ひるおび! 2016.01.04


国会は異例の早期開幕。
夏の参議院選挙を見据えた与野党の論戦が新春早々から始まる。
国会から中継。
国会ではこの後、正午から衆議院本会議、続いて開会式が行われます。
今朝の自民党の仕事始めで安倍総理大臣はこう話した。
政府・与党はまず、今年度の補正予算案を成立させた上で、今月下旬には来年度予算案の審議に入り、年度内の成立を目指す。
これに対し、野党第一党の民主党は維新の党と統一会派を組んで巨大与党に対し、消費税の軽減税率導入やTPP=環太平洋パートナーシップ協定の大筋合意などについて追及する方針。
また、共産党はこの後行われる国会の開会式に党としては初めて出席することにしていて、ほかの野党と歩調を合わせることで選挙戦に向けた野党各党との連携を強めたいという狙いがあると見られる。
今年は夏に参議院選挙を控えるが、安倍総理が衆議院を解散して7月10日にも衆・参のダブル選挙に踏み切るとの見方もあり、冒頭から与野党の攻防が激しくなりそう。
こうした中、安倍総理大臣は年頭の記者会見を行い、今年は、未来に果敢に挑戦する1年だと話した。
安倍総理は会見で、1億総活躍元年の幕開けだと訴えたほか、5月のG7サミットで日本が議長国を務めることなどから日本外交が世界を引っ張っていく1年となると意欲を示した。
また、夏の参議院選挙の勝敗ラインについては、自民・公明の与党で過半数を確保したいと話したほか、憲法改正についても、これまで同様東京証券取引所では、年明け最初の取引である大発会が開かれ、平均株価は3年連続で値下がりして始まった。
中継。
申年は、証券業界では騒ぐ年と言われ、株価が乱高下するとされているが、今朝の東京株式市場で平均株価は一時、500円以上値下がりし、不安な幕開けとなった。
恒例の大発会では振り袖姿の女性らが鐘を鳴らし、今年最初の取引がスタート。
今朝の東京株式市場では売り注文が優勢となり、3年連続で平均株価は下落して始まった。
午前の取引は去年の年末に比べ492円と大幅に値下がりして終えている。
今年の相場について、市場関係者は円安株高の基調は続くとしながらも、アメリカの利上げが波乱要因になると指摘した。
市場関係者の間では、中国やブラジルなど、新興国の経済が悪化するリスクを警戒する声が高まるほか、国内では、景気の柱となる個人消費の低迷を示す指標の発表が続いている。
国内外に不安材料を抱え、今年の相場は、昨年以上に荒い値動きとなりそう。
イスラム教スンニ派国家のサウジアラビアがシーア派指導者の死刑を執行したことをめぐり、シーア派国家であるイランとの対立が深刻化している。
サウジアラビアは3日、イランとの外交関係を断絶すると発表した。
サウジアラビアがテロに関与したとして、シーア派指導者のニムル師の死刑を執行したのに対し、イランのシーア派のイスラム教徒らは首都テヘランにあるサウジアラビア大使館を襲撃し、放火するなどした。
これを受けて、サウジアラビアのジュベイル外相は3日、イランとの外交関係を断絶すると発表、イランのすべての外交官は48時間以内に国外に退去しなければならないと述べた。
一方、イランの最高指導者、ハメネイ師はニムル師の処刑について、必ずや神の復讐があるだろうと強く非難しており、両国の関係悪化は深刻化している。
サウジアラビアとイランは地域の大国としてライバル関係にあるが、去年7月の核合意により、イランが国際的な孤立から脱却すると見られており、サウジアラビアでは警戒感が強まっていた。
去年1年間に交通事故で死亡した人の数は全国で4117人となり、15年ぶりに増加したことがわかった。
警察庁によると、交通事故の死者数は2001年から14年連続で前の年より減少していたが、去年1年間はおととしに比べ4人増えて4117人となり、15年ぶりに増加に転じたとのこと。
また、65歳以上の高齢者は54.6%を占め、統計開始以降、過去最高となった。
警察庁は制度改正などで死者数の減少に努めてきたが、高齢者の人口増加、また、致死率の高さが背景にあるとしている。
