こんばんは。
あしたのニュースです。
今夜が2016年最初の放送となります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは最初のニュースです。
千葉県柏市で、17歳の少年を川に転落させ、殺害した疑いで、同僚ら4人が逮捕された事件。
逮捕された男が、少年に、殴られるか川に飛び込むかしろなどと迫るなど、殺害直前の状況が明らかになってきました。
カメラに気付き、視線をそらす男。
殺人の疑いで逮捕され、きょう送検された22歳の小島庸平容疑者だ。
死亡した17歳の佐藤龍太さんとは、職場の同僚という関係だった。
被害者も年末もね、自分と仕事してたというわけですしで、まさか、会社の中で、同僚どうしでこういうことが起きるって、ショックです。
事件はきのう午前6時ごろ、千葉県柏市の手賀川で起きた。
ちょうど今、橋の上に捜査関係者の姿があるんですが、そのサイズからして、橋から水面までは、人3、4人はあるでしょうか。
橋の上から川の水面までは、およそ6メートル。
佐藤さんは全裸で川に落とされた。
司法解剖の結果、大きな外傷はなく、溺死の可能性が高いことが分かった。
佐藤さんを転落させたと見られているのは、小島容疑者のほか、同僚の19歳の少年、そして元同僚の渡辺真純容疑者、古くからの知り合いの岡田潤太容疑者の合わせて4人。
集団リンチともいえるこの事件。
背景に、金銭トラブルの可能性が浮上している。
去年の夏ごろから、小島容疑者の家に居候していたという佐藤さん。
小島容疑者の供述によると、小島容疑者の自宅にあった数百万円の現金を巡り、佐藤さんとトラブルになっていたという。
去年は去年だと思います。
玄関先で、なんかどなりちらして、殺すとかなんとかって言ってるところをちょっと見たりしたんですけど。
龍太さんも何か言ってたんですか?
いや、もうただ泣くだけで、すみません、すみませんと、ただ謝るだけで。
そしてきのう、事件現場に連れ出された佐藤さんに対し、岡田容疑者がこう迫ったという。
お前、借金どうするんだ?殴られるか、川に飛び込むかしろ。
川に飛び込むと答えた佐藤さんの手を、渡辺容疑者と19歳の少年がつかみ、橋から転落させたという。
渡辺容疑者の母親は、FNNの取材に対し。
これから先ね、まだ未来がある子だったのにね、そんなこ
次は、高度およそ3000メートルで、耳を疑うようなトラブルです。
韓国の格安航空会社の旅客機のドアが、このように完全に閉まっていない状態で飛行していたことが判明しました。
頭痛などを訴える乗客が出る事態になっています。
これは、飛行中の旅客機の内部を撮影した映像。
本来、密閉されているはずのドアに、大人の指が入るほどの隙間が空いている。
さらに。
聞こえているのは、空気が漏れている音だ。
完全にドアが閉まっていない、いわば半ドア状態のまま飛行していたのは、韓国の格安航空会社、ジンエアーの旅客機。
3日、フィリピンのセブ島から、韓国のプサンへ向かっている途中だった。
ジンエアーが運航している路線の中には、日本の札幌、大阪、福岡、沖縄と韓国国内を結んでいるものもある。
今回の旅客機が離陸してから異変に気付き、セブ島に引き返すまで、およそ30分間。
高度は一時、およそ3000メートルに達していた。
当時の様子について、乗客は。
けが人は出なかったものの、乗客163人のうち、一部が頭痛や鼓膜の痛みを訴えた。
半ドア飛行の危険性については。
酸素マスクを吸っても、15分から20分くらいしか吸えない量しかないですから、すぐにパイロットはすぐに3000メートルや4000メートルまで下りていかないと、みんな、酸欠状態になってしまうわけですね。
酸素の供給量も少ないわけですから、富士山の7合目、8合目、9合目というような状態に、なってるわけですから、高山病みたいなね、状態になっていくと。
乗客の中には、機内放送でしっかりとした説明がなかったことに、不満を述べる人も。
今回、なぜ半ドア状態に気付かなかったのか。
地上職員がきちっとドアを完全に閉めたのか、それを今度、客室乗務員が確認しなかったのかと。
ドアが完全に閉まっているか、開いてるかという、そのマイクロスイッチですね、そのシステムが故障していた。
それでパイロットが気が付かなかった。
もう一つは、実際、表示はされてたんですが、それをパイロットが見落とした。
