独自でやっていったほうがお金もかからないしということも
(矢部)我慢してくださいよ。
ちょっと我慢して。
(富樫)あがっあがっ。
(麻子)あっ…。
(進藤)タイですか?
(麻子)主人が釣ってきたんです。
磯釣りが趣味なもので。
(富樫)あががっ。
(ナース)もうちょっと我慢してくださいね。
矢部。
焦るな。
ああはい。
(富樫)あががっ。
ちょっと!ちょっと離して。
ちゃんと押さえて!
(ナース)はい。
(芙美)正太。
急に顔色が青くなって戻したんです。
(神林)何か変な物食べませんでした?変な物なんか食べさせるわけないでしょ!正太。
(奈津)お母さん。
おタバコ吸われます?えっ?子供の中毒でいちばん多いのはタバコの誤飲なんです。
そのまま食べちゃったり灰皿がわりの空き缶のジュース飲んじゃったり。
やだ。
どうしよう?胃洗浄でいいですね?うん。
判断が早いね。
胃の中のものを全部出してきれいにしますから。
(芙美)お願いいたします。
(矢部)あっ!はあー。
取れた!
(富樫)うううっ。
あっ。
ちょっと。
(麻子)あっ。
すいません。
いいですか?ちょっと。
(馬場)矢部が辞めるほうに1万円。
(城島)僕も。
(神林)じゃ僕も。
(馬場)何言ってんすか?みんな一緒だったらかけになんないじゃないすか。
矢部君が進藤先生の下でもつわけないじゃない!じゃあ太田川が辞めないほうに。
彼女は辞めないっしょ。
だってあなたが指導医なんだから。
(城島)優しく教えてますもんね。
取り入って金借りようとしてません?僕が?研修医に?何言ってんだよ!?
(馬場)実家が京都の総合病院だもんな。
あいつサラッと言うんだぜ。
「もうウチのウオーターベッドよりも医局のソファのほうが眠れるようになっちゃいました」だって。
(城島)片や開業した病院つぶして借金抱えたがけっぷちドクター。
がけっぷちドクター?失敬だな君は。
ったく!じゃあ守ってる場合じゃないっすね。
行っちゃいますか?矢部が辞めないほうに。
はあー。
じゃあ1,000と。
(馬場)神林先生!ううん。
分かったよもう!おお!すげえな。
勝てばでかいっすよ。
楽しみだ!アハハハハ。
ハハハハハ。
(神林)あっ。
進藤先生。
はい。
矢部君に優しくしてやってね。
はっ?いじめて追い出したりしないでよ。
救命は人手不足なんだからさ。
(城島)かけてるんですよ。
矢部が続くかどうか。
(馬場)進藤先生もどうっすか?1口1万円。
それじゃあ辞めるほうに。
えっ!?乗っちゃったよ。
マジ?ああ。
うわあー!
(たまき)はあー。
肌ボロボロ。
(みどり)あっ先生。
何でわたしなの?ほかにも先生いるじゃない。
転んでケガしたそうです。
随分派手に転んだのね。
はい。
港北医大救命救急センター。
「救急指令センターです。
江南小児病院からの転送依頼受けてますか?」「転送」?「5歳の女の子です。
肝障害から劇症肝炎が疑われる状態に陥りました」5歳。
(馬場)いや。
そういう患者が送られてくるって連絡受けてないんだけど。
はい。
どうぞ。
(喜代)救命救急。
(矢部)あっすいません。
ちょっと前通ります。
(救命士)救急車内でのバイタルは伝達時とほぼ変わりありません。
ウイルス性ですか?ウイルスの同定は?
(祥子)わたしには分かりません。
よし。
採血するぞ。
酒精綿。
頭部と腹部のCTは?
