アメリカロシアオーストラリア世界3大超能力大国を現地取材!少女誘拐事件行方不明事件などコールドケース寸前の事件を超能力捜査はどのように解決に導いてきたのか?スタッフは超能力捜査を目の当たりにしたという…。
を直撃!オーストラリアはデビー・マローンと元捜査官。
(デビー)何も怖くないわよ。
私の心と繋がって。
(キャスター)行方不明だったカイシャ・エイブラハムちゃんが林の中で遺体で発見されました。
アメリカの…。
アメリカはクリスティ・ロビネットとパークレンジャー。
(クリスティ)アシュリー!?とてもつらい目に遭ったのね。
私居場所を突き止めるから待ってて!ロシア奇跡の目撃者は…。
ロシアはイリーナ・リトヴィナと現職の警官。
(キャスター)11歳の少女アリョーナが失踪しました。
警察だけではなく市民も捜索に参加しています。
(イリーナ)裏切り…アリョーナに対する逆恨み…。
愛情が憎悪に変わった!はっ…!超能力捜査。
今夜は奇跡の目撃者のもと超能力捜査の真相に迫る!あなたは信じる?信じない?オーストラリアシドニー郊外の町は騒然とした。
罵声を浴びせる住民たち。
これはある事件の犯人護送の様子。
6歳のかわいらしい少女カイシャちゃんが誘拐殺害されたのだ。
オーストラリア中の関心を集めたこの事件。
悲しい結末に誰もが胸を痛めた。
事件はシドニーの中心地から車でおよそ1時間ほど離れた町。
これは当時カイシャちゃんが家族と暮らしていたアパート。
今ではひっそりとし人の気配は感じられない。
一家が映っている実際の映像がある。
両親と妹残された家族は眠れぬ日々を過ごしていた。
6歳の少女がどこへ消えてしまったのか?生まれたばかりの妹の面倒を見るのが大好きだったというカイシャちゃん。
事件が発覚したのは8月1日の早朝。
母親が涙ながらに訴えてきたという。
(電話)カイシャちゃんが何者かに誘拐されたのではないかという。
駆けつけた警察によると玄関のドアには頑丈なロックがあり6歳の子どもが開けるのは難しいと判断。
カイシャちゃんは誰かに連れ去られた可能性が高いと思われた。
行方不明2日後には…。
「黒い影が舞い降りる」という不気味な見出しが…。
幼い少女が行方不明。
警察は誘拐事件だけではなく事故に巻き込まれた可能性も視野に入れ大規模な捜索を展開。
一日120人の人員を投入しカイシャちゃんの自宅周辺を徹底的に調べた。
しかし有力な手がかりは得られない。
当時家族の様子を撮った実際の映像がある。
カイシャ・エイブラハムちゃん6歳。
彼女の身に一体何が起きたのか?
(すすり泣く声)オーストラリア中で連日報じられ大ニュースとなった6歳少女の行方不明。
町中の人がカイシャちゃんの無事を信じ祈りを捧げた。
迷宮入りかと噂が立ち始めた…。
カイシャちゃんに関する緊急ニュースが飛び込んできた。
カイシャちゃんはその死に誰もが悲しみ怒りを覚えた。
カイシャちゃんの笑顔をもう見る事は出来ない。
その小さな遺体は自宅からおよそ5キロ離れた雑木林で発見された。
行方不明から8カ月も放置されたまま。
ところがこの遺体発見の真相には驚くべき事実が隠されていた!昼でも薄暗く地元の人でもめったに通らない。
この場所をピンポイントで指摘した人物がいた。
その人物はオーストラリアで最も歴史のある新聞に取り上げられていた。
そこで20件以上の事件を解決に導いたと紹介されている。
彼女の助言によりカイシャちゃんが発見されたという。
元捜査官ロジャー氏。
『トリハダ』はその元捜査官に直接取材するべくオーストラリアへ飛んだ。
ハロー。
ハロー。
ハロー。
ハウアーユー?ミスターロジャー?イエス。
アイムロジャー。
ハウアーユー?こんにちは。
よろしくお願いします。
当時事件の捜査に当たった彼は何を語るのか?カイシャちゃんの事件には警察犬のハンドラーとして参加していたという。
捜査隊120人警察犬の嗅覚をもしのいだデビー・マローンの超能力とは?実はなんと当時の捜査官も認めるデビーの超能力。
彼女はどのようにしてカイシャちゃんの居場所を突き止めたのか?超能力者デビーが持つその特殊な能力とは?迷宮入り直前に遺体を発見したデビーの透視捜査をトリハダスクープ!まずスタッフは彼女にアポイントを取る事にした。
多忙を理由に何度か断られたが…。
住んでいる場所などプライバシーを明かさないという条件で取材に応じてくれた。
(スタッフ)ここですね。
ここの左手がデビーのご自宅です。
日本の番組から取材を受けるのはこれが初めてだという。
ハロー。
オーストラリアナンバーワンと呼び声が高いカイシャちゃんの事件は今もよく覚えているという。
デビーが持つという特別な力。
それは…。
行方不明者の写真や持ち物の残留思念を引き出し対象者の情報を聞き出していく透視能力。
つまり魂とコネクト死者と繋がるという事。
カイシャちゃんが自宅から忽然と消え行方不明になってから3カ月が経った頃…。
依頼をしてきたのはカイシャちゃんの叔父夫婦だった。
そうですか。
(叔母)どうかお願いします!一向に気落ちしている家族を見ているといてもたってもいられず叔父夫婦は超能力者デビーに透視を依頼する事に。
これデビーが透視のために必要とするのは行方不明者の写真と身に着けていたもの。
情報は一切いらないという。
デビーのコネクティングが始まった。
暗く静かな部屋で神経を集中。
ただひたすらカイシャちゃんの事を考える。
すると…。
目の前に一人の少女が現れた。
あなたがカイシャね。
少女は大きくうなずいて笑いながら近づいてきた。
話し相手がいなくて寂しかったという。
