和風総本家お正月スペシャル「密着!日本の職人24時」 2016.01.03


問題のありかは見えてきたわけですね。
あとは解決に向けて私たちが何ができるのか改めて新年にこの1年どうあるべきかってことを考えるそのきっかけにしていただければと思います。
旬の小鉢が大好きな豆助
豆助。
今日は今が旬のあれを使った小鉢よ。
その小鉢とは?
それは
正月には欠かせない食材。
その歴史は古く…
そう餅を使った小鉢。
その餅を堪能できるのが揚げたあと大根おろしのあんをまとわせた…
日本人でよかった〜。
心からそう思わせてくれる。
これぞ旬の小鉢
あなたできたわよ。
日本っていいな。
『和風総本家』のお時間です
寒風吹きすさぶ日本の冬
身を切るその寒さに過酷な温度にじっと耐えながら昼夜を問わず1日24時間日本のどこかで働き続ける職人さんがいます
慌ただしさを増す
全国69人の職人さんを追いかけました
世界文化遺産名峰富士
その頂に…。
朝日が重なり新たな1日の始まりを告げる頃
寒さ厳しい長野県地獄谷。
温泉に入ることで有名な野生の猿たちが年の瀬で忙しい人間たちをよそに朝からのんびりと暖をとっている頃
そこから西へ600キロ離れた
県内有数の名所である道後温泉では朝から18人の職人さんたちが慌ただしく作業中
この日は
道後温泉本館は国の重要文化財。
その歴史ある建物内にある150枚もの畳を取り替えるというこの日。
作業にあたるのは地元の業者5社総勢18名。
しかしすべての畳を1日で張り替えるのは至難の業。
建物にぶつけないよう注意しながらも急ぐのは厳しい条件のため
それまでに150枚もの畳を運び出し表替えをした畳を敷き直します
間に合いますか?ギリギリですね。
鹿児島の職人さんが仕込んでいるのは…
ベテランの職人さんたちがこの季節も5万個もの瓶で黒酢を発酵させていきます
一方同じ鹿児島の山あいにある工房では…
それでは今日も1日よろしくお願いします。
お願いします。
いったい何の工房なのでしょう?
1300℃に達する窯の中に棒を差し込み作業開始
そうこちらは鹿児島の伝統工芸を守るガラス工房
一番最初の段階です。
ベースとなる透明のガラスを更に大きくしていきます。
どんなガラス細工を作るのでしょう?
赤いガラス玉を準備
まずは赤いガラス玉を作った職人さんがガラスを型に入れ一気に息を吹き込むと…。
まるで風船のように膨らみます。
すかさず
この切り取った赤いガラスが冷めないうちに先ほどの透明のガラスを作っていた職人さんが赤と透明のガラスを密着させていく色被せといわれる作業。
2色のガラスで2重になった材料。
そこへ…
内側から透明赤そして黒。
3種類のガラスが層になった玉を徐々に楕円形に成形していきます
冬でも室温は30℃以上
今度は四角い型に押し込み一気に吹いて膨らませます。
型の内側に隙間なくぴったりと
内側から圧力をかけていく職人さん。
こうして出来上がったのが黒くて四角い塊
これがガラス細工の原型。
透明感ゼロなのは厚さ5mmの透明なガラスを赤と黒のガラスでコーティングしているため
ここからが本格的な鹿児島伝統のガラス細工の加工
ダイヤモンドカッターと呼ばれる丸く硬いヤスリで表面に模様を描いていきます
刃先がよく見える透明なガラスの加工に比べ削っている場所が見にくい色ガラスの加工は作り手の経験が必要な難しい作業
3色のガラスが持つ美しさを引き出していきます
こうしてあまたの加工が繰り返されようやく姿を現す鹿児島伝統の薩摩切子。
厚さ1ミリの色ガラスをより緩やかに削ることで生まれるグラデーション。
それはガラスにやわらかさと温かみをも与えてくれます
幕末の頃職人たちが確立したその技術を今に伝える薩摩びーどろ工芸は平均年齢なんと31歳の若き職人集団です
地元の伝統産業を後世に。
若き職人の未来は切子が放つ光のように輝き続けます。
日本の職人24時
静岡の神社では新年に向けて縁起物のまゆ玉飾り作りに追われているこの時間。
巫女さんは大量のまゆで埋もれそうになっている頃
同じ
職人さんたちがなにやら大量の竹を運んでいました
実はこれ
準備を終えると今まさに作業が始まろうとしていました。
その材料となるのは…
これから作るのは
すると細かい麻の繊維は1本の縄のように。
瞬く間に2m以上の長さに。
職人さん麻紐をあの道具にくくりつけると…
すると職人さんヘチマに接着剤を染み込ませ材料の麻を力強くしごいていきます。
更にその上に塗っていくのがこちらのこの松ヤニを使い更にしごきながら麻を鍛えていきます
一本一本こうした丁寧な仕事を施すのは
決して妥協を許さない職人さんが作る日本伝統のもの。
その正体は…。
そう弓の
そのために何度も何度も強くしごくことが必要だったのです
お正月のさまざまな伝統行事には今も欠かすことのできない弓の弦。
こちらは…
かつてはこの地に30軒以上あった麻の弦を作る工房も合成繊維の弦の普及に伴い年々減少。
今や5軒のみになってしまいました
日本の職人24時
栃木県のとある場所では蒸し上げた大量のもち米をお餅に。
すると次々に大きな桶の中に投げ込んで平らにしていきます
3つのサイズにまとめられたこの大量のお餅はそう巨大な鏡餅に。
日本中で新たな年に向けた準備が着々と進むなかここ神奈川県湯河原市の山あいにも…
一心不乱に木材を切っているのが…
ここであなたに質問
3つの鍵をヒントにお答えください
先端がグニャリと曲がっています
これらを使って職人さんが作るものとはいったいな〜に?
