そのひはよくはれわたりソドーとうはどこもかっきにあふれていた。
きかんしゃたちはじょうきゃくやにもつといっしょにいつもどおりソドーてつどうのあちこちをはしりまわっている。
でもトーマスのしせんだけはちがった。
はしのしゅうりでつうこうどめになっているのだ。
(きてき)トーマスはじぶんのしせんをはなれとうどのさいくつじょうクレイ・ピッツへむかうことになった。
そこでビルとベンといっしょにはたらくのだ。
(トーマス)こんにちは!お〜いだれかいる?ビル!・
(わらいごえ)ベン!あっ。
ねえまってよ!
(わらいごえ)ベン!
(わらいごえ)ビル!・
(きてき)あっ…。
うっ…。
(きてき)
(わらいごえ)やあベン。
(ベン)ずいぶんおそかったじゃないかトーマス。
きみのかしゃはそこにあるよ。
(ビル)なにいってるんだよベン。
トーマスがこのかしゃをはこぶなんてむりにきまってるよ。
そんな!むりじゃないってば。
(きてき)
(わらいごえ)
(ティモシー)うわっ!ちょっととまって。
うわっこのかしゃどうなってるんだ!?おおっと!・
(わらいごえ)かしゃがひっぱってるんじゃないよティモシー。
トーマスがきみのことをひっぱってるんだ!ティモシー!?トーマス!?ティモシーはクレイ・ピッツではたらくじゅうゆねんしょうしきのじょうききかんしゃだ。
ビルとベンはティモシーとトーマスにいたずらをしていたのだった。
ああきにしないでトーマス。
ビルとベンはいつもみんなのことをからかうんだ。
ビルとベンがいたずらずきなのはよくしってるよティモシー。
くやしいけどさっきのはおもしろかったね。
だっていくらいたずらずきなかしゃだってあんなにつよくひっぱるのはむりだもん。
(わらいごえ)
(らいめい)うわっ。
きをつけたほうがいいよ。
あらしがくるとこのあたりのつちはおおあめでくずれやすくなるからね。
わかったよティモシー。
きをつけるよ。
(らいめい)あ〜…。
(らいめい)ティモシーのいったとおりだ。
きをつけてはしらないと。
うわっ!…ん?これあしあとだ!こんなにおおきなあしあとだれがつけたんだろう…。
うわ〜!
(ビルベン)あぶな〜い!ああ〜!
(ビルベン)ああ〜!「きかんしゃトーマス勇者とソドー島の怪物」。
とつぜんのおおきなあらしがソドーとうをおそったつぎのひトップハム・ハットはあるはっぴょうをするためきかんしゃたちをあつめた。
(せきばらい)
(トップハム・ハット)きょうはあるなかまのゆうきをたたえるためあつまってもらった。
ビルそしてベンだ。
おはようみんな!きてくれてありがとう!ビルとベンがすごくいたずらずきなのはきみたちもみんなよくしってることだろう。
(ゴードン)いやってくらいしってるさ。
クレイ・ピッツでがけくずれにまきこまれそうになっていたトーマスをすくった。
ビルとベンはしょうめいしたんだ。
じぶんたちがとてもやくにたつゆうかんなきかんしゃだということをな!やれやれしんじられないはなしだな!
(ジェームス)ゆうかん?ふん!ぼくのほうがずっとずっとゆうかんだってば!
(きてき)ああトーマス。
けさはブレンダムのみなとへいってはたらいてくれたまえ。
あ…トーマス?あ…わかりました。
みなとですね。
そうとも。
(きてき)
(パーシー)どうしたの?トーマス。
かんがえこんじゃって。
ごめんパーシー。
ぼく…その…じつはきのうクレイ・ピッツでへんなものをみたんだ。
そうなの?なにをみたんだい?それがよくわからないんだよ。
きっとあしあとだったとおもうんだけど。
でももういちどたしかめてくるよ。
(きてき)あしあとか。
う〜ん…。
ブレンダムのみなとにいくまえにトーマスはクレイ・ピッツによることにした。
おおきなあしあとをみつけたばしょへもどりそれがほんとうはなんなのかたしかめたかったのだ。
だがそこはたちいりきんしできけんをしらせるひょうしきがあった。
うわ〜!なんだ!?
(マリオン)わたしよ!ハハハハッ!あ…あらこわがらせるつもりはなかったの。
びっくりさせてごめんね。
ショベルきかんしゃをみたのははじめてかしら?うんその…きみがはしってくるのにきがつかなくて…。
かんがえごとをしていたんだよ。
わたしもよ!つちをほることばっかりかんがえてた。
でもかんがえているだけよりじっさいにつちをほるほうがいいわ。
あの…。
つちをほってるときがいちばんしあわせなの。
まあ!そういえばわたしまだあなたのなまえをきいてなかった。
ちゃんとじこしょうかいしなきゃだめよね。
それがれいぎだわ。
いつもそういわれてるのに。
ぼくは…。
じゃあわたしからね。
じこしょうかいするわ。
わたしはマリオンよ。
あなたは…。
トーマスだ。
いつもこんなにおしゃべりなの?そんなことないわ。
そうおしゃべりじゃない。
つちをほるほうがとくいよ。
わたしはショベルきかんしゃなの。
それもただのショベルじゃない。
これはなんとじょうきをつかってうごかしているのよ。
せんろのあんぜんをまもるのがしごと。
がけくずれがおこったあとはいつもすごくいそがしいの!たいへんなのよ!つちをたくさんほるし…。
あっちょっと!ここはたちいりきんしだからねトーマス。
あぶないんだから。
あなたをほりだすことになるのはいやよ。
ハハハハハッ!まあ!あのいわみてちょうだい。
いわがおおいところはほるのがたいへんなの。
マリオンにあったみたいだね。
うんついさっきね…。
ショベルきかんしゃはとってもやくにたつわ。
だってわたしはつちをほるのがとくいだから。
きょうもいいかんじ!ぜっこうちょうよ〜。
ティモシー。
クレイ・ピッツでおおきなどうぶつをみたことってあるかい?おおきなどうぶつだって?たとえば?ウシとかシカとか?いや…もっとおおきなどうぶつだよ。
ソドーとうにそんなおおきなどうぶつなんていないよ。
あっどうぶつえんにキリンやゾウがいるけどね。
ハハ。
(マリオン)ニワトリもね!ん?