…がその時。
ううっ…。
デビーを激しい痛みが襲う。
(うめき声)カイシャちゃんとコネクティングしていたデビーは彼女が受けた痛みをそのまま感じ取っていたのだ。
そしてデビーの頭の中には見た事もない風景が次々に浮かんできたという。
そしてデビーは悲しい報告をしなければいけなかった。
何が見えたんですか?デビーがコネクティングで得たというビジョンは…。
果たして符合する場所は見つかるのか?カイシャちゃんがデビーに送ったのは…。
カイシャちゃんの叔父夫婦はすぐに透視捜査…。
ロジャー元捜査官はデビーの透視結果をどう思ったのか?ロジャー捜査官は透視と符合する場所を発見。
それはカイシャちゃんの自宅からおよそ5キロ北にある雑木林。
実際に見てみると…。
広さは東京ドームおよそ15個分ある広大なエリア。
そしてここにはデビーが透視で見た3つのビジョンがあったという。
1つは林。
そしてマウンテンバイクのコース。
さらに高圧線の電線。
マウンテンバイクのコースを外れると誰も足を踏み入れないうっそうとした雑木林。
カイシャちゃんが発見されたのはこの辺りだという。
さらにデビーはもう一つ事件解決に繋がる透視をしていたという。
カイシャちゃんの命を奪ったのは一体誰なのか?デビーは聞いていた犯人の名を。
カイシャちゃんが教えてくれた犯人はなんと母親。
両親から日常的に暴行などの虐待を受けていたというのだ。
デビーが感じた痛みと悲しみは生前カイシャちゃんが受けていたものだった。
苦しい…。
その透視どおり地元の人の母親への同情は怒りへと変わった。
捜索隊120人を投入しても見つからなかったカイシャちゃんの行方。
デビーの透視が遺体発見に繋がったとロジャー元捜査官は言う。
行方不明が発覚したのは2010年8月1日。
遺体発見は8カ月後。
だがその5カ月前にデビーは居場所を透視で的中させていたのだ。
そもそもデビーが超能力を身につけたきっかけはなんだったのか?それはデビー30代の頃。
内臓の病気で倒れ緊急手術を受ける事に。
しかし麻酔が合わず容体は急変。
その時不思議な体験をした。
気づくとデビーは長いトンネルの中を歩いていたという。
幽体離脱をしたデビーが見たものとは?30代の頃心肺停止。
生死の境をさまよった超能力者デビー。
すると懐かしい声が聞こえてきた。
それは死んだはずの祖父の声だった。
次の瞬間…。
体が宙に浮き町を見下ろしていた。
家の前に夫と子どもたちも見える。
空に浮かんでいたデビー。
子どもの声で意識が戻った。
(看護師)本当に?いわゆる臨死体験。
この経験以来死者の魂と繋がる事が出来るようになったという。
(加藤)はい。
(森)あ〜…。
未来ちゃんなんか今の見ててそういう…例えば臨死体験をすると霊能力が強くなるなんていう事はあり得ると思う?全くイメージ出来ない世界なんですけど…。
なんかでも戻ってこれる方っていうのはそういう能力があるから戻ってこれるのかなって思ったりとか…。
だからまた発揮出来るしね。
私も信じてます。
人間自体が不思議だなっていつも思うんですよ。
(高橋)「超」ってつくでしょ。
だからみんな不可思議な部分があるけど「能力者」っていうふうに考えると…。
そうするとなんか感じる…?
(デーブ)そうだけど何百年何千年前からやってる商売なんですよ基本的に。
で説明がつかないからっていったら今心霊写真ないでしょ?心霊写真。
ほとんどない。
なぜかというとデジタルになったから…。
オーブは写りますよねよく。
アメリカで謎に満ちた失踪事件が起きた。
オハイオ州コロンバスに住む学生アシュリー・ホーリー当時二十歳が警察へ助けを求める通話を最後に行方がわからなくなった。
警察は殺人事件として捜査を開始。
すぐに付近の駐車場でアシュリーの車を発見したが…。
それ以外に有力な手がかりはなく事件は迷宮入りした。
…かに見えた。
その4年後。
ある一人の女性が現れた事で事件は解決へ向け一気に加速する事になる。
そこには霊と交信をするという驚くべき能力が隠されていた。
さらにそこにいた…。
超能力者と行動をともにし透視捜査の一部始終を目の当たりにしたという人物を捜し当てた。
パークレンジャーのラリー氏。
ラリーはクリスティの何を見たのか?これは二十歳の専門学生の行方不明事件。
被害者の声なき声を拾った超能力捜査の記録である。
…をトリハダスクープ!事件が起きたのはアメリカ北部オハイオ州の中央部に位置する町。
州都であるコロンバス。
人口およそ78万人。
古くから商業が盛んで数多くの金融企業が進出。
オハイオ州の各都市との交通の便もよく州の政治経済の中心となっている。
スタッフが取材に訪れたのはクリスマスモード一色で至るところで華やかなネオンが町を彩っていた。
都市部を離れた郊外の住宅地へ向かってみてもそれぞれの家の庭に思い思いの趣向を凝らした飾り付けがされていた。
大都会とは違うのどかな雰囲気があふれた町。
そんなコロンバスで悲劇が起きた。
町の郊外に住む女性ソーシャルワーカーになるのを夢見て専門学校に通う二十歳の学生だった。
アシュリーは地元の専門学校に通いながらアルバイトをして学費と生活費を稼ぐ真面目な女性だった。
明るく美人だった彼女には多くの男たちが近づいてきたという。
クソッ…。
男性からの誘いに乗らない真面目な学生。
一体彼女に何があったのか?この日の夜アシュリーは一晩中アルバイトをし帰宅したばかりだった。
午前3時。
そろそろ寝ようかと考えていたその時…。
(ガラスの割れる音)突如ガラスの割れる不審な音が…。
嘘…。
うわー!