韓国の国土交通省は、詳しい原因を調べているが、半ドアとなった機体自体については、調査をした結果、飛行には支障がないとして、運航再開を許可した。
国土交通省は、国内のLCC6社に対し、特別安全点検を行うと発表している
中国西部で5日、公共バスが炎上し、17人が死亡した事件で、警察は拘束した33歳の男が、社会への報復として放火したと見て調べています。
拘束されたのは、33歳の漢族の男です。
男は5日の朝、寧夏回族自治区銀川市で、通勤客で混み合う公共バスに放火した疑いが持たれていて、17人が死亡したほか、32人がけがをしました。
中国メディアによると、男はバスに放火したあと、現場近くの建設中のビルの屋上に上がり、その後、取り押さえられました。
警察当局は、男が仕事で借金のトラブルを抱え、社会への報復としてガソリンに火をつけ、バスを炎上させたと見ています。
さてこちらに、一見マッチョなアベノミクスがいます。
これまで好調な企業業績ですとか、株高などといったカンフル剤によって支えられてきたこのアベノミクスなんですが、その足腰の部分となる、中小企業ですとか、個人までその恩恵が行き渡っていないんですね。
上半身、元気なんですけれども、足腰、だいぶひ弱だなという、ゆがんだ構造になっています。
では、どうすればこのアベノミクスの恩恵が全体に行き渡って、強固なものになるのか。
きょうはこちらのシャンパンタワーを使って、経営トップに景気回復の行方を聞いてきました。
ことしは、ひのえさるでございますが、60年前の同じひのえさるの年は、ちょうど経済白書が出され、もはや戦後ではないという有名なフレーズが、世の中に出ていったのでございますが、3年たって、おかげさまでもはやデフレではないという状況を作り出すことができたと思います。
当時、流行語にもなったフレーズになぞらえて、この3年間のアベノミクスの成果を強調した、安倍総理大臣。
しかし2016年は、世界的な株安で幕を開けた。
大発会となるきのう、500円以上値を下げた東京株式市場は、きょうもきのうの終値より、76円98銭安で取り引きを終えた。
アベノミクスの肝は、トリクルダウンといわれている。
大企業が業績を上げれば、その利益は取り引きを通じて、中小企業、そして賃上げという形で、個人へと滴り落ちていくというもの。
その足場ともいえる株価への不安の中、きょう、経済3団体による新年祝賀パーティーが行われた。
企業のトップたちは、トリクルダウンがどこまで進んだと見ているのか。
きょうはこちらのフリップを使って、アベノミクスの恩恵がどこまで浸透しているか、このシャンパンタワーに見立てて、大企業のトップにお話を伺います。
まだこういう感じじゃないのかなという感じがしますね。
中小企業、あるいは比較的小さい企業にお勤めの皆さん方という所では、特にサービス業のところ、まだまだ賃上げの効果が出てないですし。
個人についてもね、完全にその、なんて言うのかな、充足されているわけではない。
まあしかしながら、かなり満たされつつあるということだと思いますね。
大企業はこれはかなり恩恵を受けてると思いますけども、中小企業はまだそこまでいっていない。
まあ、いろんな大企業の中でも、本当目いっぱいになっているところもあるし、まだまだのところもあると、ということもいっているわけでございます。
あと下に向かっては、ここがたまったからここじゃなくて、流れとして、こういう流れもあるし、こういう流れもあると、いろんな流れがあるという意味で、理解してもらいたい。
話を聞いた企業のトップのほとんどが、理論どおりに上から下へと滴り落ちるシャンパンタワーとは、違うものを描いた。
では、中小企業のトップは。
健康食の宅配などを行う、こちらの会社では、きょねん12月、管理職を除く7割の社員に対し、一律8000円の賃上げを断行した。
世の中の動きに先駆け、利益をトリクルダウンさせた訳は。
社員に還元したところで、モチベーションアップしていますので、さらに新しいビジネスに、展開につながっていくんじゃないかなというふうに思っております。
やはりチャレンジして、新しいものを生み出すというところからが、スタートしてお金が広まっていくんじゃないでしょうかね。
では、シャンパンタワーのどこまでが利益で満たされているのか、聞いてみると。
こんな感じですね。
こんな感じ?中小も半分、個人も半分とからとって、これはどういう?