(ふたり)ニワトリ!?あらまちがえたわ。
ニワトリじゃなくてきょうりゅうといいたかったの。
そうきょうりゅうはものすご〜くおおきいのよ!でももうとっくにぜつめつしちゃった。
そうきょうりゅうはずっとむかしにいきてたの。
ずっとず〜っとはるかおおむかしにね。
あらやだ…またおしゃべりをはじめちゃってた。
どうしておおきなどうぶつのことをききたいの?トーマス。
ああ。
ちょっときになったから…。
それだけだよ。
・「ほるのがだいすきほるのがだいすき」・「さあさあほりましょう」・「ほるのがだいすきほるのがだいすき」・「どんどんどんどんほりましょう」ブレンダムのみなとのあさはいつもおおいそがしだ。
たくさんのにもつがつみおろされどこかへはこばれるのをまっていた。
うっ…!
(クランキー)おいいままでいったいなにをしてたんだ?きょうはかしゃをはこぶのがおまえのしごとだったんじゃないのか?そうだよ。
でもあさいちばんでべつのしごとがあったんだ。
ごめんね!ふ〜ん。
(きてき)トーマス!クレイ・ピッツにいってたの?さがしてたあしあとがなんなのかわかった?いってきたよパーシー。
だけどがけくずれでたちいりきんしになっていたんだ。
(クランキー)まかされているじぶんのしごとにしゅうちゅうするんだなトーマス。
そんなものをさがしまわってつぎのがけくずれをひきおこしたりするんじゃないぞ!ねえどうしてそんなにそのあしあとのことがきになってるの?だってだれがつけたのかわからないからだよパーシー。
あしあとがほんものならすごくすごくおおきなあしってことだ!ソドーとうにいるどんなどうぶつのものよりもね。
はっ!そのあしあとをつけたのってもしかして…モンスターかも!?モンスターだって!?あ〜やれやれ。
おまえたちのかんがえることにはあきれるよ。
いやそれはないよパーシー。
モンスターなんているはずないじゃないか。
そうだねトーマス。
そうだといいけど。
(きてき)たぶんね…。
ソドーとうにぶきみなきりがたちこめるなかパーシーはトーマスのはなしがあたまからはなれずにいた。
モンスターなんてほんとうにいるはずない。
ハハ…。
モンスターなんてほんとうにいるはずない!モンスターなんてほんとうにいるはずない!モンスターなんているはずないんだ!はあ…。
うわっ…。
うわ〜!あれはなんだ!?そんな…ああ…まさか…。
いや…ああ…モンスターだ〜!うわ〜!にげなきゃ!にげないと!ああ〜!いそいでにげないと〜!
(きてき)
(ポーター)みんな!きをつけろ!ぼうそうかしゃがくるぞ!・
(パーシー)モンスターだ〜!モンスターがいる!こっちにむかってくるよ〜!クレイ・ピッツにいるモンスターだ!ええっ!?モンスターだ!うわっ!
(ゲイター)ああ…こんにちは。
(ソルティー)ハハハハッ!モンスターじゃないぞパーシー。
かれはあたらしいなかまだよ!やあやあはじめましてあいぼう!ハハハハハッ!みんなおまえさんをモンスターだとおもったようだ。
おれはモンスターだなんておもわなかったぞ。
(トーマスのせきばらい)すまん。
ハハハッモンスターだって?わあまさかモンスターにまちがわれるとはおもわなかったよ。
ぼくはねみんなにゲイターとよばれているんだ。
ぼくのボディはながくてみどりいろでかわったかたちだしワニのすがたによくにているからね。
ワニはアリゲーターっていうからな。
そう。
ほんとのなまえはジェラルドだけどゲイターってよんでもらえるとうれしいよ。
ぼくのなまえはトーマスだよ。
いまはすなまみれのトーマスだけどな!ハハハハハハッ!ハハッ。
それからそこにいるのはしんゆうのパーシーだ。
こんにちは。
やあパーシー。
さっきはびっくりさせちゃってごめんな。
ふねにのるからいそいでいたんだ。
(ふえのおと)そこへみなとのしゅにんがやってきた。
めちゃくちゃにちらかったみなとをみたしゅにんはすこしおこっていた。
いったいここでなにがあったんだ!?はやくかしゃをヴィカーズタウンまではこんでくれパーシー!ごめんなさい。
すぐしゅっぱつします。
(きてき)さよならゲイター。
またねパーシー。
パーシーはゲイターをモンスターだとかんちがいしてはずかしかったがいまでもまだすこしこわいとおもっていた。
そのよるゆうびんはいたつをしていたパーシーはしまのあちこちにモンスターがいるようなきがしておびえていた。
パーシーはかしゃをうけとるためおそるおそるみなとをはしっていた。
パーシーはモンスターがこわくてきのうからまったくねていなかったのでいまはもうねむくてしかたがなかった。
(いたずら貨車たち)ハハハハハ…!