(祥子)それはあの。
預かってきてません。
(佐智)山城さん。
CT室に連絡して。
(紗江子)はい。
超音波。
(奈津)はい。
(馬場)重傷の患者よこしといて何でお宅のドクター来ないの?経過もデータも何も分かんないじゃない。
もうお帰りになってて。
ちょっと主治医に電話してきます。
太田川頼む。
電話番号教えてください。
はい。
(オープニングテーマ)
(千秋)美咲。
(喜代)ひどいよね。
何だってこんな所に。
(小田切)和泉喜代さん65歳。
末期の肝臓がん患者です。
(馬場)何だか納得いかないな。
救命に末期のがん患者ってのは。
ウチはいつから第一外科の受け皿になったんすかね。
いや。
しかたないんだよ。
ベッドが足りなくなったっていうんだからさ。
えー。
担当医は矢部君。
えっ!?僕ですか?うん。
そろそろ君たちも患者を受け持ったほうがいいだろう。
痛みを取ってあげるだけでいいから。
わたしは何を?あの。
僕に鈴木美咲ちゃんを担当させてもらえませんか?鈴木美咲。
えっ!?劇症肝炎の女の子?はい。
(馬場)研修医には荷が重いんじゃねえのか?
(城島)救命率15パーセントってとこ…。
だから担当したいんです!進藤先生。
どうですか?いいんじゃないすか。
じゃあ美咲ちゃんは矢部君に任せようか。
はい!じゃあこのおばあちゃんは太田川君。
頼むね。
わたし?うん。
ごめん。
よっしゃ。
(みどり)いいですよ。
(理加)ありがとうございます。
乃村さん。
一人で帰れる?えっ?ホントは転んだんじゃないでしょ?やめてください!
(みどり)香坂先生。
誰かに乱暴されたのね。
(泣き声)大丈夫よ。
泣かないで。
この血は?ほかにもどこかケガしてんの?わたしがあいつを石で。
相手もケガしてんのね。
どんなヤツだったか教えて。
若くて髪が…。
ええっ!?いきなりブロック落としてきたの?
(戸沢)あ痛!あー。
最近のガキはむちゃくちゃですよ。
・ひどいねえ。
親見つけて訴えたほうがいいよそれ。
あ痛。
(ナース)はい。
神林先生ですね。
はい。
先生。
はい。
はい神林です。
・
(小田切)神林先生。
落ち着いて聞いてください。
はい?今あなたが治療をしている男は女性をレイプした犯人です。
・頭のケガは女性が抵抗して石で殴ったんです。
えっ?普通にして。
普通に。
(戸沢)クソ!ま…まさかぁ!へえー。
そうなんだ。
落ち着いてね。
まばたき…。
ちょっとすいません。
警察には連絡しましたから時間を稼いでください。
僕が!?絶対逃がしちゃダメですよ。
はい!で被害者の子は?今婦人科で診てもらってる。
カウンセラーもつけたほうがいいですね。
連絡しとこうか。
傷跡残んないように丁寧に縫わなきゃね。
はあ?はあー。
ダメ。
バレバレ。
(喜代)何でわたしがこんな所に移されなきゃならないのよ。
(奈津)ここはこの病院の中でいちばん設備が新しいんですよ。
体温測りましょうね。
昨日と同じよ。
それよりねあんた色紙買ってきて。
「色紙」?ハンペンぐらいの大きさのあるでしょ。
早く。
はい。
コンビニしか開いてないやんか。
もう!
(浩輔)美咲は助かるんですか?
(矢部)内科的治療を始めます。
効果がない場合は肝移植も考えたほうがいいと思います。
(千秋)えっ!?移植?移植すれば助かるんですか?生体肝移植という方法があります。
ああっ!NBAね。
NBA?バスケだよ。
バスケ?あああー!アメリカのバスケットボール。
僕も大好き。
何だっけ?ほら。
えー。
マイケル・ジャクソン。
(戸沢)ジョーダンだろ。
しかも古いよ。
冗談だよ。
あっ!マイケル・ジョー…。
(戸沢)やめろよな。
寒いオヤジギャグは。
はい。
立ってください。
包帯巻きまーす。
はあー。
神林先生。
ありゃダメだ。
いっぱいいっぱいだよ。
俺行ってきますわ。
先生。
福田さんのカルテどこにあるか知りません?城島先生!おっ!その髪形コービーじゃん。
交尾?
