こんにちは。
正午のニュースです。
第3次安倍改造内閣の発足後、初めての本格的な国会論戦となる第190通常国会が、きょう召集されました。
安倍総理大臣は自民党の両院議員総会で一億総活躍社会の実現などたじろぐことなく、私たちの進むべき道が正しいということを国民に明らかにしていこうと呼びかけました。
きょうは、午前10時過ぎから参議院本会議が開かれ、常任委員長の選任や特別委員会を設置するなどの手続きが行われました。
国会では午後1時から天皇陛下をお迎えして開会式が行われたあと、衆参両院の本会議で、安倍総理大臣の外交報告と麻生副総理兼財務大臣の財政演説が行われることになっています。
補正予算を一日も早く通していくことが最大の景気対策であり、全力を挙げて私たちはたじろぐことなく、国会での論戦を通じて私たちが進むべき道が正しいということを国民の皆様に明らかにしていこうではありませんか。
憲法を無視して安倍総理は、国会での論戦から逃げて逃げて逃げ回ってまいりました。
国民に対して正直に説明しない。
本質的な解決から逃げる、その見返りをばらまく、そういった安倍政治の本質をしっかりとこの国会の論戦を通じて明らかにしていく。
通常国会の会期は6月1日までの150日間で、政府与党は、新年度、平成28年度予算案を年度内に確実に成立させたうえで、後半国会ではTPP環太平洋パートナーシップ協定への国会承認を得ることなどを目指す方針です。
これに対し民主党など野党側は、消費税の軽減税率やTPPの問題点のほか、閣僚の政治資金を巡る問題などを追及する方針で夏の参議院選挙もにらんで、与野党の激しい論戦が繰り広げられる見通しです。
安倍総理大臣は年頭にあたって記者会見し、ことし夏の参議院選挙では自民公明両党の連立政権で安定した政治を行うため、非改選の議席も合わせて両党で参議院の過半数を確保したいという考えを示しました。
そして、ことし夏の参議院選挙について非改選の議席も合わせて、自民公明両党で参議院の過半数を確保したいという考えを示しました。
また、憲法改正についてこれまで同様しっかりと訴えていくことになる。
同時に、そうした訴えを通じて、国民的な議論を深めていきたいと考えていると述べました。
さらに参議院選挙とあわせて衆議院を解散するかどうかについて衆議院の解散は全く考えていないと述べました。
多くの企業で、きょうが仕事始めです。
ことしの最初の取り引きとなる東京株式市場は、午前中に発表された中国の製造業に関する指標が悪化したことなどから、ほぼ全面安の展開となり日経平均株価は一時、500円以上値下がりしました。
多くの企業で仕事始めのきょう。
商売繁盛の神様として知られる東京の神田明神には、大勢の経営者やビジネスマンが参拝に訪れました。
東京証券取引所では、恒例の大発会が行われました。
きょうの東京株式市場は、午前中に発表された中国の製造業に関する指標が悪化したことなどから、世界経済の先行きに対する懸念が広がって、ほぼ全面安の展開となり日経平均株価は、一時500円以上値下がりしました。
日経平均株価、午前の終値は去年の年末より492円30銭安い1万8541円41銭でした。
一方、去年株価が一時大幅に下落して、世界の株式市場に影響を与えた上海の株式市場は、株価の急な変動を抑制する新たな制度が導入され、きょう、ことし最初の取り引きが始まりました。
代表的な株価指数である総合指数は、製造業に関する経済指標が市場の予想を大きく下回ったことなどから日本時間の午前11時半現在、去年の年末に比べて3%以上下落して取り引きされています。
また、中国経済の影響が大きい香港やシンガポール、それに韓国の株式市場は0.6%から1%程度値下がりする展開となっています。
国内の各地でも仕事始めや初競りが行われました。
全国的に気温も上がり3月から4月並みの暖かさとともに新たな年のスタートです。
ずらりと並べられたマグロ。
はえなわ漁による水揚げが日本一の和歌山県那智勝浦町で初競りが行われました。
高いものでは1キロ当たり7700円ほどの値がつきました。
東日本大震災の被災地岩手県大槌町では、仕事始め式が行われ、復興への決意を新たにしました。
