ラーメン大好き小泉さん2016新春SP【女子高生がラーメンを食べまくるドラマ】 2016.01.04


(小泉さん)かりゃい。
ハァ〜。
(大澤)何で小泉さんはそこまでしてラーメンを食べるの?そこにラーメンがあるからです。
(大澤)やっぱり初詣4日にしてよかったね。
(美沙)ホント。
ゆったりお参りできた。
あ〜。
新年早々目の保養になったな〜。
初めて制服以外の…しかも着物姿の小泉さんを見られるなんて!ね〜小泉さん。
あれ?んっ?
(大澤・美沙)え〜!?
(大澤)あっ。
ちょっと小泉さん?
(美沙)小泉!
(大澤)えっ?どうしたの?大丈夫?小泉さんえっ?やだよ。
大丈夫?えっ何?どうしたの?うっ…うっ…。
バッ…バッバッグ…。
(大澤)バッグ?あっ薬ね。
はい。
ちょっと待って。
(大澤)んっ?
(美沙)えっ?水筒?あっ…。
あっこの中に薬が入ってるのね?あっちょっと待ってねすぐ入れるから。
うっ…。
(美沙)やだ!何そのどろどろの液体。
気持ち悪…。
うっ…あっ…。
あ〜…。
ハァ〜。
小泉さん大丈夫なの?はい。
ありがとうございます。
おかげさまで生き返りました。
(美沙)えっ?何なの?小泉。
病気じゃないの?病気?誰がですか?
(美沙)んっ?んっ?何?この嗅いだことのある匂い…。
あっこれってひょっとして…というかひょっとしないだろうけどラーメンのスープ?はい。
年末年始はお気に入りのラーメン屋さんがお休みになってしまうのでお取り寄せのラーメンを頼んでこの5日間ほどは自分で作って食べていたんです。
でもそのラーメンたちもついに底を突いてしまい残ったスープをちびちびと頂いていたんです。
あ〜…。
それでその取り寄せたラーメンはいつ底を突いたの?けさ8時です。
えっ!まだ3時間だし。
スープだけでは3時間が限界です。
それで倒れたの?
(美沙)やっぱり病気だ…。
でももう大丈夫です。
これからお気に入りのラーメン屋さんに行くので。
(大澤)どんなラーメン?お正月ならではの…。
(松本)はいお待ち遠さま。
お正月限定のお雑煮ラーメンです。
(大澤)来た〜!うわ奇麗。
(美沙)ホントにお餅が載ってる。
(骨の鳴る音)さあ新年麺始め。
いってみよ〜!お〜!いただきます。

(大澤)あ〜これこれ。
この顔!5日ぶりだからいつもよりすごい勢い!私も食〜べよ。
いただきます。
(大澤)あっ私も。
いただきます。
あ〜おいしい…。
与ろゐ屋さんの看板メニューのしおらーめんをベースに焼き餅鶏チャーシュー双子の煮卵飾りにんじん三つ葉などを載せた関東風のお雑煮スタイルに仕上げた逸品。
お見事です。
そして特筆すべきはこちらの麺。
(松本)ユズを練りこんだゆず切り麺です。
ユズ?すごい!ハァ〜。
ハァ〜。
(美沙)ハァ〜。
ハァ〜。
これでやっと年が明けました。
う〜ん…。
あ〜おいしかった〜。
(荻窪)やっぱりここに来たんだね。
(美沙・大澤)あっおじさんたち!
(3人)明けましておめでとう。
(喜多方)《ラーメンそのものを愛してるんですよ》おじさんたちもお正月からラーメン?
(尾道)ああ。
やっぱり新年は与ろゐ屋のお正月限定ラーメンを食べに来ないとな。
(喜多方)私にとってのお節はラーメンだからね。
(荻窪)それにしても3人とも奇麗だねえ。
でしょ〜。
(荻窪)いいね。
喜多方さんも娘さんの晴れ着姿見たいんじゃない?えっ!おじさん娘いるの?てか結婚してるの?うん。
てかしてたの。
してた?
(大澤)そう。
前に聞いたんだけどバツ6だって。
バッバツ6!?まあまあ新年早々する話じゃないよ。
で行ってきたの?初詣。
(大澤)はい。
何をお願いしたんだい?
