続報!箱根駅伝 2016.01.03


水卜
青山学院大学の完全優勝で幕を閉じた92回目の箱根駅伝。
大手町にある優勝会見場では選手達の喜びの声が聞こえています。
王者の風格も感じられます。
原監督は今回はまさに選手自身の力による勝利だと話していました。
ほっとしたような笑顔であふれている会見場です。
217.1kmを駆け抜けた92回目の継走。
襷に込められた思い、絆がもたらす数々のドラマ、激闘のレースの裏側に密着。
続報箱根駅伝。
第92回箱根駅伝。
今年の戦いが終わりました。
青山学院大学の圧勝、2連覇で幕を閉じています。
この時間は中央大学OB、碓井哲雄さんとともに大手町から最新情報をお伝えしていきます。
今年の大会、どのように見ましたか?碓井
28分台が11人も出た。
それから本当の強さを見せてくれました。
守りではなく攻めの戦いでした。
村山
まずこちらをご覧ください。
今大会、注目ナンバーワンの兄弟ランナー、東洋大学、兄の服部勇馬と弟の弾馬。
新潟県十日町市出身。
1つ上の兄の背中を追って弟は陸上を始めました。
そして大学生の今、2人が掲げる夢とは。
そんな2人には、去年の箱根でやり残したことが。
兄・勇馬は2区区間賞の走りでしたが、後続を離せず涙。
一方、弟・弾馬は7区を任されますが、区間3位と自分の走りができず、涙。
チームも連覇とはなりませんでした。
涙を糧に2人はまず、個の力を磨きました。
キャプテンとなった兄はマラソン練習に取り組み、3年生の弟はトラックレースで外国人留学生をおさえ見事、大学生日本一に。
世界を目指す2人が兄弟で挑む最後の箱根駅伝。
どんな走りを見せてくれるのでしょうか。
迎えた昨日の往路。
兄の勇馬は2区、弟の弾馬は3区。
箱根駅伝で初めて兄弟リレーが実現しました。
兄・勇馬は7位で襷を受け取ると…。
さらに山梨学院大学のニャイロを置き去りにし、順位を2位まで押し上げる快走で区間賞を獲得。
最高の位置で弟・弾馬へ。
襷を託します。
その弾馬は必死に前の青山学院を追いかけますが、逆にその差を広げられ、兄弟そろっての区間賞とはなりませんでした。
箱根駅伝での兄弟リレーを果たした兄は。
村山
東洋大学、最後の最後まで青山学院を追い続けました。
総合2位でフィニッシュしています。
服部
このチームに来て良かったです。
また最高のスタッフと陸上競技に向き合うことができて、最高の4年間でした。
この結果に満足していないですけれど、このチームで精いっぱいやってこれたことに全ての方々に感謝したいです。
昨日、今日と応援していただき、本当にありがとうございました。
これからも東洋大学の応援をよろしくお願いします。
一方の弟・弾馬はこれまで兄の競技に取り組む姿勢、積極的な姿勢、その後ろ姿をずっと見てきた。
これからは兄がいなくなる。
簡単なことではないけれど、自分がひっぱって行かなければいけないと話しています。
箱根駅伝へ挑んだ親子。
山梨学院大学・上田誠仁監督と上田健太。
父の背中を追って山梨学院に入学。
高校駅伝で日本一を果たしている息子・健太は前回大会、1年生ながら、1区にエントリー。
しかし当日の朝、1区に健太の名前はありませんでした。
父が下した選手変更。
1977年、順天堂大学に入学した父は1年生の時に10区にエントリー。
ところが…。
レース前日に告げられたメンバー変更。
実は父も1年生の時に息子・健太と同じ経験をしていたのです。
その1年後、第55回大会は5区山上りを任されると区間賞の快走。
チームを総合優勝へと導きました。
そんな父の功績に息子は…。
迎えた昨日の往路。
山梨学院の3区には上田健太の名前がありました。
3位で襷を受け取った健太。
監督車には上田誠仁。
父の声に背中を押され、そのまま3位で襷リレー。
初の箱根を堂々と走りきりました。
それでも初めての箱根で区間賞を取った父は…。
村山
初出場から30年連続出場の山梨学院大学は上田誠仁監督の次男・上田健太選手が往路4位でフィニッシュしました。
復路はシード争い、懸命に持ちこたえて、総合8位でフィニッシュを迎えています。
上田
今回の課題を次に生かしてもっと上の順位を目指して頑張って行きます。
応援ありがとうございました。
碓井
来年は上級生に前回の箱根駅伝、駒澤大学の5区を任されたのは馬場翔大。
笑顔で2度目の山に向かっていきました。
しかし10kmすぎ、青山学院の神野にトップを譲ってしまいます。
すると、ここからが試練の始まりでした。