今日は仕事始め。
各地で商売繁盛を願う声が聞かれた。
商売繁盛の神様をまつる東京の神田明神。
今年は仕事始めが月曜日、しかも大安と重なったこともあり、例年よりも多くのビジネスマンが参拝に訪れている。
神田明神には今日と明日で4000社以上が参拝に訪れる予定。
京都の伏見稲荷大社では恒例の賽銭開きが始まった。
白衣姿の銀行員が手際よく正月三が日のおさい銭を数えていく。
年々、外国人の参拝者も増えているとのことで、境内に設けられたおよそ50のさい銭箱の中には外国紙幣が目立ったほか、今年1年の御利益を願い、2951
(ふくこい)、11104
(いいとし)など縁起を担いだ小切手などもあった。
集まったおさい銭をすべて数え終わるには、5日ほどかかるとのことフグの取扱量日本一の山口県下関市では、冬の味覚の王様、トラフグの初競りがあった。
競り人と仲買人が袋の中で指を握って値段を決める伝統の袋競り。
天候に恵まれたため、天然ものが豊漁で、去年の4倍近い入荷となった。
今年はマイナンバー元年。
地方自治体では一部の手続で12桁のマイナンバーの記入が必要となる。
東京都の武蔵野の武蔵野市役所では今日から一部の申請用紙にマイナンバーの記入が求められている。
今日から使われている国民健康保険の加入用紙です。
このように、個人番号を書く欄が設けられています。
マイナンバーの記入が求められるのは、国民健康保険の加入や児童手当の認定、固定資産税の減免など税と社会保障の分野での申請で、行政事務の効率化が主な目的。
一方、日本郵便が配達を行っていたマイナンバーの通知カードは年末に全体のおよそ1割に当たる558万通が郵便局での保管期限を過ぎ、自治体に戻っているほか、先月25日には大阪市で通知カードの作成漏れが発覚していて、カードを受け取れていない事例は相当数に上っている。
中国政府に批判的な書籍を扱う香港の書店関係者5人が相次ぎ行方不明になっていることがわかった。
中国当局に拘束された可能性もあり、警察が捜査に乗り出している。
先月30日から行方不明になっているのは、香港の書店に出資する大株主の男性。
この書店では習近平国家主席を批判するなど、中国本土では販売を禁じられている書籍を取り扱っていた。
地元メディアによると、男性は先月30日、広東省シンセン市の電話番号から妻に、調査に協力していると連絡してきたとのこと。
この書店をめぐっては去年10月以降、関係者5人が相次ぎ行方不明になっている。
香港警察は現在、中国当局に問い合わせているとしているが、一部の市民らは中国当局に連行された可能性があると強く反発している。
シリア内戦をめぐって今月、国連の仲介でアサド政権と反政府勢力の代表が和平協議を行う予定だが、年末年始もシリアから逃げ出す難民はヨーロッパに押し寄せている。
去年夏、難民が上陸したあの島はどうなっているのか、取材した。
私たちが去年の夏にとらえた映像。
トルコにほど近いギリシャの島、レスボス島に難民たちが到着する様子。
あれから半年。
彼らが到着した浜はその後、押し寄せた難民たちが脱ぎ捨てたライフジャケットで埋め尽くされていた。
これ、赤ちゃんの服ですね。
そして小さいライフジャケットがあります。
このおびただしいライフジャケットの数でわかるように、冬になってからも難民の数は減ってないということです。
こうして水を触ってみますと非常に冷たいんです。
この冷たさを押してでもやってくるということは、この海の向こうの状況がまだよくなっていないということなんでしょう。
私たちの取材中もたびたび、難民の上陸に出くわした。
今、難民が近づいてきているのが見えます。
かなり風と波が荒いんですが、難民のボートが見えます。
このゴムボートは朝5時、対岸のトルコ側を出発し、真っ暗な海を3時間かけてたどり着いたと言う。
このときの気温は3度。
犬も連れてこられました。
ちょっと濡れてます。
濡れてるけど、無事だ、犬。
この島には年末年始を問わず一日500〜1000人もの人が助けを求めてやってきた。
難民申請の前提となる滞在許可すら登録待ちで難民キャンプはあふれている。