(作業員)パーシー!パーシー!
(いたずら貨車たち)ハハハハハ!うわっなに!?おいパーシー!たすけて!いまのなに!?パーシーとまって!はこぶかしゃをわすれているよ!
(いたずら貨車たち)ハハハハハ…!なに?ハハハハハッ…!こわがりパーシー!こわがり〜!ハハハハハッ…!きみはいつもそんなにビクビクしてるのかい?まるでなにかにおいかけられてるみたいだけど。
ごめん。
トーマスの…はなしのせいなんだ。
パーシーはちょっとはずかしくなった。
(ためいき)きにしないで。
とうどのさいくつじょうクレイ・ピッツではトーマスがかしゃをおしながらどこかにあしあとがないかあたりをみまわしていた。
いいわトーマスこれをはこんで!いそいでもどってね。
よろしく!
(きてき)わたしはここにのこってもっとたくさんほりだすから。
だってつちがいっぱいのこってるの。
まだまだほりつづけなくちゃいけない!・「きょうもたくさんほりましょう〜」あしあとなんてなかったのかもしれない。
そうだきっとかみなりがひかったからみまちがえたんだ。
・
(ビル)はやくしてよベン!ぼくにもみずをほきゅうさせてよ。
う〜ん…あのときもしかして…。
そしてトーマスはあることをおもいついた!ちょっとまってよビル。
もうすぐおわるからさ。
じかんがかかりすぎなんだよ!やあビル。
ベンも。
ききたいことがあるんだけど…。
ぼくたちにかい?トーマス。
(わらいごえ)え?まあね。
きになってたんだけど…このあいだぼくをがけくずれからたすけてくれるまえきみたちいたずらをしてなかった?いたずらだって?あのがけくずれはいたずらじゃないよ。
いや…がけくずれのことじゃないんだって。
あそこでみたあしあとのことそれが…。
ぼくたちだってすごくあぶないところだったんだトーマス!そうだよ!がけくずれにまきこまれるかもしれなかったんだからね!そうさ。
ベンのいうとおりだ。
トーマスはかれらをおこらせるつもりはなかった。
ただあのおおきなあしあとがほんとうにあったのかどうかそのしょうたいがなにかをしりたかったのだ。
ひがくれてからトーマスはようやくティドマスきかんこにもどってきた。
そしてそこにパーシーがいるのにきがついてトーマスはびっくりした。
パーシー?こんやはゆうびんはいたつにいかなくてもいいの?そろそろしゅっぱつしないと。
わかってるよトーマス。
でもきのうのよるはねこのしまのすべてがモンスターみたいにみえたんだよ。
モンスター?ハハハハッ!モンスターだって?ほんものがいたわけじゃないよ。
ほしくさのやまやかぜにゆれるせんたくものがちがうものにみえただけ。
でもほんとうにモンスターがいるようなきがしたんだよ!おねがいトーマス。
ぼくのかわりにゆうびんはいたつをしてくれない?こんやだけ。
えっと…わかったよパーシー。
それじゃぼくにまかせて。
ありがとうトーマス!よかった〜!ほんとうにありがとう!ふん!ハハハッ!やれやれパーシー。
ほんとにきみってこわがりだったんだね〜。
そのよるもパーシーはねむれなかった。
トーマスがぶじでいるのかしんぱいでたまらなかったのだ。
・
(きてき)あっ。
だがしばらくするとトーマスがゆうびんはいたつをおえてぶじにもどってきた。
モンスターはいなかった?ああいなかったよ。
でも…あしあとをみたんでしょ?あのひのクレイ・ピッツはあらしでくらかったんだ。
だからあれがほんとうにあしあとだったのかじしんがないんだよ。
もうねたほうがいいとおもうよパーシー。
なにもしんぱいすることはないからね。
ようやくしゅうりがおわりトーマスのしせんがつかえるようになった。
(アニー)おきてクララベル!しごとにもどるわよ!
(クララベル)あらトーマスなの?すごくうれしいわ!
(きてき)しゅっぱつだ〜!
(アニークララベル)ハハハハハッ…!こんなのひどいよ!トーマスがきゃくしゃをひいてぼくはスクラップおきばいきだって!スクラップにされるの!?まあジェームス!たしかにひどいわね。
まだやくにたつしごとができそうなのに!いやそうじゃなくて…。
スクラップをつんだかしゃをうけとるためにこれからスクラップおきばにいくってことなんだけれどね。
ああそういうことだったのね。
もうわたしたちったら。
ええ。
ほっとしたわ。
げんきだしてジェームス。
かしゃをはこぶのもりっぱなしごとだよ。
いつもじぶんのすきなしごとだけえらべるわけじゃないわ。
スクラップおきばにむかうとちゅうジェームスはずっとムカムカしていた。
う〜ん…。
あっ?う〜ん!やあこわがりパーシー。
さいきんモンスターにはあったのかい?ハハハッ!べつにぼくのことをからかってもいいけどソドーとうにはほんとうにモンスターがいるかもしれないんだよ!ふんそんなことありえないね!モンスターなんているはずないじゃないか!だけどトーマスがクレイ・ピッツできょだいなあしあとをみつけたしそのしょうたいはだれにもわからないんだからね。
きょだいな…あしあとね。
ふんそんなの…。
ああっ!ああ〜!あっあっああ…ああ〜!ああっ!あ〜!うわっ…。
(レッジ)こんにちは!あっ!あわててどうしたんだい?ひょっとしてスクラップにおどろいたとか?