視聴者の皆様明けましておめでとうございます。
今年もご贔屓によろしくお願いいたします。
『和風総本家』です。
2016年1回目の放送はいつもは木曜日なのですが本日1月3日日曜日放送です。
お初の方もいらっしゃると思います。
最近はこの番組息子もお世話になっておりまして。
つい最近もお越しいただいて背中を丸めて落ち込んで帰っていかれました。
最初の問題です。
何を作る職人さんでしょうかという…。
材料がないからね。
これお正月に関係するもの?どうなんでしょうか。
いやだからそれを聞いてる…。
茶色い塊が…。
そう。
あの塊自体が何かに変わってものになっていく…。
道具とも言えますし材料とも…難しいところですが。
材料なんだ。
それは表現が難しいところです。
百貨店なんだからさ。
海外の人もこれ好きですか?好きな方いるでしょうね。
お土産にもなったりする?なりますね。
なる?はい。
ひと言何か最高のヒントを…。
スパッとね。
まぁこれに触れたことのない日本人は1人もおりませんね。
触れたことのない日本人は1人もいない。
じゃあ日本人特有のものってことか。
答えをお出しください。
わかんないよ。
何を作る職人さんでしょうか。
では小堺さんからお願いします。
鈴です。
昔からあるものだと思います。
そうですか。
言うなよだから!正月一発目で何…。
そういうお年玉いらねえんだよ!いいじゃないかそんな怒らなくたって。
ハハハッ!正月だからね私が悪いんですから。
全部私が悪いんですよ。
目が笑ってないし。
どうやらこちらが作業場。
まずは材料の
馬形の台をセット。
ろくろを高速回転させ職人さん手作りの道具で削っていきます
47年の職人人生で…
続いて手にしたのは曲がった刃がついたバンカキという道具。
刃の先端を巧みに使って表面を細かく削りなめらかに仕上げます。
そしてここからが製品の見た目を左右する大事な作業。
ろくろを回しながら色ムラができないよう一定のスピードで筆を滑らせていきます
色をつける幅や配色によって印象が大きく変わるため職人さんのセンスがものをいいます
それは江戸時代に庶民の間で人気を博したという日本伝統の玩具。
続いてこの茶色い塊を回転する木の表面に当てると…。
みるみるうちにツヤが。
これはいったい…
表面にまんべんなく塗ればご覧のとおり。
そしていよいよ製品に命を吹き込みます
最も大切なのは…
これこそ長年の経験と勘が勝負の職人技
何を作っているのか皆さんもうおわかりですね?
伊藤さんは
これまで曲芸に使う独楽を中心に500種類以上の独楽を世に送り出してきました。
なんといっても最大の特徴はまるで止まっているように見える「眠り」という回転。
この安定感を当たり前のように作り出す伊藤さんですが…
伝統の江戸独楽作りに魅せられもうじき半世紀。
飽くなき挑戦は続きます
正解は独楽職人さんでございました。
全員不正解です。
何かありましたでしょうか?みんな持ってるみたいな…。
日本の職人24時
正午。
巨大な鏡餅作りの作業を終えた方々はつきたてのお餅で作った特製のお雑煮でお昼ご飯。
もちもちの舌触りにひと足先にお正月気分を味わいます。
全国の職人さんたちもほっとひと息を入れる…
その頃愛媛県松山市では…。
お昼ご飯も早々に切り上げ畳職人さんが作業に追われていました。
午前7時から運び出した…
新年を新しい畳で迎えるため工房でそのすべての畳表を張り替え再び敷き詰めるのです。
タイムリミットは午後3時。
時間がありません。
その作業は地元の畳業者5社で分担して行われているのですが…
時間ギリギリの作業。
しかしこちらの職人さんは…
実はその畳
明治時代に造られ現在は一般公開されている…
又新殿で使われているものでした
畳縁を留めるにもひと針ひと針丁寧に…。
その仕上がりを見ればこだわりの仕事が伝わります
その頃道後温泉本館では…。
入浴後の休憩所となる大広間。
そして3階の個室に表替えをした畳が運びこまれ敷き詰められます
18人の職人さんの手で手際よく敷き詰められていきます。
こうして無事すべての作業が時間内に完了
お疲れさまでした。
新たな1年に向けて張り替えられた150枚もの畳。
人気温泉を大勢の職人さんが支えていました。
愛媛・道後温泉から東へ300キロ。
落差133mの那智の瀧。
その滝をのぞむ熊野那智大社が参拝客で賑わう午後2時。
参道の職人さんが作っているのは
ここであなたに質問
次の2つの鍵をヒントにお答えください
これは道具として使います
砂のようなもの。
実はこれ
この2つで作るものとはいったい何?
