おはようございます。
７時になりました。
北朝鮮は、およそ３年ぶりに地下核実験を実施し、初めて水爆の実験に成功したと発表しました。
ニューヨークで緊急の会合を開いた国連の安全保障理事会は、北朝鮮による核実験を強く非難し、追加の制裁も視野に、新たな決議の検討に入るとする報道機関向けの声明を発表しました。
日本、アメリカ、韓国の要請に基づき、日本時間のきょう午前１時過ぎから、非公開で緊急の会合を開いた国連の安全保障理事会。
会合のあと、今月の議長国、ウルグアイのロセッリ国連大使は。
北朝鮮はきのう、初めての水爆の実験が成功したと発表しました。
今回の実験。
キム・ジョンウン第１書記が、先月１５日に命令を下し、今月３日に最終命令書に署名したということです。
元日の演説では、核開発について直接的な言及を行わなかったキム第１書記。
水爆実験の発表は、それから僅か５日後でした。
日本政府は、ＮＳＣ・国家安全保障会議の閣僚会合を開きました。
衆議院本会議では。
政府は北朝鮮と結び付きの強い中国の今後の対応などを見極めながら、国連の安全保障理事会で、経済制裁を含む新たな決議の採択を目指すことにしています。
政府としては、拉致被害者らの調査に影響を与えることは避けたいものの、北朝鮮に対して、きぜんとした姿勢を示す必要があるとしています。
岸田外務大臣は、きょうも昨夜に続いて、各国の外相らと電話会談を行い、安保理での連携を呼びかけることにしています。
また日本独自の制裁については、おととし解除した、人の往来に関する規制や、人道目的の北朝鮮籍の船舶の入港禁止の制裁措置などを、再び科すことも検討しています。
防衛省は、きょう以降も自衛隊機を飛行させ、上空を漂う放射性物質がないか、確認を続けることにしています。
また自民、公明両党は、あす衆議院本会議を開いて、北朝鮮の行動を非難する決議を採択したいとしていて、調整を進めています。
被爆地からは。
拉致被害者の家族は、解決への先行きがさらに見通せなくなることに懸念を強めています。
そして、韓国では。
およそ３年ぶりの核実験。
今回、安保理のメンバー各国は、北朝鮮の友好国で常任理事国の中国も含め、迅速に一致した姿勢を打ち出しました。
今後、追加の制裁も視野に、新たな決議について協議が始まることになります。
ニューヨークの国連本部には、鴨志田記者がいます。
安保理は結束して北朝鮮の核実験を非難しましたが、今後、新たな制裁に向けて速やかに動きだせるんでしょうか？
今回、北朝鮮が再び核実験を強行したことには、友好国の中国さえもいらだちを隠しておらず、安保理のメンバー各国は、北朝鮮に対するさらなる制裁も視野に、新たな決議に向けた協議に入ることで、速やかに足並みをそろえました。
しかし今後の協議の行方はなお予断を許しません。
安保理はこれまで４回、北朝鮮にさまざまな制裁を科す決議を採択してきましたが、北朝鮮はあの手この手で制裁を逃れ、核開発に必要な物資や技術を手に入れてきました。
このため、新たな決議に向けては、核開発を阻止するために、一体どのような制裁が有効なのか、また北朝鮮が制裁を逃れないよう、必要な措置の実施をどこまで各国に義務づけられるかなどが焦点になると見られ、こうした協議の中で、各国の立場の違いが浮き彫りになることも予想されます。
今月、安保理の非常任理事国になったばかりの日本は、北朝鮮への対応を最優先の課題として掲げてきただけに、今後、常任理事国のアメリカや中国も巻き込んでいかに議論をリードしていくのか、その力量が問われることになりそうです。
今回、北朝鮮が成功したとする水爆の実験。
韓国の情報機関は、実際に水爆だった可能性は低いと判断していることを明らかにしました。
水爆は原爆よりも数百倍以上の威力を持つ核兵器です。
小型にできることから、ミサイルへの搭載が容易になるとされていますが、開発・製造には、原爆より高い技術力が求められます。
今回の実験について、北朝鮮の主張は疑わしいという見方も出てきています。
韓国の国会は昨夜、緊急の情報委員会を開きました。
この中で情報機関、国家情報院は、仮に小型化された水爆だとしても、爆発の威力が５０キロトンから６０キロトンはあるはずなのに、今回は６キロトンだったと指摘。
今回の核実験は、実際に水爆だった可能性は低いと判断しているということです。