(ジェームス)ハハまさか!てつのかたまりとかさびたふるいきかいなんてぼくにはちっともこわくないもんね!へえほんとうかい?きみってすごくゆうかんなんだね!ぼくのなまえはレッジ。
スクラップおきばのクレーンだよ。
ぼくはジェームスだ。
いつもはきゃくしゃをひいてるんだ。
(きてき)へえそれはびっくりだな。
そのころパーシーはみなとにやってきていた。
いがいにもそこにはまだゲイターがいた。
(パーシー)ゲイター!ソドーとうではたらくことになったの?
(ゲイター)そうじゃないんだ。
ふねにのりおくれてね。
つぎのふねをまつあいだみなとのしゅにんさんをてつだってるんだ。
こんやダックのしせんでかしゃをなんだいかはこぶことになったんだよ。
こんや?でも…モンスターはこわくないの?モンスター?しんぱいいらないよ。
ハハハッ。
モンスターだってぼくのことをみたらきっとにげだすよ。
うわ〜!きみってゆうきがあるんだね!ぼくもきみみたいにゆうかんになりたいよ。
きみはじぶんがおもうよりずっとゆうかんだとおもうよ。
ぼくだってむかしはこんなふうじゃなかったんだ…。
ぼくはたかいやまではたらけるようにつくられているんだ。
だからぼくのボディはとくべつなかたちをしてるんだよ。
でもいくらかたちがしごとにあっていたとしてもすべてがうまくいくわけじゃない。
じつはじぶんがたかいところはすごくにがてだってわかったんだよ。
あるひぼくはどうしてもたかいはしをわたらなければいけなくなった。
いままでみたこともないくらいとてもたかいはしだ。
でもぼくはたいせつなにもつがつまれたかしゃをはこんでいた。
むらのひとたちがぼくをまっている。
ゆうかんにならなくちゃ!ぼくはそうこころにきめた!ありったけのゆうきをふりしぼってそのはしをわたったよ。
もちろんものすごくこわかったけどね。
(ゲイター)だからゆうきがあるっていうことはねこわがらないことじゃないんだよ。
こわいとおもってもさいごまでやりとげるのがほんとうにゆうきがあるってことなんだ。
(きてき)パーシー?どこにいくんだい?やらなくちゃいけないことがあるんだ!・
(きてき)やあトーマス!ねえきいて。
う〜ん…ひょっとしておおきなふうせんをかしゃにのせてはこぶことになったのかい?ちがうよ〜。
ぼくゆうかんになるってきめたんだ。
だから…こんやはゆうびんはいたつをする!ハハハッ!じゃあもうモンスターはこわくなくなったってことかい?ゆうきがあるっていうのはこわがらないこととはちがうんだよトーマス。
こわいとおもってもさいごまでやりとげるのがほんとうにゆうきがあるってことなんだ。
ゲイターがおしえてくれた。
(きてき)がんばってねパーシー!ありがとうトーマス!
(きてき)きをつけたほうがいいよ!モンスターをまっくらやみでみつけるのはたいへんだからね。
フフフフ…。
ぼくのことならしんぱいいらないよ!
(エミリー)どうしてパーシーにあんなこというの?ジェームス。
パーシーがこわがりでなさけないからからかってるんだよエミリー。
ああさがしたぞジェームス。
まだしごとがある。
こんやはフライング・キッパーをひいてくれたまえ。
あさまでにしんせんなさかなをはこぶんだ。
でも…それヘンリーのしごとですよ。
ヘンリーはメインランドへにもつをとどけにいってるんだ。
あすまでソドーとうにはもどってこない。
じゃあエミリーはどうです?トーマスだっているし。
ぼくかしゃはきらいなんです。
わたしはきみにたのんでるんだジェームス。
いつもじぶんのすきなしごとだけえらべるわけじゃないんだぞ。
(きてき)きをつけたほうがいいわよ。
モンスターをまっくらやみでみつけるのはたいへんだからね!パーシーはきもちをきりかえゆうびんはいたつをたのしんでいた。
トーマスのいうとおりだ。
モンスターなんているはずないよね。
それにゲイターもただしかった。
ぼくもゆうかんになれるぞ!あれはモンスターじゃない!ただのほしくさのやまだ!ハハハハハハッ!それからあれもモンスターじゃない。
あれはただのきだ!ハハハハハッ!ぜんぜんこわくないぞ!パーシーはもうモンスターのことなんてこわくなかった。
かれのこころはゆうきでいっぱいだった。
いっぽうジェームスのこころはふまんでいっぱいだった。
あ〜あ!こんなのずるいよ。
さいしょはスクラップおきばにいかされてそのつぎはヘンリーがメインランドにいってるからってさよなかにくさいさかなをはこばなきゃならないなんて!あっくさ〜い!ハハハあいかわらずきげんがわるいみたいだねジェームス。
ふん!わらっていられるような…。
(きてき)きぶんじゃないんです!う〜ん…うん…ん?あ…?・やあ!あっ!ああっでた〜!ああまたか。
・
(ジェームス)たすけて〜!