材料は潰した木の実なの?いやあれはまぁ…。
加工の過程で使うものですから材料は別にある。
別にあるの?というところでしょうか。
材料はまだ出てきてないってことですね。
そうですね。
逆に見たいのかいや見たくない…。
ってことは材料わかると…。
わかっちゃうってこと。
そうでしょうね皆さんだったら…。
ここといえばみたいなこと言ってたけど。
那智に来た証しに持って帰る。
先人たちはそういうことだったという話ですね。
今は結構どこにでも…。
もちろん全国にあるものです。
使ったことのない人は少なくとも皆さんのなかにはいないですね。
洋服よりも和服で使うもの…。
『和風総本家』ですからね。
『和風総本家』ですよね。
全然わからないよもうなんだよ。
どういうことこれ…。
答えをお出しください。
小堺さんからまいりましょう。
はい。
羽子板ですね。
ヒントでわかったわけじゃなくてすみません羽子板です。
ヒントは無視されたということですか?無視ということじゃなくて当てはまるものが僕の頭の中の記憶になかったんです。
井上和香さんいきましょう。
はいにおい袋。
潰した木の実かそうか…。
神社とかでお守りとかの横ににおい袋も売ってたなと思って…。
こういう答えですよね小堺さんねやっぱりね的を射たというかね。
そうですね司会者もこれは扱いやすいでしょ。
羽子板とか鈴じゃね何にもならないもんね。
世界遺産熊野那智大社。
その参道の職人さんが作る
その材料は別の職人さんによってこの山で採掘されます。
そう材料は石。
これは那智黒石という熊野でしか採れない貴重な石。
およそ1,500万年前に堆積した地層から採取されるその石が割られると…。
きれいな断面が現れました。
そのきめ細やかな石の表面が那智黒石の特徴のひとつ。
切り出された石はあの参道の職人さんのもとへ届けられます
お二人は
早速届けられた石を使い作業に取りかかる職人さん。
この石から作る
豆助昨日使ったあれよ
早速届けられた石を使い作業に取りかかる職人さん。
この石から作る
自然の石がもつ凹凸を整え誰もが使いやすい道具へと生まれ変わらせる職人さん。
瞬く間にあの凸凹だった自然石が丸みのあるやわらかい表情に
すると職人さんノミを手にとり平らにした石の表面を削り始めました
しかし職人さんが目指すのは…
両手に強い抵抗を感じながらも丹念にノミを使いその石が持つ
石と格闘を続ける職人さん
ある程度まで削ったところで…
丁寧に削られた石の表面はご覧のように滑らかに
仕上げに使うのが
職人さんの仕事に欠かせない
きめが細かく仕上げに適した天然の砥石です。
滑らかに削った表面を更に磨き続けます。
使いやすい物を作るため砥石で念入りに磨き上げた石の表面。
仕上げの前と比べると…。
一段と滑らかになりました。
ここで取り出したのは…
蝋の成分が含まれるその粉をたわしに取り石に擦り込むようにしてコーティング
そう作っていたのは
硬い那智黒石からみごとに優しい表情を引き出しています。
熊野那智大社の参道に工房を構えるこの道53年の職人さんが使うのは那智黒石のみ
那智黒石の需要が減るなか…
石工さんと硯職人の2人が協力して作り上げる那智黒石の硯は…
平安時代から使われてきた伝統の硯は職人さんが二人三脚で作っていました
正解は硯でございました。
というわけでお下げいただきましょう。
いや〜残念。
新年1回目の放送で全員が2問連続不正解。
ということで今年も平凡な1年になりそうです。
そっちがそのつもりで作ってるからだろクイズを。
当てさせようってクイズがないじゃないか。
日本の職人24時
早い冬の夕暮れを前に静岡のお茶畑ではお茶の木を冬の寒さから守る敷き藁の作業が行われる午後3時
同じ静岡のお茶畑。
そのなかに建つとある工場から作業の音が響いていました。
中を覗いてみると…
職人さんが何やら転がる玉に黒い液体をかけています
あらどこ行くの?豆助
中を覗いてみると…
職人さんが容器の中で転がる玉に何やら液体をかけています
更に加えるのが何をやっているのでしょう?