(大澤)内緒です〜。
あっそういえば小泉さんは何をお願いしたの?私ですか?私はまた新たなラーメン屋さんがミシュランの星を獲得しますようにと。
確かに。
JapaneseSobaNoodles蔦おいしかったもんね〜。
(美沙)うん。
おいしかった。
《いただきます》
(はんつ)うんうん。
ラーメンの歴史に残る快挙だ。
はんつさん!
(生徒)ヤバい。
あった。
(生徒)やった。
すごい。
(生徒)勉強したからね。
(生徒)さすが。
悠どうだった?
(大澤)うん。
まあまあかな。
(美沙)お〜!さすが悠安定してるね。
さてさて美沙ちゃんは?イェイ!やった!
(大澤)何喜んでんのよ。
180人中165位のくせして。
だって追試じゃなかったんだもん。
ぎりぎりセーフ!
(大澤)まったく…。
まあでも問題は小泉さんだよ。
小泉?
(委員長)確かに。
今回の小泉の成績は驚きよね。
(大澤)委員長…。
いつも私とトップ争いをしていたのに。
今回の1位は…。
すごっ。
また委員長がトップだ。
で?小泉はどこ?あっち。
(美沙)はっ!?小泉が追試?何で?
(委員長)あっ小泉。
(美沙)やだ小泉追試?かわいそ〜。
女はやっぱり見た目だけじゃなくて教養もないとね。
ちょっ…無視すんな〜。
小泉テストを白紙で出したらしいよ。
えっ?どうして?
(委員長)さあ…。
(委員長)小泉ここにいたんだ。
(委員長)何聴いてんの?やけに真剣だったけど。
よかったら聴きますか?小泉も音楽とか聴くんだね。
(庄野)いらっしゃいませ。
何?それ。
ラーメン店に入ったときの店員さんの掛け声です。
ちなみに今のはMENSHOTOKYOの庄野店主のものです。
庄野さんは現在アメリカに新店を出すために渡米されていますので大変貴重な掛け声です。
(庄野)いらっしゃいませ。
あの小泉?えっと…次は『ほうきぼし』の毛利店主のものです。
弱冠22歳で人気店を切り盛りするキュートな店主のかわい過ぎる掛け声にドキドキしてしまいます。
(毛利)いらっしゃいませ。
次は。
楽しい?楽しくないですか?うん別に。
あっいや…実は私先生から頼まれて来たの。
テストを白紙で出したって本当?何か悩みでもあるのかな?ラーメンです。
はい?どうしても食べたいラーメンがあったので試験日直前に大阪へ旅行に行っていました。
大阪?何で?大阪のラーメンは今…確実に来ているからです。
あっいやそういうことじゃなくて。
例えば大阪には濃い口しょうゆと加水率高めのストレート太麺を合わせた高井田系というジャンルが存在します。
そしてその高井田系のしょうゆからさらに発展した大阪ブラックは特に私のお気に入りなんです。
(委員長)それを食べにわざわざ?前日には帰ってくるつもりでしたが悪天候で帰りの電車が遅延。
何だかんだでもう1泊することになり試験日の朝東京駅に着きました。
疲労と睡魔に勝てずそのままテスト中に眠ってしまいまして目覚めたら試験終了。
それで白紙のまま提出を。
そんなにラーメンが好きなんだ。
私正直言うとラーメンって苦手…ていうか嫌いなんだよね。
えっ!?遠っ!申し訳ありません。
つまらない話を長々してしまったようで。
失礼します。
(委員長)あっえっ…。
ちょっと小泉!
(大澤)あっ。
(美沙)あっ戻ってきた。
(大澤)ねえねえ小泉さん今日もどこかラーメン行く?
(生徒たち)キャ〜!カッコイイ。
(生徒)すてき。
(大澤)んっ?
(生徒たち)キャ〜!
(生徒)超すてき。
(生徒)何で?
(生徒たち)キャ〜!どなたですか?
(大澤)あっ小泉さん転校してきたから知らないのか。
この学校で一番人気のF組の鳴門君。
と取り巻きの煮干山さんと蓮華川さん。
超カッコイイよね。
イケメンでお金持ちで成績優秀で。
(煮干山)小泉って子いる?えっ?えっ小泉さん何かした?いや何も。
(蓮華川)へ〜あんたなの小泉って。
ラーメンに詳しいとか何とか言っちゃって調子に乗ってんのは。
ちょっと何よ急に入ってきて失礼な!これからはでかい顔するのやめてくれるかしら?うちの学校で一番ラーメンに詳しいのは誰だと思ってるの?ここにいらっしゃる鳴門光圀さまよ。
(生徒たち)キャ〜!