アメリカ・ホワイトハウスの報道官は。
さらにロシアの原子力の専門家も、国営テレビに対して、本物の水爆ではないと述べ、懐疑的な見方を示しました。
では、どのような実験だったのでしょうか。
専門家は、分析には時間がかかるといいます。
国際的な核実験の監視網であるＣＴＢＴＯは、放射性物質を検知するまでには、数日は必要だとしています。
今回の核実験に対して、イギリス、ロシア、フランス、ドイツをはじめ、世界各国から非難の声が上がっています。
北朝鮮と結び付きの強い中国。
そしてアメリカ。
どう受け止め、今後、どう動くのでしょうか。
では北京にいる戸川記者に聞きます。
戸川さん、中国は核実験実施の発表をどのように受け止めたのでしょうか。
中国は去年１０月、最高指導部のメンバーをピョンヤンに派遣して、キム・ジョンウン第１書記と会談するなどして、北朝鮮との関係改善に努める姿勢を見せていました。
それだけに今回の核実験は、改善の流れをぶち壊すものだと、強い不満を抱いていることは確実です。
中国外務省の報道官は、今回の実験について、事前に何も知らされなかったと明言し、不快感をあらわにしました。
また、北朝鮮に隣接する中国東北部では、この実験によって、多くの住民が揺れを感じていまして、北朝鮮に対する国民感情も厳しくなっていると見られます。
では中国は、北朝鮮に対して今後、どのように対応するんでしょうか。
中国政府は、しかるべき国際的義務を履行するとしています。
今後、国連安保理で北朝鮮への制裁に向けた協議が始まれば、各国と歩調を合わせていく姿勢をうかがわせています。
一方で中国政府は、北朝鮮を過度に追い込めば、朝鮮半島情勢の不安定化につながりかねないと懸念しています。
このため２００８年から協議がストップしている６か国協議の再開を繰り返し主張し、対話を通じて問題解決を図りたい姿勢をアピールしています。
中国は国際社会の対応や国内世論の動向を見極めながら北朝鮮に一定の圧力をかけていくものと見られますが、具体的にどのような措置を取るのかが今後の焦点になりそうです。
そしてアメリカ・ワシントンの広内記者に聞きます。
今回の実験はアメリカを強く意識した行動と見られますが、どのように受け止めているんでしょうか。
アメリカは北朝鮮が主張するとおり、水爆だったかどうかは疑わしいものの、核実験であることに変わりはないとしています。
ホワイトハウスの報道官は記者会見で、挑発的であり、北朝鮮の孤立を深めるだけだとして、強く非難しました。
アメリカ政府は、北朝鮮がアメリカを狙って核とミサイルの開発を進めているとして、深刻に受け止めています。
しかし、あくまでも北朝鮮の瀬戸際戦術には、応じない方針で、引き続き、北朝鮮が非核化に向けた具体的な措置を取らないかぎり、交渉には応じない構えです。
ではアメリカは今後、どのように対応するんでしょうか？
アメリカは同盟国の日本や韓国と連携して、圧力を強化していく方針です。
このあとオバマ大統領が安倍総理大臣や韓国のパク・クネ大統領と電話で会談し、具体的な対応を協議することにしているほか、来週にはブリンケン国務副長官を派遣し、日本で日米韓３か国の連携を確認するとしています。
さらに北朝鮮と結び付きの強い中国に影響力を行使するよう働きかけていきたい考えで、ケリー国務長官が中国側と協議する方向で調整しています。
ただ、アメリカ議会の野党・共和党からは、オバマ大統領が何も手を打たないうちに、北朝鮮が核開発を進めてしまったとして、オバマ政権の外交失策だと批判する声も出ていて、対北朝鮮政策の見直しを迫られる可能性もあります。
では北朝鮮の情勢に詳しい慶應義塾大学名誉教授の小此木政夫さんに伺います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず今回の事態、どのようにご覧になっていますか。
そうですね、いずれ核を使ったなんかの外交を始めるだろうと思っていたんですが、ことしは５月に党大会を予定してますからね、だからわれわれは、５月までは平穏で、５月以降、緊張が高まるんじゃないか、そんなふうに予想していたんですよね。
ですからそれをちょっと、逆に入れ替わったような感じですね。
ここに来て行ったということは、国際社会になんらかのインパクトを与えようということでしょうか。
そうでしょうね。