実はこの黒い玉は火薬を固めた星と呼ばれるもの
その星を集めて夜空に花を咲かせる職人。
そうここは花火職人さんの工場
来年の夏に向けての仕込みはもちろん冬もイベントで開催される打ち上げで大忙しの職人さんたち
創業から100年以上のここイケブンは昨年大曲の全国大会でみごと
日本一の花火職人集団
外では…
日本の職人24時
空気が冷え込む冬のたそがれ時。
高校生たちが家路につく頃…
年の瀬は連日大忙しだというこちらの町工場ではまだまだ作業が続いています
実はこちら年末に忙しくなるというある仕事で使われる道具を作りそのメンテナンスも行っている日本でも数少ない町工場。
しかも職人さんの父である先代があるものを開発したことで業界の仕事に革命を起こしたというすごい町工場でした
ここであなたに質問。
この町工場が製造しているのは…
さて職人さんはいったい何を作っているのでしょうか?次の3つの鍵をヒントにお答えください
これが主な材料です
これも材料
こちらは道具です
これらを使って職人さんが作る道具とはいったい何?
静岡県焼津市。
材料はステンレスの板。
これが革命を起こしたと業界に。
お父様がその業界に革命を起こしたといわれてます。
急な修理が多い。
この年末に。
おっしゃってましたね。
俺らも年末にそれは目にすることがあるってこと?その道具によってできた製品っていうのは皆さんには非常になじみのあるものです。
名前があるんですね?名前もちろんあります。
これなしのお正月は日本では考えられないですね。
なんかステンレスの板を切ってたんですよねこう細く。
なんか模様のように切ってたんですよね。
ええいいんじゃないでしょうか。
ではお出しください。
小堺さんからいきましょう。
餅です。
餅を…何かするものだと思う。
もう少し具体的に何かいただけませんか?井上和香さんいきましょう。
例えば切り餅にするための金型の何かとか。
はい。
その金型を作ったことによって楽になって…みたいな。
小堺さんは金型ではないですね?井上さんとは違いますね?井上さんとは違うっていうことをどうして聞くんですか?一応線引きみたいなものが…。
萬田さんいきましょう。
お家の餅つき機じゃなくて大量生産ができるようなものを開発されたとお父様は。
小堺さんは餅つき機は含まれてないですよね?餅つき機がなければ餅は作れませんよ?どうぞご容赦ください。
それは亡き先代の跡を受け継ぎ作り続けるお正月には欠かせないあれ
欠かせない。
豆助昨日食べたあれよ
このステンレスの板から何ができるのでしょう?
職人さんが取り出したのは…
その棒にステンレスの板をあてがい…
ゆっくりと手で押して曲げていきます
金属の棒を太さの違うものに交換
木槌で叩いて更に曲げていきます
微妙なその曲げ具合を決めるのは…
勘で作り出したこの微妙な曲線。
手作業で同じ形を何度でも再現できる職人技
それを底板に合わせるとピタリ。
作業の正確さが一目瞭然。
この道42年の板金職人さんが作り出したものは…。
トンネルが徐々に広がっていくような不思議な形
更に大きさが異なるものが5つ作られました。
これはいったい
ある製品が通るという口部分に馬蹄とよばれる部品を取り付けます。
こうして5つの筒一つひとつを丁寧な仕事で仕上げると今度はそれを次々と組み合わせていき大きな筒の中に他の4つの筒がすべて収まりました。
できあがったのは見慣れない
その先端から出てくるのはピンク色の長〜い塊
その先で短くカットされていくもの。
皆さんもう何だかおわかりですね?
口金というものなんですか?はい。
作っていたのは
今も高級品では行われていますがかまぼこの製造は
特に関東でおなじみの小田原かまぼこはその手仕事により作られるこの盛り上がった形が特徴
シンプルな半月型の関西のかまぼこと比べてみれば小田原かまぼこはこのように盛り上がった形なのがよくわかります
時は高度経済成長期。
大阪から始まった蒲鉾製造の機械化により日本で最初にできたかまぼこの口金は関西で主流の半月型でした
そのままでは関東で主流の大きく盛り上がった小田原かまぼこは作れません
小田原かまぼこの職人さんが作るのと同じような形ができるこちらの口金でした
押し出された魚のすり身がしっかりと形を保つように
大発明でした。
現在はステンレス製に変わっていますがその構造は一緒。
押し出されてくる材料のすり身は徐々に狭くなっていく
固められていきます
そして口金から出た瞬間圧縮されていたすり身がフワッと広がり弾力があって崩れない大きく盛り上がった小田原かまぼこの形に
先代が突然亡くなってしまい口金の作り方もわからず途方に暮れていたという石田さん。
しかしたった1つだけ残っていた先代が作った口金の構造を調べその製造方法を独学で研究。
