news every. 2016.01.06


この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
北朝鮮の北東部できょう、人工的な揺れが観測され、その後、北朝鮮はキム・ジョンウン第1書記の命令の下、水素爆弾の実験に成功したと発表しました。
国際社会とのあつれきが強まるにもかかわらず、なぜ実験を強行したのか。
北朝鮮の思惑に迫りました。
日本時間午後0時半。
北朝鮮は、特別重大報道として、臨時放送を行いました。
初めての水素爆弾の実験を実施し、成功したと発表したのです。
朝鮮中央テレビでは、眼鏡をかけたキム・ジョンウン第1書記が、核実験を行うための書類にサインする様子が放映されました。
キム第1書記の署名の付いた先月15日の書面には、2016年が朝鮮労働党大会が開かれる勝利と栄光の年だとしたうえで、次のように書かれていました。
2016年の荘厳な序幕を初の水爆の爆音で切り開くことで、全世界が朝鮮労働党を仰ぎ見るようにしよう。
そして今月3日。
最終的な実験の命令を下したということです。
党中央は水爆実験を承認する。
2016年1月6日断行すること。
北朝鮮の首都ピョンヤン。
水爆の実験成功のニュースを見た市民は。
この水素爆弾とは、どのようなものなのでしょうか。
原爆の威力を、例えば、広島、長崎のを1とすればですね、その数十倍、場合によっては百倍以上もの威力が水爆によって出すことが可能になってくる。
単に原爆を作って爆発させるよりも、より1段高い状況に、技術的に高まったということですね。
一方、安倍総理は北朝鮮を強く非難。
北朝鮮による核実験の実施は、わが国の安全に対する、重大な脅威であり、断じて容認することはできません。
強く非難します。
さらに、アメリカや中国などと連携して、断固たる対応を取ると述べました。
アメリカなどの脅威から、朝鮮半島を守るための実験だと主張している北朝鮮。
北朝鮮の核実験の可能性を示す一報が入ったのはきょう午前。
韓国の気象庁によりますと、日本時間の午前10時30分ごろ、北朝鮮北東部のプンゲリ周辺で、マグニチュード4.8の人工的と見られる揺れが観測されました。
北朝鮮の核施設があるプンゲリ。
このプンゲリでは、過去に3回、核実験が行われています。
今回、核実験が行われたことが事実だとすれば、4回目となり、北朝鮮として初めての水爆実験となります。
ただ、今回、北朝鮮は以前とは違う動きを見せています。
これまでのパターンだと、核実験に先立ってミサイルを発射し、国際的な緊張感を高めたうえで。
核実験を行うことを示唆。
さらに、韓国の外務省関係者によりますと、核実験を行う前に、アメリカと中国に事前に連絡し、そして。
しかし今回、事前の長距離ミサイルの発射などもなく、特別緊張が高まっている状況ではありません。
また、アメリカや中国に事前連絡があったかどうかは、まだ確認できていないといいます。
北朝鮮が初めて水爆の保有について言及したのは、先月10日でした。
先月の時点で韓国政府は、北朝鮮は、まだ水爆を完成させるのに必要な技術がなく、保有には相当な時間と努力が必要と見ていました。
今回の動きを受けて、韓国の情報機関から説明を受けた国会議員が取材に応じました。
韓国国防省の関係者も、水爆の実験にしては爆発の規模が小さいとして、水爆ではないと分析しています。
パク・クネ大統領は。
国連の安全保障理事会での制裁決議に向けて、働きかけると述べました。
アメリカ政府は、挑発行為に適切に対応すると強調。
国家安全保障会議と国務相は、声明で核実験施設近くで揺れがあったことと、核実験を行ったとする北朝鮮の主張は、認識していると述べました。
ただ、行われたのが水爆実験かどうかも含め、北朝鮮の主張が事実かどうかは、まだ確認していないということです。
中国外務省は。
北朝鮮のねらいについて、専門家はこう分析しています。
アメリカに対して、これだけの爆発力を持つものを持ったんだということで、アメリカを交渉の場に引き出す。
北の中の権力の基盤がより堅固なものになっていくと見なければならないですね。
安倍総理はきょうの国会で、アメリカと共同で、国連安保理の議長に対して、緊急会合の招集を要請したと述べました。
日本政府は、国連安保理で非難決議の採択を目指す考えです。
また、総理周辺は、北朝鮮に対する日本独自の経済制裁の強化を検討する考えを示しています。
国連関係者によりますと、安保理の緊急会合は、早ければ現地時間、6日午前11時にも開かれる見通しだということです。
さて、きょうは暦のうえでは小寒、寒の入りで、冬の寒さが厳しくなる時期とされていますが、東日本と西日本では、3月上旬から中旬の陽気の所もありました。
雪深い地域も、ことしは積雪が少なく、米どころ、新潟の魚沼では、春の田植えにも影響が出かねない事態となっています。
ヨイサ!ヨイサ!ヨイサ!
