アニメ わしも「ひよちゃん、準主役になる」 2016.01.04


(ヒゲなまず先生)…ということで今度の学げい会の浦島太郎役はボッチャン君。
そして乙姫役はひより君に決定しました。
(ボッチャン)ぼくのようなじゃくはい者をえらんでいただき光えいです。
(ひより)がんばります。
(りん子)ん〜あったあ来た!なんでわたしがカメなのよ!あっ…。
あっ…。
あったあ来た!・
(パパ)お〜んおんおんお〜んおんおんおん。
なくなんて大げさだよパパ。
わ〜ん…パパはうれしいぞ。
おんおん。
(ママ)でもよかったわね。
「浦島太郎」の乙姫様はじゅん主役だもんね。
うん。
ありがとうママ。
何を言うんだママ。
乙姫なんてほぼ主役じゃないか。
いやもう主役だよ。
(まさお)主役は浦島太郎でしょ。
もちろん物語というのは主役とじゅん主役そしてわき役と分けられるかもしれん。
だがはたしてそれでいいのだろうか?あるそく面ではそれぞれにこ有の物語がありすなわち全員が主役ともいえるのだ。
(まさおひよりママ)あぁ〜…。
よくわかんないよパパ。
う〜んわからんか。
(わしも)ひよちゃんせりふはちゃんとおぼえたのか?ううん。
まだこれから。
でもおぼえられるか自しんないんだよね。
それならわしが練習相手になってやろう。
本当?当たり前じゃ!ひよちゃんの一世一代の晴れぶたいをせいこうさせるのじゃ!がんばって!わしも。
(りん子)まだあったあ来てる。
なんでわたしがカメなのよ!
(りん子の母)いいじゃないのりん子。
「浦島太郎」のカメなんてほぼ主役じゃない。
どこがよ?主役は浦島太郎もしくは乙姫でしょう。
(りん子の父)べらぼうめ!カメだろうがツルだろうがあたえられた役を全うするのが役者ってもんだろう。
わたし役者じゃないもん。
りん子お父さんの言うことにも一理あるわよ。
わたしたちはあんたのカメが主役だと思って楽しみにしてるから。
ねっ。
お母ちゃん…。
よっしゃ!おれが練習相手になってやらあ。
本当?あたぼうよ!おめえを村の子どもたちにいじめられても自分で追い返すくらいのりっぱなカメに育ててやるぜ。
あんたそれじゃあ話がかわっちゃうわよ。
へっべらぼうめ!あなたがカメを助けてくれた方ですね?う〜ん…。
次わしものせりふだよ。
ちょっといいか?ひよちゃん。
え〜また?やっぱりなっとくいかんのじゃ。
浦島はどうやって海の中を竜宮城まで来たんじゃ?息もできないのに。
そこはおとぎ話だから…。
だからといってリアリティーがなさすぎじゃないかのう。
あのね〜。
浦島はなぜさい後に玉手箱を開けたんじゃ?なぜじいさんになったんじゃ?そんなことわたしに聞かれても知らないよ。
そもそも乙姫はなぜそんなきけんなものをカメを助けたおん人にわたしたんじゃ?もういいから!さっきからそんなことばっかりで全ぜん練習できてないじゃない!じゃが…。
じゃがいももポテトもないの!とにかく練習させてよ。
(入れ歯くん)そんなこんなで学げい会の日が来たよ。