父が開発した技術を絶やさぬため試行錯誤を続けいつしかお客さんに認めてもらえる口金を作れるようになったのだといいます
現在3代目となる息子さんと一緒に働く石田さん。
そう背中で語る職人の心はまた次の世代へと受け継がれていくのかもしれません
すばらしい。
背中を見て学ばせるっていうね。
昔気質な感じがまたかっこいいですね。
ねぇよく僕らも袖で見てろって言われたね。
そうですね。
ああ袖で見てろ。
客席じゃなくて袖から見ろって言われましたね。
ああしろこうしろってことは言わないんですよね。
だから客席から見るのもあるけど袖で見て勉強しろっていう。
じゃないと方向がまた変わっちゃうからね。
よく言いましたね。
クイズの正解はかまぼこの型ということでございまして。
欠かせないね正月にはね。
あれがないとやっぱ。
日本の職人24時
田植えの春を待つ長野の田園風景に夕日が沈み夜の帳がおりる時間
その頃同じ長野県山あいの工房では…
まだまだ仕事を続ける職人さんが…
中で行われているのは
職人さんが木の器に塗っているのは…
一つひとつ職人さんの手で漆を塗った漆器。
その美しさは日本のみならず世界に知られています
そう語る2代目が受け継いだこちらの漆器店。
現在3代目の息子夫婦とともに家族が中心となって漆塗りの製品を作っています。
その主力製品は椅子やベッドなどの大型家具。
しかし20年前大きな方向転換を迫られました
工房も存続が危うい状態に。
新たな漆の可能性を模索した2代目がたどり着いた製品は…
その漆を塗る素材がこちら
木の器ではなくなんと
しかし試行錯誤の末ガラスの表面に
いったいどんな製品に?まずは赤い漆で線を引いていきます。
何の目印もないガラスの器にフリーハンドで次々と…。
繊細な作業をする智恵さん。
実はこちらに嫁ぐ前から職人として修業をしていました
職人歴はすでに13年
続いては赤い漆の線と線の間に朱色の線を入れていきます。
使うのは極細でやわらかい
コシがなく手の震えが筆先に伝わるのを抑えられる蒔絵筆。
しかしその反面力加減が難しくなります。
線と線の隙間に絶妙な力加減で精神を集中させ3色目そして4色目。
最終的に描き入れた線の数は160本
透き通るガラスを彩る鮮やかな漆。
これこそが
相性が悪いとされてきた漆とガラス。
その美しさの共演を果たしたのです。
しかし作業は
漆で柄をつけたあとは最後の仕上げ。
2代目へバトンタッチです。
器を機械にセットするとそれを回転させ…。
なんとせっかく漆で引いた160本の線を塗り潰していくではありませんか。
それは驚きのアイディアでした
うわ〜すごい!なにこれ?
豆助とってもきれいよ
せっかく描いた美しい線を上から塗り潰してしまった職人さん。
これはいったい…
ガラスを生かすために線を塗り潰すというのですが…
2代目が20年前にひらめいたという漆をガラスに塗るアイディア。
伝統の職人技は時代に合わせて進化を続け今新たな可能性を広げています
日本の職人24時
東京の老舗も忘年会シーズン真っ盛り
ちょっとごめんなさいね。
師走は老舗の女将さんも走ります。
1年で最も忙しいこの季節。
ここいせ源に来るお客さんのお目当ては…
プルプルの身と一緒にとろりと口に広がる濃厚な肝。
そう
待ちに待った冬のご馳走に思わず箸も進みます。
おかげで厨房は大わらわ。
伝統の調理法吊るし切りの担当は7代目。
新鮮なアンコウを職人さんたちが次々と盛りつけていきます。
口に運ぶたびその味にうなずく人々。
185年続いてきた老舗の冬の光景です
ここにも1年で最も忙しいときを迎えた老舗が…。
しかしその店前には「本日休業」の札。
店内にはたくさんの職人さんが集まり休業日とは思えない活気です
それは和食料理人の1年の総決算ともいえる大仕事。
作っているのはお正月に欠かせないそうお節料理。
お店を閉めてまで行うお節作り。
そこには和食の伝統的な仕事が詰まっています
年末恒例のお節料理作りは老舗割烹の技と心を未来へつなぐための仕事でもあるのです。
老舗の伝統はこうして受け継がれていきます
東京の繁華街は年末の忘年会シーズン真っ盛り。
互いを介抱しながらもう一軒。
そんな若者たちが街にあふれる頃ここ茨城県のとある工房ではまだ明かりが灯っていました。
中からなにやら物音が…。
夜遅い時間にもかかわらずその作業場で職人さんがただ1人黙々と仕事を続けていました
実はこの方
心を落ち着け作業に臨む。
その職人さんの手は銀のようなものを茶筌で網にこすりつけています。
できあがったのはまるで砂のように細かく砕かれた…
ここであなたに質問。
こちらの職人さん3代にわたっていったい何を作っているのでしょうか。
次の3つの鍵をヒントにお答えください
なにやら奇妙な形に分割されています
これは道具です
以上の3つを使って職人さんが作るものとはいったい何?