去年、地中海を渡った難民はおよそ100万人で3735人が海で死亡、今月2日にはボートの転覆で2歳の男の子が死亡した。
今月25日、シリア政府と反政府勢力が交渉のテーブルにつくことになっているが、その行方を楽観視する声はない。
今日未明、埼玉県戸田市の老人ホームで78歳の入居者の男が転落防止用のベッドの柵で87歳の入居者の女性を殴り殺害したとして逮捕された。
今日午前0時頃、戸田市本町の老人ホーム、サニーライフ戸田公園から、入居者がベッドの柵で別の入居者の顔面を殴打したと通報があった。
警察などによると、入居者の87歳の女性が顔面血だらけで自分の部屋のベッドに倒れていて、病院に運ばれたが、死亡が確認された。
この女性の部屋にいた78歳の入居者の男が、転落防止用のベッドの柵で女性を殴ったことを認め、殺人の疑いで逮捕された。
火災発生直後の緊迫の映像。
バスから大量の煙が上がり、後ろのタイヤの辺りが燃えているのも確認できる。
火災発生直後、現場に居合わせた人が撮影した。
今日午前7時頃、札幌市清田区の路上でバスから煙が出ていると運転手から消防に通報があった。
バスはスイミングスクールの合宿で函館へ向かう途中で、小学生など12人が乗っていたが全員逃げて無事だった。
今日午前4時頃、山梨県甲府市の県道で19歳のアルバイトの少年が運転していた乗用車が対向車線にはみ出して軽乗用車と正面衝突し、軽乗用車に乗っていた男性1人が死亡、1人が重体となっている。
警察は少年が大阪取引所では、今年最初の取引「大発会」が行われました。
2013年から金融派生商品、デリバティブ取引に特化し行政機関や多くの企業では、きょうが仕事始めです。
大阪府庁と大阪市役所ではそれぞれのトップが、年頭のあいさつを行いました。
午前10時、大阪府庁では松井一郎知事が府の職員らおよそ300人を前に年頭の挨拶を行いました。
松井知事は今年中に大阪を副首都にするためのビジョンを作り上げることを強調しました。
また、大阪市役所では吉村洋文市長が年頭の挨拶を行い子どもの教育、医療の無償化を掲げるとともに観光都市大阪をアピールしました。
また改めて大阪都構想の計画を見直し任期中に住民投票を行う考えを示しました。
大阪取引所では、今年最初の取引「大発会」が行われました。
2013年から金融派生商品、デリバティブ取引に特化し去年は、取引高がおよそ3億6145単位と好調を維持しました。
今年は、取引時間を延長して、取引高の増加を図りたいとしています。
行政機関や多くの企業では、きょうが仕事始めです。
元日に和歌山県が「大津波が発生した」という誤った防災メールを配信したことについて仁坂知事が謝罪しシステムの運用方法を検討し直すと述べました。
誤った防災メールは「和歌山県沖で大津波が観測された」とする内容で2度にわたって県内にいる人の携帯電話に配信されましたが、実際には津波は起きていませんでした。
県が去年から独自に始めた津波予報システムを担当者が新年のデータに更新しておらず、通常の潮のみちひきを津波と誤って判断したということです。
県は予報システムを停止し今後、運用方法を検討し直すとしています。
はえなわ漁での生マグロの水揚げ日本一を誇る和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港でマグロの初競りが行なわれました。
勝浦漁港には、きょう未明に漁船から水揚げされたばかりのメバチやキハダなどの新鮮なマグロおよそ60トンが並びました。
午前7時すぎ、100人を超える仲買人業者らが参加しさっそく競りが始まりました。
勝浦漁港での去年のマグロの水揚げは1万1870トンほどで2年連続で増えています。
漁協関係者は「マグロ漁を取り巻く環境は国際的にも厳しいが今年もさらなる水揚げの増加を期待したい」と話しています。
2016/01/04(月) 11:30〜11:55
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