こんにちは。
ことしの11月に移転する東京の築地市場で、けさ、最後の初競りが行われました。
そして、こちらが、今回、最高値で競り落とされたクロマグロです。
青森県の大間港で水揚げされ、重さが200キロありますが、1400万円の値がつきました。
現在、午前5時10分です。
毎年恒例の築地の初競りが始まりました。
移転のため、きょうで最後の初競りとなります。
今の場所では最後の初競りで、最高値をつけたクロマグロは、すしチェーン、すしざんまいを運営する会社が、1400万円で競り落としました。
この会社が最高値で落札するのは5年連続で、去年よりおよそ1000万円高い値段でした。
千葉県柏市で、17歳の少年を川に転落させ、殺害した疑いで、同僚ら4人が逮捕された事件で、逮捕された21歳の男が、事件現場に行く前に別の川でも飛び込ませたと話していることが分かりました。
殺人の疑いで逮捕された岡田潤太容疑者ら4人は、きのう午前6時ごろ、柏市布瀬の手賀川で、会社員の佐藤龍太さんを川に転落させ、殺害した疑いが持たれていて、岡田容疑者ら3人は、容疑を認めていますが、佐藤さんと同僚の小島庸平容疑者は、容疑を否認しています。
車しょっちゅう変わってました。
どうして持ってんだろうね。
車の中、乗って、なんか騒いでた。
玄関先でなんかどなり散らして、殺すとかなんとかって言ってるところを、ちょっと見たりしましたんですけれども、ただ泣くだけで、すみません、すみませんって、ただ謝るだけで。
その後の調べで、無職の渡辺真純容疑者が、事件があった現場に行く前に、別の川でも佐藤さんを飛び込ませたと話していることが、新たに分かりました。
佐藤さんは、別の川に飛び込まされて服がぬれたため、小島容疑者の服に着替えさせられたあと、4人と一緒に、事件現場の川に向かったということです。
また、岡田容疑者は、佐藤を飛び込ませようと、事前に小島さんと話し合ったと話していて、警察は、岡田容疑者と小島容疑者が事件を主導したと見て調べています。
ことし最初の取り引きが行われた世界の株式市場は、大荒れの幕開けとなりましたが、きょうも東京市場は不安定な値動きです。
では、東京証券取引所から中継です。
きょうの東京市場も、売り買いが交錯する展開で、方向感のない値動きが続いています。
世界的に株価が値下がりする中、4日のニューヨーク市場も、ダウ平均が270ドル以上値下がりしました。
中国の景気減速に対する懸念に加え、サウジアラビアがイランと国交を断絶したことで、中東情勢への不透明感が強まる中、きょう午前の東京市場は売り注文が先行しました。
ただ、その後は株安連鎖は一巡したとの見方から、買い戻しが入り、平均株価はプラスに転じました。
先ほどひらいた上海市場でも、前の日に比べ3%値下がりして始まったものの、上昇に転じています。
きのう、リスク回避のため、円買いが進んだ外国為替市場の円相場では、値ごろ感が出たドルを買い戻す取り引きが優勢となり、1ドル119円台での取り引きとなっています。
市場関係者の間では、市場は冷静さを取り戻しつつあるものの、荒い値動きが続く可能性があるとの見方が有力です。
平均株価、午前の終値は、ご覧の値になっています。
以上、東京証券取引所から中継でした。
大阪府門真市の集合住宅で、切断された女性の遺体が見つかった事件で、逮捕された女が、被害者の身分証明書を使って、複数の金融機関から金を借りていたことが分かりました。
自称イラストレーターの森島輝実容疑者は、以前、シェアハウスで共同生活をしていた渡邊佐和子さんの遺体を切断して、自宅に遺棄した疑いが持たれています。
警察のその後の調べで、森島容疑者は、去年11月以降、渡邊さんの身分証明書を使い、複数の金融機関から借金をしていたことが分かりました。
森島容疑者は、渡邊さんの口座から現金十数万円も引き出していて、警察は2人の間に金銭トラブルがあったと見て、調べています。
同じシェアハウスの住人は、渡邊さんの行方が分からなくなった当初、森島容疑者から、安否を心配する相談を受けていました。