(蓮華川)キャ〜!あっ…。
そんなことないと思う!ラーメンのことなら小泉さんだって誰にも負けないんだから!鳴門君はね老舗の超高級三つ星料亭の十六代目で子供のころから食の英才教育を施されてきたの。
(蓮華川)そう。
絶対味覚を持つ男なのよ。
絶対味覚?
(美沙)すごい!何かよく分かんないけどすごい!こっ小泉さんなんてもっとすごいんだから!かっ神の舌を持つ女なんだから!神の舌?何?それ。
初めて聞いた。
私も。

(足音)・
(教師)お〜い!授業始めるぞ。
早く教室に戻れ〜。
(鳴門)じゃあごきげんよう。
何なのあれ。
王子さまだ。
ラーメン王子。
ハァ〜まったく。
何なの今日のあいつら。
でもカッコ良かったよねえナルナルさま。
(大澤)もう美沙!静かにしてください。
他のお客さんに迷惑です。
そもそもラーメンはつるんで食べるものじゃないんですから。
(大澤・美沙)は〜い。
すいません。
(新山)はい。
お待たせいたしました。
こちらが元祖台湾まぜそばです。
(大澤)うわ〜おいしそう!
(骨の鳴る音)いただきます。
(大澤・美沙)いただきます。
おいし〜。
麺がもちもちしてる。
うん。
このぴり辛なのがいいね。
こちらのルーツは名古屋発祥の名物料理台湾ラーメン。
ひき肉とタカノツメで作る台湾ミンチにニラニンニクを利かせたジャンクなまぜそばは病みつきになること間違いなしです。
(大澤・美沙)へ〜。

(戸の開く音)
(新山)いらっしゃいませ!あっ!
(煮干山)あらあら。
先ほどはどうも。
やあ偶然だね。
やっぱりこれって運命?隣いい?一緒に食べようよ。
お断りします。
ラーメンは1人で食べるものです。
えっ?でも君たちだってつるんでるじゃん。
(大澤)失礼な!私たちはつるんでるように見えてつるんでないの。
むしろつるみたいけどつるめないの。
だってラーメンは黙々と食べるのが作法ってものでしょ。
おいおい何だよその偏った価値観。
せっかくのおいしいラーメンみんなで食べた方が楽しいじゃん。
(大澤)ちょっと静かにしてくれる?私たちは今ラーメンに集中してるの。
そんなこと言わないでクイズにでも付き合ってよ。
えっ?
(鳴門)君が今食べてるこのまぜそば最初に考案したのは誰でしょう?そんなの店主に決まってるでしょ。
ん〜それが違うんだよな。
えっ?
(蓮華川)誰?超気になる。
(鳴門)それでは大将に発表してもらいましょう。
正解をどうぞ。
実はバイトの女の子でした。
え〜!そうなんですか?という感じでさお店の人や友達と話しながら食べると楽しいでしょ?そんなふうにしみったれた感じで食べてるやつにラーメンの本質なんて分かるわけないんだから。
本質?ヤバい。
何か小泉のスイッチ押しちゃったよ。
うん。
大澤さんこの麺をよく見てみてください。
何か気付くことはありませんか?えっ?え〜っと…あっ…うっう〜ん…分かんない。
このお店では麺上げの際にわざと麺を傷つけてたれと絡みやすくしているんです。
何という大胆な発想。
ねえ大将。
はい。
お嬢さんとは以前麺のことを語り合いましたね。
はい。
(鳴門)ふ〜ん。
君も一応大将と話すんだな。
私はわいわいと食べる方を特に否定はしません。
それは人の自由です。
ですから逆に静かに集中して食べたいと思う人のことを否定する必要もないのでは?僕はただ黙々と食べられるだけのラーメンがかわいそうだなと思ってね。
ラーメンは誰の前…。
誰の前でも平等だよな。
しかし…やはりみんなで食べた方がおいしい!いいえ。
静かに味わいたい人だっています。
(大澤)そうよ。
小泉さんの言うとおり。
冗談でしょ!何言っちゃってんの?鳴門君の方が正しい!しかも深い!
