ワイド!スクランブル 2016.01.06


ご主人様によろしくお伝えください。
はい。
ありがとうございます。
どうも。
お孫さんにもよろしくお伝えください。
ありがとうございます。
当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんにちは。
≫「ワイド!スクランブル」です。
まずは、北朝鮮の核実験に関するニュースをお伝えします。
≫現地時間の正午からそして日本時間ではちょうど午後0時30分を今、回ったところですが北朝鮮で特別重大報道が行われると予告どおり今始まっています。
音声を同時通訳でお聞きいただきます。
≫歴史的な命令を下しました。
朝鮮民主主義人民共和国の金正恩第1書記が朝鮮労働党を代表して2015年11月15日北朝鮮の初の実施を命令し2016年1月3日最終命令書に署名しました。
朝鮮労働党の戦略的な決心に基づいて行われた初のスイソウダン実施に関連する声明が発表されます。
朝鮮人民民主主義共和国の政府声明。
初のスイソウダン実験の完全なる成功。
全国の人民が朝鮮労働党の熱気について突撃圏に突入しました。
また、毎日大きな成果を出している激動の時期に大きな出来事が起きました。
朝鮮労働党の戦略的な決心に基づいて2016年1月6日10時に初の水素弾実験が成功裏に行われました。
我々の知恵や我々の技術我々の力に100%基づいて行われた今回の実験に基づいて新しく開発された今回の水素弾の技術が正確であることを実証し小型化された水素弾の力を科学的に証明しました。
安全かつ完全に行われた今回の実験は生態環境にいかなるマイナスの影響を与えていないことが証明されました。
今回の水素弾の実験は私たちの核武力の発展において大きな成長となりました。
今回の実験が完璧に成功したことで朝鮮民主主義人民共和国は水素弾まで持つ核保有国の仲間入りを果たし我々人民は尊厳の高い民族の力を見せ付けることになりました。
我々、共和国が行った水素弾実験はアメリカなどの敵対勢力の高まる核脅威に備えて我々の自主権を守り朝鮮半島の平和と安全を担保するための自衛的な措置です。
アメリカの北朝鮮敵対視のように根強く、執拗なものは前例を探すことが難しいです。
思想と制度が異なり彼らの制度に服従しないため政治的な孤立経済的な封鎖軍事的な封鎖によって残虐なことを行っているのがまさにアメリカです。
核戦力の飛行機をはじめとしてあらゆる核兵器が行き来しているこの朝鮮半島というのは核のホットスポットとなっています。
アメリカは対北朝鮮に対する経済的な制裁や謀略を行い我々の大国建設などを塞ぎ我々を封じ込めるために必死になっています。
また、我々共和国を虎視眈々と狙っている侵略の凶暴である立ち向かっている我々が正義を持つ水素弾を手に入れたのは自衛の手段であり正々堂々たる措置だといえます。
真の平和と安全はいかなる屈辱的な戦略や談合によっても行われるものではありません。
今の厳しい現実は自分たちの国は自分たちの力で守らなければいけないことを示しています。
銃を下ろすのは愚かなことです。
≫今も続いておりますけど最初、男性のアナウンサーが出てきましてそして、今ご覧いただいたとおり女性のアナウンサーが新しい水素爆弾と言いましたかね。
水爆実験が完璧に成功したという内容のことを伝えました。
大体5分ほどですね。
今、ご覧いただきました。
総突撃線に突入したですとか戦略的決定に基づいて成功したと。
完璧に成功したという言葉もありました。
アメリカへの批判も入っておりましたけれども。
≫今の厳しい現実には自分の国は自分の力で守らなければならないというような言葉もありました。
大二郎さんはどうお聞きになりました?≫水爆まで持つ核保有国になったという表現に強い意味があるだろうと思いますし経済封鎖や軍事封鎖でアメリカこそが残虐な行為をしているんだということは逆に言えばアメリカに対して交渉の舞台に上がってほしいという思いがそこに込められているんだろうと思いました。
ただ、そうであれば正月のメッセージのときに何かもうちょっとにおわせるのだったのかなと。
そうでないのはなんなんだろうなということもこれから伺いたいと思います。
≫ゲストをご紹介します。
≫朝鮮半島情勢に詳しい拓殖大学大学院特任教授の武貞秀士さん。
「コリア・レポート」編集長の辺真一さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
