生字幕放送でお伝えします≫毛ガニに、こちらはタラです。
大きいですね。
そして、アンコウもありますよ。
こちらは切り身で置いてあります。
こちら、東京の台所・築地です。
≫今日は新年のおすすめを築地からご紹介しますよ。
≫「ひるブラ」をご覧の皆様本年も…。
≫よろしくお願いします。
≫峰さん。
≫はい!おめでとうございます。
≫よろしくお願いします。
≫新年最初の「ひるブラ」でございますが私たち、築地の場外市場に来ているんですね。
といいましても今日が築地の初競りだったんですね。
ニュースでもお伝えしましたが。
≫峰さん、私、早速おめでたいもの新年らしいものを見つけましたよ。
それがこちらなんですけどこれ、昆布なんですよ。
≫切り抜きになってない?≫ちょっと、形気になりますよね。
これ、お湯に入れると何か分かりますのでちょっとこれにお湯を注いで待ってみたいと思います。
≫いいね、活気のある築地から最初からね。
≫新年で見つかるもので。
ちょっと待っててください峰さん。
築地というのは道具もそろう街なんですけども新年会におすすめのものを見つけました。
≫こちら、箸の先の紙に注目していただきたいんですが。
これ、見ていても鮮やかですよね。
≫無造作に選んでよかったのかな…。
≫いいと思います。
これは、先端についている紙を広げますと…。
出ました、おめでとうございます。
大吉です。
やった!おみくじになっているんです。
いいこと尽くめといいお言葉、いただきました。
これ、結婚式などおめでたい席で使われるそうです。
≫こういうおめでたいものがそろう新年の築地なんですが先ほどの昆布。
≫出来上がりましたね。
こちらです。
えとのさる。
そして寿の文字です。
≫めでたい、めでたい。
≫こんなふうに目で楽しむようになっているんです。
≫峰さん、築地というと年末の混雑のイメージが強いんですが実は、1月こそおすすめなんです。
≫冬に旬を迎えるお魚。
これも豊富ですし人が少ないということもあってお店の人と会話しながらゆっくり買い物ができちゃうんですよね。
すいません、三宅さんお邪魔しています。
≫やっぱり、年末に比べると穏やかですか。
≫そうですね。
やっぱりゆっくり見れますね。
逆に、おすすめですね。
年末はがやがやしていてお客さんだらけで人、人、人でもう訳分からなくなっちゃう。
≫三宅さん、今日のおすすめはなんですか?≫やっぱり鍋の時期なのでアンコウですとか、あと隣にあるタラですとかがやっぱり時期ですね。
≫肝、でかいですね。
≫一緒に入れてもらうと絶品です。
≫お鍋ですか。
≫そうですね。
≫こんなふうに調理方法もお店の人に聞けちゃうんですよ。
≫おいしいですね。
時期なので。
≫ありがとうございます。
≫特にうちはかわいこちゃんには弱いので。
≫じゃあ、あとで…。
≫今日はサービスしてもらえそうですね。
いいこと尽くめですから、今日は。
ありがとうございます。
そしてニュースでもお伝えしてますが築地は今の姿でお正月を迎えるのは最後なんですよね。
今朝6時、築地の初競りです。
今年11月に移転する築地市場。
この光景も、今回が見納めです。
≫初競りといえば、こちら。
毎年高値がつくクロマグロですが今年は、というと…。
≫最高値をつけたのは今年も青森・大間のクロマグロ。
200kg!なんと1400万円で落札されました。
≫市場近くの神社でも今朝、正月恒例のユニークな行事が行われました。
≫競り落とされたばかりのマグロが丸ごと運ばれ商売繁盛を祈願。
≫今年の築地は、いつもと違って見納めムードいっぱいのお正月になりました。
でも、皆さん築地市場が全部引っ越してしまうわけじゃないんですよ。
≫移転するのは三角屋根が並んだ、この辺り。
場内市場と呼ばれる施設です。
先ほど、初競りが行われたところですね。
その外側、場外市場と呼ばれるエリアは現在のまま。
魚屋さんをはじめ400ものお店がこれからも営業を続けていきます。