(きてき)でたよ〜!ジェームスはあまりのきょうふにあかしんごうをむししポイントにのりあげだっせんしてしまった。
そしてさいごはいけにおちた。
(せきこみ)だいじょうぶかい?こわがらせるつもりはなかったんだ。
あれれジェームス!ハハッ。
ゲイターにあったんだね。
ハハッ。
つぎのひパーシーはウキウキしていた。
ジェームスがいけにおちたからよろこんでいるわけではない。
ゆうびんはいたつをしっかりできたしあたらしくともだちになったゲイターがしばらくソドーてつどうではたらくことになったからだ。
(きてき)そのひのごごジェームスはナップフォードえきにとうちゃくした。
シッ!ジェームスよ。
(きてき)みんなはジェームスがいけにおちたことをおもしろがっていた。
ハハハハハッ!たしかにゲイターのボディはかわったかたちをしてるけどなにもそこまでこわがることないんじゃない?パーシーだってさいしょにゲイターをみたときはこわがっていたよ。
・
(きてき)うわっ!
(ヘンリー)フライング・キッパーをはこんでくれてありがとうジェームス。
だけどさかなをとどけるはずだったのにまさかいけにほうりだしたなんてね!
(わらいごえ)ほんとうにこわがりなのはだれかしょうめいしてやる!
(きてき)そのよるパーシーがゆうびんはいたつにしゅっぱつすると…。
(いびき)ジェームスもきかんこをでていった。
だがフライング・キッパーをはこぶためではなかった。
パーシーはいつものしごとにもどりすべてがじゅんちょうだった。
かれはえきにとまりゆうびんぶつのつみおろしがおわるのをじっとまった。
ほかにはなにごともなくまわりにもしんぱいするようなことはなにもなかった。
(ふえのおと)
(きてき)そのときもんだいがおきた。
フフフフフ…。
せんろのさきになにかみなれないものがとつぜんあらわれた。
とてもおおきなものだ。
うわ〜!それはほしくさでもなくせんたくものでもなくパーシーがおそれていたものだった。
モンスターなんてほんとうにいるはずないんだ!モンスターなんてほんとうにいるはずない!うわっ!モンスターだ〜!パーシーはいますぐきかんこにもどりたかった。
そしてありったけのちからをふりしぼってはしりだした。
(いびき)・
(パーシー)ああおいかけてくる〜!ぼくのすぐうしろにいるよ〜!・
(きてき)
(エドワード)ん?モンスターだ!モンスターだよ!パーシー?
(パーシー)ぼくみたんだ!ほんとうにみたんだよ!ハハハハッ!おいおいパーシー!モンスターなんてほんとうにいるはずないじゃないか!きっとまたほしくさとみまちがえたんじゃないの?ハハハハ。
そうだろうな。
それかせんろにおちてたせんたくものだ。
ハハハハハハ。
ゆめかなにかみてたんじゃないの?そんなことないってば!あれはぜったいにモンスターだよ!だってツノとキバとツメがあって…。
(わらいごえ)ツノとキバね〜。
(エミリー)やめて!わらいすぎよ。
トーマスはなしてよ!おねがい!ソドーとうにはモンスターがいるんだってこと。
だっておおきなあしあとをみたんでしょ?はやくはなして!あ…えっと…あの…ぼくがみたのはあしあとかはっきりしてないしきみがなにをみたのかわからないけど…ほんとうにモンスターがいるなんてことぼくにもしんじられないよ…。
モンスターなんてそんざいするはずないって。
エドワードのいうとおりだ。
そんなのいないよ。
いままでもそしてこれからもね。
はじめてゲイターにあったときのことおぼえているかい?きっとこんかいもモンスターみたいにみえるなにかだったんだよ。
ハハハハハッ!ほらほらパーシーみとめなよ。
きみはただのこわがりなんだってことをね!ハハハハハッ!ジェームス!ゲイターをみていけにおちたのはだれだっけ?それはちがうよ!くらくてしんごうがみえなかっただけだって!こわかったからじゃない。
ぼくはパーシーとはちがうよ!だれもしんじてくれないんだね。
たしかにすごくこわかったけどぼくがみたのはぜったいにモンスターだった!つぎのあさトップハム・ハットがきかんこにやってきた。
どうやらカンカンにおこっているようだ。
ジェームス!スクラップをのせたかしゃがせんろにおいてあるそうだ。
どうしておきっぱなしにしているんだね?すみません。
すぐにかたづけてきますから。
それから…パーシーはいったいどこだね?ゆうびんがまだはいたつされていないとほうこくがあったんだ!パーシーはいままでいじょうにおびえていた。
みんなにしんじてもらえなかったこともかなしかった。
きのうのよるみたモンスターがまたでてきたらどうしようとおもっていた。
ふあんでいっぱいだったのだ。
ゲイター!
(きてき)やあパーシー。
きょうはなんのしごとをしてるんだい?ゆうびんはいたつだよ。
きのうのぶんのね。
あっそうだ。
ぼくといっしょにはしってくれない?きみがいればモンスターがでてきてもへいきだから。
モンスターだって?ハハハッ!ああきみはほんとうにおもしろいねパーシー。
パーシー!
(アニー)きにすることないわ。
そのうちにきげんもなおるわよ。
ソドーとうであたらしいともだちができてうれしいよ。
どこにもいかずにずっとここにいてくれるんだよね?いやパーシーずっといるわけじゃないんだ。
ふねをまっているあいだやくにたつしごとをしているだけなんだ。
そのふねはねこんやとうちゃくするんだ!うわっ。
ジェームス!それいったいなんなの!?なんでもない。
ただスクラップをのせたかしゃをかたづけてるだけだよ。
まさか!ジェームス!パーシーのことだましたんだね!スクラップでモンスターをつくってこわがらせたんでしょ!それがどうしたっていうの?ちょっとしたじょうだんだったんだけど。
じょうだんなんかじゃすまないよ!パーシーはともだちでしょ!?はやくあいにいってほんとうのことをはなして!そしてあやまらなきゃ!