≫武貞さん水爆まで持ったということとアメリカこそ経済封鎖などで残虐な行為を我が国に対してしているという表現は逆に言えばアメリカに交渉の舞台に出てこいということを言っているように受け取れるんですが。
≫そのとおりですね。
規模の小さな核弾頭ではなくて水素爆弾まで持つに至った。
アメリカの東部まで東海岸まで恐怖に陥れる手段を持つに至ったんだと北朝鮮は追い込むんじゃなくて対等以上の立場で尊重しながら関係改善をしなければならないということをアピールしている。
それから強い対米関係改善の強い立場で出て行くための手段としてはっきりと水素爆弾を持ちましたよとアピールした。
新しい外交の展開の1ページとしてこの水素爆弾の爆発を据えたというそういう印象を受けます。
≫辺さん、それにしても正月のメッセージのときにはあえて、核ということに触れませんでしたよね。
ただ、核実験をしないとはあくまでも言っていないと辺さんも指摘をされていました。
そこら辺の戦略というか間合いの計り方はどうだったんでしょうか。
≫唐突で正直なところ、驚きましたね。
核実験については封印するんじゃないかなと。
人工衛星についてはこれは我々も宇宙を平和利用する権利があると。
主権の問題だからこれは必ずやらざるを得ないと。
しかし核実験についてはしばらく外交カードに使うことはあっても実験を強行することはないだろうとみておりましたので改めて読み直してみても≫北朝鮮が初めての水素爆弾の実験に成功したと報道しました。
これに関してソウルから中継で伝えてもらいます。
大野さん。
≫北朝鮮、0時半から行われた重大放送は約7分間行われました。
ここで今、私も聞きましたけれども重要なことは3つあったと思います。
1つは、まず初の水爆による核実験に成功したこと。
2つ目は、1月3日に金正恩氏自身が最終的な指示をしたこと。
そして、3つ目は100%、北朝鮮国内の技術で小型化した水素爆弾を完璧に成功させてこれで核保有国になったと核保有国であることを宣言したという、この3つが非常に重要なポイントだったと思います。
今回行った理由については核保有国であるアメリカから自衛をするための措置だったというふうに今回の核実験を行った理由について述べています。
まずなぜ、このタイミングで北朝鮮がまだ確認はされていませんけどもし、核実験だとしたらなぜこのタイミングかということですがやはり、今年5月に36年ぶりとなる党大会が行われるんです。
この党大会というのは北朝鮮にとって最も重要な行事になります。
ここで、幹部などを若返らせて名実ともに金正恩体制をスタートさせようとする意向があったと思います。
先ほど武貞先生が新たな1ページという言葉を使いましたが私も同感で、この新たな1ページ新しい金正恩時代を開く、この号砲という意味で使用したという可能性があるのではないかと私自身は思っています。
≫大野さん、韓国の受け止めは今のところどうなんでしょうか。
≫韓国は、まさしく今日本と同じように特別報道でずっと今回の話を今、ずっと後ろでやっているんですけど今、大統領府が緊急会議を開きましてまずは情報の分析をすると。
まだ、核実験だったというふうな確定的な情報は出しておらず現在は情報分析中だというふうになっています。
≫ということは韓国政府も今回の核実験だとすればこういう動きがあるということを事前にはあまりつかめていなかったというふうに受け止めていいんでしょうか?≫そうだと思います。
過去3回はアメリカや中国に30分から数時間前に通告があったんですね。
北朝鮮から。
これが今回もあったのかどうかを韓国はアメリカへのルートで今、確認しているところです。
韓国自体は、今回に関しても通告はなかったということは韓国外務省関係者が話しています。
≫ありがとうございました。
川村さん、ここまでの動きで…。
≫これも新年のメッセージに関わるんですけど辺さんと一緒にどう読み解くかといったときに核について触れていないのはもう核についてはほぼ完成していると。
従って中国との経済交流だと。
何よりも、中国に送ったモランボン楽団の人たちが強制的に帰ってきた。
このときの今の状況から見ると昨年の11月15日に金正恩第1書記が命令書に準備するようにというサインを下したと。
そして、今年の1月3日に最終的な命令書に署名したというんですね。
そういう意味では年齢はまだ確実にはっきりとした情報はありませんけれど1月8日が金正恩氏の誕生日なんですよ。
あさってが。
従って、誕生日を祝うという意味も含めてこの間辺さんがおっしゃっていたある種の1と8という意味では9がラッキーナンバーになりますけれどもそういうことを常々準備をしていて関係で今日になったのかなと。