(城島)ほらほら。
コービー・ブライアント。
レイカーズのガードですよ。
ファンなの?最高っすよ!
(城島)へえ。
俺ビンス・カーターのファンなんだ。
あっ。
マジっすか?
(早苗)警察来た?
(朋子)うーん。
まだ。
遅い!
(車のブレーキ音)
(朋子)あっ!来た!
(高柳)女房に刺された!123。
よし。
酸素6リットル。
(ナース)はい。
(佐智)名前言えますね?
(高柳)高柳。
(佐智)はい。
はい。
大丈夫ですからねもう。
はい。
(小田切)自分で運転してきたの?
(朋子)はい。
ここは俺がやりますから医局長は戻ってください。
分かった。
いやあ。
去年のプレーオフは面白かったな。
(戸沢)そんなに巻かなくっていいっすよ。
(神林)でもほら。
取れちゃいけないから。
カーターのダンクひじまでリング入ってたぜ。
あんなの誰もできねえって。
なあ?ハハハ。
もう1本いこうかな。
(ナース)えっ?あっはい。
(神林)あっ!
(城島)おい!待ちなさい!きゃあーっ!
(戸沢)おら!下がれ!
(馬場)危ない。
危ねえな!ちょっと。
(戸沢)おう!やめろ!そこはダメだ。
(馬場)あきらめろ。
(戸沢)うるせー!
(ゆき)うわあー!ああっ!そこどけ!空けろ!おい!矢部。
しっかり押さえろ。
(矢部)あっはい。
ナースを離して出ていけ。
何余裕かましてんだよ!?見れば分かるだろう。
治療の邪魔だ。
知るか!んなこと。
誰が放し飼いにしたのよ?こんなバカ!
(戸沢)ああっ?プラスティック包帯材だ。
あんた人間の尊厳とか命の意味とか今まで1秒だって考えたことないでしょ。
でなきゃ女の子レイプしたりこんなとこで刃物振り回したりできないわよね?自分が同じ目に遭わないと分からないのかしら。
あんたみたいなのを人間のクズって言うのよ!
(戸沢)何だと!?あああーっ!・
(パトカーのサイレン音)警察来た!痛え!おら!離せよ!遅いよもう!痛ててて。
何!?腹膜損傷はないな?
(矢部)は…はい。
よし。
縫合するぞ。
(ナース)はい。
挑発しすぎだぞ。
あいつが逆上したらどうするつもりだったんだ?あなたがあいつを捕まえるつもりだって分かってたもの。
分かってなかったわねあれは。
お食事残しすぎですよ。
和泉さん。
こんなのまずくて食べられたもんじゃない。
でも栄養のバランス考えてあるし。
ゆうべは何の騒ぎだったの?さあ。
あんたは仲間はずれか。
和泉さんの色紙買いに行ってましたから。
フッ。
鶴ですか?誰もわたしに元気になってほしいなんて思ってないからね。
千羽鶴?
(喜代)この病院はひどいね。
わたしをこんな所に追いやって見習いの医者あてがって。
ねえ。
見習いって。
失礼します。
何でしょう?お前鈴木美咲の両親に肝移植についてどう話したんだ?はい。
あの。
肝移植をすれば助かる望みがあるって。
両親の血液検査の結果が出た。
患者はB型母親はABだ。
ええ。
でも確か父親は。
確かにB型だが脂肪肝で移植には適さない。
えっ?軽々しく家族に期待させるようなことを言うな。
両親のほかにドナーがいないかすぐに確認しろ。
はい。
(矢部)失礼します。
(浩輔)移植は無理!?
