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国際陸連 ドーピング隠蔽で前会長の息子ら永久追放
1月8日 1時02分

国際陸上競技連盟の倫理委員会は7日、ロシアのマラソン選手のドーピング違反を隠蔽したとして、国際陸連のラミン・ディアク前会長の息子ら4人に対し、永久追放などの処分を科しました。
国際陸連の倫理委員会は先月、2009年からシカゴマラソンを3連覇した、ロシアのリリヤ・ショブホワ選手のドーピング違反を隠蔽した疑惑について聴聞会を開きました。
その結果、ショブホワ選手のドーピング違反の隠蔽に関与する行為があったとして、ディアク前会長の息子で、国際陸連のマーケティングコンサルタントだったパパマッサタ・ディアク氏、ロシア陸上競技連盟のバラフニチョフ前会長とメルニコフ元コーチの3人を永久追放処分とし、国際陸連のアンチドーピング部門の責任者だったドレ氏を5年間の資格停止処分としました。
ロシア陸連を巡っては、WADA=世界アンチドーピング機構の第三者委員会が組織的な薬物違反を認定し、国際陸連が無期限の資格停止処分を科しています。
また、ディアク前会長はドーピング違反の隠蔽と引き換えに金銭を受け取ったなどとして、フランスの司法当局から捜査を受けています。
国際陸連のコー会長は「この永久追放処分は、陸上競技を腐敗させようとする者は、処罰されるという強いメッセージだ。引き続き、フランスの当局の捜査とWADAに協力していきたい」とコメントしています。

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