(アシュリー)キャー!アシュリーはなんとか自力でアパートから脱出。
携帯電話で警察に救助を要請。
その実際の音声が残されている。
警察はただちに現場に直行。
だが周囲に怪しい人物の姿はなかった。
警察官はアシュリーの部屋の安全を確認するとそのまま立ち去ったという。
午前4時アシュリーはすぐに友人のビバリーに電話。
ええ。
待ってて。
しかしこの友人との通話を最後に彼女は姿を消した…。
ミシガン州で離れて暮らすアシュリーの両親は…。
両親は警察に捜査を依頼。
しかし…。
家族や友人たちは自分たちでアシュリーを捜し始めた。
地元のコロンバス警察がようやく捜索に乗り出した。
アシュリーの部屋は日常生活で使うものが全てそのままになっていたという。
それは不測の事態が起きて突然彼女が姿を消した事を物語っていた。
現場検証をしたレッドマン刑事は…。
だがアシュリーの部屋からはめぼしい手がかりは発見されなかった。
その数日後警察はアシュリーのアパート付近の駐車場に彼女の車が放置されているのを発見。
その実際の写真がある。
アシュリーは友人のもとへ向かおうとしていた。
という事はこの駐車場で襲われたのか?それとも犯人が乗り捨てたのか?しかし有力な情報はここまで。
警察は全力で彼女の行方を追ったが目撃証言や手がかりもなく事件から3週間で一方…。
(マーク)一体どうなっているんだ?
(泣き声)アシュリーの行方がわからないまま1年が経過。
こうして事件は永遠に闇へと葬られようとしていた。
だが絶望的な状況が1年続いたあと…。
ある日…。
(携帯電話)アシュリーの従姉ケリーの元に一人の人物から連絡が入った。
そして驚くべき事を告げられる。
電話の主は霊との対話を専門的に行う超能力者。
そして彼女によればなんとアシュリーはすでに殺され彼女の霊が遺体の居場所を伝えたがっているという。
この突然の電話に従姉のケリーは…。
憔悴しきったアシュリーの両親を傷つける可能性もある。
ケリーは自分が代理人として対応する事を決めた。
アシュリーの霊とコンタクトを取ったというにわかに信じがたい能力。
実際に事件解決へ導いたその女性はオハイオで起きたアシュリーの行方不明事件をおよそ300キロ離れたミシガンの超能力者はどうやって霊とコンタクトを取ったというのか?『トリハダ』は現地アメリカへ赴きその超能力者本人の取材に成功。
こちらですね。
このビルです。
果たして霊とコンタクト出来るというのは本当なのか?一体どんな人物か?ハイウィーアー『トリハダスクープ』フロムジャパン。
ユーマストビークリスティ?アイアム。
彼女が交霊能力を持つという女性クリスティ・ロビネット。
現在彼女はここで個人事務所を構えて12年になるという。
一日6〜7人は訪れる顧客の進路相談や亡くなった人とコンタクトを取りたいという要望に応えるスピリットガイドという仕事をしているという。
(英語)彼女が持つ霊能力とは一体…!?我々は早速尋ねてみた。
のだと思ってきました。
このあと霊とコンタクトするという霊とコンタクト出来るというでは具体的にどうやって霊とコンタクトを取るのか?3歳にしてすでに交霊を日常的に行っていたという彼女。
実際にその能力が彼女の生命を救った事もある。
それはクリスティが8歳の頃一人で遊んでいた時だった。
突然見知らぬ男に誘拐された。
(クリスティの泣き声)監禁され一人震えていると不思議な事が起こった。
あっ…。
あっ…。
なんとそこに見えたのは…。
祖父についていくと…。
(ドアノブが回る音)なぜかドアが開き逃げる事が出来たという。
大好きだった祖父の霊に導かれ命の危機を脱したという。
結婚し二児の母となった今もその能力は衰えずやがてプロの超能力者となった。
しかしなぜアシュリーの霊は行方不明になって1年後縁もゆかりもないクリスティに会いに来たのだろうか?事件から1年後の2005年。
アシュリーのいたコロンバスからはるか300キロ離れたミシガン州。
リボニアという町にクリスティは住んでいた。
ある晩…。
うう…。
ああっ…痛っ…。
ううっ…あっ…!
