼んで評判になった松阪牛
地元ではどんなふうに食べているんだろうな
ハハっこういうのがいいんだよねこれ。
ねぇ。
いくつになってもこういう感じが好きなんだよな。
ちょっと寄ってみましょうよ。
(森さん)いらっしゃいませ。
はいどうも〜。
どうもこんにちはうわっきれいな色だな〜。
何でこんなきれいな色してるんだろう?おいしいものってホントきれいな色してますよね。
しかしこんなにいい肉を毎日食うわけにはいかないよね
(森さん)松阪牛の切り落とし…。
あっ切り落としだと…。
(森さん)みんな結構松阪の人は大体こういうの買われますね。
普段使いで。
だって安いわ。
(森さん)いいお肉の端のほうですのでおいしいですよね。
おいしいですもんね。
あと年末とかお正月用に皆さん結構奮発していいの買われますね。
喜ばれるんですよ。
大体松阪の人は…。
そうですね。
またこのお肉屋さんのね揚げ物が大好きなんですけどもね。
いろいろあるじゃないですか。
(森さん)はい。
松阪牛のメンチカツがあるの?
(森さん)100%なんです。
うわっ100%?
(森さん)はい。
ぜひ召し上がってみてください。
ちょっとお待ちください。
はい。
目の前で揚げてくれるのがまたいいね
この油の匂いっていうのはいくつになってもちょっとしたアロマや何かよりも俺を落ち着かせてくれますよね。
ハハハ…。
ハハハ…。
いやホントに。
いい香りだ〜。
ちなみに何個買ったんですか?今日は。
めっちゃいっぱい…。
これがそう?いっぱい買っちゃったんですけど。
もう何やろいっぱい…。
これから揚げ物パーティーですね。
そうですね。
太っちゃいますね。
何か気が合いそうです。
ハハハ…!ダイエットします。
いやいやそういうふうに言ってるんじゃないですよ。
出た出た出た出た。
うわっ熱ぃ熱熱!
(サクっという音)この音聞こえました?サックサク!あっ!うま味の宝庫ですね。
(森さん)あんまり大して味付けしてないんです。
ねぇだって肉々しいですもんね。
肉がホントに。
(サクっという音)こりゃあうまいわ。
(森さん)ありがとうございます。
これ最高ですよ。
ご当地グルメが大好きな僕
すぐさま次を見つけちゃいました
ほら見てください鶏の焼き肉ですよ
鶏ですよ
これは探ってみなくちゃ!
これこの車はみんなここに来てるお客さん?結構人気あるんだね。
ほぉ〜。
うわっ混んでますね〜。
いいですか?入って。
・どうぞ・どうもこんにちは。
はいはいすいません渡辺です。
うわっいっぱいだ〜。
すごい人気ですね〜。
鶏だけ?
鶏肉だけの焼き肉屋?
こりゃあ珍しい!
皆さん牛ばっかり召し上がってるのかと思ってた。
そんなお金ありません。
松阪牛なんて高いもん食べられませんもん。
子供にも十分お肉を食べさせたいと思ったらもう鶏ですよね。
そうね。
(前さん)こちらが若鶏ですね。
若鶏?
(前さん)若鶏ですみそ味なんです。
こちらがメス鶏です。
メニューは若鶏とメスそしてきもの3種類だけ
にんにくの効いたみそ味でいただきます
これが…。
メス。
こういうお店大好きなんです。
あっそうですか。
ありがとうございます。
楽しみにしてます。
お隣のお客さんものすごいのせましたね。
ハハハ…!やっぱりこの辺の人って鶏食べるんですね。
はい牛もおいしいですけど…。
鶏肉のほうが…。
好きです。
はぁ〜やっぱそうなんですね。
じゃあ若鶏から行ってみようかな。
いただきます。
うんうん…。
軟らかい。
これはメスね。
(前さん)はい。
じゃあこれいただきます。
あっ全然違う。
歯応えがあるのにかんでると味が濃厚ですねこっちのほうがね。
人間と一緒。
これは失礼いたしました。
松阪鶏うまいですね。
フフフ…。
松阪といえば何?鶏ですよハハハ…!