(美沙)そう。
深いの!どこまでも深いのよ!
(大澤)ちょっと美沙あんたどっちの味方なの?・
(戸を開ける音)・
(尾道)おいおいお前ら!
(大澤)あっおじさんたち。
お店で騒ぐんじゃないよ。
2人ともラーメンを好きなことはよ〜く分かった。
でもそんなことで言い争ってもらちが明かないだろ。
(美沙)じゃあどうすればいいの?この勝負われわれが預かろう。
(一同)えっ?どちらのラーメン愛がより深いのか正々堂々戦ったらどうだ?
(鳴門)へ〜面白そうじゃん。
いいよ。
悪いけど小泉さんはそういうことに乗らないタイプなの。
こんなやつほっといて帰ろう小泉さん。
構いませんよ。
えっ?ラーメンの真剣勝負…興味深いです。
(大澤)委員長委員長ねえちょっと相談があるんだけど。
私どうしたらいいと思う?鳴門ってやつとね小泉さんラーメンで通じ合ってる気がするの!私には見えない運命の赤い麺でつながってる気がするの!何それ。
(大澤)私もっともっとラーメンのことが知りたい。
もっともっとラーメンに近づきたい…。
ラーメンってそんなにいいもの?
(大澤)うん。
おいしいしはまると楽しいよ。
食べに行こうよ。
私はいいよ。
(大澤)委員長何系が好き?濃厚系?それとも淡麗系?それとも…。
もういいかげんにして!
(大澤)えっ?ラーメンなんて大っ嫌い!委員長?
(荻窪)ではどちらのラーメン愛が深いか心行くまで戦ってもらいましょう。
題してラーメンバトル!鳴門君頑張って。
(蓮華川)私たちが付いてるから。
(鳴門)ありがと。
(蓮華川・煮干山)キャ〜!カッコイイ。
小泉さん頑張ってね。
ではラーメンバトル1回戦はラーメンカルトQです。
ラーメンカルトQ?ルールは簡単。
ラーメンに関する早押しクイズ。
3問先取した方の勝利です。
では第1問。
ラーメン…。
(3人)カルト〜Q。
(一同)え〜!?
(大澤)早っ!あっ…なっ…なっ鳴門君。
源来軒。
(荻窪)えっ!正解。
(蓮華川・煮干山)わ〜!
(美沙)さすがナルナル。
え〜!何?今の。
問題を言いますと…。
鳴門君見事正解。
(大澤)えっ…いくら何でも早過ぎない?こりゃすげえや。
待ってください。
(尾道)えっ?実はこの問題事前に聞いていました。
聞いていた?
(鳴門)はい。
そこのベビーちゃんが教えてくれました。
(大澤)美沙ホントなの?えっ…。
(大澤)美沙!
(美沙)《あっ!見っけ》《ねえ今度の対決何するか教えて》《いやそれは…》
(美沙)《教えてくれたらご褒美を…あげる》《ごっご褒美?》ご褒美って?
(荻窪)替え玉無料券さらに味玉とチャーシューの無料券まで…。
すまん。
この誘惑には勝てなくて。
申し訳ない。
あ〜情けねえ。
でも替え玉無料券なら仕方ない。
私も同じことをしていたでしょう。
えっ?そうなの?鳴門君せっかく正解したのにもったいないよ。
いやあんな汚い手を使って何になる?ラーメンに顔向けできないだろ?カッコイイ!ねっ?あんた自分のやったことが分かってんの?では気を取り直して第1問!ラーメン…。
(3人)カルト〜Q。
お〜!若干早かったのは鳴門君。
浴衣姿で接客。
正解!
(蓮華川・煮干山)すご〜い!
(正解音)
(荻窪)鳴門君見事に正解です!すごい。
そこまで問題を読んでたの?当然。
では第2問目!ラーメン…。
(3人)カルトQ。
小泉さん頑張って。
あっ…。
あっ…ごっごめんなさい。
お〜っと押してしまった〜。
小泉さん答えをどうぞ。
おすし?正解!
(正解音)
(大澤)よかった〜…。
え〜?
(煮干山)問題何だったんですか?