いや難しいな。
すごいの見つけてきたね。
なんだかわかんないけどなんかすごそうね。
何あの牙。
イノシシの牙。
あれ道具なの?道具です。
尖った部分を使うのかあの丸みを使うのか…。
あの型紙の大きさくらいのものですか?そういう考え方でいいんじゃないでしょうか。
型紙っていうのがすごくいいヒントっぽくて余計わかんない。
砕かれた木の皮っていうのは材料になるんですか?そういう考え方でいいと思います。
誰もが使うようなものではないの?誰もが使うようなもの?不思議ではないですね。
いや不思議だとかじゃなくてさ。
やっぱりお正月にそうだよねってものですか?いやそうでしょうね。
なんだろな…。
全然わかんないなこれな…。
いったい何を作っているのでしょう
え?模様が浮き出てきたよ。
豆助すごい職人技よ
集中力が高まる午後11時。
いよいよこれからが佳境。
実はその準備は昼間からずっと続いていました。
職人さんがナタで叩いているのは
その皮をこうして手作業で削ぎ落としていきます
こうして削り取ったものを大きな釜の中へ
水を注ぎ足しながら長時間ドロドロになるまで煮込み続けていくのです
(スタッフ)これを使うんですか?はい。
実は職人さんが使うのは木の皮ではなく長い時間かけて煮出したその煮汁
皮の色素が凝縮されたその煮汁をバットに入れたところで取り出したのは新品の和紙。
それをなんと浸してしまいました。
みるみるうちに和紙は薄茶色へ。
実はこれかねてより続く草木染めの技法
こうして
煮出した木の皮で染め上げた和紙は乾燥させるとまるで数百年前からあった古い紙のような色合いに。
集中力が必要なその仕上げ作業は伝統的な方法を守りながら夜行われます。
染めた和紙に牛の皮から作った接着剤ニカワを塗ると先ほど作っていた砂子と呼ばれる銀の粉を用意。
これまた昔から使われている道具に入れます。
実はこれただの竹筒ではなく片方が網状になったもの
すると職人さん…
竹筒を叩き銀の砂子を和紙の上にまいていきます
更に小さく切り取ったさまざまなサイズの銀箔も。
どこに何を置いていくかその完成図は長年仕事を続けてきた職人さんの頭の中にしかありません
和紙の上に散らされたさまざまなサイズの銀は無数の美しい光となって和紙の上で踊ります。
続いて取り出した道具もやはり伝統的に使われてきた
ところで豆助こんな日本の地名知ってる?大分県にあるこの街。
水平線から日が昇る様子がとても美しかったことからこの地名が生まれたといいます。
日が出ると書いて…
もしよかったら覚えておいてください
続いて取り出した道具もやはり伝統的に使われてきた
そのイノシシの牙で職人さんおもむろに先ほど装飾した銀の部分を擦り始めました。
すると
何やら和紙の上に模様が浮き出てくるではありませんか。
これはいったい?
実は和紙の下に置かれているのは版画などで使う
適度な硬さを持つ
版木の模様が和紙に写し出されていくのです
さまざまな工程を経て作り出された美しい和紙。
しかし
同じように作った色合いの違う和紙を全部で6枚すべてを重ねると次の作業へ
これはそれぞれこう分かれてまして…。
使うのはこちらのちぎれたような形の型紙
用意した
すると職人さん小さな刃物を使いせっかく作った和紙をその型に合わせ切っていくではありませんか
これもまた先々代そして先代から脈々と
切り取られたそれぞれのパーツの形は同じ。
しかしその
その和紙のパーツに糊をつけまるでパズルのように違う色同士を組み合わせながら再び1枚の和紙に仕上げていきます
何を作っているのかもうおわかりですね
そう作っていたのは
平安時代に生まれ広く使われてきたかな料紙。
例えば『源氏物語』にも使われているこの紙。
皆さん見たことありますよね。
これもかな料紙なのです。
職人さんが作っていたのはその中でもさまざまな手間と技術を盛り込み豊かな表情を出していく
ここは日本でも数少ないかな料紙を専門で作る工房。
その技法を確立した創業者の祖父から受け継がれてきた仕事をかたくなに守り続ける3代目。
豪華な装飾が施されたそのかな料紙作りには染色砂子版画などさまざまな高度な技術が必要とされます。
それはもはや紙の枠を超え1つの
しかし職人さんは…
現在でもここぞというとき書を志す人々が好んで使うというかな料紙。
その文字を引き立てるのはひたむきな職人さんの技と思いが織り成す無数の輝きです
ステキ。
ステキです。
かな料紙というのが正解でございました。
名前は初耳ですけどすごいきれいなものですね。
あんな手作業でね。
ただ小堺さん謙虚な職人さんの言葉がありましたね。
使っていただいてこそですと。
作品ではありません。
いいな。
ああいうのも日本人っぽくていいですね。
ホントですね。
決して前に出ようとしないといいますかね。
日本の職人24時
深夜の下町。
人通りのない路地裏で猫たちがゆっくりと羽をのばすこの時間
真冬の暗闇にポツンと浮かぶ小さな灯り。
もうもうと立ち上るその湯気を辿っていくと…
なんとこんな時間にもかかわらず
煮物にアツアツのイノシシ汁。