それにしてもアメリカが日ごろから通信衛星とかでずっと空から偵察していてそういう情報をあるいは韓国なり中国なりアメリカ側から注意をしなさいよというような動きが今回なかったのかなと。
その辺の情報が全く事前には漏れてきていませんでしたね。
≫武貞さんタイミングというところでいえば1月8日、誕生日というお話が今、出ましたが国際情勢的に見てなぜ、ここなのかというのはどういうふうに分析されていますか?≫全体の長い流れでいえば5月の朝鮮労働党大会開催がもう決まっていて国内的には、なんの問題もなくなったと。
あとは外交関係。
特にアメリカとの関係改善に乗り出したいという今、そういう時期ですよね。
それに、アメリカとキューバが関係正常化をしてイランに対する核問題に関する制裁をアメリカが緩和をしたということも含めて核を持ちそうだった国あるいは敵対した国との関係改善にオバマ政権が乗り出してきていますよね。
この流れに北朝鮮としても乗りたいと。
敵対する国家と、ずっと敵対したままではないんだなとオバマ政権はと北朝鮮は読んでいますよね。
そのときに関係改善をするチャンスは、この1月だと考えたんでしょうね。
非常に長い期間を考えてもってそして、水爆実験を準備してきたふしがあるんですね。
先ほども出ましたが新年の辞で核兵器について触れなかったのはいかにも金正恩第1書記らしいなと全く何もしないようなふりをして核兵器については言及しないでどーんと完全に成功しましたと誇らしげに、北朝鮮が今回、発表したということは効果が絶大ですよね。
映像的な効果。
世界に対するインパクト、効果が絶大でした。
アメリカに対する影響も大きいです。
アメリカはきっと驚いてこれは放っておけないと。
水爆を持った北朝鮮と対話に入らなければいけないんじゃないかと思うに違いないという読みさえ今回の北の発表の行間から読み取れますね。
≫成功したかどうかは辺さん、どうやって、いつごろ分析してわかるものなんですか?≫北朝鮮が公式に発表したということ。
それをあとはアメリカ韓国、日本が追認するかどうかの問題が残っているだけだと思いますね。
北朝鮮は、去年の段階で4度目の核実験については新たな形態の核実験ということを示唆しておりましたので恐らく水爆だろうと。
特に去年12月10日に金正恩第1書記が我々は水爆の音をとどろかせるぐらいの核保有国になったという表現を使っておりましたのでやるならば水爆だろうと時間の問題になっていたんです。
問題は、なぜ今日なのかという。
これが一番のクエスチョンマーク謎なんですね。
≫総理官邸前から中継です。
藤川さん。
≫総理官邸では、まもなく安倍総理大臣が記者団からの問いかけに…。
≫始まりましたね。
お聞きください。
≫今回の北朝鮮による核実験の実施は我が国の安全に対する重大な脅威であり断じて容認することはできません。
強く非難します。
またこれまでの国連安保理決議に明白に違反し、そして国際的な核不拡散の取り組みに対する重大な挑戦であります。
今後、我が国としては安保理非常任理事国として国連安保理における対応を含めて米国、韓国、中国、ロシアと連携しながら断固たる対応を取ってまいります。
≫短い時間でしたけども安倍総理が記者団の質問に答えました。
容認できないと強く非難をすると。
国連の安保理決議に明確に違反しているというお話でした。
そして、断固とした対応を取っていくということでしたね。
≫では藤川さん、先ほど途中になりましたのでお願いします。
≫安倍総理大臣は今回の実験は断固として非難します。
断固たる対応を取ると強調しました。
国民に対する的確な情報提供を行ったり情報の収集や分析を今後も進めていく方針です。
安倍総理大臣はアメリカ、韓国中国、ロシアをはじめとする関係各国と連携を図るよう求めています。
≫官邸前から中継でした。
佐々木さん、ちょっとこれまでの流れがわかりにくいところがありますのでいったんまとめてみましょうか。
≫整理していきましょう。
まず、過去の核実験なんですが今回がもし北朝鮮の報道どおりだとすると4回目ということになるわけですが。
2006年、2009年そして2013年からは金正恩第1書記なんですが。
そして、今回、4回目かといわれているわけですね。
そして先ほどからたびたび出ている新年の辞に関してなんですけど4つのポイントを言っていました。
人民生活、経済、軍事外交ということだったんですがまずこちらに関しては人民生活経済最重要事項として挙げていたわけです。