私、これまでのニュースを聞いていて、３つほど気が付いたんですが、まず、比較的小規模のものである、だけども水爆だと言っているわけですね。
ですから、これはなんか関係があるのかもしれないですね、起爆装置の実験だとか、なんか、そういうような形で、これから水爆を開発するんだということを宣言することに意味があったんですね、むしろね。
それから、非常に計画的に行って、秘密裏にやられた。
誰も今回のことについては、事前に分からなかったですね。
中国にも通告しなかった。
これも大きなポイントじゃないかと思うんですね。
ですから、そういった３つぐらいのことを考えると、外部に衝撃を与える、どうだ、われわれはここまで来てるんだぞということをアピールすることが、まず北朝鮮にとっては大きな目的だったんじゃないか、そんな気がいたしますね。
そうですか。
では、今後は北朝鮮はどのような動きを見せるんでしょうか。
そうですね。
これから党大会までのことを考えますと、制裁が始まるわけですしね、国際社会の制裁が始まるわけですし、米韓の軍事演習もありますから、ですから緊張は高まっていく。
党大会のときには、人工衛星の打ち上げという形で、長距離ミサイルの実験する可能性もありますね。
そのへんまではちょっと、瀬戸際政策がそのまま実行されることになるんじゃないかと思ってますね。
そして対アメリカということでいいますと、どうでしょう？
そうですね、そのあとしかし、いつまでもそういう政策を取っていられませんから。
たぶんそのあたりから、和平政策に、平和攻勢に変わっていくと思いますね。
結局今の最終的なゴールは、アメリカに対して、いつまでも交渉しないでいいんですかと、交渉しなければ、北朝鮮の核開発はここまできますよと、ミサイルと結び付きますよ、オバマ政権、失敗じゃありませんかということを露骨に示すこと。
そして次の政権との交渉を念頭に置いてるんだと思いますね。
１１月のアメリカの大統領選挙をにらんだ動きだというふうに考えていいと思いますね。
それではことしの節目節目で、なんらかの行動がまた起きる可能性がありますね。
分かりました。
けさは慶應義塾大学名誉教授の小此木政夫さんに伺いました。
ありがとうございました。
どうもありがとうございました。
ここまで北朝鮮の核実験についてお伝えしました。
では次です。
サウジアラビアがイランと外交関係を断絶し、緊張が高まる中、イランとイラクの外相が６日会談しました。
両外相は過激派組織ＩＳ・イスラミックステート対策には、イスラム社会の団結が欠かせないという認識で一致し、イラン側は、サウジアラビアに抑制的に対応していく姿勢を強調しました。
イスラム教スンニ派のサウジアラビアが、シーア派の大国イランと外交関係を断絶したことなどを受けて、宗派対立の激化やＩＳ対策への悪影響が懸念されています。
こうした中、国内でＩＳの掃討作戦を進めているイラクのジャファリ外相が６日、イランを訪問し、ザリーフ外相と会談しました。
両外相は、イスラム社会はＩＳという共通の脅威に対し、団結する必要があるという認識で一致し、ジャファリ外相は、イランとサウジアラビアの良好な関係は、地域全体の利益だと述べ、緊張緩和に向けた仲介を担う意向を示しました。
これに対し、ザリーフ外相は、サウジアラビアはイランの核開発問題の解決に向けた交渉に反発するなど、地域の緊張緩和に逆らう動きを見せてきたとして批判しました。
しかしその一方で、これからも我慢を続けると述べ、イラン政府としては、サウジアラビアに抑制的に対応していく姿勢を強調しました。
イランには、中東の混乱に拍車をかけているのは、サウジアラビア側だと国際社会に印象づけるねらいもあると見られ、今月下旬に行われる予定のシリアの和平協議を巡っても、イランがどのような姿勢を示すのか注目されます。
中国による南シナ海に造成した人工島での航空機の試験飛行について、各国が非難する中、中国国営の新華社通信は、中国の民間機が、きのう、人工島を造成して建設した飛行場に着陸し、試験飛行は成功したと伝えました。
今後、中国を批判する声が一層高まりそうです。
中国国営の新華社通信がインターネット上に掲載した写真です。
南シナ海の南沙諸島、英語名・スプラトリー諸島で中国が造成した人工島の飛行場とされ、航空機２機の前に、大勢の人が並んでいます。