(みんな)え〜けっせき〜!?ボッチャン君はひどいかぜをひいてしまったんです。
(オムスビ)じゃあ浦島役はどうするんですか?そうですねぇ…。
心の声こ…このうったえかけるまなざしは…。
よし!それではその期待におこたえして…。
ゴホン。
わかりました。
それでは浦島太郎は…。
浦島太郎は?わたくしヒゲなまずがやりましょう!
(みんな)え〜!えっちがうの?浦島太郎をやれるのはわたしをおいてほかにいないということじゃなかったの?なまずは海にいないでしょう。
そ…そうだけど。
・ぼくがやる!・いやぼくだ!・ぼくでしょう。
あったあ来た!わたしが浦島やるわよ。
あなたはカメという重ような役ですよ。
うまくふた役やるわよ。
いやそれはむ理でしょう。
べらぼうめ!お父ちゃん。
おれが浦島やってやらあ。
りん子と練習したからせりふはバッチリだってんだ!
(みんな)え〜!ひよちゃんの乙姫物語はまだ始まらないのかな?「浦島太郎」よパパ。
それにしてもおそい。
何かあったのかのう?
(アナウンス)「お待たせしました。
これより1年生による『浦島太郎』を上えんします」。
やっと始まるわい。
えい!えい!えい!う〜う〜。
あらカメ役はりん子ちゃんなのね。
もっとやれやれ。
う〜ううう…。
う〜ん!あったあ来た!だまってりゃいい気になって。
わたしがあんたたちに負けるわけないでしょう。
このいじめっ子!あっこりゃ…。
(みんな)うわ〜ん!ふん!あらら…。
こんな始まり方だっけ?エッヘン。
おいカメよ。
おめえのその強えせい神力しかと見とどけたぞ。
べらぼうめ!どういうことじゃ?あのねあのね…。
おうまさお。
なんか浦島役の子が来られなくなって代わりにりん子ちゃんのパパが浦島やることになったんだって。
なんじゃと!?おめえのその強えせい神力でおれを竜宮城へつれてってくれねえかい?いいよ。
なんだかへんな浦島太郎ね。
苦しくないですか?べらぼうめ!息が苦しくて浦島をやってられるか!ん〜ずるいぞりん子ちゃんパパ。
こうなったらわしが浦島をやるわい。
わしもがやったらもっとめちゃくちゃになりそうだ。
だいじょうぶ。
ひよちゃんとの練習でせりふはバッチリじゃ!
(まさおママ)あっ。
ちょっとわしも。
お〜ここが竜宮城か。
べらぼうめ!ちょっとちょっと!うん?ずるいぞ!先生。
わしに浦島をやらせてくれ。
えっいきなりそんな…。
それ女ゆうモードじゃ。
ちょっと。
交代交代。
ちょっと女ゆうモードって意味わかんないしダメです。
乙姫様このままここにいてえけどそろそろ帰らぁべらんめえ!そうですか。
何やってんだ?あの2人。
それならこの玉手箱をお持ちください。
わしが浦島じゃ!ちがいます。
あれっ何してんの?わしも。
浦島をやりに来たんじゃ。
えっ?わしもひよちゃんとぶたいに立ちたいのじゃ。
わたしの出番もうないよ。
あぁ?そうか。
じゃあわしだけ出る〜。
あのね〜。
それもう意味ないじゃん!わしもさん。
おれを乗せておうふくできるなんざてえしたせい神力だぜ。
べらぼうめ!そんなせりふないぞ!ちょっとわしも!ここはどこだ?べらぼうめ!じゃあ玉手箱とやらを開けてやる。
てやんでえ!待つのじゃ〜!うん?…と?
(みんな)お〜!いっしゅんでおばあちゃんになっちゃった。
おっうん?どうした?あっそうか。
わしもがとびこんでいくのがいっしゅん見えたけどけむりの中ですごい速さで入れかわったんだ。
これはおみごと!ということは…。
あっいててててて。
お父ちゃんだいじょうぶ?いてえじゃねえか!べらぼうめ!
(はくしゅ)あっ?おっ?すごいすごい。
すごいわ。
いや〜どうもどうも。
なんだかよくわからんが…。
どうもどうもありがとう。
これでうまくいった…のかな?わしも

(オープニングテーマ)2016/01/04(月) 18:00〜18:10
NHKEテレ1大阪
アニメ わしも「ひよちゃん、準主役になる」[字]

おばあちゃん型ロボット「わしも」が、小学生の女の子「ひよりちゃん」のもとにやってきた。新幹線より速いスーパーおばあちゃんが、楽しい騒動を巻き起こす!

詳細情報
番組内容
ひよちゃんのクラスは、学芸会で「浦島太郎(うらしまたろう)」の劇をやることに。ひよちゃんは乙姫(おとひめ)役に、りん子ちゃんはカメ役に選ばれる。主役に負けないくらいいい味を出そうと、二人とも家族に協力してもらって猛特訓(もうとっくん)。そしてむかえた学芸会当日、浦島太郎役のクラスメートが休んでしまい…。
出演者
【声】松本梨香,田中あいみ,朝井彩加,牛山茂,折笠愛
原作・脚本
【原作】宮藤官九郎,安齋肇,【脚本】細川徹,平松政俊
監督・演出
【監督】川瀬敏文

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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