突然の失速。
低体温症でのアクシデントでした。
ゴールまでは残り1km。
馬場はジョギングのようなスピードで岡山から応援に駆けつけた母・文子さんの目の前を通り過ぎました。
ふらふらで倒れそうになりながら最後はランナーの本能で襷をつないだ、馬場。
区間17位。
優勝を目指したチームは2位に終わりました。
敗戦の翌日1月4日から新チームが始動。
その時、馬場は…。
この日、失意の馬場の元を上京していた母がたずねました。
3きょうだいの末っ子として岡山で生まれ育った馬場。
女手一つで育て上げ、愛情を注いできた母・文子さんは息子の試合があるたびに誰よりも大きな声で応援。
1月4日、陸上を辞めようと思っていた息子に母は、こんな言葉をかけました。
母の言葉で馬場は再び走りだしました。
迎えた今日の復路、馬場は8区を任されました。
そして残り3km地点には母・文子さん。
笑顔でスタートして行った馬場。
順調な走りでペースを刻んでいきます。
そして母が待つ残り3km地点へ。
手作りの大きな旗を振って誰よりも大きな声で応援する母。
最後の箱根駅伝。
馬場は母の声援を背に笑顔で仲間に襷をつなぎました。
村山
今日の復路は3位からスタートした駒澤大学。
馬場も3位を守りきって総合3位で駒澤大学、今年の箱根駅伝を終えています。
馬場翔大は区間2位でした。
大八木
これからもっとトップを狙うためには、もう1つ、なにかを工夫してやらなければならないというのを痛感しました。
走ったメンバーはよく襷を最後までつないでくれて駒澤の3番以内という結果を出せてくれて、ありがたいと思います。
これで終わる駒澤ではないので、この上を目指してこれからまた明日から練習をやって行きたいと思っています。
引き続き、応援してください。
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
菅谷
これまで箱根は山あり谷ありだったけれど、いろいろなことを学ぶことができました。
区間賞は取れなかったけれど後悔はありません。
お母さんが翔大という旗を持っているのは見えましたと話してくれました。
ここまで育ててくれたことに感謝していますと馬場は話しています。
碓井
馬場君、しっかり走りました。
区間賞は取れなかったけれど、これは将来につながって行くと思います。
来年に負けてこれから頑張ってくれるんじゃないですか。
7区、15km地点に特別な思いで立つ選手。
順天堂大学、4年・小盛玄祐、27歳。
高校時代、駅伝の名門・世羅高校で全国高校高校駅伝優勝に貢献。
卒業後は、大学に進学し、箱根駅伝を目指すつもりでした。
しかし、進学資金をためるため実業団の道に進んだ小盛ですが、決して夢をあきらめることはありませんでした。
2012年、23歳になった小盛はあこがれ続けた順天堂大学に5年遅れで入学。
年下の仲間達とともに目指す箱根駅伝出場の夢、小盛に信頼を寄せる同級生の稲田は、しかし、入学してから3年間、箱根のメンバーに選ばれることは一度もありませんでした。
あと一歩のところでつかめない、夢への切符。
迎えた今大会のエントリー発表。
そこに小盛の名前はありませんでした。
そんな小盛に7区を走る稲田がお願いしたことがあります。
それは給水でした。
そして今日7区、15kmの給水ポイントに小盛の姿がありました。
一方、稲田は9位で襷を受け取り順調に順位を伸ばしていきます。
そして…。
小盛の勇気を力に、稲田はチームの順位を3つ上げる快走を見せました。
村山
総合6位で3年ぶりのシードを取った順天堂大学です。
優勝には届かなかったけれど、後輩にシード権を残せたことは素直にうれしいと話しています。
4年間で仲間に出会えました。
4年間で築いたのは信じることの大切さ、箱根駅伝出場を信じて松枝は優勝を信じて頑張ってきました。
信じる気持ちを全員が持てばチームは1つになる、その大切さに気づけました。
順天堂に来て本当によかったですと水卜
学生陸上部を描いたタスキメシが発売されました。
ぜひお楽しみください。
ここで見事2連覇を果たした青山学院大学の原晋監督、キャプテンの神野大地選手、1区・久保田和真選手にお越しいただきました。
あらためて、ずっと先頭で見ている景色というのは違ったものでしたか?原
よかったですね。
本当に今年は重圧の中で優勝しました。
学生達にありがとうと言いたいですね。
水卜
前回の優勝はまだ王者ではないと話されていましたね。