(荻窪)「そんな四つ葉に普通のラーメン店では味わえないサイドメニューがあります」「そのサイドメニューとは?」「お寿司」小泉さん見事正解!え〜?そんな問題本当に分かったっていうの?そういうことね。
これは小泉さんの方こそ不正をしていたのね?こんな先まで読めるはずがないわ。
口元です。
口元?問題の「大行列となった」の後の荻窪さんの口が四つ葉の「よ」の口になっていたんです。
そんなまさか。
ではリプレイをご覧ください。
「高級地鶏からダシをとった上品な醤油そばで大行列となった…」「となった…」
(喜多方)確かに。
(美沙)えっ?今みんな何?どこ見てたの?これで1対1。
どちらが王手をかけるのか?第3問!ラーメン…。
(3人)カルトQ。
小泉さん。
ですが…。
(尾道)だ〜!1回お休み。
ですが…。
はっ?鳴門君。
ラーメンつけ麺僕イケメン!OK!
(蓮華川・煮干山)あ〜!
(美沙)キャ〜!正解。
(大澤)ちょっと何?今の問題。
あれがラーメンのクイズ?
(喜多方)もちろん。
ちゃんと問題の中に「つけ麺」って入ってたでしょ?
(大澤)いやだけどね〜…。
いや大丈夫です。
お手つきさえしなければ答えられていました。
ラーメンつけ麺僕イケメン。
OK!小泉さん…。
(荻窪)さあ面白くなってきました。
小泉さんのお手つきにより2対1。
鳴門君が王手です。
次の問題は早押しクイズではなく早食いクイズです。
しかし早食いといってもラーメンを食べるスピードを争うのではなくクイズを出題しますのでどこのお店かを推理し先にそのお店まで行きラーメンを完食した方の勝利です。
面白い。
良い問題です。
では問題。
(煮干山)鳴門君。
(鳴門)んっ?あっ…。
(煮干山)分かってるの?私たちも行くよ!
(美沙)え〜?美沙走るの嫌。
ここで待ってる。
もう!美沙ちゃんじゃあちょっと頼まれ事をしてくれないか?
(美沙)えっ?
(大澤)ここ?はい。
(大澤)あっ…ずいぶんと怪しげな…。
でも…勝ったんじゃない?えっ?あ〜…。
ごちそうさまでした。
あ〜おいしかった。
(喜多方)というわけで鳴門君の勝利。
よって第1回戦は3対1で鳴門君の勝ち!
(蓮華川・煮干山)やった〜!え〜?嘘!ていうか鳴門君どうやって来たの?ずるしたんじゃないの?
(蓮華川)ちょっとこっち。
鳴門君はあれに乗ってやって来たんですよ。
(大澤)あれって?げっ!
(大澤)あれって鳴門君の?
(鳴門)うん。
(大澤)やっぱずるしてんじゃん!車に乗ってくるなんてルール違反だよ!
(鳴門)そうなの?えっじゃあ車以外にどうやって移動したらいいっていうの?君たちも運転手さんに頼めば済む話じゃないか。
出たぼんぼん理論!普通は運転手さんなんていません!えっそうなの?
(大澤)これってどうなの?まあ乗り物の規制はしてなかったので…。
(大澤)そんな〜…。
(荻窪)しかし2人ともあのヒントだけでよくすぐに分かったねえ。
当然。
悪いクマといえば悪魔。
悪魔ラーメン。
悪魔ラーメン?家元せっかくだからもう1杯悪魔ラーメン作ってよ。
興味あるみたいだから。
(一条)構わないけどよ大丈夫かな?お願いします。
駄目だったら私が頂きますので。
そうか。
じゃあやってみようか。
どんなラーメンなの?悪魔ラーメンとはたくさんの食材をがんがん炊き込むことで出来上がる特濃だしに想像を絶するほどしょっぱいたれを合わせた超濃い口しょうゆ味のラーメンです。
(大澤)へ〜。
でも私しょっぱいの得意だから大丈夫!
(一条)さあお待ち遠。
(大澤)うわ…すごい色。
いただきます。
しょっぱ!
(3人の笑い声)そのラーメンはね一線を越えた人たちだけがおいしく食べれるラーメンなんだよ。
大澤さんもう1口だけスープを飲んでみませんか?