(矢部)美咲ちゃんの三親等以内の方でドナーとして適合される方がいらっしゃいませんでした。
すいませんでした。
僕の説明が足りませんでした。
それじゃあ美咲は?持続的な血液浄化法という治療でウイルスに侵された血液を浄化します。
肝機能が回復すれば希望が持てます。
美咲の意識が戻るんですか?いえ。
確実に戻るという保証は。
すいませんでした。
(浩輔)すいませんとおっしゃるのはやめてください。
(泰之)お母さん。
具合どう?
(加奈子)どうですか?お母さん。
(加奈子)お母さん。
何かほかに欲しい物あります?
(泰之)欲しい物。
(加奈子)フフフ。
(奈津)痛み止めの量も回数も増えてます。
検査の結果和泉喜代さんの肝臓がんは肺と脳に転移してます。
いつ何があってもおかしくありません。
(泰之)そうですか。
じゃあよろしくお願いします。
じゃ行くか。
(加奈子)そうね。
あの。
告知はなされなかったんですか?母にはがんだとは言ってません。
(加奈子)つらい思いをさせるのもかわいそうですから。
ご自分では治ると思ってらっしゃるんですね。
好きにさせてやってください。
何かあったときはもう何もしなくていいですから。
じゃあ。
(加奈子)失礼します。
(奈津)もうやだ。
治る見込みのない患者さんとどう接したらいいか全然分かんない。
(矢部)俺だって毎日眠れないよ。
あの子に死なれたら…。
俺医者やってく自信なくなるな。
わたし香坂先生みたいに神経太くないもんね。
フフッ。
進藤先生なんか患者の処置しながら暴行犯捕まえんだぜ。
はあー。
俺には絶対できないよ。
無理。
器が小さいね矢部君。
お前もな。
(城島)香坂先生まだあのソファで寝たことないんだよ。
(神林)プライド高いから。
がさつな救命には染まりたくないんだって。
ああ。
あっ。
寝そうですよ。
(馬場)疲れたまってるから。
今日絶対行きますよ。
ほら。
もう少し!
(馬場)行け!行ってしまえ!
(城島)倒れろ!はい。
港北医大救命救急センター。
「こちら救急指令センターです。
三次の患者さんの受け入れお願いします」
(城島)どうぞ。
「23歳の男性です。
数日前から激しい腹痛と下血を認めました」
(一同)123。
(救命士)ストレッチャー出します。
(ナース)失礼します。
ボタン外します。
血ガス血算生化。
(ナース)はい。
お願いします。
ほい。
サンキュ。
(神林)呼吸止まってる。
挿管するよ。
こう頭鏡。
(警告音)心停止です。
エピクイックだ。
はい。
(神林)どうなってんだ?早すぎるよ。
先生。
代わろうか?大丈夫です。
VFだ。
DC準備。
(ゆき)はい。
200でチャージだ。
(ゆき)はい。
お願いします。
よし。
いくぞ。
ああっ。
まずった。
じゃあそのまま亡くなっちゃったんすか。
あっという間。
何にもできなかったよ。
死因は何だったの?血液凝固障害からくるショック死だと思うんだけど結局よく分かんないんだよね。
気持ち悪いね。
その患者さん何やってる人?テレビ番組作ってる会社の人だって。
過労死じゃない?テレビの人たちって不健康そうだし。
(三人)うん。
今日で何日目だ?
(矢部)10日目です。
つらいですよ。
何もできずに見てるだけなんて。
自分で手を上げて患者を受け持ったんだろう。
両親はなこの子の命をお前に預けたんだぞ。
はい。
ホントにできることはすべてやったのか?