経済再建に力を入れると言及していたわけですが軍事に関しては核に関する言及はありませんでした。
≫その前の年はあったんですが。
≫そうなんです。
今回はなかったという。
そしてもう1つ大事なイベントがあるとされていましてそれが、分水嶺ともなる第7回党大会。
これを行うということで輝かせなければならないというふうにも言っているんですが今年5月に実施されます。
36年ぶりに行われるんですが党大会では基本的にこれまでの成果をもとにこれから先の目標を立てるというわけで今のところ、成果がないぞ。
じゃあ、これを成果にするのかなんて話も以前出ていました。
≫辺さん、以前スタジオに来ていただいたときに本当に日本の岸にも漁船が北朝鮮の漁船とみられる船がたどり着いて決死の覚悟で漁にいっているであろうと。
したがって、生産性をどんどん高めなければならないというのも党大会で、なんとか成果を出さなきゃいけない一環だとおっしゃっていましたけれどもそういった部分と今回の核実験はそういった成果を出すことが難しい面もあるんですかね。
≫表面的に見ますと矛盾した話なんですね。
5月の労働党第7回大会というのは柱は、スローガンは経済再建。
人民生活の向上なんです。
そのためには外的環境をよくしなくちゃいけない。
ということは、周辺国との関係もよくしなきゃいけないんですね韓国も含めて。
しかし実際に核実験をやってしまうとそれが全てご破算になります。
そういうリスクをあえて覚悟してですね核実験のボタンを押したというのが最大の謎なんですよ。
まして金正恩第1書記は1月元旦の新年辞の中でこういう表現を使ったんですね。
皆様方はあまり注目していませんでしたが去年の労働党創建70周年のあのイベントは核爆弾を炸裂するよりも人工衛星を打ち上げるよりも世の中を世間をあっと驚かせたんですそちらのほうが威力があったと。
今年の5月の党大会これは、当然、北にとっては最大のお祭りですから恐らく核実験も、そして人工衛星の発射も多分やらないんじゃないかなと新年辞のニュアンスを読む限りそれをあえて1月3日の段階でゴーサインを出したというのは私からしますとどうも北朝鮮の内部で意思の統一が図られていないんじゃないかという気がしてならないんですね。
≫新年の辞で経済を中心に人民生活をといったときに私などは、やっぱり中国との関係を大事に考えているんだろうなと。
エネルギーも食料も中国との関係抜きには北朝鮮の場合語れないと思ったんですがここで、もし水素爆弾の実験をしたとすれば中国との関係は完全に更に悪化しますよね?≫そうではないんです。
中国は、北朝鮮の核兵器の今回の水素爆弾についてもコメントがまだ出ていないようですけどどういうふうに考えているかといえばパキスタンの核兵器が1つのヒントになります。
周辺諸国の友好関係にある国が小さな核兵器、核弾頭を10個とか15個作るということは中国にとって、そんなに心配事ではないんです、実は。
実際に核兵器を運搬する車両も中国から北朝鮮に輸出したという過去の実績もありますしそれが中国に向かわない限りは国際社会でそれをぶっ放さない限りは北朝鮮がいろんなことを…。
≫戦略的に使うのであればそれはある程度、構わないと。
≫まあまあ、そういうことをおっしゃらずに。
そういった核武装をするという背景を考えなければならないでしょうね。
外交、中国の出番ですというのにもつながるわけであって中国は北朝鮮の核兵器に断固反対しているとはいえないんですね。
過去の経緯から見ても。
そして、中国と北朝鮮の貿易は90%中朝貿易です。
国連の制裁のもとで核実験を過去3回そして、今回、4回目をした。
その国と90%北朝鮮全面的に貿易を中国に頼っているそれを許してきている中国の戦略的意図はずばり、核兵器については賛成はしないけれどもどうぞ、重要なのは中朝同盟関係ですよというのは中国の基本的政策ですね。
≫先ほどの特別重大報道でアメリカ、アメリカというのがすごく、私は耳について。
やはり経済封鎖によって残虐なことを行っているアメリカですとかだから経済的に苦しいインパクトもほしい。
で、辺さんもビックリされたこのタイミングみたいなところでの効果を考えたのかなという。
≫私はもう1つ今の武貞さんの論理と一方でこれまでずっと北朝鮮が親交を結びノドンといったような近距離ミサイルの技術供給をしていたイランの問題に関してかなり北朝鮮はセンシティブになっているんです。
イランとアメリカが核合意を今、して、更に友好関係を深めていこうという。