(うめき声)クリスティの視界が闇に慣れてくると…。
霊の姿が見えるのはよくある事だという。
気になったクリスティは翌日…。
すると…。
アシュリーの霊はオハイオからおよそ300キロ離れたミシガンまでクリスティを求めてやって来たという。
しかしクリスティには不安が。
クリスティのメールはコロンバス警察のレッドマン刑事に届いた。
まもなくレッドマン刑事から返信がありクリスティはアシュリーの従姉ケリーにコンタクトを取る事が出来た。
立ちはだかる遺族感情。
だがああっ…。
アシュリーがクリスティに送ってきたビジョンは「O」のつく標識。
どこかの地名なのか?そして線路川らしき水辺の風景この3つだった。
手始めにアシュリーの住んでいたオハイオ州の地図を広げた。
手がかりは「O」の文字がつく地名線路のそばそして水辺の場所。
アシュリーが住んでいたコロンバス市内には線路や川などが多い。
さらに「O」がつく地名も無数にあり当てはまる場所が多すぎてとても絞り込めそうになかった。
だが…。
あっ!彼女が注目したのは南西に位置する小さな町Obetz。
「O」から始まり特に印象が強い。
さらに町の近くには川が流れ線路と交差する公園がある。
アシュリーから送られてきたビジョンが集まっていた。
そして…。
クリスティは従姉のケリーとミシガンからオハイオ州コロンバスへ向かった。
きっと。
オハイオ州オーベッツにあるスリー・クリークス公園。
広大な自然公園で…。
ランニングを目的にした人々も多く人目につきやすい場所でもある。
その一方で原生林そのままのような林もある。
薄暗いそこには人が立ち寄る事はほとんどない。
さらに園内には川や沼地も多く不気味な雰囲気を漂わせている。
(ため息)透視捜査を目の当たりにした…。
この出会いが…。
超能力捜査を加速させる事になる。
コロンバス市内にある16の自然公園を管理するレンジャーたちの監督ラリー・ペック氏。
彼はしばらく進むと林を抜けた。
すぐそばには川。
ここで衝撃的な事が起きたという。
クリスティが見たものとは一体?あっ…。
ああっ…!なんとそこは…。
アシュリーが送ってきたというおよそ300キロ離れた町の3つのビジョン。
だが「スリー・クリークス公園にアシュリーはいる」というクリスティの透視は的中しなかった。
継続されるアシュリーからのビジョンはやがて実を結びそしてさらに1年の月日が流れた。
新しい手がかりが出ないまま月日は過ぎいつしかクリスティも日常の生活へ戻っていた。
え〜?ああそうだな。
はい。
どうぞ。
いただきます。
どう?うまい。
この1年間アシュリーの霊はクリスティのそばを離れなかったという。
自分を助けてくれる唯一の存在としてわらにもすがる思いだったのかもしれない。
(鼻歌)
(クリスティ)あっ…うっ!うっ…うっ…。
クリスティが新たに得たのは…。
この6つのビジョンがクリスティの脳裏に刻み込まれた。
クリスティはもう一度アシュリー捜索を決断した。
そこは前回捜索したスリー・クリークス公園からおよそ30キロ北に位置する公園。
広さはスリー・クリークスとほぼ一緒。
南北に鉄道と川が流れている。
そして公園の中心部には古い墓地がある。
しかもそこはアシュリーの住んでいたアパートから車で15分ほどの距離だった。
再びミシガンからオハイオへ向かったクリスティ。
敷地面積4.3キロ平方メートル。
東京ドーム92個分の広さを誇る自然豊かな公園。
パークレンジャーのラリーが意外なものを見せてくれた。
そこには野生の鹿の死骸が。
深い森の奥には猛獣もいる自然公園。
クリスティはえ?現地で取材した実際の映像がある。
公園の奥深くにある静かな場所。
脇道にそれさらに奥へ進むと…。
これがクリスティたちが目にしたお墓。
見たところ確かに古そうだ。
刻まれた文字を見ると1800年代のものである事がわかる。
これは公園になるはるか昔ここに住んでいたある農家の一族のものだった。
歴史的価値が高い事から現在もお墓を保存しているという。
アシュリーの霊が導いたのは墓地のある場所から南西の方向。
トリハダ取材班も道沿いに向かって行った。
高低差のある薄暗い山道を慎重に進んでいく。
ずっと同行している奇跡の目撃者ラリー。
車を降りて5分ほど歩くと道の終着点が見えてきた。
どうやらここは展望台になっているようだ。
そして崖の下には川が流れている。
対岸を走る列車の汽笛も聞こえてきた。
(汽笛)ここがアシュリーに導かれやって来た最終地点だったという。
眼下を流れる川こそオランタンジー川。
頭文字「O」のビジョンだ。
そして…。
これで5つのイメージが重なった。
頭文字の「O」線路川湿地帯古い墓。
だがああいや…。
だって…。
このあとついにアシュリーの居場所を突き止めたクリスティ。
だが…。
だって…。
あっ…!アシュリーの霊が指した地点はこの辺り。
だがクリスティたちは立ち入る事が出来なかった。
奇跡の目撃者ラリーは…。
こうしてクリスティたちの捜査も行き詰まってしまった。
だがクリスティには気になる事があった。
果たしてなかなかやっぱり全部が全部スパーンと解決するわけではないのかな…。
(デーブ)毎晩のようにアシュリ−の霊くると熟睡出来ないですね。
(高橋)でもそのわりにはだってあんまり教えてないじゃないですか。
だって喋ったりするわけでしょ?なのに頭押さえてギーってやってパチパチパチパチじゃねえ。
もう喋れんじゃんって。
喋ってよアシュリー。
(荒俣)でもねやっぱり問題なのはだから今のもどかしさの方が正確なのかもしれない…。
(荒俣)正確だと思いますよええ。
まあそのうちSkypeで話せるようになると思う。
そんな事はない!そんな事はない!アシュリー行方不明事件。
事態は思わぬ展開を見せた。
なんとアシュリーの遺体が発見されたのだ。
それはあのクリスティが指摘した場所からだった。
何が遺体発見に結びついたのかというと…。
私はここ。
アシュリーを殺した犯人が急浮上。
緊急逮捕されたのだ。
その人物は彼はしかし逮捕の引き金になったのはこの男実はアシュリーの元ボーイフレンドボビーの友人でアシュリーとも面識があった。
ギャレットは別の事件の死体遺棄の疑いで取り調べを受けていた。
アシュリーと繋がりのある容疑者に対し警察は彼女の行方不明事件となんらかの関与があったのではないかと睨んだ。
そして司法取引を持ちかけると…。
ボビーがアシュリーを殺し犯人ボビーのそれはこの男の身勝手な性格。
このあとアシュリー失踪事件その真相に迫る!アシュリーが行方不明になる4カ月前…。
彼女の生活は恐怖に支配されていた。
アシュリー!開けろ!アシュリー!執拗に復縁を迫る元交際相手ボビー。
やがてボビーの行動はエスカレートしていった。
(ボビー)降りろ!