捜すというよりは、一緒になって心配しているみたいなのはありましたね。
早く連絡欲しいねとか、心配やねって言ってましたね。
遺体が見つかった浴室からは、血痕が見つかっていて、森島容疑者は、私が切って隠したことに間違いありませんと、容疑を認める供述をしています。
福岡県中間市の住宅で、86歳の男性が殺害された事件で、ふだんは施錠されている住宅の裏口が、遺体が発見された当時、施錠されていなかったことが分かりました。
この事件はおととい、中間市中央の住宅で、この家に住む綾戸幸男さんが刃物で刺されて殺害されているのが見つかったもので、事件発覚から3日目となったきょうも、警察は、現場の住宅で、鑑識活動を行っています。
綾戸さんの遺体は、和室で、毛布をかけられた状態で見つかっていて、その後の取材で、和室に近い住宅の裏口が、ふだんは施錠されているにもかかわらず、遺体が発見された当時は施錠されていなかったことが分かりました。
そのとき、裏のドアはあいとった。
綾戸さんの死因は、刺し傷による出血性ショックで、警察は、何者かが綾戸さんを室内で刺したあと、裏口から逃走した疑いもあると見て調べを進めています。
続いては、緊張が高まる中東情勢です。
大使館を襲撃されたことを受けて、サウジアラビアが3日、イランとの国交を断絶したのに続いて、こちらの隣国バーレーン、そしてアフリカのスーダンが、相次いで国交断絶を発表しました。
さらにUAE・アラブ首長国連邦も、駐イラン大使を呼び戻すなど、サウジアラビアと同じく、イスラム教スンニ派が影響力を持つ中東の各国で、同調する動きが広がっています。
これに対して、アメリカやロシアが仲介に向けた動きを見せ始めています。
サウジアラビアの外相は4日、ロイター通信のインタビューで、今回の混乱はイランの責任だと強調し、航空機の行き来や貿易など、民間レベルの交流も断つ考えを示しました。
またイラン側も次のように反発しています。
一方で、仲介に乗り出す動きも出始めています。
アメリカ政府は、ケリー国務長官が、周辺国の指導者などと対話を続けているとしていて、過激派組織イスラム国を巡る問題解決のためにも、各国の協調が重要だと呼びかけています。
国連のパン・ギムン事務総長も、サウジアラビアとイランの外相と電話会談し、それぞれに自制を求めました。
さらに、ロシア政府も必要な支援を講じる用意があると、仲介に乗り出す意向を示していて、波紋は主要な関係国にも広がっています。
韓国の格安航空会社、ジンエアーの旅客機が3日、ドアが完全に閉まっていない状態で飛行していたことが分かり、韓国の国土交通省が調査に乗り出しました。
これは飛行中の旅客機内部の映像です。
空気が漏れる音が聞こえ、ドアの部分に隙間が出来ているのが分かります。
フィリピン・セブから、韓国・プサンに向かっていたジンエアー機が、離陸後、高度およそ3000メートルを飛行中に、手の指が入るほどの隙間が空いていたことが判明し、セブに引き返すトラブルがありました。
乗客163人のうち、一部が頭痛などの症状を訴えました。
韓国では、去年12月にも別のLCC機が急降下するトラブルがあったばかりで、韓国の国土交通省は、国内のLCC6社に対して、特別安全点検を行うと発表しています。
さて、2016年を占う新春デスクリポート。
2日目のきょうは、社会部です。
ことしは大きな国際行事が予定されているほか、防災に関する新たな対策も始まります。
土門デスクの報告です。
ことしは年明け早々に予定されている、天皇皇后両陛下のフィリピン親善訪問や、8年ぶりに日本で開催されるサミットなど、大きな行事を迎えます。
ことしは日本とフィリピンの国交正常化60年に当たり、両陛下は今月26日から5日間の日程で、フィリピンを公式訪問されます。
フィリピンは50万人を超える日本兵を含め、多くの人たちが犠牲となった先の大戦最大の激戦地で、両陛下の希望により、日本とフィリピンのそれぞれの戦没者慰霊碑での慰霊も予定されています。