制裁も解除しているということになるとイランに、やっぱり自分たちも核の技術協力をしてきたんだから核を水素爆弾という形でドンとアメリカに証明をすることによってアメリカのオバマ政権時代にイランとの関係が変わったように北朝鮮との関係も大統領選挙前にオバマ政権のときに取っ掛かりをつかんでおきたい。
それを具体的に証明するのは今の時期だと考えたんじゃないかと思いますね。
≫今までと違うパターンがあるんですが。
これまでは2006年2009年2013年といずれも、先に衛星と称するテポドンミサイルを発射して、それに国連が制裁をかけて核実験に踏み切ったんです。
今年は逆のパターンでまず、核実験に入ってしまった。
これが1つの謎なんですね。
それともう1つはアメリカを非常に意識しているといっていますがアメリカはまだ北朝鮮に対する米韓合同軍事演習に入っていないんですね。
2月から4月に米韓合同軍事演習に入るんですね。
ですからそのあとあるいはその期間に核実験をやっても遅くはないんです。
なぜ、新年冒頭にこういうボタンを押すようなことになったのかと。
それも金正恩第1書記が決断したということは核実験をやりましょうという勢力と、今年は労働党大会をなんとか成功して人民の生活を向上させようと提言した、その2つの意見のうちに金正恩第1書記が核実験のほうに、いわば手を伸ばしたということですから私は個人的に見ますと金正恩体制が果たして盤石なのかと。
依然として軍の中で金体制に対して挑戦するというか指示命令に従わないようなそういうような勢力がまだ、いるのではないかという。
でなければ、ちょっとこの決定判断というのは理解できないですね。
≫内部で起きている状況について武貞さんにお伺いする前に、井筒さん本当に今、状況としてキープレーヤーが北朝鮮が見据えているのがアメリカというのがあって今、瀬戸際じゃないという状況で出たというところちょっとポイントですね。
≫だからアメリカに対してやっぱり平たく言えば威力を見せ付けてというか何にしろ生き残りをかけたことをしているということについてはそうですが。
生き残りをかけてやるのにはほかにもいろいろ考え方があるということを改めてね、朝鮮自国が知らないとだめですね。
二派の権力争いがあるにしろ何にしろねそこじゃないんだと。
やっぱりね生き残りのためのことというのはもっとやり方があるはずなんですね。
≫武田さんにもぜひ、お願いします。
≫辺さんがおっしゃっていたようにこれまでの金正恩体制になってからの北朝鮮に対する報道を私も見聞きしていて、本当に自分の権力を誇示することで統制を取ろうとしているなという。
本当に方法論がとても幼稚というかそういうように私の目には映ってしまうんですけど今回も理解できないタイミングで水素爆弾を。
自分がこの日にしたいんだみたいなくらいの本当に何も考えずに自分たちだけの決定でというような考えで行われた実験ではないかというそんなような見方もしてしまいますね。
≫武貞さん辺さんがおっしゃるように内部に異論はあったかもしれない。
だけど、結果的には金正恩色がかなり、色濃く出たという感じがしますね。
≫この2〜3年起きていることは極めて金正恩色一色だといっていいわけです。
これほど新年の辞でも触れていない、また、経済を大事にする、人民の生活を大事にしていますよと言いながら水素爆弾を爆発させるということ自体内部の混乱がない異論があっても封じ込めるぐらい権力が盤石であるからここまでのことをしてしまうんだねとみなければならないんですね。
それが北朝鮮の体制であり戦略なんですね。
経済的にも困っていますけれど北朝鮮の発想は経済的に困れば困るほど軍事力を強化してミサイルを増産して輸出すれば外貨を稼ぐことができるという発想ですから核も経済もという併進路線をとっているわけです。
彼らの発想としては全然、矛盾はないというのが彼らの主張なんでしょうね。
それを前面に出しているのが金正恩第1書記であり今回の水素爆弾のタイミングそして、先ほどの北朝鮮の発表も極めて金正恩第1書記のカラーそのものだという印象を受けましたね。
≫北朝鮮初の水爆実験実施を発表しました。
佐々木さん、まとめていったんお伝えしてください。
≫改めて重大報道なんですがおよそ7分間行われました。
そして、その理由は3点、あるということです。
まず1つ目初めて水爆実験に成功した。
そして2つ目1月3日に金正恩氏が最終的な指示をしたものだと。
3つ目、ポイントは100%、北朝鮮の技術で小型化した水素爆弾を完璧に成功させた。
これで我々は核保有国になったということです。
