こんにちは。
今から１時間ほど前に、北朝鮮でマグニチュード５．１の人工的な揺れが観測されました。
韓国政府は、北朝鮮が核実験を行った可能性もあると見て、情報収集を急いでいます。
ソウル支局から中継でお伝えします。
ことしの新年の時点では、キム・ジョンウン第１書記が各国との協調姿勢を見せた北朝鮮ですが、まさに各国の隙をつく形で、核実験を強行した可能性が浮上しています。
韓国の気象庁などによりますと、揺れが確認されたのは、午前１０時半ごろ、北朝鮮北東部のハムギョンホクドでマグニチュード５．１規模の揺れが確認されました。
震源の深さはごく浅いということです。
通常の地震とは異なる波形のため、人工的な地震と推定されていて、精密な分析が行われています。
中国の地震センターは、爆発の可能性を指摘しているほか、地震が確認された場所は、これまで３回の核実験が行われた実験場のある、プンゲリ付近のため、核実験の可能性が高まっています。
核実験と確認されれば、２０１３年２月以降、およそ３年ぶりでこれが４回目となります。
韓国政府は核実験が行われた可能性もあると見て、
千葉県柏市で１７歳の少年を川に転落させ、殺害した疑いで、どうりょうら４人が逮捕された事件で、このうちの３人が、佐藤さんが財布を川に落としたと説明したのはうそだと供述していることが、新たに分かりました。
小島庸平容疑者ら４人はおととい朝、柏市の手賀川で、会社員の佐藤龍太さんを川に転落させ、殺害した疑いが持たれています。
小島容疑者らは当初、佐藤さんは川に落とした財布を捜すため、みずから川に入っていったと説明していましたが、その後の調べで、小島容疑者を除く岡田潤太容疑者ら３人が、財布を川に落としたと言ったのは、うそですと供述していることが分かりました。
また小島容疑者らは、佐藤さんを別の川にも飛び込ませていましたが、そのときの佐藤さんの衣服について、渡辺真純容疑者が、ぬれた服はとりあえず小島容疑者の車に入れ、そのあと、捨てたと供述していることも新たに分かりました。
佐藤さんは全裸で橋から落とされ、死亡しましたが、川岸に置かれた衣服は小島容疑者のもので、佐藤さんがみずから脱いだように偽装したと見られ、警察は、４人が犯行が分からないよう口裏を合わせたり、偽装を重ねていたと見て調べています。
国会はきょう午後から政府に対する各党の代表質問が始まり、私たちの生活に大きく影響する予算案や法案などを巡って、与野党の本格的な論戦が始まります。
国会から木村記者がお伝えします。
夏の参議院選挙をにらみ、与野党の論戦は熱くなるのは必至で、民主党の高木国対委員長は激しい戦いを進めると、早くも対決モードです。
正念場の国会として、激しい戦いを進めていく、その大事な日になるであろうかと思っております。
ある民主党幹部は、安倍政権の対抗軸として認められるには、国会論戦にかかっていると述べ、この国会は勝負の国会だとの認識を示しました。
午後の代表質問では、その民主党の岡田代表のほか、維新の党の松野代表らが質問に立ちます。
野党側は、所得の低い高齢者への３万円の給付をバラマキの選挙対策だなどと批判するほか、軽減税率の１兆円財源問題や、ＴＰＰ対策などを巡って、安倍政権を追及する方針です。
安倍総理は４日の記者会見で、建設的な議論を期待する考えを示し、追及モードの野党側をけん制しています。
与野党は予算委員会の日程でも折り合っておらず、けさの自民、公明の幹部協議では、野党側の日程要求に応じない方針を確認。
国会は冒頭から与野党の対決姿勢が際立つ形となっています。
アメリカのオバマ大統領は５日、相次ぐ銃乱射事件の対策として、大統領権限で銃購入者の身元確認を厳格化することなどを柱とする、新たな規制強化策を発表し、子どもたちがこれ以上犠牲になってはならないと、涙ながらに必要性を訴えました。
オバマ大統領は演説で、３年前にコネチカット州で、２０人の小学生が犠牲になった事件に触れ、涙を拭う場面もありました。