「松阪といえば鶏ですよ」って初めて聞きました
大発見です!
でもやっぱり松阪牛をどうやって育てているのか知りたいですよね
松阪牛発祥の地という深野地区の飼育農家に伺ってみることにしました
(牛の鳴き声)
こちらのお宅では代々牛を飼って来たそうです
(栃木さん)おはよう。
牛は。
農耕用だったんですか?農耕用です。
こちらははるみさんです。
はるみさん…。
肉牛として松阪牛を飼うようになってからでも60年以上たつそうです
今いくつぐらいなんですか?これで1年半です。
まだ1歳半。
気が小さい?気小さいです。
あ〜そうですか。
はい。
いい肉牛を育てるために家族が食べる分を減らしても牛には穀物を多く与えて来たそうです
あっブレンドするんですね。
はい。
これはトウモロコシです。
トウモロコシも入ったらおいしそうじゃないですか。
牛の体調を見て餌の配合も変えています
昔はよく食べたんです。
あっ甘い。
これ甘いですよ。
うんうまいうまい!もう分かってんな。
ほら。
栄養価の高い餌と健康管理が特に大切なんだそうです
体を清潔に保つため毎日のブラッシングは欠かせません
血行を良くし良い肉質にする効果もあるんですって
牛は気持ちがいいと舌を出すんだそうです
そして天気のいい日は散歩をさせます
これは栃木さんが考えた牛の健康法
初めての体験だ。
ハハっ。
はいよはいよよし。
あ〜。
牛連れて散歩って初めてだ。
どっちが散歩させられてるんだが
運動させることで肉が締まり質のいい脂の霜降り肉になるそうです
栃木さんがつくった牛はこれまでに3回も日本一に輝いています
待ってました!
最高の松阪牛を試食させていただきます
味付けは砂糖としょうゆだけ
うわ〜たまりませんね
お味が何ですけど…。
味は甘いし軟らかいしでしつこくないし。
感動すらしますね。
ありがとう。
栃木さんごちそうさまでした
さて渡辺徹流究極のすき焼きを作る旅
すき焼きにぴったりの土鍋があると聞き忍者の里伊賀へ
伊賀は古くから土鍋の産地なんです
こちらが江戸時代から続く窯元
ごめんください。
あっお〜…びっくりした。
8代目の福森道歩さんです
土楽というのは…そこに書いてありましたけど。
家の屋号です。
屋号ですかあ〜そうですか。
まさしく土を楽しむと。
そうです。
お邪魔します。
どうぞどうぞ。
あっきれいだな〜。
形もいろいろありますし。
何か深い色と光沢ですね。
そうですね。
うわっすごいずっしり重くて。
あっ中もいい色ですね。
そうですね。
これがまた凝ってるんですね。
そうですね魚手っていう魚の手。
魚だ!魚なんですよ。
あ〜魚手。
波がここにあるんですけれども。
あっホントだ。
あ〜この波に泳ぐ魚。
魚がこう…。
おしゃれだな〜。
これもやっぱりそうこの重みですよね。
そうですね。
しかも下は炭のコンロ
いや〜土鍋の世界は奥が深いんですね
こんなにいろいろあるとは知りませんでした
でも何でそんなに火に強いんだろう?
