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パリ 射殺の男 テロ関連容疑で捜査
1月8日 3時13分

パリ 射殺の男 テロ関連容疑で捜査
フランス・パリで7日、男が警察署に押し入ろうとして射殺された事件で、男は過激派組織IS=イスラミックステートの旗などが書かれた紙を持っていたことから、警察ではテロに関連した容疑で捜査しています。7日は去年、パリで新聞社がイスラム過激派の男らに襲撃されてからちょうど1年に当たり、再び緊張が高まっています。
7日、パリ北部でナイフを持った男が警察署に押し入ろうとして建物の前にいた警察官に向かってきて射殺されました。警察によりますと、男は肉切り用のナイフと爆発物に似せたものを持ち、アラビア語で「神は偉大なり」を意味する「アラー・アクバル」と叫んでいたということです。
また犯行声明とみられるアラビア語や過激派組織ISの旗が書かれた紙を持っていたということで、警察ではテロに関連して警察を狙った殺人未遂の容疑で、男の身元の確認とともにISの主張に影響を受けた犯行かどうかなど背景を捜査しています。
事件のあった現場は北アフリカからの移民が多い住宅街で、パリ市内でも治安のよくない地域として知られています。
1月7日は、パリの新聞社「シャルリ・エブド」がイスラム過激派の男らに襲撃されて12人が犠牲になった事件から、ちょうど1年に当たります。事件現場にいた市民は「もっとひどい事件が起きるかもしれません。とても怖いです」とか「こうした危機は国全体に広がっています。ここはさまざまな国籍の人が暮らしていますが、博愛の精神で皆が平和に暮らせることを願っています」などと話していました。
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