新たな規制策は、すべての銃販売業者に届け出を徹底させ、これまで規制の対象ではなかったインターネットでの売買でも、購入者の犯罪歴など、身元確認を義務づけて、厳格化することを図ることなどが柱になっています。
オバマ大統領は早急な対策の重要性を強調しましたが、銃規制に激しく反発する全米ライフル協会は、法を順守する銃の所有者が、大統領の失敗の肩代わりをさせられることは許さないと批判しています。
アメリカでは毎年、銃によって３万人以上の命が奪われています。
どのように銃が販売され、何が問題なのか、現状を取材しました。
アメリカの銃の販売店では、ショットガンやライフル銃が、手の届く所に展示されて売られているのが一般的です。
購入する人は、個人情報を店に提出し、店は、ＦＢＩ・連邦捜査局に犯罪歴の有無などの照会を行う身元調査が、法律で義務づけられています。
銃の販売店での身元確認は、まず購入者がこの申請書に記入し、そして、店員がオンラインで犯罪歴などを問い合わせし、１５分程度で終了するということです。
銃はこうした販売店のほかに、個人どうしの売買でも手に入れることができ、これが大きな問題でした。
オバマ大統領の規制強化による最大のターゲットは、これまで抜け穴とされてきた、インターネットによる銃の取り引きです。
銃の個人取り引きを仲介するウェブサイトには、常時、数万に上る拳銃やライフルが、値段とともに掲載されています。
仲介サイトを使った個人取り引きは、これまで法律の適用外で、犯罪歴がある人物でも、身元調査を受けずに購入できることが問題視されてきました。
こうした購入手段のほかにも、各地で銃の見本市が開かれていて、銃犯罪の温床になっていると指摘されています。
アメリカでは、１９９２年にルイジアナ州に留学していた、愛知県の高校生、服部剛丈君がハロウィンの最中に、不審者と誤解されて射殺された事件などが多数起き、そのたびに、銃規制の強化が求められましたが、これまで実現できずにいました。
山形県職員の男が、去年１２月、９歳の長女の耳を箸で刺し、けがをさせたとして逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区に住む山形県職員、池田昭彦容疑者です。
警察によりますと、池田容疑者は去年１２月６日、青葉区の自宅マンションで、９歳の長女の右耳を箸で刺して、けがをさせた疑いが持たれています。
長女は右耳の後ろに軽いかすり傷を負いました。
先月２１日、妻と長女が警察に相談していました。
愛媛県松山市で昨夜、車の中に一部白骨化した遺体を遺棄した６５歳の無職の男が、現行犯逮捕されました。
現行犯逮捕されたのは、香川県高松市に住む無職、谷一男容疑者です。
警察の調べによりますと、谷容疑者は、きのう午後１１時５０分ごろ、愛媛県松山市の駐車場で、乗用車の後部座席に遺体を遺棄した疑いです。
遺体は毛布のようなものにくるまれ、一部が白骨化して、性別が分からないということです。
警察がきのう夜、谷容疑者の親族から、谷容疑者の姿が見えないと相談を受けて捜索していました。
警察の調べに対して谷容疑者は容疑を認め、遺体は父親ですと供述していて、警察は遺体は父親と見て、司法解剖をして、身元や死因の特定を急いでいます。
さて、２０１６年を占う新春デスクリポート。
３日目のきょうはスポーツです。
ことしは４年に１度のオリンピックイヤーです。
果たしてリオデジャネイロオリンピックで、日本選手の活躍は見られるんでしょうか。
千代間デスクの報告です。
２０１６年のスポーツは、なんといってもオリンピックイヤーということで、現地時間８月５日から８月２１日まで行われるリオデジャネイロオリンピックが注目です。
注目の日本人選手の活躍ですが、かなり期待できると思います。
その活躍を占うのに重要なのが、２０１５年に行われた、それぞれの種目の世界選手権です。
こちらがその世界選手権の日本選手の金メダルの一覧です。
なんと１７個の金メダルを獲得しました。
これらのメダリストらが、実力どおりの力を発揮できれば、同じぐらいの数の金メダルはとれると思います。