先ほどから出ているようにアメリカから自衛をするための措置だと再三強調していました。
≫大二郎さんこの先にですね一体、何が待っているのかというところがちょっと、わからないところが多いですね。
≫今年になってからサウジアラビアとイランとの断交というようなこともありました。
この背景にもイランの核開発。
それを、ある程度許す形に見えたアメリカへのサウジアラビアの反発というのがあって。
そういうものも北朝鮮が見ているのかなと。
そういう形で、アメリカが全体的に、シリアの問題でもあっちこっちぶれながらだんだん力が弱まってきている影響力が弱まってきている。
そういうときに先ほど、武貞さんが言われたようにキューバだとかイランのようにアメリカとの関係が少しよくなってきているという状況を見れば自分たちも、ここにつけ入る隙があるんじゃないか。
もちろん急にできることじゃないので準備はしていたと思いますがそういう流れを感じますね。
≫国際情勢のパズルが組み変わっていく中で自分たちも…。
≫我々が関係ないと思っていることもつながっていると改めて、感じました。
≫辺さん、武貞さんどうもありがとうございました。
≫続いてはお正月の風物詩「新春浅草歌舞伎」の舞台裏に密着です。
≫出演する6人の若手歌舞伎俳優の中でリーダーを務めるのは今大人気の尾上松也さんです。
意外な素顔が明らかになりました。
更には、結婚観まで語ってくれました。
≫若手歌舞伎俳優の登竜門として注目を集める舞台「新春浅草歌舞伎」が今年も幕を開けた。
これまで多くの若き才能たちがこの舞台に立ってきた。
今年は2代目、尾上松也を中心に総勢6人の若手俳優たちが出演する。
≫実は全員そろってのインタビューは今回が初めて。
舞台上では決して見せない意外な素顔が明らかに。
≫更に、松也さんたちの新年会に久保田アナウンサーがお邪魔。
そこで語られたのは亡き父への思いと、伝統の重さ。
≫そして気になる結婚観の話まで。
≫毎年恒例となった「新春浅草歌舞伎」。
≫この「新春浅草歌舞伎」にかくもにぎにぎしくご来場をたまわりました。
心より御礼を申し上げまする次第にござりまする。
≫若手歌舞伎俳優の登竜門として36年続く舞台。
今年も浅草公会堂は多くの観客で埋め尽くされ満員御礼の盛況ぶり。
舞台に立つのは歌舞伎界の未来を背負って立つホープたち。
そんな歌舞伎界のプリンス6人が一堂に会した。
≫実は6人がそろってインタビューを受けるのはこの日が初めて。
センターには尾上松也。
去年に続き2年連続で浅草の舞台に立つ。
いまや、若手歌舞伎俳優たちを牽引するリーダー的存在だ。
≫6人の中で最年少は二十歳の中村国生。
中村橋之助の長男として育った歌舞伎界のサラブレッドだ。
≫5年連続の参加となる中村隼人父は中村錦之助だ。
≫ムードメーカーの坂東巳之助。
父は去年2月に、この世を去った坂東三津五郎さん。
≫女形の坂東新悟。
長身でよく通る声が魅力だ。
≫最後は本格的に女形の道を歩み始めた中村米吉。
≫伝統を受け継ぐ若き歌舞伎俳優たちが織り成す舞台。
≫熱い思いが詰まった「新春浅草歌舞伎」。
その舞台裏にはこれまで見たことのない等身大の若者の姿があった。
≫去年の暮れ、カメラは稽古場での松也さんを捉えていた。
先月28日新年2日から始まる「新春浅草歌舞伎」まであと5日。
張り詰めた空気の中、思わず息をのむ久保田アナウンサー。
≫端のほうで見せていただきまして。
≫稽古に充てられる時間はわずか4日。
この少ない日数の中で出演する俳優たちは集中して舞台を作り上げていく。
≫そして迎えた新年。
「新春浅草歌舞伎」の幕が開いた。
舞台に立つのは若き花形俳優たち。
仲間たちだけが知る彼らの素顔を探ってみると…。
≫さすがは6人のリーダー。
場を盛り上げるのが大好きだという松也さん。
続いて、2票を獲得したのが坂東新悟さん。
その理由とは?≫イケメンぞろいの若手俳優たち。
だからこそ気になるこんな質問も。
≫松也さんが選んだのも実は巳之助さん。
そんな2人は…。
≫舞台を降りても息が合う若手たち。
リーダー松也さんを中心に話が弾む。
1985年、尾上松助の長男として誕生した尾上松也。
父の松助さんは子役としてテレビで赤胴鈴乃助を演じたことでも有名。
そして、この映像は1990年当時5歳の松也さんが初舞台を挑むときの様子。
≫しかし、2005年松也さんが二十歳のときに父の松助さんが他界。
松也さんの楽屋には父の形見がいつも置かれている。
≫松也さんを支えているのは父の面影だけではない。