(えきのアナウンス)「5ばんせんにグレート・ウォータートンとっきゅうがとうちゃくします」。
「ナップフォードえきをごりようのおきゃくさまに…」。
ようやくゆうびんはいたつのしごとをおえたパーシーをトップハム・ハットがまっていた。
パーシー!きみのせいでこんらんとおくれがしょうじたんだぞ!よるのあいだにゆうびんはいたつをしなければみんながあさいちばんにてがみをうけとれないじゃないか。
わかってますトップハム・ハット。
でもきのうのよるこわいことがあって…。
・
(駅長)トップハム・ハットおでんわですよ。
ああいまそっちにいく!すぐにもどってくるからな。
そのままそこでまっていなさい。
(ためいき)パーシーはトップハム・ハットにじぶんのみたモンスターのことをつたえたかった。
でもそのはなしをするじかんはまったくなかった。
・パーシー!きのうのことだけどごめんねパーシー!ほんとうにわるかったよ。
ああトーマスか。
ふん!きみはともだちだとおもってたのに!いまだってともだちだよパーシー。
ぜんぜんちがうよ!ともだちはしんじあうものでしょ。
きみがあしあとのはなしをしたときぼくはしんじたじゃないか。
だからぼくがモンスターのはなしをしたときもきみにしんじてほしかったよ!でもパーシー…。
どこかとおいばしょにいってあたらしいともだちをつくろうかな。
ゲイターといっしょに!きみはモンスターといっしょにここでくらしてれば!パーシー!
(きてき)きいて…。
(トップハム・ハット)パーシー!?そのまままっているようにと…いったはず…。
パーシー!ぼくになにかよう?きのうのよるのことで…きみにちょっとはなしがあるんだけどな。
どうせこういいたいんでしょ。
ぼくはこわがりでどうしようもないって。
でもちがうよ!これからそれをしょうめいしてみせる。
ゆうかんなことをしてみんなをびっくりさせてやるんだ!そのよるティドマスきかんこでトーマスはジェームスをまっていた。
それではなしはしたの?はなしってだれとだい?パーシーにきまってるでしょ。
ちゃんとあやまったのかい?ぜ〜んぜんはなしをきいてくれない。
そういえばゆうかんなことをするとか…いってたけどな。
パーシーはどこ?もどってきてないんだ!ゆうびんはいたつにでかけたんじゃないかなトーマス。
そうだよ。
きっとパーシーのいってたゆうかんなことってのはさゆうびんはいたつなんじゃないの?ハハハハッ…。
(トップハム・ハット)だれかパーシーをみなかったかね?このところパーシーのようすがおかしすぎる。
みなとをぎゃくのほうこうにはしったりゆうびんはいたつにおくれたり…わたしがはなしているとちゅうでいなくなったり…きょうだってまだゆうびんはいたつにいってないようだぞ!ぼくがさがしにいってきましょうか?それよりもトーマスパーシーのかわりにゆうびんはいたつをしてくれたまえ。
もしとちゅうでかれにあったらわたしからはなしがあるとつたえるんだ。
わかりましたつたえます!
(きてき)トーマスはまたゆうびんはいたつをすることになった。
でもパーシーがどこかにいってしまった。
トーマスはそれがしんぱいでたまらなかった。
ハッ…パーシー!あ…ゲイター。
こんばんは!やあトーマス。
どこかでパーシーをみなかった?いいや。
きょうのあさあったきりだよ。
おわかれをいいたかったんだけどね。
おわかれ?うん。
ふねがついたんだ。
こんやここをはなれるんだよ。
(きてき)さよならトーマス!またいつかあおう!さよならゲイター!ほんとうにトップハム・ハットからこのふねにのるようにいわれたのか?パーシー。
どうもしんじられないはなしだな。
ほんとうだってばクランキー。
ゲイターみたいにとおくはなれたばしょではたらくんだ。
ぼくだってずっとソドーとうにはいられない。
ちがうてつどうにいってもゆうきをもっていればやくにたつしごとができるんだ!それじゃまあしかたないな。
パーシーはどこだい?まだもどってきてないの?ジェームス!
(いびき)ねえってば!ジェームス。
パーシーはどこ?けっこうたかいな…。
でもやまにくらべたらたいしたことない。
だいじょうぶだ。
あれ?パーシー!ここでなにしてるんだい?とおくはなれたばしょにはたらきにいくんだよ!そしてぼくだってきみみたいにゆうきがあるってことをみんなにしょうめいするんだ!う〜ん…そうか。
でも…もんだいからにげだすのはゆうきがあることとはちがうんじゃないかなパーシー。
ん…。
だからさっきいったじゃないか。
パーシーはゆうかんなことをやってるんだって。
ゆうかんなことってどういういみ?んもうぼくはしらないよ!クレイ・ピッツでモンスターたいじでもしてるんじゃないの?それだよジェームス!クレイ・ピッツだ!もっとはやくきづけばよかった!いくよ!もんだいがおきるまえにパーシーをみつけよう!