特に体操の男子団体や、個人総合の内村航平選手、ゆかの白井健三選手は、大きなトラブルがないかぎり、金メダル最有力候補ですし、レスリングの吉田沙保里選手と伊調馨選手も、オリンピック４連覇を狙いますが、今のところ、死角はありません。
また柔道はまだ代表選手は内定していませんが、１００キロ級の羽賀龍之介選手ほか、複数の金メダルが期待できると思います。
こちらが世界選手権での日本の総メダル数です。
金メダル１７個のほか、銀７個、銅１５個と、合計３９個のメダルを獲得しました。
オリンピック前年の世界選手権ということを考えると、日本選手、大活躍したと思います。
そしてこちらが、これまでのオリンピックの日本メダル数のベスト３です。
１位はアテネオリンピック、２位は１９６４年の東京オリンピックでした。
この表と、先ほどご覧いただいた２０１５年の世界選手権のメダル数を比べると、もしかすると、アテネオリンピックを上回る可能性もあります。
世界選手権以外でも、例えば、バドミントンでは、国際大会のファイナルで日本の桃田賢斗選手と奥原のぞみ選手が、男女同時優勝を果たし、金メダル候補に名乗りを上げました。
２０２０年には、東京オリンピックも控えています。
その東京オリンピックに弾みをつけるためにも、このリオデジャネイロオリンピック、日本選手の活躍に期待したいと思います。
続いてワールドトピックス。
ドイツの動物園で、新年にうれしいサプライズです。
大きなゾウに囲まれているのは、ベルリンの動物園で、元日に生まれたばかりの雄のアジアゾウの赤ちゃんです。
出産予定日は今月末で、１日の朝、餌をやりに行ったら、赤ちゃんがいたため、飼育員も驚いたそうです。
体重は１００キロほどで、標準よりも軽いんですが、すくすく育っています。
絶滅危惧種のアジアゾウがニューイヤーにやって来たというおめでたい話題に、動物園では歓喜の声が上がっているそうです。
では株と為替です。
午前の東京株式市場は、中国の景況感の悪化に加えて、
大阪府門真市の集合住宅に切断した女性の遺体を遺棄したとして逮捕された女がスコップや生ごみ処理機を購入していたことがわかりました。
自称イラストレーターの森島輝実容疑者
（２９）は、以前シェアハウスで共同生活をしていた渡邊佐和子さん
（２５）の遺体を切断して自宅に遺棄した疑いがもたれています。
警察によると森島容疑者は、渡邊さんが行方不明になった翌日、遺体の入っていた冷凍庫や塩酸が含まれる強力な洗剤を買っていて、さらに数日後にはスコップや生ごみ処理機を購入していたことがわかりました。
警察は、切断した遺体を処理した後、埋めるつもりだったとみて渡邊さんの殺害についても追及する方針です。
大阪大学附属病院がｉＰＳ細胞で作った心臓の筋肉のシートを重い心臓病の患者に移植する臨床試験を国に申請する方針であることが分かりました。
大阪大学附属病院の澤芳樹教授のグループは、ｉＰＳ細胞で作ったシートを再生医療製品としての実用化を目指して心臓病の患者に移植する手術を２０１７年度から開始できるよう国に申請する方針です。
ｉＰＳ細胞は京都大学の山中伸弥教授らが備蓄している他人の血液の細胞から作ったものを使い、心臓の筋肉の細胞に変化させシート状に加工したものを重症の患者の心臓に貼り付けます。
澤教授らはこのシートをブタとネズミに移植したところ重い症状でも改善がみられたということです。
澤教授らは４年後の実用化を目指していて、承認されれば世界で初めてのｉＰＳ細胞を使った再生医療製品になります。
売れ残ったお歳暮の商品を大特価でバラ売りにするセールが、きょうから大阪市の百貨店で開かれています。
大阪市の百貨店では、午前１０時の開店とともに大勢の客が特設売り場に押し寄せました。
これは、お歳暮商戦の売れ残りを単品にして、３割から５割引きの大特価で販売する恒例のセールで、今回は３５０種類以上、およそ１５万点の商品が用意されました。
このセールは１２日まで開かれています。
2016/01/06(水) 11:30〜11:55
関西テレビ１
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