23年前、父の弟子となった尾上徳松は家族同然の存在だ。
≫松也さんの世話を焼くまるで母親のような徳松さん。
≫父の死後、松也さんは自主公演の開催や本格的なミュージカルに出演するなど歌舞伎という枠を越えた挑戦を続けている。
そして「新春浅草歌舞伎」は今年で4回目の出演。
リーダーとして若い世代の俳優たちを率い大役を務め上げている。
舞台を終え浅草の街へと繰り出した松也さんと巳之助さん。
≫お二人とともに向かった先は行きつけだという、そばの名店。
ここで、ささやかな新年会を開くという。
≫素敵!今日、何?≫今日ごはん食べようと思ったらついてきちゃった。
≫すみません。
お邪魔させていただいて。
≫創業92年目を迎える「手打ちそば十和田」。
女将さんへかけた次の言葉に松也さんの優しさが垣間見える。
≫サンキュー。
じゃあ、ハグハグさせて。
≫実は女将さん1月3日が誕生日。
しっかりと覚えているところが心憎い。
≫嘘でしょ!≫あらやだ、ごめんなさい。
≫いける口だな。
≫そういえば酒の席で盛り上げ上手だと語っていた、松也さん。
乾杯の直後に、衝撃の事実が。
≫なんと下戸だった!≫酒は苦手でも、そばは大好物。
お気に入りの鴨せいろでおなかも満たされいつしか話題は歌舞伎のことに。
≫2人には共通点がある。
それは俳優としての大先輩である父を若くして失っていること。
巳之助さんは去年2月に父・坂東三津五郎さんを亡くしたばかり。
≫偉大な父を失った2人だからこそ感じる看板の重さ受け継ぐことの大切さ。
≫常に真摯に歌舞伎の未来を見つめる2人。
そんな若き歌舞伎俳優にもう1つの未来について聞いてみた。
つまりは結婚観。
≫こういう家庭を築きたいなこういう人と結婚できればいいなみたいなものって聞いても大丈夫なんでしょうか。
≫全然、大丈夫ですよ。
≫若き花形たちが舞う「新春浅草歌舞伎」。
歌舞伎界の未来は彼らの手の中にある。
≫乞い願い上げ奉りまする。
≫皆さん、仲よくそして使命感を持って歩んでいらっしゃる。
日本の宝ですね。
≫次代を担う人たちが次々育ってくると。
取材は、ほくろがかわいい久保田さん。
≫こちらです。
ありがとうございます。
若手の6人の皆さんにお話を伺ったんですが皆さん、芯の強さ歌舞伎に対する熱い思いをお話してくださいました。
中でも、新年会にお邪魔しましたこちらのお二人尾上松也さん坂東巳之助さんなんですがお二人とも、お父様が亡くなられているんですよね。
その歌舞伎の世界を背負っていかなきゃいけないんだという印象というよりもお父様から受け継いだものをどう前向きにエネルギーに変えて今度は自分たちが道を切り開いてつかみ取っていくかそこに今、集中してパワーを注いでいるという印象を受けました。
≫これでモテないはずはありませんね武田さん。
≫そうですね。
ほくろの褒め方とかも本当に。
≫言えないですよね。
なんか、術を持っておられるような…。
≫新年会で結婚観まで。
結婚観、出ました。
≫寂しがり屋なのに放っておいてほしいという自分のタイプを包み込んでくれる方がいい。
そして手のひらで転がしてくれれば、なおと。
≫姉さんってことですかね。
≫僕もそういうタイプ。
同感。
≫聞いてませんよ。
≫失礼しました。
≫「浅草歌舞伎」ぜひ見てください。
≫でも歌舞伎役者さんっていうのは本当に年明け早々北朝鮮のいやな話よりこっちのほうが日本ではいいと思うんですけど本当に大変なことですけど歌舞伎役者さんというのは孤高をいくというそういうことを代表している顔がまた、新しい顔がそろってきたというのはいいことだと思いますよ。
≫顔だけ見ていても素敵だなという。
≫六代目の尾上さんの顔写真を見て改めて、あ、そうか、昔そういや主演していたよななんて俺たち同世代だからやっとわかったぐらいで今、思い出したの。
血は争えないなと。
≫「新春浅草歌舞伎」は浅草公会堂にて今月26日まで連日開催しております。
≫全国の気象情報をお伝えします。
東京は今日は雲っていますね。
こちらは、六本木ヒルズからの東京都心部の様子です。
どんより雲が広がっています。
時々ですね日差しも、こぼれるんですよ。
≫向こうのほうは雲がない…。
≫薄い雲が上空2000mくらいに雲があってその上は晴れていたりするんですがつい先ほど、雲の隙間から日差しがこぼれてきたり線が差し込んだり。
これがついさっきの様子なんですね。
日差しが差し込んでいる様子わかります?線が、雲の間から。
これには正式名称あるんですよ。
なんていうかご存じですか?≫出ています。