大槌町では、4月以降、中心部の宅地でかさ上げ工事のおよそ60%が完成し、新たなまちづくりが本格化します。
色鮮やかな着物姿。
京都市役所では職員およそ500人が和服で新年最初の業務に臨みました。
高知市では、春の七草の収穫が最盛期です。
せりやなずななどの出荷の準備が進められました。
高知市の午前11時の気温は15度2分まで上がり、上着を手に持つ人や半袖の子どもたちもいました。
きょうも気温が上がっています。
日中の予想最高気温は那覇市で22度、鹿児島市や高知市で20度、東京の都心や京都市、広島市で17度と各地で3月中旬から4月上旬並みの暖かさになる見込みです。
サウジアラビアはイスラム教シーア派の指導者の死刑執行に反発したデモ隊によって、イランのサウジアラビア大使館が襲撃されたことを受け、イランと外交関係を断絶しました。
両国の対立は決定的になり、シリアの和平協議などで悪影響が出ることが懸念されています。
イランの首都テヘランのサウジアラビア大使館です。
サウジアラビア政府がイスラム教シーア派の指導者の死刑を執行したことでデモ隊が大使館を襲撃し火をつけました。
これを受けてサウジアラビア政府は3日、イランとの外交関係を断絶すると発表しました。
これに対しイラン政府は、外交関係を絶ってもシーア派の指導者の死刑を執行したという大きな過ちは覆い隠すことはできないなどと批判しました。
イランとサウジアラビアは、内戦が続くシリアでアサド政権と反政府勢力をそれぞれ支援していて、両国の対立が決定的になったことで内戦終結に向けて今月にも始まる和平協議に悪影響が出ることが懸念されています。
また過激派組織ISイスラミックステートとの戦いなどを巡っても今後の協力の可能性が遠のき、中東の不安定化に拍車がかかる懸念が高まっています。
去年1年間に交通事故で死亡した人は全国で4117人と前の年より4人増えました。
死者数は14年連続で減少していましたが平成12年以来の増加に転じました。
警察庁のまとめによりますと、去年1年間に交通事故で死亡した人は、全国で4117人と前の年より4人増えました。
都道府県別では愛知県が213人と13年連続で最も多く、大阪府が196人、千葉県が180人などとなっています。
去年の死者数は、最も多かった昭和45年の4分の1以下でしたが、14年連続の減少から平成12年以来の増加に転じました。
一方、死者のうち65歳以上の高齢者は2247人と前の年より54人増え全体に占める割合は54%に上り統計を取り始めた昭和42年以降最も高くなりました。
交通事故の死者数が増えたことについて警察庁は、高齢化が進んでいることなどが背景にあるとしています。
インド北東部できょうマグニチュード6.7の地震があり現地の警察によりますとこれまでに3人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
アメリカのUSGS地質調査所によりますと、ミャンマーとの国境に近いインド北東部で日本時間のきょう午前8時ごろマグニチュード6.7の地震がありました。
震源は、インドのインパールから西29キロの地点で震源の深さは55キロと推定されています。
インパールの警察によりますと住宅の天井が崩れるなどしてこれまでに3人が死亡し、およそ30人がけがをしたということです。
こちらは地元の写真家がインターネット上に投稿した画像です。
6階建ての建物が倒壊していて揺れが激しかったことがうかがえます。
現地のテレビ局は、地震の直後、不安そうな表情で建物の外に避難している市民や病院にけが人が運び込まれている様子を伝えています。
ニューデリーにある日本大使館によりますと、大きな揺れがあったインパールの周辺には日本人が住んでいるという届け出はないほか、周辺の州に住んでいる日本人の安否も確認され、被害はないとみられるということです。
ここは東日本大震災の被災地…2016/01/04(月) 12:00〜12:20
NHK総合1・神戸
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