(アシュリー)いや!いや!
(アシュリー)やめてよ!
(ドアを開けようとする音)別れた事を逆恨みしこうした行動を繰り返しついに…運命の日がやって来た。
(ガラスの割れる音)
(物音)
(ボビー)うわー!
(アシュリー)キャー!その実際の音声が残されている。
(電話の呼び出し音)待ってて!
(通話を切る音)友人の家に逃げ込もうとしたアシュリー。
だが…。
ボビーは警察官がいなくなったあと玄関の前で待ち伏せしていた。
うう…うっうっ…あっ。
(アシュリーのうめき声)ボビーは数日間アシュリーの遺体をアパートに放置。
処理方法を考えた。
そして友人ギャレットに死体遺棄を手伝うよう依頼。
アシュリーの車で駐車場まで遺体を運び別の車に移し替え乗り捨てていったのだ。
クリスティたち3人はアシュリーが眠る場所の目の前まで来ていた。
さらになんとあの…。
こうして警察は捜査令状をもとにボビーの実家の畑を掘り起こした。
そして証言どおりアシュリーの遺体を発見。
その瞬間残されたアシュリーの遺体はなんとコンクリートで固められていたのだ。
そう…。
あの時クリスティの見たコンクリートのイメージとはこの事を伝えるものだった。
こうして行方不明から4年。
2009年4月20日ボビー・マクマイケルはアシュリー殺害の罪を認め終身刑となった。
現在アシュリーは事件解決の前に亡くなった母親とともにメモリアルパークで静かに眠っている。
さまよえる霊たちが彼女の前に現れるのはその慈愛に満ちた彼女の人柄を見込んでの事からなのかもしれない。
二十歳の学生アシュリー行方不明事件。
クリスティの超能力捜査を再検証してみると…。
アシュリーが行方不明になったのは2004年6月。
遺体となって警察に発見されたのは4年後の2008年4月。
だがこの間警察の捜査が行き詰った2005年にはすでにアシュリーはクリスティのもとに現れていた。
パークレンジャーのラリーの協力のもと透視捜査。
あっ…!アシュリーに導かれ行方不明から2年。
クリスティはハイバンクス公園先の私有地にアシュリーはいると断言していた。
(クリスティ)アシュリーが見える!そしてその断言した場所から2年後警察はボビーの自供によりアシュリーの遺体を発見。
結果霊能力者クリスティは警察より2年先に遺体を発見していた事になる。
奇跡の目撃者は改めて…。
霊とコンタクト出来るというクリスティは今日もさまよえる魂を救っている。
世界屈指の超能力大国と言われるロシア。
東西冷戦時代1950年頃からアメリカに対抗するために超能力研究を国家プロジェクトとして推進してきたという。
ロシアの首都モスクワでは超能力は当たり前のように身近な存在だという。
市内だけでも10軒以上あるという日本で見られる占いの館のように見えるが内容は異なる。
『トリハダ』も超能力センターを直撃。
無料相談の時間は電話がひっきりなし。
超能力者が親身に対応。
ちなみに普段の料金を見ると…。
仕事上の問題人間関係の修復と様々だが…。
どれもそれなりの値段がする。
ロシアの人たちにはなじみが深い超能力。
なんと事件捜査にも生かされているという。
世界の超能力大国と呼ばれるロシアで行われた奇跡の超能力捜査がある。
現場はモスクワから東へ1500キロ離れたベロレツク市。
冬場はマイナス20度まで冷え込む極寒の地。
だが町の至るところで凍てつく環境をものともしない子どもたちの笑い声が響く。
そんな平和な町に信じがたい事件が起きた。
町で評判の11歳の美少女が忽然と姿を消した。
そこには血も凍るような事実が隠されていた。
ベロレツク市の市街地から車で30分。
事件のあった家がそのまま残されていた。
今は空き家となっているこの家には…。
かつて幸せな家族の姿があった。
実際の映像がある。
2度目の結婚をした母エヴゲーニャ。
連れ子の二女アンジェリナと長女アリョーナ。
両親の再婚後に生まれたヤーナ。
新しい父ワレーリー。
そして優しいおばあちゃん。
両親と3人姉妹の仲むつまじい家族はいつも笑顔に溢れていた。
近所でも評判の仲よし一家。
こんにちは。
楽しそうだね。
ああそうだな。
休日には家族で釣りやピクニックに出かける事も多かったという。
だがこの時すでに長女アリョーナに悲劇が迫っていた。
朗らかで純粋な11歳の少女を待ち受ける恐怖。
始まりは夕方病院勤務の妻が帰宅した。
夫ワレーリーによればアリョーナは母が帰る直前に自転車でどこかに行ったという。
母はいつもの事なので特に気に留めなかった。
しかし…。
夜になっても娘は帰ってこなかった。
11歳の娘の身を案じた母は友達の家など思い当たる場所全てに電話をかけた。
両親は家の周りを捜索したがアリョーナの姿はどこにもなかった。
そして…。
これ見て!両親はすぐさまそしてニュースでも取り上げられた。
果たして11歳の少女の身に何があったのか?警察をはじめ地元の住民たちも協力し大規模な捜索が始まった。
警察犬も出動。
自宅の倉庫や周辺の小屋などしらみ潰しに捜した。
事故か事件かあるいは単なる家出の可能性も捨てきれない。
いずれにしてもどこかにアリョーナに繋がる痕跡があるはずだが…。
なぜかさらに捜索本部にインターネットを繋ぎテレビ電話でロシア全土からの情報を求めた。
すると地元の超能力者が透視の結果を伝えてきた。
よし行くぞ。
現場に緊張が走る。
透視どおりアリョーナが何者かに監禁されていた場合いつ殺害されてもおかしくない。
銃を持った警察官が現場に突入。
そこには…。
(鳴き声)家中くまなく捜したが…。
