韓国の元慰安婦支援団体、世界１２か国で集会

　韓国の元慰安婦の支援団体・挺対協が世界１２か国で集会を開き、「慰安婦像を世界に広める」などと訴えました。

　このうち、ソウルで行われた集会には、およそ８００人が参加し、慰安婦問題での日韓合意に関して改めて、「交渉のやり直し」を訴えました。

　挺対協は、特別声明として、「自分たちの募金で財団を作り、日本政府からの資金は受け取らない」「世界各地に慰安婦像を広め、像を作る意味を様々な言語に翻訳して海外に伝える」ことを発表しました。

　挺対協は韓国政府に強い影響力を持つ元慰安婦の支援団体で、６日は日本を含む世界１２か国４５か所で集会を開きました。警察は厳重な警備態勢で警戒にあたりましたが、目立った混乱はありませんでした。（06日19:40）