新華社通信によりますと、中国の民間機２機が、きのう、人工島を造成して建設した飛行場に着陸し、試験飛行は成功したということです。
新華社通信は、新たな飛行場が民間の大型旅客機を安全に運航できることを今回の試験飛行が証明したと伝えています。
中国による試験飛行を巡っては、ベトナム政府が、中国が今月２日に試験飛行を行ったと発表して抗議し、中国は飛行を認めたうえで、完全に中国の主権の範囲内のことだとして、反論しています。
この試験飛行について、今月４日、岸田外務大臣が、一方的な現状変更とその既成事実化を進めようとする行為で、深刻な懸念を有していると述べて非難し、アメリカ国務省の報道官も、緊張を高め、地域の安定を損なうと批判していました。
南沙諸島では、ベトナムのほかフィリピンなどが領有権を主張していて、今後、中国を批判する声が一層高まりそうです。
大阪・門真市のマンションの部屋で、２５歳の女性の切断された遺体が見つかった事件で、女性のスマートフォンが、現場周辺で見つかったことが、捜査関係者への取材で分かりました。
逮捕された知人の女は、自分が捨てたと供述しているということで、警察は、事件が発覚しないように処分したと見て、調べています。
先月、大阪・門真市のマンションの部屋で、冷凍庫などから切断された遺体が見つかり、この部屋に住む自称イラストレーターの森島輝実容疑者が、死体遺棄などの疑いで逮捕されました。
警察が遺体の血液を鑑定した結果、近くのシェアハウスに住む知人で、アルバイトの渡邊佐和子さんとＤＮＡの型が一致しました。
警察によりますと、森島容疑者は容疑を認めているということです。
これまでの捜査で、マンションの部屋からは渡邊さんのスマートフォンは見つかりませんでしたが、警察が捜索した結果、現場周辺で見つかったことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
警察によりますと、森島容疑者は自分が捨てたと供述しているということで、警察は事件が発覚しないように渡邊さんの所持品を処分したと見て調べています。
フランスのパリで新聞社、シャルリ・エブドがイスラム過激派の男たちの襲撃を受けて、１２人が犠牲になった事件から７日で１年となります。
これに合わせて、新聞社は特別号を発行し、テロに屈しない姿勢を改めて示しました。
事件から１年となるのに合わせて発売されたシャルリ・エブドの特別号です。
こちらのお店ではふだんの５倍の部数が置かれているということですが、訪れた人が次々と買い求めています。
シャルリ・エブドは６日、特別号を発行し、国内外に向けて合わせて１００万部を印刷しました。
表紙には暗殺者は今も逃走中とのタイトルとともに、自動小銃を抱えた老人が、走って逃げる風刺画を描いています。
描いたのは、みずからも襲撃を受けたリス編集長で、特定の宗教ではない神を題材にし、宗教を巡ってテロが頻発する状況を表現したとしています。
また社説では、ジャーナリストは表現の自由に仕える者だ。
テロリストがわれわれを殺すのではなく、われわれがテロリストの死を見届けるのだと、テロに屈しない姿勢を改めて示しました。
さあ、次は今週、シリーズでお伝えしている、インタビュー・挑戦者たちです。
きょうはこの方。
ラグビー日本代表の五郎丸歩選手です。
去年のワールドカップでは、大活躍でしたよね。
そしてこのポーズも話題になりましたね。
ワールドカップでは、史上初めての３勝に大きく貢献。
そしてことしは、世界最高峰のリーグ、スーパーラグビーに挑戦します。
その五郎丸選手に、自身のラグビー哲学、そしてことしに懸ける思いを伺いました。
はじめまして、ＮＨＫの阿部と申します。
よろしくお願いします。
お忙しいところ、ありがとうございます、きょう。
実は高校までラグビー部でして。
パスしていただいていいですか？
はい。
あっ、来ましたね。
あっ、ずしっと来ますね。
きょうはどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
去年のワールドカップの活躍で、一躍、時の人となった五郎丸選手。
五郎丸歩選手！
帰国後は、さまざまなイベントに呼ばれ、各方面から引っ張りだこです。
練習や試合の合間を縫って積極的に参加する五郎丸選手。
そこには強い思いがありました。
失敗から学び、成長につなげる。