両陛下は海外の戦没者を追悼する慰霊の旅として、2005年にはサイパン、去年はパラオを訪問するなど、海外での慰霊も強い希望で行われてきました。
両陛下のフィリピン訪問は、1962年以来、54年ぶりですが、天皇皇后として訪問されるのは初めてです。
またことし5月には、三重県で伊勢志摩サミットが開催されます。
2008年の北海道洞爺湖サミット以来の日本開催となり、テロへの警備対応が注目されます。
世界中で大規模なイスラム国などのテロが続く中、日本でのテロ発生の可能性はないとはいえません。
2005年にイギリスで開かれたサミットでは、首都ロンドンで同時多発テロが起きていることなどから、警視庁は、首都東京こそ主戦場として、警備に万全を期す方針を示しているほか、警察庁は、テロリストの入国阻止など、関係機関との連携を強化する方針です。
そしてことしは、火山監視体制の強化の年といえます。
去年は、鹿児島県の口永良部島や、群馬県と長野県にまたがる浅間山などで、噴火が発生するなど、列島各地で火山活動が活発化しました。
これを受けて気象庁は、今年度には、火山の監視を行う職員を、これまでの1.5倍に増やすほか、地下のマグマの動きをコンピューターで可視化するなど、監視体制を大きく強化する予定です。
今後は観測された火山活動の兆候が、実際の噴火につながるのかどうか、適切な事前評価をしていくことが課題となります。
では続いてワールドトピックスです。
大量の毛を揺らしながら、元気に走るのは、羊のシェイラちゃんです。
2010年、
けさ早く、大阪市大正区のコンビニエンスストアで男が店員にエアガンを突きつけおよそ9万円を奪って逃走しました。
午前5時頃、大正区泉尾のローソン泉尾四丁目店で、カウンターにいた女性店員
(31)に男が「金を出せ」と脅しました。
警察によりますと男はプラスチック製のエアガンを店員に突き付け、レジに入っていたおよそ9万円を奪い歩いて逃げたということです。
当時店に客はおらず、店員にけがはありませんでした。
男の年齢は20代から30代、身長は170センチから180センチくらいで、ニット帽とマフラーで顔を隠していたということです。
警察は強盗事件として店の防犯カメラを確認するなど、男の行方を探しています。
華道の家元、池坊では全国から門下生が集まり、ことし初めての花を生ける「初生け式」が行われました。
室町時代から続く初生け式は新年の初めに花を生けて新春を祝います。
京都市内にある池坊の家元道場には、6歳の園児から95歳の女性まで全国からおよそ1500人の門下生が集まり、次期家元の指導を受けながら花を生けていきました。
門下生たちはことし1年の願いを込め、思い思いの花を生けていました。
徳島県阿南市では、明後日の七草の節句を前に春の七草の出荷が、行われています。
阿南市では、20年程前、畑のあぜ道に生えていた春の七草を集めて出荷したところ人気を呼び今では、地元の農家が春の七草を栽培しています。
農家の人は収穫した七草をきれいに水洗いして、傷んだり汚れた部分を、丁寧に取り除き、パックに詰めていきます。
春の七草の出荷は、きょうまで続き、およそ22万パックが、京阪神方面へと送られるということです。
和歌山県新宮警察署では、将来必ず起きると言われている「南海トラフ巨大地震」に備え、若手警察官らが救助の際などに使うエンジンカッターやチェーンソーの習熟訓練を行いました。
和歌山県警では4年前から毎月5日を「災害に備える日」と定め、こうした訓練や防災意識を高める活動を行っています。
きょう参加した警察官のほとんどは初めての災害訓練で、地震が発生して大津波警報が出た際にどう行動すべきか、地図上で確認する作業も行われました。
2016/01/05(火) 11:30〜11:55
関西テレビ1
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