(喜代)次の手術は?いつなの?だから和泉さんがちゃんと食べて体力つけてくれないと手術できないんです。
どうしてみんなわたしに冷たく当たるのだろうねえ。
(千秋)枕ですか?はい。
お母さんの枕を持ってきてほしいんです。
はあ。
お願いします。
それと…。
子供のころ入院してたことがあって同じことをしてもらったんです。
美咲ちゃん。
分かるかい?お母さんの匂い。
君が目を覚ますのをみんな待ってるよ。
婦長さん。
お願いがあるんですけど。
はい。
担当を代えてくれって言われたの?美咲ちゃんの親は矢部先生のこと信頼してないのね。
進藤先生には伝えたの?「そうですか」でおしまい。
最後まで任せるみたい。
どうぞ。
うん。
まあ進藤先生がそう思ってるならいいでしょう。
わたしもいいと思う。
矢部先生かわいいし。
アハハ。
婦長。
あら。
おいしいこのおはぎ。
安かったのよ。
でもさ親は納得しないだろうな。
うん。
うまい!でしょ。
(ゆき)わっ。
枕が変わってる。
そっとしといてやれ。
むくみが出てるな。
(加奈子)自分で自分に千羽鶴折るなんてわたしたちに当てつけてるのよ。
お母さんは。
やめろってもう!もうどうにもならないの分かってんだから早く逝っちゃってほしいわ。
(泰之)そういうこと言うなよ。
(神林)家族からそんなこと言われるのは寂しいなあ。
(奈津)ひどいですよね。
でも珍しいことじゃないんだよね。
まあ君は若いからショックかもしれないけど。
違うんです。
ショックだったのは自分も同じこと考えてたからなんです。
どうせ治らないんだったら早くって。
うん。
まあ医者も人間だから。
(神林)でもな病気になっても心配してもらえないってのは寂しいだろうな。
(神林)相手にされなきゃひねくれたくもなるだろうし。
人間90になっても100になっても生きてる間は誰かとかかわっていたいんじゃないかな。
(神林)あー。
香りがいいねえ。
高いお茶は。
(矢部)美咲ちゃん。
幼稚園で習った曲覚えてるかな?ハーモニカで吹いたよね。
・『七夕さま』・『七夕さま』・『七夕さま』彼はまだ研修医です。
でも今の美咲ちゃんに必要なのは名医じゃありません。
心から美咲ちゃんを救おうと願っている彼のような医者なんです。
(ハーモニカの音色)和泉さん。
何かしてほしいことありますか?何でもいいです。
わたしに言ってください。
あんたもかわいそうだね。
死んでくだけの年寄りの相手するのつらかったろ。
会いたい人がいたらわたしが連れてきます。
食べたい物があったら…。
どこかに行きたかったら…。
じゃあねわたしの代わりに折ってちょうだい。
えっ?わたしはもういい。
十分生きたから。
でもあの子は死んじゃいけない。
人生には楽しいことたくさんあるよ。
せっかく生まれてきたんだから泣いたり笑ったり誰かを好きになったりしなくちゃいけない。
あんな小さい子助けてやれないんだったらあんたたち医者なんて辞めちまえ。
あの子のために千羽鶴折ってやって。
それからわたしのためには何にもしないで。
おじいちゃん待ってるから。
何にもしない…。
(警告音)和泉さん!和泉さん!誰かエピクイック!和泉さん!彼女の願いを聞いてやれ。
でもわたしは医者です!静かに送ってやるっていう治療もあるんだよ。
死亡確認。
20時3分。
美咲ちゃん!美咲ちゃん!
(矢部)美咲ちゃん!美咲ちゃん!美咲ちゃん?
(千秋)美咲!
(浩輔)美咲!よし。
呼吸器の設定を変えよう。
SIMV8回だ。
(紗江子)はい。
(千秋)美咲!