それは五郎丸選手が胸に刻んできた教訓でした。
２９歳で初めて挑んだ去年のワールドカップ。
初戦直前の国歌斉唱。
その目には、涙が浮かんでいました。
この舞台は、５年前に味わった大きな挫折を乗り越え、つかんだものでした。
強豪、早稲田大学で１年生からレギュラーとして活躍した五郎丸選手。
五郎丸、前進します。
五郎丸が行く！飛び込んでトライ！
１９歳で早くも日本代表デビューを飾り、順風満帆の選手生活を送っていました。
しかし、２０１１年のワールドカップ。
大会直前、最終メンバーから外され、グラウンドに立つことができなかったのです。
この苦い経験を成長につなげ、次のワールドカップには必ず出場する。
そこで五郎丸選手は、得意のキックを世界で通用するものに磨き上げようと決意しました。
チーム練習のあと、１人残って練習する日々。
３０分以上蹴り続ける日もありました。
そうした中で、徐々に作り上げていったのが、ルーティンと呼ばれる一連の動きからのキックです。
一つ一つの動きに集中することで、緊迫した場面でも正確なキックができることを目指しました。
さらにこうした動きをキックごとに１０点満点で自己採点し、改良を重ねていきました。
そしてようやくたどりついたワールドカップの舞台。
真ん中、来た！同点。
どうだ！決まった！
１次リーグでは、全選手中２位となる５８得点を挙げました。
一つの挫折を糧に、五郎丸選手は大きな進化を遂げたのです。
そしてことし。
五郎丸選手は、新たな舞台に挑みます。
それは、世界最高峰のプロリーグ、スーパーラグビー。
そこにはワールドカップに出場した一流の選手たちが集結します。
ワールドカップをきっかけに、ラグビーを始める子どもたちが急増しました。
日本ラグビー界の未来のために。
五郎丸選手は、スーパーラグビーでの活躍を誓います。
活躍の裏には、自分を厳しい環境に置いて、失敗から成長につなげていこうという姿勢があったんですね。
なかなかできませんよね。
さあ、そしてこちら。
ことしの目標を書いてもらったんですが、初という一文字なんですね。
初めての海外チャレンジ、そして初心に戻るという意味だと教えてくれました。
今、五郎丸選手は、英会話を週４日勉強しているそうです。
今後ですが、今月いっぱいは国内のトップリーグでプレーして、スーパーラグビーが開幕する２月にオーストラリアへ出発する予定です。
あすは雇用政策の専門家としても活躍する女優の菊池桃子さんです。
スポーツ、森アナウンサーです。
おはようございます。
まずはテニスの錦織圭選手、好スタートを切ったようですね。
今シーズンの男子ツアー開幕戦シングルスで、初戦を突破しました。
錦織の初戦は、四大大会、全豪オープンの前哨戦。
今シーズン、世界ランキング８位から上位を狙います。
序盤からサービスエースが決まります。
強化してきたサーブでリズムをつかみ、第１セットを奪います。
第２セット。
得意のストロークで相手を圧倒しました。
落ち着いて試合ができたと、錦織は４年連続のベスト８進出。
悲願の四大大会初制覇を目指す今シーズン、好スタートを切りました。
次はプロ野球から、注目のこの２人ですね。
日本ハムの大谷翔平投手は、４年目に向けた自主トレーニングを公開。
そして楽天のルーキー、オコエ瑠偉選手は、プロでの第一歩をスタートです。
昨シーズン、投手部門では３つのタイトルを獲得した大谷投手。
ことしは、より力強いプレーを目指し、体を大きくすることに取り組んでいます。
食事の回数を１日６回から７回に増やし、体重は初めて１００キロに。
今シーズンを一文字で表すと、という質問には、こう答えました。
超えるっていう字ですね。
楽天のドラフト１位のルーキー、オコエ選手。
入寮がプロ生活の第一歩です。
こだわったのはベッド。
身長１メートル８３センチの体に合わせたオーダーメイドです。
部屋はチームリーダー、嶋選手が使った部屋に決まり、先輩以上の活躍を誓いました。
活躍、期待です。
スポーツでした。
続いて世界が注目！ネット動画のコーナー、合原アナウンサーです。
おはようございます。
ことし最初のこのコーナーは、思わず何やってんの？とツッコミを入れたくなる動物たちの動画です。
犬用のプールで遊ぶメープルちゃん。
そこにある白い模様が気になる様子です。
何がしたいんでしょうね。
あっ、この模様を取ろうとしているように見えますね。