(ジェームス)え?ぼくはいかないよ。
え?ねむくてうごけないもの。
ええっ!?いかなきゃだめだよ!ちゃんとパーシーにあやまって!もしかしてこわいの?そうでしょ?ぼくにはこわいものなんかないよ。
ぼくはこのソドーとうでいちばんゆうかんなきかんしゃなんだ!はやくトーマス!おそいぞ!・
(ふねのきてき)あっふねだ。
そのときトーマスはおもいだした。
パーシーはゆうかんなことをするといっていたことを…。
とおくはなれたばしょへいくといっていたことを…。
まさか!ひょっとして!ジェームス!とまって!
(ふねのきてき)トーマスがブレンダムのみなとにとうちゃくするとおおきなふねはすでにきしからはなれはじめていた。
(きてき)そんな!まって!まちがいなんだ!いっちゃだめ〜!もどって〜!ふねをとめてクランキー!ふねをとめるだと!?なんとかして!きんきゅうじたいなんだってば!う〜っ…!やったぞ!ハハハ!まずい!ああっ!う〜っ…!はっ!ふねをとめるのはむりだ!おまえさんのほうがたおれちまうぞ!がんばってクランキー!ああ〜!まって!とまって!きんきゅうじたいだ!なにがあった?ライトでかくにんしろ!どうなってる?みなとにしらせろ!フックがひっかかってるぞ!はやくはずさないと!ワイヤーをゆるめるんだクランキー!フックをはずせ!う〜っ!だめだげんかいだ〜!さいわいにもクランキーがうみにおちてしまうまえにせんちょうがなんとかふねをていしさせた。
ああ…ふう〜これくらいなんてことないぞ。
ふう〜!パーシーいっちゃだめだ!パーシーだと!?きんきゅうじたいじゃなかったのか?パーシーはこのふねにはのっていないよ。
あいつなら30ぷんまえにおれがふねからおろしたぞ!パーシーのことおろしたの?それじゃいまはどこにいるんだろう?ベン!なに?またねながらじょうきをふきだしてるよ。
だしてないよ。
だしてるってば!しずかにして!もしぼくがトーマスのみたあしあとをみつけられたらモンスターがほんとうにいるんだっていうしょうこになる。
そうすればみんなぼくのことをしんじてくれるしどんなにゆうかんなのかもわかってもらえるぞ。
だけどみつかるのはあしあとのほうだけだといいな。
もうモンスターにはあいたくないよ。
パーシーはきけんをしらせるひょうしきのまえでとまった。
まえにひょうしきをとおりすぎてしっぱいしたことがある。
しかもそこはせんじつがけくずれがおきたばしょだ。
・
(ジェームス)やあこわがりさん!あ…ごめんよパーシー。
ついくちがすべって。
ほんとうはねこういおうとしていたんだよ。
ぼくはきみよりずっとゆうかんなんだよジェームス!へえほんとうかい?そんなにゆうかんならこのまますすんでモンスターさがしをしたらいいんじゃないかい?でも…。
このひょうしきをとおりすぎるのはあぶないよ。
こわがりにはぜったいできないことだろうな。
ぼくときみはどっちがゆうかんなのかさあたしかめてみようよ。
パーシー!パーシー?いったいどこにいるの?もうベンってばまたねながらなにかいってるよ!ぼくじゃないんだけどビル。
それならきっとティモシーのねごとだろうね。
(いびき)もっとおかわり…。
(ふたり)ああやっぱりティモシーだ。
(ジェームス)モンスターさ〜ん!お〜いモンスターさ〜ん!かくれていないででておいで〜!ハハハッ!
(パーシー)ジェームスまって!こんなことやめたほうがいいって!わざとあぶないことをするなんてゆうかんとはいえないよ。
はやくもどろう!それってまるでこわがりなダメダメくんのいいわけみたいじゃないか!
(きてき)ジェームスまって!もどってよ!あぶないってば!うわっ!あ〜!トーマスのいってたあしあとだ。
パーシー?パーシー?ぼくをこわがりだなんてだれにもいわせないぞ!まあここにはほかにだれもいないけどね。
このぼくにはこわいものなんてなにもないんだ…。
ジェームスのぜんぽうでなにかがいわのあいだからつきでていた。
それはまさしく…。
モンスターだ!でた〜!たすけて〜!モンスターだ!モンスターがいた〜!え?なに?モンスター!?みたんだって!モンスターがでたよ〜!がけはまだあぶないじょうたいだった。
パーシーはがけくずれのきけんからのがれようとバックした。
そのときもんだいがおきた。
ジェームス!まえにすすんで!がけくずれがおきそうだよ!パーシー!はやくそこからにげるんだ!
(パーシー)ジェームスがたすけをまってる。
ぼくがゆうかんにならないと!パーシー!だめだ!まえだよ!モンスターだ!まえにすすむんだ〜!モンスターがでた〜!がけくずれだ〜!がけくずれ!?あっ…。
あっああ〜!んっ!う〜っ…!ああ〜!ああ〜!うわ〜!うわ〜!あっ!ああ〜!うわ〜!うわ〜!ああ〜!うわっあぶない!ああ〜!ああどうしよう!ああっ。
さいわいにもみんなぶじだった。
これはモンスターじゃないぞ。
これは…いしだ!
(マリオン)いいえ。
これはかせきっていうのよ。
なんだって?
(マリオン)かせきよ。
どうぶつとかしょくぶつがなんびゃくまんねんもつちにうまっていしになったもの。
そういうのをかせきっていうのよ。
それじゃいまはいしってことだね。
まあそうね。
つまりこれはきょうりゅうのほねがもとになってるってこと!