最近人が入った形跡はなかった。
謎に満ちた11歳美少女行方不明事件。
どこかで事故に遭ったのか?連日警察犬による捜索も続けられた。
森で道に迷ったり川で溺れた可能性も考えられたが手がかりはゼロ。
果たしてどのような捜索が行われたのか?事件当初から現場を取材している地元テレビ局の人気キャスターサヒバさんとの接触を試みた。
アリョーナ行方不明事件は連日メディアに大きく取り上げられ人々の関心も高かった。
キャスターのサヒバさんのもとには多くの情報が寄せられたという。
取材を続ける中彼女は今回の行方不明事件についてある考えに至ったという。
警察はヘリコプターや軍隊の力も借り大規模な捜索を続けたが証拠や目撃情報は見つからず怪しい容疑者さえ一人も出てこない。
捜索範囲が広がるばかりで何の情報もつかめぬまま1カ月が空しく過ぎた。
そんな時…。
精力的な取材を続けていたキャスターさえ気づかぬ間にモスクワにいる超能力者へ透視が依頼されたという。
果たして誰がどんな超能力者に助けを求めたのか?『トリハダ』スタッフが急遽ベロレツク市を離れ1500キロ西に位置するモスクワへ飛んだ。
ロシアの首都モスクワ。
超能力が身近な町だという。
まず我々は警察を管轄するロシアの内務省にアリョーナ行方不明事件についての取材依頼を申請。
質問状には事件概要の詳細と超能力者への依頼の真偽も書き記した。
果たして彼らは超能力捜査について語ってくれるのか?さらに…。
記事の内容を見るとその超能力と当局の関わりの詳しい人です。
ロシア警察と超能力者の関係を書いた記事を見つけた。
スタッフはこの記事を書いた記者に接触。
取材を申し込んだ。
謎に包まれたロシア警察と超能力者の関係とは?モスクワ郊外にある新聞社「週の論拠」。
政治や経済だけでなく超能力の記事も頻繁に掲載している。
超能力者部門の担当アレキサンドルさん。
数十年に及ぶ取材実績でロシアの超能力者や警察関係者にも深い人脈を持つという。
そんな彼はある重大な情報をつかんでいるという。
さらに警察と超能力者の意外な関係が明らかに。
記者によるとロシアには国家警察が信頼する超能力捜査組織があるという。
しかも透視結果は証拠としても採用される。
にわかに信じがたい話。
アリョーナ行方不明事件の超能力捜査ももしや警察が依頼したものなのか…?その疑問を解くチャンスが突然やってきた。
警察へ依頼していた取材許可が下りたのだ。
これまでの我々の取材経験では警察に超能力について尋ねてもなかなか話を聞く事は出来なかった。
これぞ超能力大国ロシア。
ロシアの奇跡の目撃者は…。
(ロシア語)
(ロシア語)現れたのは制服を着た現職の警察官セルゲイ警部。
アリョーナ失踪事件に捜査協力したモスクワ警察の捜査官。
果たしてロシアの警察は超能力捜査について真実を語ってくれるのか?アリョーナ行方不明事件に超能力者が関係しているか聞いてみた。
なんと現職の警察官が超能力者に捜査を依頼するという証言が取れた。
セルゲイ警部によるとロシアで超能力捜査が行われているのは事実だという。
警察が認めた超能力者イリーナ。
アリョーナの事件で警察が力を借りたという超能力者イリーナとは一体どんな人物なのか?超能力による犯罪調査組織。
(ロシア語)
(ロシア語)
(通訳)かかるかもしれません。
(通訳)オーケーでした。
(スタッフ)スパシーバ。
超能力大国ロシアの中で警察も信頼するほどの組織とは?セルゲイ警部の紹介で特別に取材許可が下りた。
モスクワの中心部にオフィスを構え警察の公式な依頼で未解決事件の解決や行方不明者の捜索に協力。
所長の名前を冠したヴィノグラドフセンター。
(ロシア語)誇らしげに飾られた感謝状。
それはこのセンターの実力を物語っていた。
(通訳)その刑事局の局長の感謝状。
警察幹部から感謝状を受けるほど優れた力を持つヴィノグラドフセンター。
この人物がそんな彼がなぜ超能力のセンターを立ち上げたのか?実はヴィノグラドフ所長はかつてソビエト連邦時代に警察機関にあたる内務省で大佐を務めていた。
それだけに警察との太いパイプを持っている。
さらにチェルノブイリ原発事故では特別部の部長を務め国家のため行方不明者捜索に超能力者を起用したという。
退官後ロシア中から優れた超能力者を発掘しこのヴィノグラドフセンターを設立した。
この大量のファイルは警察から依頼され透視捜査で解決した事件の事例。
1999年に創設して以来解決率は70パーセントの実績を誇る。
警察からの依頼書は裁判の証拠にもなるのでしっかり保管してあるという。
ヴィノグラドフ所長は犯罪を憎み苦しんでいる人の手助けになるよう活動している。
そんな彼の元に飛び込んできたアリョーナ行方不明事件の捜査依頼。
当時の真相について聞いてみた。
これが実際警察からきた捜査依頼書。
アリョーナが行方不明になっておよそ1カ月。
まさに警察が捜索中の事だった。
そこに投入されたのは…。
こんにちは。
ニーハイブーツにニットワンピを着こなすスタイリッシュで美しい女性。
彼女は警察からの厚い信頼を得る超能力者イリーナ・リトヴィナ。
必要な情報は被害者の名前と事件発生日時。
そして一番重要なのが目がしっかり開いた写真。
イリーナが視線を合わせ集中すると意識が飛び込んでくるという。
イリーナが視線を外すと突然眼球が小刻みに動き出す。
その時…。
目の前の壁にまるでプロジェクターのように事件当日のビジョンが映し出されるという。
もちろん元の壁はなんの細工もされていない。
そこにイリーナのビジョンが投影されるというのだ。