焦らず、一歩一歩で半分ずつ、伸びていくといいですね。
ことし、アベノミクスの恩恵は個人にまで滴り落ち、浸透してゆくのか。
問題は賃上げに対してまだ不安感があるので、経済が安定化すれば、もう少し賃上げ率を高めるというのは可能ではないかというふうに思います。
今は金融市場が大荒れになっています。
こういう環境というのは、なかなか企業経営者が安心して設備投資ができない、あるいは雇用拡大ができないと。
そういう意味で、2016年の前半というのは、やっぱり経済状況を安定させるということが必要だと思います。
ことしはさる年。
申に人の力が加わると、伸びるという字になる。
ことし日本経済は、企業や消費者、人の力でどこまで伸びることができるのだろうか。
トップの方々は、タワーの上から下に落ちていく形だけとは限らない。
強い個人が下支えするというパターンもあるんだよというふうにおっしゃっていたんですけれども、確実にシャンパンは注がれつつはあるので、
神奈川県川崎市の会社で、荷物運搬用のエレベーターに男性作業員が挟まれ、死亡しました。
ごご1時過ぎ、川崎市高津区の会社から、作業員が点検中にエレベーターに挟まれたと110番通報がありました。
警察や消防が駆けつけたところ、荷物運搬用のエレベーターの2階部分で点検作業を行っていた、44歳の男性作業員が、上半身や左足を挟まれた状態で発見されました。
男性は病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
ではニュースフラッシュです。
去年9月、安全保障関連法に反対する若者グループ、シールズの中心メンバーの大学生、奥田愛基さんに対し、家族と共に殺害するという内容の脅迫文を送った疑いで、愛知県に住む19歳の少年が逮捕されました。
少年は、ストレスを発散するために、脅迫文を送りましたと容疑を認めているということです。
午後3時40分ごろ、札幌市で乗用車が薬局の入り口のガラスを突き破って、店内に突っ込みました。
この事故で、店内にいた63歳の女性客が病院に運ばれましたが、ひざの骨を折るなどの重傷です。
高知県南国市で、去年11月、散歩中の20代の女性に暴行したうえ、下着を奪い、全治2週間のけがをさせた疑いで、無職、今田翔也容疑者が逮捕されました。
今田容疑者は、数年前から県内各地で下着泥棒を繰り返していて、調べに対し、下着が欲しかったと話しているということです。
山梨県の中央自動車道の笹子トンネルで起きた天井板崩落事故を巡る裁判で、横浜地裁が中日本高速道路などの過失を認め、
京都大学の研究グループは、ヒトの細胞がiPS細胞になる瞬間を世界で初めて撮影することに成功したと発表しました。
ピンクがかったヒトの細胞が、およそ2日間かけてだんだんと黄緑色のiPS細胞に変化する様子です。
京都大学再生医科学研究所の多田高准教授のグループが世界で初めて撮影しました。
また、研究グループは、iPS細胞になる直前のヒトの体細胞を取り出し、様々な条件で培養した結果、iPS細胞に変化しやすい新たな細胞を作ることにも成功しました。
新しい細胞は「iRS細胞」と名付けられ、簡単に遺伝子を組み替えることもできるということです。
特定の病気になりやすい遺伝子を「iRS細胞」に組み込むことで、病気のメカニズムの解明や、薬の開発への応用が期待されるということです。
大阪府は、借り手がつかずに「空き」が続いている南港・咲洲庁舎のテナント募集を、不動産業者に委託することを決めました。
大阪府は咲洲庁舎の1階から3階で「空き」となっている店舗用のテナント11室について、去年11月に借り手を募りましたが、希望者がいませんでした。
その後も募集を行いましたが借り手が依然見つからないため、大阪府は不動産業者にテナントの募集を委託することを決めました。
入居が決まった際は、府が「成功報酬」として不動産業者に賃料1ヵ月分を支払います。
また松井知事は、テナントの賃料についても「引き下げを検討する」としています。
2016/01/05(火) 23:30〜00:25
関西テレビ1
LIVE2016あしたのニュース&すぽると![字]
17歳を川で殺害…金銭トラブルか▽経営者に聞く景気のカギ▽半ドアで空へ
▽23:55〜 すぽると!春の高校バレー開幕▼新年の約束!錦織&香川ほか
詳細情報
番組内容
【あしたのニュース】
景気・働き方・ライフスタイル…とかく「あした」が気になる、そんな世の中だからこそ「あしたのニュース」は常に「あした」のことを考えます。「このニュースであしたからの暮らしはどうなるのか?」にとことんこだわりながら、現場第一主義でその答えを探していきます。
【すぽると!】
春の高校バレー開幕!特集・203cm鈴木祐貴(雄物川高校3年)▼特集!トップアスリートを直撃「新年の約束」
番組内容2
錦織圭、香川真司、山田哲人ほか
出演者
【あしたのニュース】
キャスター:
大島由香里(フジテレビアナウンサー)
木村拓也(フジテレビアナウンサー)〈月〜水〉
奥寺健(フジテレビアナウンサー)〈木・金〉
【すぽると!】
キャスター:
中村光宏(フジテレビアナウンサー)
内田嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)
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ニュース/報道 – 定時・総合
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