≫さらに場外市場にはユニークな取り組みを始めたお店もあるんです。
≫峰さん、今日は空いている1月だといっていたんですが今日だけは別ですね。
初競りだから。
≫今日は本当にたくさんのお客さんでにぎわっています。
お邪魔しています。
≫気をつけてよ。
≫マグロを求める方が多いんですけども。
築地でうれしいサービスをしているのもマグロの専門店にあるんです。
≫それが、こちらのお店ですが人だかりができていますね。
≫マグロが置いてある。
お邪魔します。
≫峰さん、今まさにマグロに包丁が入ってますよ。
今日、競り落としたばかりの初競りの…。
≫さっき、競り落としたやつです。
≫大間のマグロで。
≫いいもの競り落とせましたか?≫競り落としました。
≫別格のものだそうです。
まあまあ値段も張りましたかね。
≫そうですね。
≫こちら、お店の先に柵が並んでいるんですけど。
≫お値段、見てください。
≫大トロだと8000円近く。
天然の中トロでも6000円と。
これ、でもやっぱりお店でこの分食べると思ったらすごいお手ごろ価格なんですけどやっぱり、柵で買うのは予算的に厳しい。
でも、初物を食べてみたい。
そんな気持ちに応えてくれるサービスがこちらのお店ではあるんですよ。
すいません、中トロの握りを1つお願いします。
≫分かりました。
≫今、1つだけちなみさんは注文しました。
≫1貫だけ。
1つから注文に応えてくれるうれしいサービスをこちらのお店ではやっているそうなんですよ。
≫これ、たぶん柵だと中トロだと6000円くらいしますけど。
≫切ったところから握っちゃうの?≫そうなんです。
切ったはなから…。
ありがとうございます!こんなに肉厚で…。
これを早速いただきたいと思います。
≫初競りの味を伝えてよ。
≫ちょっと身も大きいよね。
≫大きいですよ、こんなに。
峰さん、ご覧ください。
しょうゆも、はじく。
これは本物の脂ですよ。
じゃあ、いただきます。
≫格別な中トロを…。
≫おいしい!≫どうよ?初競り。
≫脂が口の中で広がります。
なんとも上品な。
≫こういうサービスこれ、おいくらでいけます?≫今日は1500円です。
初競りなんで。
今日だけですね。
≫でも、1貫だけでも食べたいじゃないですか。
こういうサービスって今、築地というのは買い物するというところよりおいしいものを食べにくる方が多いのでこういうサービスが始まったそうなんですね。
≫あちらでも食べている皆さんがいらっしゃいます。
≫皆さん、おいしいですか?≫日本人の方じゃないんじゃない?もしかしたら。
≫そうですね。
アジアの方、多いですね。
(英語)どこから来ましたか?≫オーストラリアと。
≫そして峰さん、こちらだけじゃないんです。
築地で新年に立ち寄りたいスポットも見つけちゃいましたよ。
こちらはマグロが奉納された市場近くの、波除稲荷神社。
その名のとおり、人生の荒波を乗り切れるということから正月三が日は多くの初詣客でにぎわいました。
≫実は、この神社では築地ならではの珍しいものを見ることができるんです。
境内の一角にある、これなんだか分かりますか?≫はまぐり塚です。
形が、はまぐりそっくりでしょう。
こちらの、とんがった石は…。
えび塚。
≫そして、これは、すし塚。
実は、これら魚を扱う業者の組合が供養のために作ったものなんですよ。
≫魚だけじゃありません。
こちらは、なんと玉子塚。
築地といえば玉子焼き有名ですよね。
≫そして、こちらは昭和40年代の貴重な映像。
たくさんの人が集まって盛大に儀式が行われています。
祭られているのは…。
≫ふぐです。
ふぐの魂に祈りをささげるふぐの供養祭。
築地の人たちは、昔から生き物への感謝の気持ちを大切にしてきたんですね。
最後は、みんなでふぐを海に放します。
≫実は、この供養祭ふぐのシーズンが終わる4月に今でも毎年、行っています。
築地の人たちが60年続けてきた大事な伝統行事なんですね。
峰さん、この伝統ある築地を引き継ぐスポットも最近、できているんです。