11歳美少女行方不明事件。
警察からも信頼を受けるイリーナの透視捜査をトリハダスクープ!ロシアの田舎町で生まれたイリーナ。
幼い頃はどこにでもいる普通の少女だった。
やがて18歳で結婚。
娘が生まれ母として妻として充実した毎日を送っていた。
彼女のひいおばあさんは超能力者として活躍していたというが自分にはなんの関係もない能力だと思っていた。
しかし意外な事がきっかけで能力が開花したという。
30歳を過ぎたある日イリーナの運命が変わった。
愛する夫と離婚。
深い悲しみの中で彼女の眠っていたそれは当時彼女が働くオフィスでの事だった。
ある上司が部下を叱っていると…。
実際には家で妻に頭が上がらないビジョンが見えた。
彼女の実際のビジョンも見えた。
自分の意思とは関係なく真実が見えてしまうようになった。
誰にも相談出来ず苦悩する日々が続いた。
そんな彼女に転機が訪れたのが32歳の時。
相談のためヴィノグラドフセンターを訪ねた。
彼女をテストした所長は…。
驚きを隠せなかった。
ロシアの田舎町で娘とともにひっそり暮らすはずだったイリーナ。
だが超能力に目覚めた事で国家警察の幹部たちからも一目置かれる存在になった。
以来5年間で数多くの難事件を解決してきたという。
そんなイリーナが挑んだ11歳少女アリョーナ行方不明事件。
現場はモスクワから東へ1500キロ離れた発生から1カ月。
警察や地元のボランティアが1000人規模で捜索してもなんの手がかりも得られなかった迷宮入り寸前の事件。
イリーナが未知なる力で起こした奇跡とは?絶対に見つけ出す。
強い決心で透視に臨んだイリーナ。
彼女の透視に必要なのはしっかり目が開いた行方不明者の写真と年齢。
そして事件発生の日付だけ。
透視が始まった。
アリョーナの写真に写る目をじっと見つめ事件当日のビジョンを読み取ろうとするイリーナ。
しかし…。
そう感じたイリーナが資料に目をやった。
この時彼女はあるメモを書き記したという。
これが後に犯人逮捕のカギとなる。
そして再び集中すると…。
ビジョンが現れた。
超能力者イリーナが見た惨劇。
11歳少女行方不明事件の意外な犯人とは?荒俣さんはこれがね本当にある意味では。
でもこれデーブさん米ソ冷戦時代はアメリカにもそういう機関があったわけでしょ?
(デーブ)ありました。
それはですね
(デーブ)成果があるようなないようなうちにもうやめたんですけど…。
アメリカはじゃあそれ内緒でなんかやってる事はない?そこがわかるのが役目でしょちゃんと。
そりゃデーブさんには教えないよね。
(高橋)なんでも喋っちゃうもんね。
(一同笑い)超能力者イリーナの要請でベロレツクから両親と別れた父が呼ばれた。
地元の警察も同行する。
本当にこの中に犯人がいるのか?被害者の身内を前に2度目の透視が始まった。
じっと3人を見つめ意識を集中するイリーナ。
そして…。
ビジョンが浮かんだ!あっ…!エヴゲーニャ…。
嘘だ!悲しむ両親と別れた実の父。
イリーナには犯人が見えていた。
しかし逃亡を防ぐためあえてこの場では何も言わなかったという。
親族を帰したあとイリーナは所長と担当刑事に犯人を告げた。
拘束されたのはそうイリーナが透視で見た犯人とは…。
うっ…!ああ…。
ワレーリーだった。
だが彼は実の娘のようにかわいがっていたアリョーナをワレーリーが殺害したなど誰も信じられなかった。
まして失踪後必死で捜索していた彼が…。
疑問が残った。
しかしイリーナだけはその確かな証拠をつかむため最後の透視に入った。
アリョーナの遺体がある場所を捜し出す。
警察が1カ月の捜査で見つけられなかった敷地内には3つの倉庫がある。
イリーナの透視に当てはまる土がむき出しのままの倉庫はこの角にある一棟だけ。
だがこの倉庫は何度も捜索し警察犬も全く反応しなかった場所。
怪しいところは掘り起こしてまで調べつくしたという。
イリーナの透視は外れてしまったのか?誰もが諦めかけていた時…。
事態が急転する事実が発覚した!驚愕の実際の映像が残っていた。
この倉庫は何度も捜索し警察犬も全く反応しなかった場所。
イリーナの透視は外れてしまったのか?誰もが諦めかけていた時…。
事態が急転する事実が発覚した!事件の一部始終が発覚する瞬間を記録した実際の映像がある。
事情聴取の際ワレーリーは余裕の表情で容疑を否認し続けていた。
そんな時警察は念のためワレーリーを嘘発見器にかけ取り調べた。
すると供述の全てが嘘だと判明した。
その後警察が「自供すれば罪が軽くなる」と司法取引を持ちかけるとワレーリーは「真実を全て話す」と約束。
自宅でアリョーナを殺害した事を自供し始めた。
実況見分をしている実際の映像がある。
見るに耐えないワレーリーが証言した犯行手順はうっ!あっ…。
誰一人想像も出来なかった衝撃の真実を超能力者そしてアリョーナの遺体の場所を案内するよう言われ犯人が向かったのは敷地内の倉庫。
殺人犯ワレーリー。
その指が指し示した場所には透視どおり砂利が敷かれていた。
捜査員がその場所を掘り起こす。
カメラの前に映し出された衝撃の事実。
砂利の中から無残に殺害されたアリョーナの遺体が発見された。
その倉庫はまさに現職警官セルゲイ警部。
11歳の美少女アリョーナ行方不明事件。
事件発覚は2012年4月18日。
警察が投入した1000人を超える大規模捜査でもアリョーナは見つからず…。
行方不明1カ月後にイリーナに透視捜査の依頼が。
警察の捜査を尻目にイリーナはわずか数分の透視で犯人を的中させた。