(大澤)えっ!これをもう1口?でも小泉さんが言うなら…。
あっ…!やっぱりしょっぱ!こんなの完食できるわけないよ…。
あれ?もう1口飲んでみようかな。
特濃だしのうま味がいつしか癖になって気付いたらすっかり悪魔に魂を売ってしまうのです。
あ〜しょっぱ。
あっでも…。
あ〜しょっぱ。
でも…。
あ〜しょっぱ…。
(荻窪)さあでは続いてラーメンバトル2回戦。
知力の次はお互い舌で勝負。
最新の一押し店の紹介対決です。
最新の一押し店…。
(荻窪)2015年にオープンしたラーメン店で一番お気に入りのお店を紹介しわれわれ審査員がどちらがおいしいかを判定します。
ではまず鳴門君から。
ん〜去年オープンしたお店ねえ。
まああそこかな。
(喜多方)なるほど七彩か。
七彩とはさすがですね。
私も候補の1つでした。
そんなにすごいの?ほらご覧。
ここは注文を受けると粉から麺を打ち始めるんだ。
(大澤)ホントだ!ラーメン打ってるところ初めて見た。
(鳴門)独特なもちもち感は新鮮な打ちたて麺ならでは。
ここを上回るインパクトを放つお店は…ない。
(阪田)小麦粉の香りを一番楽しんでもらう方法を考えて試行錯誤の末たどりついたのが店内での打ちたて麺なんです。
お待たせしました。
(一同)お〜。
(荻窪)おいしそうです。
(鳴門)麺だけじゃなくて煮干しのうま味が100%味わえるスープも絶品ですよ。
この香り香水にしたいくらいね。
(3人)いただきます。
あ〜。
(3人)ごちそうさまでした。
なるほど分かりました。
では続いて後攻は小泉さん!はい。
(鳴門)玄瑛かあ。
何ここ。
すっごいおしゃれなんだけど。
小泉さんこんなお店も知ってたんだ?誰と来たの?ねえ!何で私に教えてくれなかったの?ねえねえ…。
玄瑛流ラーメンを3つください。
(入江)はい。
かしこまりました。
玄瑛とは女子高生らしからぬ店のチョイスだなあ。
もともとこちらの店主入江さんは広尾で5,000円のラーメン懐石料理を提供していたんです。
5,000円!?
(蓮華川)京都名古屋間の新幹線料金だ!イベリコ豚を使った豚骨ラーメンは唯一無二の圧倒的なうまさを放ちます。
(鳴門)玄瑛これは相手に不足なしだな。
(入江)はい。
お待たせいたしました。
(荻窪)おいしそうです。
(3人)いただきます。
このラーメン二度味が楽しめるんです。
丼の底に宝物が沈んでいますので少し食べてからかき混ぜてみてください。
おっ!味が変わった。
深みが増したな。
(入江)宝物の正体は干しエビや干し貝柱を使ったXO醤になります。
では判定に参ります。
小泉さんの一押し店玄瑛がおいしかったという方はお箸を。
いやいや鳴門君の一押し店七彩がおいしかったという方はれんげをお上げください。
ではいいですね?判定お願いします!
(3人)ん〜…。
(尾道)いやいやいや…。
(喜多方)ん〜…。
(荻窪)何か違う…。
(喜多方)ん〜…。
(3人)う〜ん…!えっ?何それ!
(尾道)いや悪い悪い。
でもこれホントにいい勝負なんだよな〜。
そうだよ〜。
これは決めかねるよ〜。
何度食べてもおいしいもんなあ。
えっ?何度も?
(荻窪)どちらのラーメンもオープンしてから5回ずつ食べてます。
あっ今日入れたら6回ずつだ。
(大澤)え〜!いいか?ラーメンの味に勝敗なんてないんだ。
よってドロー!何だったの?
(荻窪)ではいよいよラーメンバトル3回戦!続いてはラーメンで人の心を動かしていただきます!心?
(荻窪)はい。
まずこの方に登場してもらいましょう。
どうぞ!どうも〜。
(大澤)美沙!そういえばどこ行ってたの?
(喜多方)私が頼んだんです。
呼んできてもらえました?
(美沙)呼んできたけど。
ほら。
あっ…。
入って。
フフ。
(大澤)委員長…。
(大澤)委員長…。
(荻窪)ではお二人この方がおいしく食べられるラーメンを紹介してください!