(矢部)美咲ちゃん。
美咲。
美咲。
美咲。
和泉さん。
ごめんね。
ありがと。
(ナース)おはよう。
(ナース)おはようございます。
HPTの数値もだいぶ上がってきたな。
はい。
お母さんの声にもしっかり反応してます。
それから午後には小児病棟に移します。
回復早いね。
はい。
よかったな美咲ちゃん。
(矢部)ありがとうございます。
どうぞ。
あのおばあちゃんは?ゆうべご家族の方が引き取りに。
息子さん大泣きしてました。
いい勉強になったね。
太田川先生。
はい。
えっ?えっ?
(神林)矢部先生も先生でいいですよね。
いいんじゃないですか。
・はい医局です。
矢部先生。
やめろよ。
太田川先生。
太田川先生。
じゃあかけは僕の勝ちだ!
(馬場)あっそうだ!あっ!矢部。
バカお前。
「バカ」って何ですか?辞めればよかったんだよ。
ジャーン!4万円いただき!2万円ですよ。
進藤先生と折半。
何で?だって進藤先生矢部君が辞めるほうにって。
あれ?すいません。
変更あり?ずるいな。
よかった。
かけてなくて。
矢部先生ネタにされてる。
ひっでえ。
えっ!?ホントですか?少々お待ちください。
ねえ?こないだウチで亡くなった横山吾郎さんの死因て何だったんだっけ?ああ!テレビ制作会社の人。
一応血液凝固障害からきたショック死ってことに。
どうかしたんですか?一緒にアフリカロケに行って現地に残ってた同僚がクリミアコンゴ出血熱で亡くなったんだって。
えっ!?最悪の感染症じゃないですか。
日本衛生研究所が横山さんも感染してた可能性はないかって。
(神林)火葬されてて調べようありませんよ。
だよね。
もしもし。
やっぱりもう分かりませんね。
(矢部)クリミアコンゴ出血熱って空気感染じゃないっすよね?
(馬場)血液どころかだ液でも感染する病気だよ。
俺向こうで見た事あるんすけど現地の医者も感染してそりゃもう悲惨でしたよ。
(城島)死亡率高いっすよ。
(神林)うわっ!開胸マッサージしなくて正解だったねえ。
進藤先生。
(ゆき)心停止です
(神林)どうなってんの?早すぎるよ先生。
代わろうか?
(進藤)ウイルス性…
(小田切)クリミアコンゴ出血熱
(城島)最悪の感染症じゃないですか
(馬場)だ液でも感染して…現地の医者も感染して…
(城島)死亡率高いっすよ・『いつのまに』2016/01/07(木) 14:55〜15:50
関西テレビ1
救命病棟24時 #03[再][字]【帰ってきた天才外科医!命と向き合う使命感とは…】
「小さな命大きな命」
詳細情報
番組内容
医局では研修医・矢部(伊藤英明)が辞めるか辞めないかが話題に上っていた。進藤(江口洋介)が指導医のため、厳しさで音をあげるのではと誰もが興味津々だ。
たまき(松雪泰子)が看ている女性の患者はレイプされた様子。敏感にそれを察知したたまきの前にレイプ犯の男が治療を受けにやってきた。たまきと進藤の臨機応変な対応で無事犯人は警察に引き渡すことができた。
番組内容2
一方研修医の矢部も奈津(田畑智子)もはじめて患者を担当することになった。しかし患者の治療が思うようにいかず、二人は同時に落ち込んでしまうのだった。
出演者
江口洋介
松雪泰子
伊藤英明
須藤理彩
田畑智子
小日向文世
宮迫博之
谷原章介
田根楽子
木村多江
唐木恵子
君嶋ゆかり
三宅恵美
山崎めぐみ
大森暁美
佐藤夏帆
渡辺いっけい
原作・脚本
【脚本】
福田靖
監督・演出
【プロデュース】
和田行
中島久美子
樋口徹
【演出】
田島大輔
水田英成
音楽
佐橋俊彦
【主題歌】
「いつのまに」DREAMES COME TRUE
【挿入歌】
「flow」bird
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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