掛け声を上げながら、早朝から体を動かす人々。
これは熊本県の天草市で、100年以上続く伝統行事で、参加者は、神社に参拝したあと、掛け声を上げながら、体操を行い、無病息災を願うものです。
暦の上では寒さの厳しい時期に入る小寒のきょう。
しかし、天草市では最低気温でも9.5度と、3月下旬並みの暖かさに。
暖かくて、ちょっと天突き体操で、だいぶ汗かきました。
暖かくて、気持ちよかったです。
福井市の山中では、つつじが花を咲かせていました。
あらあらあら、どうしよう。
きれいな花ね。
早いね、ことしは。
例年は4月から5月ごろに咲くというつつじ。
暖冬で春を待ちきれなかったのでしょうか。
豪雪地帯でも雪が少ないことしの冬。
今、ありえないですよ、この雪の量っていうのは。
路肩に僅かに雪が残った道路。
ここは豪雪地帯で知られる、新潟県の湯沢町です。
こちらの山、上のほうには雪がついていますが、ふもとのほうには、ほとんど雪がついていません。
暖冬の影響で、積雪がほとんどない状態となっていました。
この雪不足。
意外な所にも影響が出ていました。
ここが、そうです。
ここが私がやってる田んぼです。
ほうほうほう。
ここで作っているのが正真正銘、魚沼産コシヒカリ。
新潟県名産のコシヒカリ。
この時期、田んぼは春の田植えに備えて、と地を休ませる時期です。
しかし。
今、ありえないですよ。
この雪の量っていうのは。
雪が少ないと、その分、やっぱり山に蓄えられる水がない。
米作りで一番大事なのって、水じゃないですか。
その水がなくなる。
雪どけ水を使って、米を育てているこの地域。
雪不足になると、農業用水が少なくなり、春の田植えに悪影響が出ることが心配されているといいます。
栃木県日光市では。
ここは日光の天然氷を作ってる氷池。
自然の寒さを利用して、かき氷用の天然の氷が作られていました。
凍ってます。
ただ、うっすらと今、暖かいので、表面がとけてるよね。
暖冬の影響で、ことしは氷の固まり具合がよくないといいます。
14センチまで固まれば、切り出して保管するという天然氷。
どのくらい固まっているのか、計ってもらうと。
今、8センチ。
遅いよね。
あと倍にならないと、倍近くにならないと、切れない。
例年であれば、この時期には一度、氷を切り出しているはずが、ことしは一度もできていないといいます。
氷作りには厳しい暖かさかな。
氷屋だから、氷取れなかったら大変だなという感じ方かな。
気象庁によりますと、今週末は寒気の南下に伴い、冬らしい寒さとなりそうですが、北海道を除いて、暖冬傾向は変わらず、影響はまだまだ続きそうです。
水爆実験の情報を受けて、株価は大きく下落しました。
北朝鮮による水爆実験の発表を受け、東アジア情勢が不安定化するとの懸念から、株が売られ、日経平均株価は一時、300円以上値を下げました。
日経平均株価のきょうの終値は1万8191円32銭で、株価の下落は3日連続となりました。
株価が年明けから3日続けて値を下げたのは、21年ぶりです。
東京ではきのう午後から、地鳴りを聞いたとの投稿がネット上に相次ぎました。
専門家によりますと、これまでも地震の揺れの直前に地鳴りが報告されるケースがあったということですが、気象庁は東京周辺できのう、地鳴りを起こすような地震はなかったとしています。
きのう、ツイッター上で多く見受けられた、地鳴りを聞いたとの投稿。
13時40分ぐらいから、また東京で、ごぉーという、重低音の地鳴りみたい。
地鳴りがすごいよ。
なんかやたら地鳴りが。
地鳴りという書き込みが多いですね。
検索サイトの調査でも、きのう、地鳴りということばでツイートした数は、正午あたりから増え、午後8時にはおよそ1000件の投稿があったといいます。
こちらのブログにも、地鳴りがあったとの書き込みがありました。
きのう、都内の公園で聞いたというこちらの男性。
この辺です。
この辺りですか。
この辺りですね。
きのうの午前10時ごろなんですけれども、腹に響くような、ごごごごごっていうような、いわゆる低重音ですね。
そのときの音を収録していました。
きのう、ツイッターで多く見受けられた地鳴りを聞いたとの投稿。
都内の公園で聞いたという男性は、その音を録音していました。
カラスの鳴き声の直後。
20年近く野鳥の声を録音してきて、初めて聞いた音だったと言います。
地面が揺れることはなかったので、なんだろうなというふうに、非常に疑問に思いました。
たまたま地鳴りでツイッター検索いたしましたら、結構いろんな人が聞いてるので、あっ、僕一人だけじゃなくて、いろんな人が聞いてたんだなと。
ツイッター上で広がった、地鳴りがあったとの報告。
先月26日に東京湾沖で短時間に複数回発生した地震。
気象庁によりますと、このときも、地鳴りのような音を聞いたとの報告があったといいます。
地震との関連は。
専門家は、地鳴りのような音が鳴ってから、地震の揺れを感じるケースは、過去にもあったといいます。
2000年の7月のは、伊豆諸島でいっぱい群発地震が起きたときに、やっぱり、こういう地鳴りをよく聞きました。
地震の揺れを感じる前に、最初に来るP波が途中で音波に変わって、音を先に聞くという、こういう、地震が起きたときに、揺れの前に音を聞く。
こういう地鳴りはよくあるんですね。
こういったケースの場合は、地鳴りの直後に、地震の強い揺れを感じるといいます。
気象庁によりますと、きのうは東京周辺で地鳴りを起こすような地震はなかったといいます。
今後、大きな地震は発生するのでしょうか。
近い将来、地震が起きると結び付けるのは、これはちょっと考え過ぎだと思いますね。
ただ、2016/01/06(水) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

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藤井貴彦
陣内貴美子ほか
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