これによりアリョーナの遺体も発見出来たと現職警察官も認めている。
超能力者イリーナが見せた奇跡。
今回の透視では犯人像犯行現場とその手口。
さらに死体遺棄の場所まで全てを見抜いていた。
善人の顔をした悪魔の犯行がイリーナによって暴かれた。
だが疑問が残る。
自宅の倉庫は事件当初から何度も捜索され警察犬も出動していたが遺体を発見する事は出来なかった。
一体なぜ?その1つの疑問が残る。
自宅の倉庫は何度も捜索され警察犬も出動していたが遺体を発見する事が出来なかった。
一体なぜ?実はワレーリーは犬のブリーダーとしての顔もあり警察犬を攪乱する方法を知っていた。
アリョーナの遺体の上に唐辛子や香辛料のコリアンダーなどをまいたため警察犬の嗅覚が効かなかったという。
さらにワレーリーはアリョーナの失踪時刻についても嘘をついていた。
それはアリョーナがいなくなった日付。
ワレーリーは当初4月18日の夕方に姿を消したと証言したが…。
実は妻が夜勤だった前日の深夜に殺害に及んでいたのだ。
イリーナの透視にとって被害者の写真同様犯行日時が重要なカギとなる。
当初は4月18日の夕方に姿を消したというワレーリーの言葉を信じたためにビジョンが見えなかった。
しかしそんな嘘はイリーナには通じなかった。
咄嗟の判断で18日の文字を消し17日と新たに書き記したのだ。
実際に犯行のあった17日と日付を変えた事でビジョンが見えたという。
こうして11歳少女行方不明事件は犯人逮捕に至った。
動機は暴行しようとして拒まれた事でカッとなり殺害に及んだという身勝手なもの。
ワレーリーには懲役20年が課せられた。
だが超能力者イリーナの使命はこれで終わらなかった。
モスクワから東へおよそ1500キロベロレツクへ向かっていた。
彼女自身も娘を持つ母として愛する我が子を失った悲しみは痛いほどわかる。
今回の取材を機会に我々とともにベロレツクへ行きたいと申し出た。
天国へ行ったアリョーナからメッセージを預かっているという。
極寒の町に到着。
真冬を迎えた非業の死を遂げた…。
イリーナが向かったのは遠隔透視で見た実際には一度も行った事がない何かに導かれるように歩みを進める。
そこは予想以上に狭くて暗い。
そして冷たい場所だった。
もしもイリーナの透視がなければアリョーナはまだこの場所に埋められていたのかもしれない。
アリョーナの冥福を祈りせめて安らかな時が訪れる事を祈るイリーナ。
そこへ母の言葉にイリーナは涙を隠せなかった。
再婚した夫が我が子を殺害するというひどい経験をしたエヴゲーニャ。
イリーナ自身も離婚し娘を育てながら生きている。
愛する娘を失ったアリョーナの母の心の傷を癒やしてあげたい。
そして今後も人々のために自らの超能力を生かしていければ…とイリーナは強く誓った。
今夜のですね『トリハダ』は世界の透視捜査を紹介してきたんですけども志田未来さんも今難事件の捜査に…。
はい。
スペシャルドラマ『検事の死命』が1月17日日曜夜9時に始まります。
今回上川隆也さんが検事役で私がサポートする事務官を演じさせて頂いているんですけれども。
皆様ぜひご覧ください。
そしてはいださんもお知らせがあるんですよね。
(はいだ)はい。
今度の日曜日の朝10時から始まる『極上!旅のススメ』。
旅行雑誌の2社の方に極上旅プランを企画してもらってどっちの旅がより魅力的かというのをテレビの前の皆さんに判定してもらうという番組です。
『トリハダ』透視捜査スペシャル。
超能力が科学的に証明されないのは事実。
だがその力によって救われた人々がいる事もまた事実なのだ。
2016/01/06(水) 19:00〜21:48
ABCテレビ1
トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン 3時間スペシャル[字]
超能力捜査スペシャル
アメリカ、ロシア、オーストラリアでナンバー1といわれる超能力者に直接取材
難事件を解決に導いた透視捜査に迫る
あなたは信じる?信じない?
詳細情報
◇番組内容
20歳美人女子学生が失踪!「私を探して」霊が語った真相!?
20歳の女子学生アシュリーが行方不明に。捜索にも関わらず彼女は見つからなかった…。数年後、超能力者クリスティの前に、自らアシュリーと名乗る霊が現れ、誘拐され殺害されたと訴えたという。クリスティは警察や遺族と連絡をとった。さらにクリスティは、オハイオ州の公園に遺体があると透視。その場所をピンポイントで示したが…驚くべき結末が明らかに!
◇番組内容2
ロシア11歳美少女が失踪!「超能力センター」が解いた事件のナゾ
ロシアで11歳美少女が失踪!警察から捜査協力を依頼されたのは「超能力センター」所長ミハイル。彼は「超能力センター」でも最も能力の高い女性超能力者イリーナに超能力捜査を行うよう命じた。イリーナは少女はすでに殺されていること、そして犯人は少女の親族であると透視。その透視は警察をも動かし、事件は解決に向かう!
◇出演者
【MC】石原良純、加藤真輝子(テレビ朝日アナウンサー)
【ゲスト】高橋英樹、荒俣宏、デーブ・スペクター、
志田未来、森公美子、はいだしょうこ
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/torihada/
ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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