職人さんたちにとってはまだまだ続くこれからの作業のための大切なエネルギー源です
かけ声とともに再開するその仕事場にあの湯気の正体がありました。
そう彼らの仕事は
豆助も大好きなあれよ
大きな釜の中に入れるのは
これが熱せられ温まるにつれ表面に出てくる灰汁。
これを
その正体は今から数時間前…
昔ながらの
純度の高いものに仕上げていく。
それが職人さんの仕事。
いくつかの工程を経ることで…
そしてここからが
その声を合図にたきぎを投入。
更に
仕上げの作業が始まりました
立ち込める湯気で見えない釜の底。
材料の状態を把握できるのは職人さんの耳だけ。
すると…
突然竹の棒で激しく混ぜ始めました
なにやら確かめているようですが…
更に投げつけて確認
ほんの少しでも気を抜けば鍋の底で材料が焦げ付きすべてが台無しに。
何度も混ぜながら更に確認を繰り返します。
こうしてようやく…
投げつけたときのその音は…
音の変化は完成が近づいた証拠。
職人さんはたきぎに水をかけ焦げ付かないように徐々に火を落としていきます。
製品の出来栄えに直結するこのさとねりの作業。
火加減と混ぜ加減のバランスは職人同士阿吽の呼吸があってこそ
こうして火をすべて落としさとねりの作業が終了。
鍋の底の材料はなんともきれいなアメ色になっていました
これを箱に詰めたものが私たちのもとに届けられるのです
作っていたのは黒糖。
昔と同じ方法でさとうきびから作るその純度の高さが最大の特徴。
煮物の味を引き立てる雑味のないコク。
毎年完成を待ちわびるファンも大勢いるという人気のひと品です
ここ宮崎県日南市で毎年12月一斉に行われてきた黒糖作り。
かつては大勢いた職人さんも高齢化によって激減。
平島さんはこの地で生まれこの地の伝統を守る数少ない職人さんです
日本の職人24時
黒糖職人さんの作業場から北へ900km。
ここにもまだ灯りのともる工房がありました。
中を覗いてみると…
職人さんが見つめているのは…
その土の塊を囲うように炭を次々と。
更に熱が上がったところで藁をかぶせてしまいます。
これはいったい…
ここであなたに質問。
深夜に働く
ヒントは次の2つ
この白いもの。
これは?
なんと大根おろしを道具として使用
火鉢の上で揉まれているこの
飴細工のようにまな板の上で伸ばします。
これも欠かせないもの。
深夜に行われる…
全然わからない。
何だよこれ。
土の塊大根おろし…。
茶色い塊…。
新潟県柏崎市。
ホントにこんな職人さんいるの?このために作ってんじゃないの?何を作ってらっしゃるのか。
何職人さんなのかお書きください。
これ使ったことある?このもの。
私はないですがこれは欲しいです。
欲しい?はい。
安いものも高級なものもある?あまり安いものはないかなと。
高級なもの限定で。
日常に使うものですか?お使いになる方はたくさんいらっしゃると思います。
飾って見るもの?どちらもあります。
使ってもいいし飾ってもいい?はい。
土に大根おろしですよ?組み合わせがわからないもん。
土の塊を藁で…。
焼いてたね。
という工程。
中に何か入ってるの?それは考えていただくしかないですね。
皆さんがお考えになってる間に告知があります。
よろしくお願いします。
大好評につきね。
去年の秋に大阪でやらせていただいて。
涙ボロボロ出たのよね3人とも。
職人さんの映像とともに奏でる和の楽器の音ね。
ホントに涙が止まらなかったですよ。
よろしくお願いします。
全然わからない。
書いてください。
何だろう。
正月…。
煙に包まれながら深夜に行われる職人さんの仕事とはいったい…。
まずはあの茶色い塊から作られた細長いパーツ。
それをまるで飴細工のように手で形を整えてから…
更にコテを使いしっかりと固定。
こうして作っていく渦巻き状のもの。
組み合わせていくとこんな形に
豆助もう眠いわよね
職人さんが手作業で作りだしたのはこの奇妙な形。
いったいどうなるのでしょうか?更に繊細な作業は続きます。
今度は筆で何かを塗り始めましたが色付けをしてるようには見えません。
更に…
泥で全体をコーティングしてしまいました
ついにはまったく元の形がわからないほど。
いったいこれは?
(スタッフ)型?はい。
職人さんが作っていたのは
そう炭火で焼かれていたあの土の塊は型だったのです。
でもいったい
実はこちらの正体は蝋だったのです。
土で覆った蝋は熱することで溶けだしそこに空洞ができるという仕組み
すると職人さん藁を外していきます。
中から出てきたのは真っ赤に燃える炎。
このとき
職人さんが見ていたのは炎の色。
この色で温度を判断し型を取り出すタイミングを計っていたのです。
深夜に作業していたのは暗いほうがその色を確認しやすいため
こうしてできた空洞に流し入れるのが…
慎重に空洞へ注ぎ入れます
冷め切って硬くならないうちに型を壊していきます
作っていたのは
つまり…。
正解は
金属とは思えない複雑な曲線。
こんな加工ができるのも蝋型鋳造の特徴。
そして欠かせないのがこの大根おろし。
これを手に取ると香炉の蓋にぺたぺた。
いったいなぜ?
