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社員半減の日立ソリューションズが運動会に注力するワケ
場所は東京ビッグサイト。シニアから子供まで約4500人が集まり、大縄跳びや大玉ころがしを楽しむ(写真1)。社員同士や家族が一緒になって競技に取り組む姿を見ていると、筆者も思わず胸が高鳴った。
日経コンピュータ2015年12月24日号の特集「人材はもっと生かせる」で、日立ソリューションズが2015年11月28日に開催した社内運動会を取材したが、その際のシーンだ。
日立ソリューションズは過去に廃止した社内運動会を2007年に再開した。同社にとって、今回の運動会はこれまで以上に意義があった。2014年に開催した運動会には約9500人が参加した。
今回、参加者が半数以下となったのは、日立製作所の事業体制再編に伴い、2015年4月に約4000人の従業員が日立本体に転籍したことが大きく影響している(関連記事:日立ソリューションズ4000人が日立製作所に転籍)。事業再編で、約9500人いた従業員の半数近くがいなくなった。
日立ソリューションズの佐久間嘉一郎取締役社長は、開会式の挨拶で「組織再編の話を公表した際、真っ先に出てきたのが『スポーツフェスティバルはなくなるのか』という質問だった。みなさんにとってこのイベントがいかに重要かを痛感した」と語った(写真2)。続けて「スポーツを通して団結し、コミュニケーションを深めてほしい」(佐久間氏)と訴えた。
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