実は伊賀でとれる土には植物の化石が多く含まれているそうです
それを均一に練り分厚く成形して焼くとその化石が燃えて小さな気泡がたくさんできるんだそうです
それが耐熱と保温の効果を高めるんですって
案内してくれた8代目の福森道歩さんは土鍋を作る傍らその使い方を広めるため料理教室も開いています
土鍋を使う料理法を見せてもらいました
出ました!ここでも鶏肉です
焼くんですこれ。
土鍋で。
ジュ〜っと。
いい音だ。
この土鍋はフライパンのようにして使っても割れません
これで焼き付けて行くんです。
いい香りが今して来ましたよ。
これでギュウギュウと。
これだけ?はい。
フタして。
これだけで?はい。
ほら色もいいですね。
ねぇいい色が。
ホントだ焦げ焦げにならないんだ。
いいきつね色とはまさしくこのことだ。
はい。
ワイン?風味を。
土鍋にワイン!?ワインですよ。
へぇ〜。
これでちょっと…。
こういう使い方ができるのは伊賀焼ならでは
うわ〜。
どうですか〜。
このいい香り!これを…。
あっこれは…。
うわっハハハ…うまそう!
この湯気。
熱熱熱…。
はぁ〜。
はぁ〜んっ!外はパリパリで中がものすごく軟らかくて。
ジューシー?完全にパーフェクトな上がりですね。
そうですかよかった〜。
この料理が土鍋で作ったっていうのが驚きですね。
皆さんやっぱ驚かれますね。
驚きますこれは。
使えます!うわ〜参りました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
土鍋をゲットして次は食材探し
不思議な所でキノコを作ってる人がいると聞きました
ここかな?
洞窟美術館って書いてあるけど本当にここでキノコを作ってるの?
うわっすごい!
(飛矢さん)ここは渡辺さんね一年中18.5度です。
冬でももう一年中。
真夏でも外が凍っとっても同じなんですね。
うわ〜何かキノコだかアンコールワットだかよく分からないような並びが目の前に並んでますけど。
ハハハ…すごいとこですね。
これはねカンボジアの戦争の時に全部壊したり道路に敷き詰めてましたんでね何とかせにゃいかんということで日本へ運んでおいたわけです。
…ということだと思うんですね。
あっそうですか。
しかし物が悪くなってくんですねやっぱり湿度すごいですから。
ほんならキノコ農園にしようじゃないかということで…。
今からず〜っと行けば行くほど長いんですよ。
(女性)こんにちは。
あっどうもお邪魔します。
もう早速にこれはあれですか。
(飛矢さん)これはナメコ。
こんなデカい…?はい。
デッカいほどおいしいんです。
うわ〜こんなデカいナメコ見たことないわ。
これ主役になりますよね。
みそ汁に入れるとかいうよりも。
そうそう…。
みそ汁があふれちゃいますもんね。
そうですね大きいでしょ?これが非常においしい三重県だけの三重のハタケシメジといいましてねマツタケの香りよりもシメジがおいしいっちゅうのはこれです。
「香りマツタケ味シメジ」のシメジ。
そうですそうです。
これねいっぺん食べてまうとシャキシャキしてね何でこないおいしいんだというぐらいおいしいです。
このトンネルダム工事に使われたものを利用しているそうです
珍しいハナビラタケもありました
渡辺さんこれ電気のとこ見えるでしょう?そうです。
そやからこのキノコに一切水をやらんでも大きなっちゃう。
カルシウムとミネラルをたっぷり含んだ水が湧いているのでおいしいキノコになるそうです
さてキノコをゲットして次に向かうのはちょっと面白い所
そこでは僕にとって最高のすき焼きの食材が全部そろうというのですが…
おっみんないるねあっちに。
お〜いるいる。
実はここは農業高校
生徒が実習で作ったものを市場に卸しているそうです
あっ何か来たよ!
えっ?ここ本当に農業高校なの?