その理由は仕上げの工程に。
硫酸銅の中につけることで化学反応を起こし独特の風合いを出すことができるのです
こうして完成を迎えた香炉。
すべて手作りだからこそ一つひとつが唯一無二の極上品。
職人さんはこの一連の作業を修業を始めた頃から20年以上繰り返してきました
日々の積み重ね技を磨き続けることでいつか職人としての自分を新たな高みへ
クイズの正解は蝋型鋳造職人さんでした。
もうすばらしい職人さんをまた探してきましたね。
ホントですね。
ありがたいですね。
知らないことを教えてもらえるってこんなステキなことはないですからね。
豆助はおやすみね
毎年大勢の初詣で客で賑わう芦ノ湖畔の箱根神社
これから大仕事に挑む職人さんたちもお参りにやってきました
その大仕事とは?
職人さんたちは去年内閣総理大臣賞を受賞した日本一の花火師集団イケブンの花火師さん。
元日の午前0時に新年の幕開けを祝い芦ノ湖周辺の4か所で打ち上げる盛大な年越しの花火。
大晦日はその仕込み作業に大忙し。
次々と花火を筒に入れていきます。
今日は特別な1日
その条件ゆえにある伝統的な方法でも打ち上げます
スペースが狭いため1つの筒から何発も打ち上げることができる伝統的な早打ち方式も使い打ち上げを行うのだといいます
花火の形もおなじみのものとは少し違うよう
打ち上げのポイントまで台船を移動した職人さん
イカリを下ろし準備も大詰め。
新年まであと1時間。
箱根神社に集まり始めた人々がたき火と甘酒で暖をとっている頃氷点下まで冷え込んだ湖の上で打ち上げ準備を続ける花火師さんたち
何度も繰り返すのは点火装置の確認。
最新式の装置の横では伝統的な打ち上げ方法に使う道具をバーナーで加熱中
赤々と熱せられたその焼き金を発射筒の底へ仕込みます
いよいよ本番
花火師さんが奮闘!
豆助すごい迫力よ
まもなく2016年の幕開け
そして年が明けます
(歓声)
午前0時。
2016年の幕開けを祝う花火が打ち上げられました。
打ち上げ時間はわずか10分。
短い時間におよそ1,000発の花火を惜しげもなく次々と打ち上げていきます
そしていよいよ…
花火を
一瞬の気のゆるみが大ケガにつながる打ち上げ方法。
熟練の花火師さんが一定のリズムでよどみなく打ち上げていきます
わぁきれい!
その間に早打ち担当の花火師さんは次の箱を準備。
壮絶な打ち上げのなか新たに熱した焼き金を筒に仕込んでいきます
打ち上げは4か所。
離れた現場からも大輪の花
続いて早打ちの花火ではこの日一番大きな5号玉
そしていよいよクライマックス
よい1年になりますように。
そんな願いを胸に初詣でに訪れた人々の心に夜空に咲く美しい花を焼き付けました
(スタッフ)明けましておめでとうございます。
花火師さんたちの長い1日が終わったその6時間後。
赤々と空を照らす2016年の初日の出。
日本のそして日本の職人さんたちの新たな1年が始まりました
新しい年を迎えるその陰で時に寒風にさらされ時に熱さと戦い夜を徹して仕事と向き合う職人さん。
その真摯な姿こそが受け継ぎたい日本の宝なのです。
日本の職人さんっていいなぁ
2016/01/03(日) 20:54〜23:14
テレビ大阪1
和風総本家お正月スペシャル「密着!日本の職人24時」[字]

日本列島…真冬の戦い▽過酷!夜通しの釜番…手作り黒糖▽道後温泉(秘)畳張り替え&ロウで作る!?究極鋳物▽潜入!老舗おせち舞台裏▽密着!極寒の花火…職人たちの壮絶年越し

詳細情報
番組内容
国の重要文化財にも指定されている道後温泉本館の師走の大掃除に密着。
また、日本伝統の行事で使用され、麻から作られるもので、日本に3軒しかないという職人さんの工房に潜入。宮崎では江戸時代から続く製法を今に伝える黒糖作りをする職人さんが夜を徹しての作業中。
ほか、おせち料理に欠かせないアレを作る職人さんなど、師走から新年に向けひたむきに働く全国の職人さんたちに密着。
出演者
萬田久子
東貴博
小堺一機
武井壮
井上和香

【進行】
増田和也(テレビ東京アナウンサー)
音楽
【音楽】「和風総本家」テーマ曲 縁の詩(えにしのうた)、一心(いっしん)
【作曲・演奏】上妻 宏光、KOBUDO—古武道—feat.上妻宏光
ホームページ
http://www.tv-osaka.co.jp

ジャンル :
趣味/教育 – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – クイズ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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