それが、ここです。
築地にっぽん漁港市場でございます。
≫こちら、日本各地の産地直送の新鮮な魚介類が集まる場所なんです。
1年ほど前にオープンしたそうですよ。
まずは長崎のお店です。
お邪魔します。
≫峰さん、見てください。
≫こちら、売り切れちゃいました。
朝はお魚、いっぱいだったんですがもう売れちゃって今はカワハギが数えられるくらい。
これも長崎からの産地直送のものなんですよ。
≫でも、お正月の食材長崎のものがそろうんですね。
それが、これなんですね。
鯨。
長崎の方はお刺身をたくさん食べる。
この列、ずっと鯨。
≫鯨の料理が並んでいるんですけど。
≫スライスベーコンとか本当に長崎の食文化なんですよね。
≫これ、お正月に長崎の方がどうやって食べるか小川さんに伺いたいと思います。
よろしくお願いします。
これは、なんですか?≫鯨の畝須
(うねす)というところですね。
すえひろというんですがお正月とか、おめでたい席に長崎では欠かせないという食べ物になっていますので。
≫これ、胸のところですか?≫そうです。
≫畝須、1ついただきたいと思います。
≫ベーコンの香りがしますね。
≫これは、ポン酢で。
≫色をつけてなくて脂が少ないという感じです。
≫食感はどうですか?≫食感が、脂のところはやわらかいんですけどコリコリしてます。
赤身のところは、お肉で。
本当にベーコンのお肉のような。
≫両方の味が味わえるのでおいしいと思います。
≫長崎の方は、鯨縁起物ですからね。
≫縁起物で。
お正月とかおめでたい席には欠かせないという食べ物になっています。
≫おいしいです。
≫だから充実しているわけですね長崎のものが。
あとでいただきます。
≫ありがとうございます。
≫やっぱり、漁港市場というのは今も売れちゃったようにプロの方も、買いに来るプロの方のお眼鏡にかなった。
≫そういった品ぞろえになっているんですよ。
そして、こちらのお店。
静岡、伊豆の網代漁港ですね。
熱海のほうの。
そこは、最高の鮮度のものが来ております。
これは、ブリですね。
天然のブリ。
これ、峰さんなんと今朝、定置網にかかっていたものがもう、来ている。
朝6時には、ここに届いているそうです。
≫ブリなんかは、すぐ食べたほうがいいんですかね?ちょっと置いたほうがいいという魚もあるじゃないですか。
≫ブリはすぐ食べたほうがいいですか。
≫今日、とったもんだからあした食べても大丈夫ですよ。
身が締まってるから、今は。
≫逆に、新鮮だからあしたまで新鮮だと。
≫大丈夫です。
≫ここは実は、場内市場の移転が決まってから計画されてできたということです。
≫場内市場がなくなっても全国から新鮮でおいしいお魚が集まる築地を引き継いでいるんですね。
≫これからも、ずっとあるんですよね。
≫そうなんです。
さらにこちらでは北海道が味わえちゃいます。
今、ホタテにカキが目の前で焼かれていますよ。
ホタテ、その隣がカキです。
ホタテ、肉厚ですよね。
外国からの観光客の方も多くて築地で北海道らしさを味わえると大好評だそうです。
≫こういう場所ですから観光客の方だけでなくてやっぱり、東京で暮らす方もふるさとの味を求めて来られるんです。
ここは、新潟でございます。
新潟といえば冬はこれですね。
≫塩引きザケ。
≫こないだやりましたね。
≫そうなんです。
このつやつやの脂。
ご覧になられていますか。
≫新潟の方には欠かせないですが、これをとにかく余さず食べるというのが文化なんですが、新潟では。
ここの部分をお正月、欠かせないそうです。
頭の部分。
高橋さん、持ってきてください。
お願いします。
このサケの頭の部分を氷頭
(ひず)といいます。
東北でも召し上がるところはあると思いますが。
頭をスライスしたもので透明だから、氷頭というんですが。
これはやっぱりお正月に新潟の人は欠かせない?≫そうですね。
おせちに、皆さん入れますね。
これがないと、サケですから。