(ふたり)へえ〜!ああまったく…かわいそうなきょうりゅう!そうだ!のこりのほねはいったいどこにあるのかしら?あらまあ!きょうりゅうをほりだすなんてはじめてのけいけんだわ!ねえあのさそんなことよりぼくをさきにたすけてくれる?ああそうね。
ごめんなさいパーシー。
むちゅうになっちゃって。
もちろんあなたのことをさいしょにほりだすわ。
パーシーはしゅうりのためソドーせいびこうじょうにはこばれた。
ケビン!パーシーのようすは?
(ケビン)ええ。
まだえんとつからつちをとりのぞいてますけどもうすぐおわるとおもいますよ。
・
(きてき)あっ。
やあ!
(ふたり)パーシー!エヘヘヘヘ。
ぼくきみにあやまらないと。
スクラップでモンスターをつくってきみをこわがらせようとしたんだ。
ほんとうにわるかったよ。
ごめんパーシー。
それからぼくもごめん。
きみのモンスターのはなしをちゃんときくべきだった。
きみをしんじるべきだったよ。
これからもともだちでいてくれる?ハハハハハッああもちろんだよ。
み〜んなともだちだ!
(きてき)
(わらいごえ)けっきょくあのあしあともおおむかしのきょうりゅうのものだったんだね。
かせきになったほねとおなじでいわにのこされていたってことだ!じゃあモンスターはほんとうはおおむかしのきょうりゅうだったんだね。
すご〜くすご〜くむかしのね。
ほらあれをみて!うわ〜!
(ノランビー伯爵)いや〜これはメガロサウルスのかんぺきなひょうほんですよ。
じつにすばらしいですな!ハハハハハッ!え〜おあつまりいただいたみなさんそしてきかんしゃときゃくしゃのみんな。
きょうここでとてもゆうかんなきかんしゃをたたえられることを…。
トーマスパーシー。
ゲイターがいってしまうわ。
え?まだソドーとうにいたのかい?うん…そうなんだ。
ふねがおくれたんだよ。
じつはその…ちょっとトラブルがあったから…。
トラブルってなにがあったの?またこんどはなすよ。
(トップハム・ハット)というわけできょうここにいるパーシーはかせきをはっけんできてやくにたつきかんしゃというだけではありません。
かれはソドーとうにおいてもっともゆうきのあるゆうかんなきかんしゃだといえ…ん?あれ?こりゃまたなんということだ。
パーシーはいったいどこだね?もうすぐおわるぞ!だいじょうぶか?だいじょうぶだ。
もんだいない!うわ〜さあさあつりあげられるぞ〜。
ういてるな…。
(きてき)ゲイター!ゲイター!あっパーシー。
もうあえないかとおもっていたよ。
まにあってよかった〜!きみに…おわかれをいいたくて。
それからおれいも。
おれいだって?ハハッ!どうして?ともだちになってくれたでしょ。
それにぼくもゆうかんになれるってことをおしえてくれたから。
ぼくのほうこそかんしゃしてるよパーシー。
きみのすがたにゆうきづけられたからね。
だからいまのぼくはどんなにたかいはしだってもうこわくはないんだ。
さよならはつらいけど。
ぼくもかなしいよ。
どうかげんきでいてね。
ハハッありがとう!さよならパーシー!さよならゲイター。
さよならゲイター!きをつけてな!さよなら!
(ジェームス)さよなら〜!さよなら〜!
(ジェームス)さよならゲイター!じゃあね!さよならゲイター!
(ためいき)だれかにおわかれをいうってことにもゆうきがひつようなんだね。
ずいぶんかしこそうなこというじゃないパーシー。
ゲイターにおそわったのかい?ううんじぶんでかんがえたんだよ。
それじゃきみはとってもかしこいんだよパーシー。
ゆうきもあるしね!きみはゆうしゃだ!クレイ・ピッツでのかつやくはほんとうにすごかったよ!いそいでたすけにむかったんだ〜!そう!パーシーはあたらしいともだちとのわかれをかなしんでいた。
でもそれいじょうにいつものともだちがいっしょにいることをほんとうにしあわせだとかんじていた。
(わらいごえ)
(キャプテン)準備はいいかね?
(スポンジ・ボブの仲間たち)アイアイキャプテン!2016/01/03(日) 07:45〜08:45
NHKEテレ1大阪
映画 きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物(モンスター)[二][字]
大人気アニメ「きかんしゃトーマス」の長編映画最新作!トーマスがある日ソドー島で、大きな足跡を見つける。その足跡の正体は…?
詳細情報
番組内容
トーマスは、ソドー島で大きな謎の足跡を見つける。親友のパーシーにそのことを話すと、パーシーは、ソドー島に大きな足を持ったモンスターがいると信じ込んでしまう。ある日、霧が立ちこめた線路で、ふしぎな影を見かけるパーシー。ビックリしてとても怖がるが、実はそれは新しい仲間、機関車のゲイターだった。すっかりなかよくなったパーシーとゲイター。ゲイターが教えてくれる本当の勇気とは…?
出演者
【声】タカアンドトシ,ジョン・カビラ,比嘉久美子,田中完,神代知衣,三宅健太,江原正士,金丸淳一,佐々木望,山崎依里奈,鈴木清信,黒田崇矢,石野竜三,下屋則子,河杉貴志,吉岡さくら,森千晃ほか
原作・脚本
【原作】ウィルバート・オードリー
制作
〜ソニー・クリエイティブプロダクツ制作〜
ジャンル :
映画 – アニメ
アニメ/特撮 – 海外アニメ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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英語
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