東洋さん、駒澤さんはこの重圧の中で今まで勝ち続けてきた、そのステージに青山学院も入れたかなと感じています。
水卜
今年はハッピー大作戦成功ということでよろしいでしょうか。

とりあえずは青山学院の関係者の皆さんには、大いにハッピーになっていただいたと感じています。
水卜
今年はケガなどで重圧もあったと思いますが2回目の山上りはいかがでしたか?神野
昨年に関しては自分が優勝を決めるんだと思って走っていましたが、今年はケガで苦しんで箱根駅伝のスタートラインに立てるか、難しいと思った時点もありました。
優勝の喜びを味わいたいという思いと今年で最後だったので、あきらめたくないという気持ちで今日まで頑張ってきました。
自分が入った時はまだまだ優勝に手が届くよう、ギリギリ手が届くようなチームでしたが、年々チームが成長して4年間のうち2連覇を達成することができて悔いなく卒業できると思っています。
水卜
大事な2連覇に向けてのスタートだったと思います。
どんな気持ちで臨みましたか?久保田
4年目だったので笑顔で襷リレーしたいと思って走りました。
水卜
ハッピー指数はどうですか?久保田
1区から最高潮に持っていけたと思っています。
碓井
3連勝、4連勝、5連勝、中央の6連勝も破るんじゃないですか。

他の大学も強いので謙虚に行きたいと思いますね。
水卜
水卜
スタジオには藤川さんがいらっしゃいます。

勝ちましたよ。
藤川
お疲れさまでした。
1区の久保田がすごい走りをしてくれて、3区で逆転されるかなと思いましたが秋山の所からは安心してみていました。
神野
4年生になって去年は3年生だったんですけれど4年生の重圧というか、見えないプレッシャーがあったので去年優勝した時、拓也さんはそういうプレッシャーの中でやっていたんだということを今年知ることができました。

4年間、チーム青山をまとめてくれました。
君達が来てくれて本当にうれしいです。
ありがとう。
ご苦労さん。
今回の箱根駅伝を万感の思いで迎えた人が神奈川県警白バイ隊員・中村享さん。
60歳。
3月に定年退職を控える中、最後の箱根駅伝に臨みました。
中村さんは交番勤務時代を含め、32回箱根駅伝に参加。
28年前、初めて白バイで先導を務めた64回大会では霧で視界が悪い中、選手を先導。
さらに踏切で選手に置いていかれるというアクシデントも経験しました。
そしてトップの先導を任された前回大会では山の神、青山学院・神野を先導。
白バイ隊憧れのトップ先導を2回、務めてきました。
そして今日の復路。
中村さんは6区から8区までをしっかりと走りきりました。
33大会、箱根駅伝にかかわってきた中村さん。
今の気持ちは…。
村山
その他の大学、リポートはありますか。
相楽監督、早稲田大学は優勝はそう甘くない。
指導力不足。
来年はさらに強いチームを作って一歩でも前へという気持ちを選手に植え付けたいと話しています。
村山
明治大学です。
7年間守ってきたシードを失いました。
碓井
来年はまた頑張ってくれるんじゃないですか。
東京国際大学の大志田監督は悔しいですという言葉でした。
7区、8区、期待したんだが、ダメだった。
この2人には来年主力になってもらうと話していました。
シード権を本気で狙っていたが届かなかった、気持ちはもう来年につながっていますと話しています。
碓井
明日からみんなトレーニングに入って東洋と駒澤は優勝を狙う。
明日からもうトレーニングですね。
村山
第92回箱根駅伝、すべての戦いが終わっています。
水卜
母校の伝統、仲間との絆、さまざまな思いが込められた襷をつなぐ戦いは今年も青山学院大学の総合優勝で幕を閉じました。
出場した21チームにはそれぞれのドラマが生まれました。
今回がラストランとなる4年生達、彼らは後輩達に何を託し、これからどんな一歩を踏み出すのでしょうか。
2016/01/03(日) 14:18〜15:00
読売テレビ1
続報!箱根駅伝[字][デ]

続報!箱根駅伝

ジャンル :
スポーツ – マラソン・陸上・水泳
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
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