(大澤)なるほど。
ラーメン嫌いの委員長でも食べたくなるラーメンってわけか。
ラーメン?これどういうこと?お父さん!すまんな潤。
(一同)え〜!
(大澤)お父さん?潤?まあ離婚したんで元ですけど…。
あっお母さん似なんだ。
何これ。
来てほしいって言うから来てみたら何なの?ラーメンって!
(喜多方)すまんな潤。
ラーメン嫌いになったのは間違いなく父さんのせいだ。
責任を感じてる。
だからせめてそのラーメンに対するイメージを払拭したいんだ。
いいよ別に。
(尾道)あ〜!待ってくれ!お父さんは真剣なんだ。
委員長いったい何があったの?うちのお父さんはご存じのとおりラーメンバカ。
別にそれはいいんだけどそれを私たち家族にまで強要してきたの。
外食はいつもラーメン。
年越しや引っ越しもそばじゃなくラーメン。
それだけならよかったんだけど次第にそれもエスカレートしていってお正月はお節かと思ったらつけ麺。
(委員長)クリスマスには七面鳥の載ったラーメンに朝起きてつるしてあった靴下の中には私が頼んだ物とは程遠いチャーシューが入ってた。
うらやましい…。
どこが!そして誕生日にはバースデーラーメン。
ろうそくの代わりに年の数だけメンマが立っていた…。
この状態でラーメンが好きでいられる?
(喜多方)潤…。
そんなお父さんに母も耐えられなくなって離婚…。
そんなことが…。
すまんかったな。
全て父さんが悪かった。
だからせめてラーメンのトラウマだけでもどうにかしてあげたくて…。
お願いだ!潤のラーメン嫌いを直してくれないか?僕からもお願いするよ。
(尾道)俺も。
あ〜あ〜あ〜あ〜頭上げておじさんたち。
お安いご用だよ。
委員長行くよ。
薬膳ラーメンドラゴンですか。
小泉さん知ってるの?もちろんです。
こちらの店主は薬膳コーディネーターで自身も30kgの減量に成功されたんです。
30kg!?
(島田)ええ。
薬膳の入ったスープを飲むと体の芯から温まり新陳代謝が高まるのでその後運動すると痩せやすくなるんです。
(美沙)えっ?うわ。
ここで食べればこんなに痩せられるの?
(島田)カロリーも普通のラーメンの3分の1しかないですから。
この店のスープは豚骨や鶏がらは使わず自家製干し野菜と生薬でとってエキストラバージンオイルで仕上げているから薬膳独特の癖はなくすっきりとした味わいで食べやすい。
委員長これはラーメンじゃなく健康食品なんだ。
これを食べるとさらに奇麗になれるよ。
なるほどこういうアプローチですか。
素晴らしい。
何この2人。
さっきから認め合ってる感じ。
嫌!お待たせしました!
(美沙)うわ〜おいしそう。
んっ?何?この麺の色。
ここの麺はトウガラシやウコンを練りこんだ赤黄緑紫の4色になっているんだ。
(美沙)へ〜。
委員長どうした?おいしそうだよ。
一口だけでも食べてみたら?ほら。
委員長エキストラバージンオイルだよ。
今よりさらに奇麗になれるよ。

(鳴門)あ〜!駄目か…。
おいしいよ!これ。
これはナルナルの勝ちだ!どう?奇麗になってる?なるほど萬福ねえ。
ど直球で勝負してきたってわけか。
このお店の創業は何と大正時代。
その後昭和4年にこの地にお店を構えました。
スープは創業当時からのレシピを忠実に守り具も当時と変わらない。
まさに昔ながらの中華そば。
どこか懐かしいこの味を嫌う日本人はいないはず…。
(委員長)もういいって!
(尾道)まあまあ落ち着いて。
(久保)はいどうぞ。
お待たせしました。
さあ食べてみてください。
潤…。
どうぞ。
(大澤)取りあえずお箸だけでも持とっか。
はい。
(委員長)もういいかげんにして!いいかげんにするのはあなたの方です!