確かにね、端っこに足をかけて、取ろうとしてるんですかね、やっぱりね。
これですね。
実は、メープルちゃん、フライングディスクで遊ぶのが大好きで、飼い主さんに投げてもらっては、それを上手にキャッチして見せるのを、楽しみにしているんだそうです。
そういうことですか。
そのディスクと勘違いしたんですね。
そうなんです。
確かにね、色も白で似てますからね。
オランダ人のブラム・アレンツさん。
オーストラリアを旅行中、たくさんのカンガルーに出会いました。
その中に、とってもユニークな一匹がいました。
えっ？ギター、弾いてるみたいですね。
本当！
エアギター。
撮影して曲をつけたアレンツさんは。
確かに合ってますね、でも、本当は何やってたんですか？
では、音楽なしでご覧ください。
ん？
単に体がかゆかっただけ。
なんでしょうね。
かゆいんだ。
インコの一種、ズグロシロハラインコのルイ君。
最近、ティッシュを見ると、変わったことをするんです。
ティッシュを押して、床の上を滑らせるんですが。
掃除をしてるんですかね、なんだろう。
そんなふうにも見えますよね。
飼い主さんに聞いてみました。
やっぱり掃除のまねかもしれないんですね。
本当にね、汚れたところを拭いてくれたらいいですよね。
一家に一ルイ君。
ただ、これ、長続きしないんです。
あっ、端まで行ったらやめちゃいましたね。
そう、飽きちゃったんですかね。
あらあら。
ルイ君、どうなんですか？本当にお掃除してるつもりなのかしら。
そう思いますよね。
そこで専門家に聞いてみました。
ペットのインコには、ティッシュでよく遊んだりするものがいるそうなんですね。
また飼い主さんの行動をふだんから見ていれば、まねすることもあるということで、でもあくまでまねであって、ルイ君にはお掃除という意識はなかったのではないかということでした。
そうですね。
以上、世界が注目！ネット動画のコーナーでした。
続いて気象情報です。
けさの東京・渋谷は、どんな様子でしょうか。
渡辺さん。
きのうの曇り空から一転、けさはよーく晴れていますよね。
とっても気持ちのいい青空です。
さあ、きょう日中は太平洋側でこのように日ざしが戻ってきますが、マフラーや手袋など、こういった防寒グッズ、きょうは活躍しそうです。
というのも各地できょうは、北風が冷たい一日です。
冬が戻ってきます。
では天気図をご覧ください。
きょうから日本付近、しばらく西高東低の冬型の気圧配置が続く見込みです。
北風が各地で強まって寒気が流れ込んできます。
予報を見ても、冬型の天気分布ですね。
太平洋側は晴れる所が多いですが、日本海側は北海道から山陰地方にかけて、雪や雨になりそうです。
雪の強まる所もありそうです。
降り方を見ていきましょう。
特にきょうは北陸の山沿い中心に紫色の表示で、雪が強まる予想となっています。
午後、夕方にかけて、一時的に雪が強まって、落雷や突風も伴うこともありそうです。
続いて予想最高気温です。
けさお伝えしているニュースです。
国連の安全保障理事会は、北朝鮮による核実験を強く非難し、追加の制裁も視野に、新たな決議の検討に入るとする報道機関向けの声明を発表しました。
国連の安全保障理事会は、日本時間のきょう午前１時過ぎから非公開で緊急の会合を開き、その後、声明を読み上げました。
2016/01/07(木) 07:00〜07:45
ＮＨＫ総合１・神戸
ＮＨＫニュース おはよう日本[字]
▼北朝鮮が“初の水爆実験成功”と発表。なぜいま？各国の反応は？最新情報を詳しく。▼“失敗”を求めて世界に挑戦するラグビー日本代表の五郎丸歩選手の原動力とは。
詳細情報
番組内容
▼北朝鮮が“初の水爆実験成功”と発表。なぜいま？各国の反応は？専門家とともに北朝鮮のねらいを徹底分析。▼パリで新聞社「シャルリ・エブド」が襲撃された事件から１年。“特集号”の内容は。▼「失敗と挫折が自らを強くする」。ラグビー日本代表・五郎丸歩選手が語る“世界を驚かせた原動力”。今年、世界最高峰のリーグ・スーパーラグビーに“新たな失敗”を求めて挑戦。▼国会論戦きょうも。
出演者
【キャスター】阿部渉，和久田麻由子，【スポーツキャスター】森花子，【気象キャスター】渡辺蘭
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