(近藤さん)これ野菜部の部室なんで…。
野菜「部」?あ〜そうか野菜部ね。
「野」と「部」が見えるから野球部かと思ったら…。
あっ野菜部なんだね。
(近藤さん)そうなんですよ。
それは何すか?それ。
カブです。
カブ?お〜。
もう終わりがけなんで状態は良くないですけど。
状態は良くないか。
いろんなそうやって部に分かれてるんですね。
(近藤さん)全部で6部門あります。
6部門!へぇ〜。
こんにちは。
(近藤さん)友菜いる?あっ本格的だ。
ここではホルスタインを飼育して牛乳を搾り出荷しています
またかわいいお嬢さんがいらっしゃいましたね。
こんにちは。
こんにちは。
酪農部の部長さんですか?部長ですはい。
あ〜そうですか〜。
(前田さん)何か普通のことじゃない学校に行きたくてでここを選んでで牛達に会ってすごくかわいくて。
でも朝早かったりするんでしょ?はい…。
あ〜そう。
搾乳から出産まで朝早くからよく働く生徒達
こちらは寝食を共にする全寮制です
1800羽の鶏も飼育しています
ちょっと触っていい?
(松井さん)はいどうぞ。
あっ何だか温かいような気はする。
ほら今まさに産みたてじゃん。
そうです。
後でちょっと譲ってもらってもいいですか?1〜2個。
これ一日何個ぐらい集卵できんの?kgで言ったら今は90kgぐらいとれてますね。
そんなにとれんの?へぇ〜!この…。
もちろん…。
解体まで勉強するわけだ。
はい。
そうです。
かなりかなりかなり実践的に…。
そうですね。
みんな一生懸命頑張ってるわけですね。
生徒の学費で維持管理というわけではなくて農場は農場で経理が完結しとかないとダメっていう考え方もありますので。
意味がないですもんね。
農場は農場で経営をしてるっていう感じですね。
生徒達が手塩にかけた野菜に卵土鍋にキノコ
食材が出そろいました
肉はやっぱり鶏肉でした
みんなにも手伝ってもらって究極のすき焼き作り
これどうすんだ?これまぁいいやこれでな。
味付け部長は大西一馬君
お〜いいねいいねいいね…。
洞窟のキノコもたっぷりと
(花崎さん)菜花です。
菜花。
卵は新鮮産みたて
さてどんなすき焼きが出来るか楽しみだな〜
はいじゃおいしくなりますようにと。
せ〜のよっ!
究極のすき焼き完成です
では失礼して私がお先に
いただきます。
うめぇ〜!めっちゃうめぇ!マジで。
味付け最高だよ!鶏もうまっ!味付けリーダーどうよ?味付けた感想は。
うまいっす。
自分で言うのもあれですけど。
うまくできたよありがとうよ。
どうですか?おいしいです。
バッチリだね。
みんな必死に食いだして…。
ハハハ…。
・確実に腹はへってるから・育ち盛りだからね。
みんな本当に野菜とかこういった農作物なんかを愛してる人達と作って食べると最後の味付けが素晴らしくできたって感じがするよ。
これからの食を支える頼もしい生徒達
最高のすき焼きをありがとう!
2016/01/03(日) 06:30〜07:00
読売テレビ1
遠くへ行きたい 渡辺徹「徹流!究極のすき焼き珍道中」三重県松坂・伊賀[解][字]

俳優・渡辺徹が三重県を食べ尽くす。松阪駅近くの精肉店で、松阪牛100%のミンチカツを食べる。農業高校では生徒たちと松坂の名産が詰まった究極のすき焼作りに挑戦する

詳細情報
出演者
【旅人】
渡辺徹
番組内容
俳優・渡辺徹が三重県松阪市を訪ねる。
まずは松阪駅近くの精肉店で、松阪牛100%のミンチカツを食べる。牛ならぬ「鶏」専門の焼き肉屋で鶏を味わい、松阪牛発祥の地と言われる深野で松阪牛を育てる方に出会う。
伊賀市では伊賀焼の土鍋を作る窯を訪ね、飯高町では、トンネルを利用してキノコ栽培をしている方に会う。
松阪市の「愛農学園農業高校」で、生徒たちと松阪の名産と魅力がいっぱい詰まったすき焼き作りに挑戦する
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
取材地
三重県

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
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