(大澤)はい。
(委員長)もういいかげんにして!いいかげんにするのはあなたの方です!まったくいつまで待たせるつもりですか!食べないなら食べないでいいんです!ラーメンは目の前に出されたそのときが一番の食べ時なんです。
もう何分過ぎてます?さっきのお店といい目の前に出されたラーメンを食べないなんてラーメンに対する冒涜です!お店の方たちもあなたのためにたとえ数分とはいえ人生の時間を使って作ってくれたんです!あなたが食べて喜ぶ姿を見たくて作ってくれたんです!それなのにもう!もういいです。
帰ってください!
(骨の鳴る音)いただきます。
何ておいしそうにラーメンを食べるの…。
これが小泉よ。
小泉さんラーメン大好きだから。

(大澤)委員長?私も…食べたいんだけど…。
潤…。
はいどうぞ。
お待たせしました。
私も食べようと思ってもう1杯頼んでおきました。
小泉さん…。
(大澤)はい。
いただきます。
(委員長)んっ…。
おいしい。
食べてる…。
娘がラーメンを食べてる…。
(荻窪)はい。
よかったです!
(尾道)おめでとうございます!この子がラーメンを…。
ハァ〜。
ハァ〜。
潤…。
お父さん…私お父さんたちが離婚をしたからラーメンを毛嫌いしていた。
ラーメンなんて二度と食べるもんかって思ってた。
でもそれは嫌いなんかじゃなくてただ避けてただけなのかも。
嫌いじゃなかったんだよ。
ラーメンも…お父さんも。
潤!よかった…。
喜多方さんは先代のころからいらっしゃっていただきましたからね。
親子三代続くこのラーメン屋さんに親子二代で来てみてはどうですか?これは俺の負けだな。
いやいや。
この勝負小泉さんの勝利ということは現時点で1勝1敗1分けの同点だから4回戦に行こうか。
(鳴門)いや。
これは俺の負けです。
(荻窪)えっ?あいつはラーメンで人の心を動かした。
俺の完敗だ。
(大澤)あ〜カッコ良かったなああのときの小泉さん。
「いいかげんにするのはあなたの方です!」ってねえ。
やめてください。

(鳴門)ちょっと待てよ!
(美沙)あっ…ナルナルさま。
小泉。
こんなにラーメンについて熱く語れるやつ初めて出会った。
俺はお前ともっとラーメンについて色々語り合いたい。
俺と付き合わないか?小泉さん。
やっぱり!お断りします。
(大澤)残念でした。
小泉さんはラーメンと同じでそんな簡単には極められないんです〜。
(美沙)美沙は?ねえねえねえ美沙だったらいいよ。
ねえねえねえねっ?美沙美沙美沙美沙…。
小泉さ〜ん対決の勝利を祝してラーメン食べに行こうよ!お断りします。
(大澤)フフ。
これこれ〜。
(大澤)
これはラーメン大好き小泉さんのお話
今回小泉さんと一緒に行ったお店は…
そして…
おいしかった
詳しくは番組ホームページまで
2016/01/04(月) 23:30〜00:30
関西テレビ1
ラーメン大好き小泉さん2016新春SP[字]【女子高生がラーメンを食べまくるドラマ】

美人女子高生・小泉さんが実在の有名店でラーメンを食べまくるドラマ▽ライバル現る…ラーメンへの愛と知識を競う真剣バトル勃発!七彩・がんこ・玄瑛・はなび…名店続々!

詳細情報
番組内容
ラーメン大好き女子高生・小泉さんが返ってくる!小泉さんにライバル現る…イケメンラーメン王子と「どちらのラーメン愛と知識が深いか」を競う真剣ラーメンバトルを繰り広げる!萬福・与ろゐ屋・がんこといった老舗の名店から、七彩・玄瑛・はなび・ドラゴンといった最新人気店まで、実在のラーメン店が続々登場!小泉さんの美しくも豪快な食べっぷりが今回も炸裂する!
出演者
早見あかり 
美山加恋 
古畑星夏 
成田凌 
田中美麗(SUPER☆GiRLS) 
小野ゆたか 
田中英樹 
村松利史
スタッフ
【脚本】
久馬歩 
阿相クミコ 

【原作】
鳴見なる「ラーメン大好き小泉さん」(竹書房刊) 

【演出】
松木創 

【編成企画】
赤池洋文 

【プロデューサー】
高丸雅隆 
久松大地 

【制作著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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