村上はサケの文化なのでサケがいっぱいいっぱいあるんですけど特に酒浸しとか、サケとばとかお酒に合うものでお酒を飲んでいく。
≫サケと酒が両方ありますので。
≫好きそうですよね。
高橋さんも。
≫好きです。
≫峰さん、私もいろいろ買ってきちゃいました。
北海道のズワイガニ。
そして、ホタテ。
長崎のアオハタ。
静岡・網代の天然ブリ。
立派ですよね。
すべて。
そしてこの食材この施設で買った食材を調理してくれる場所もあるんですよ。
≫それが、今、築地が充実させている一般客向けのサービスです。
≫そしてそのほかにも築地ならではの体験ができる場所もありますよ。
今、築地で人気なのがこちらの料理教室。
人気の秘密は築地の専門店の人が教えてくれることです。
≫この日はちょっと手間がかかる、お豆。
プロ直伝の豆知識も聞けちゃいます。
≫魚や野菜など、毎月のようにいろんな食材を取り上げています。
≫食のプロが教える料理教室。
築地でしか味わえないお得なイベント。
私も習ってみたい!≫先ほどの食材を切り分けていただきました。
≫峰さん、こうなりました。
≫どうするの?これから。
≫なんとこのにっぽん漁港市場の中は食堂がありまして。
食堂でこういう持ち込みを調理してくれるサービスがあるんですね。
定食屋さんの店長さんの北山さんに来ていただきました。
≫早速、お鍋を始めたいんですがカニからいってもいいですかね。
≫いいところからで。
≫しゃぶしゃぶいきますよ。
≫じゃあ、しゃぶしゃぶでいただきたいと思います。
≫北海道のズワイガニ。
≫しゃぶしゃぶ…。
すごい。
このきれいな赤色と白で紅白のめでたい色ですよね。
≫今日のちなみちゃんの衣装だね。
≫ありがとうございます。
じゃあ、これをポン酢でいただきたいと思います。
長くてちょっと食べづらいですが…。
ふわふわです、身が。
甘いですね。
≫甘いでしょ?≫甘いです。
中がレアになっていて幸せです。
≫そのあと、何いきましょう。
≫まずはホタテを先に入れていただいて、だしを。
ちょっと火を強めに…。
≫ホタテを入れてだしをとって…。
≫刺身でもいいものをだしにしてしまう。
すごい。
≫そして、その間に私はブリをいただいてもいいですか。
≫ブリしゃぶっておいしいんだよ。
≫おいしいんですよね。
しかも、これ身がこんなに分厚いんですよ。
大きくて豪快で。
これも、ちょっとしゃぶって…。
お刺身でもいただけるものですね。
≫これは網代産のほうで朝取れたものですからブリしゃぶというのはもともと取れたてのものがおいしいんですよね。
ここならではのものだと思います。
≫ブリしゃぶもいただきます。
≫どうよ?最高でしょう?≫身が締まってます!おいしい!≫北山さん、全国の魚築地で仕入れて自分で仕入れたものをすぐさばいていただけていいサービスですね。
≫ここの漁港市場の中には日によるんですが20〜30種類の魚がそろっています。
お店の人に聞いていただいてこれがおいしいとかあれがおいしいとか持ってきていただければ。
≫3連休もこちらの漁港市場はやってるんですね。
(弥七)あれだす。
(新次郎)どれだす?2016/01/05(火) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「きょうが初競り!築地市場〜東京・中央区〜」[字]
初競りを迎えた東京・築地市場。場外市場は正月の活気でいっぱい!競り落とされたばかりのマグロを始め、旬の魚がズラリ。熱気あふれる築地のお昼の表情を生中継します!
詳細情報
番組内容
【ゲスト】鈴木ちなみ,【コメンテーター】峰竜太,【司会】藤崎弘士 〜東京・中央区から中継〜
出演者
【ゲスト】鈴木ちなみ,【コメンテーター】峰竜太,【司会】藤崎弘士
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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