≫いろんな名前がありまして光芒とか天使のはしごとかレンブラント光線なんていう。
レンブラントご存じ。
素敵ですね、この名前。
レンブラントは17世紀の画家ですね。
レンブラントさんが、よくこの景色を描くのが好きでレンブラント光線なんていう名前になったんですね。
旧約聖書に天使のはしごって出てくるんです。
天使が空から地上に降りたり昇ったりするというそんな話からこんな名前がついたりとか。
いろんな名前がある。
これが出たからといって晴れるわけでもないですし雨が降るわけでもないんですがいろんな名前があるというご紹介でした。
その薄い雲ですけど一部、南のほうは雨雲になっています。
低気圧と前線が今、四国沖にありましてこれによる雲なんですが南の方ほど太平洋側ほど雨雲今、九州は南部ほど雨が降っている状況なんですね。
この傾向が今日このあとも続きそうです。
雨雲の状態見てみましょう。
沖縄から九州・四国の一部に雨雲があります。
昨日、お伝えしたとおりまっすぐ東のほうに雨雲、移っていく予想です。
予想を見てみましょう。
このあと午後2時、3時沖縄や奄美は少し雨が強まるかもしれませんね。
九州や四国の雨はやむ傾向。
近畿地方から東の各地は雨雲もかからず曇り空が続きそうです。
予報です。
曇りマークですから目立ちますね。
晴れるところはこの辺中国、四国地方の一部日差しがこぼれる程度のところが多くなりそうです。
北陸から北の日本海側の雪や雨は強まることはないと思います。
降ったりやんだりです。
週間予報。
3連休が控えています。
お正月休み明けまた3連休がやってきますから気持ち的には上々だと思いますがだんだん、冬の寒さがやってきますので、この3連休は≫では、報道フロアから板倉さん。
≫お伝えします。
北朝鮮の朝鮮中央テレビは先ほど、北朝鮮で初めてとなる水素爆弾の実験に成功したと発表しました。
≫朝鮮中央テレビは日本時間の午後0時半からおよそ7分間にわたり特別重大報道を伝え100%、北朝鮮の技術により開発した小型化した水素爆弾の実験に成功したと伝えました。
金正恩第1書記が先月15日に初めての水爆実験を行うと通達し今月3日、最終命令書にサインしたとしています。
核実験に踏み切った理由については核保有国であるアメリカから自衛するための措置だと主張しアメリカの対北朝鮮敵対政策が根絶されない限り、核開発の中断はあり得ないとしています。
そして日本の気象庁は先ほど緊急で会見を開き北朝鮮で観測された揺れなどについて説明をしました。
中継です。
≫北朝鮮は初めての水爆実験を行ったと発表しましたが気象庁によると今回、観測された揺れは過去の核実験で観測されたデータと非常に似ているということです。
気象庁は会見で過去の核実験の揺れと今回、観測された揺れの波形を示して説明しましたが特徴が非常に似ているとしています。
過去の実験では規模を表すマグニチュードはいずれも5程度でしたが今回もマグニチュードは5.1でした。
また、震源地も過去とほぼ一緒だったということです。
気象庁は今回は北朝鮮が言うように水素爆弾だったかどうかはわからないとしています。
≫以上、報道フロアからお伝えしました。
≫今後どう向かっていくんですかね。
≫僕自身はビックリとやっぱりが交錯するような感じだったんですが川村さんどうなんでしょうね。
≫これからは明らかに国連安保理決議違反ですからね。
アメリカ、ロシア、フランスイギリス、中国の5か国が非難決議とか制裁決議とかかなり厳しい決議を行うかどうか。
中国がやっぱり鍵を握っていると思うんです。
2016/01/06(水) 12:30〜13:45
ABCテレビ1
ワイド!スクランブル[字]

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詳細情報
◇出演者
【司会】
橋本大二郎、大下容子
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/

※放送内容が変更になる場合があります、予めご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論

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映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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